大きな事件が発生すると、防犯カメラの画像をテレビや新聞で見かけることがあると思いますが、
大体の画像が妙に荒い画像で、もっと綺麗な画像にすれば犯人を見つけやすいのにと思った事は
ありませんか?
実はこれには大きく2つの理由があります。
1つ目は、綺麗で鮮明な画像はデータの量が多くなり、保存する為の設備が大きくなることがあり
ます。最近はハードディスクの容量も大きくなっているので大丈夫では?と思うかもしれません
が、24時間監視している場合にはあっという間に一杯になってしまうことも考えられます。
2つ目は、プライバシーの問題です。監視カメラにはカメラの近くを通る様々な方の顔や姿が映り
ますが、もちろん犯罪などしていない方も入ります。その時、あまりにきれいな画像だと簡単に
個人を特定できるので「肖像権」などの問題になることがあるため、最低限の画質にして、犯人
検挙の時だけ必要な場所を取り出すことが行われているそうです。
ご自宅で監視カメラを設置される場合も、あまりに鮮明だと後々問題になることもあります。設置
の際は専門業者に依頼して、適切な画質のものを設置してもらうことをお勧めします、