車を放置してもバッテリー上がりにならない!スパナ1本でできる予防方法
「海外旅行や入院で長期間車を使わないけど、バッテリーは上がってしまう?」
「車を使わない間にバッテリーが上がらないようにしたい」
車を長期間放置していると、バッテリー上がりをおこして車が発進できなくなってしまうおそれがあります。
しかしこのバッテリー上がりは予防することが可能なので、長期間車を使わない予定の方はしっかり予防しておきましょう。
このコラムでは、車を長期間保管する際のバッテリー上がりの予防策や、そのほかの注意点についてご紹介します。
また、もしバッテリーが上がってしまったときに直す方法についてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んでいただければ、長期の保管後もバッテリー上がりを起こさず車が使えるようになります!
バッテリー上がりの対処をご自身でおこなうのが難しい場合はカーバッテリー110番までご相談ください。
24時間無料の相談窓口までお問い合わせしていただければ、経験豊富なプロをすぐにご紹介いたします。
バッテリー上がりは長時間の放置で起こる?対処法も解説
車のバッテリーは、運転をしていない間も徐々に放電されていきます。
そのため、長期間車に乗らない状態が続くと、バッテリーが上がってしまうことがあるのです。
この章では、バッテリーが上がってしまうまでの期間や予防策についてご紹介していきます。
約1カ月の放置でバッテリーは上がってしまう
バッテリーが上がるまでの期間は、バッテリーの劣化状態によって大きく異なってきます。
新品のバッテリーだと半年以上放置しても大丈夫なケースもありますが、バッテリーが劣化していると数日~数週間程度でバッテリーが上がってしまうこともあるようです。
一般的には、約1カ月の放置でバッテリーが上がってしまうとされています。
一度バッテリー上がりをおこしているバッテリーは、劣化が激しくなっているため、短期間の放置でもバッテリーが上がりやすいです。
また、周囲の気温が低い冬場はバッテリー液の温度が低下して化学反応が鈍くなるため、バッテリーが上がりやすくなってしまいます。
バッテリーのマイナス端子を外しておこう
長期間車に乗らないということであれば、バッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。
車は動かしていないときでも、コンピューターの情報を保持するためや、時計を動かすためなどで、待機電力というものを消費しています。
待機電力が消費されることでもバッテリー上がりが起きてしまうおそれがあるのです。
そのため、バッテリー上がりを防ぐためには、待機電力の消費も抑えなければなりません。
待機電力の消費は、バッテリーのマイナス端子を外すことで、大幅に抑えることが可能になります。
長時間乗車しないときは、マイナス端子を外すとよいでしょう。
その点は考慮したうえで、待機電力の抑制を優先するのであれば、マイナス端子を外してしまいましょう。
バッテリーのマイナス端子は、スパナがあれば外すことができます。
車のボンネットを開けて、バッテリーのマイナス端子部分についているナットをスパナで外せば完了です。
バッテリーのマイナス端子を外すときに気をつけること
マイナス端子を抜くとバッテリーが上がりにくくなりますが、車のオーディオや時計などの設定がリセットされてしまいます。
場合によっては、パワーウィンドウの設定が初期化されてしまい、自動で窓を全開/全閉するオート機能が利用できなくなることもあるため注意しましょう。
学習機能つきのパワーウィンドウの場合は、オート機能を再設定することもできるため、取扱説明書などを確認してみてください。
また、取り外したマイナス端子側のケーブルが、プラス端子に触れないように注意する必要があります。
万が一ケーブルが端子に触れてしまうと、バッテリーがショートしてしまうおそれがあるのです。
ショートすることを回避するためにも、ケーブルの先に電気を通さない布やテープなどを巻いておくことをおすすめします。
素早くバッテリー上がりを直すなら業者依頼がおすすめ
バッテリー上がりは、車を長期間放置することによって発生する可能性があります。
久々に運転しようと思ったときに、車が動かないで困ってしまうことがあるのです。
とくに、用事がある場合などは、すぐにでも車に動いてほしいのではないでしょうか。
車のバッテリー上がりでお困りの際は、バッテリー上がりを解決しているプロの業者に依頼すれば、素早く対処してくれるのでおすすめです。
弊社が運営する「カーバッテリー110番」には、カーバッテリーのプロが数多く加盟しています。
お客様のご要望をしっかりお聞きし、ピッタリのプロをすぐに手配いたします。
バッテリー上がりに対応してくれる業者をお探しの際は、ぜひカーバッテリー110番までお問い合わせください。
車を長期保管する場合、事前にやっておくべきこと
バッテリー上がりは、長期間車を利用しないでいると発生しやすいです。
しかし、車を長期間保管する場合は、バッテリー上がり以外にも気をつけるべき点がいくつかあります。
この章では、車を長期間保安する際にやっておくとよいことを以下の5つご紹介していきます。
出張などで長期間車を利用する予定のない方は、ぜひとも参考にしてみてください。
- ガソリンを空にしておく
- タイヤを浮かせておく
- ボディカバーをかけておく
- サイドブレーキは解除しておく
- 事前に新しいエンジンオイルに交換する
ガソリンを空にしておく
ガソリンは、空気に触れていると酸化して変質する性質があります。
ガソリンが変質すると、ガソリンタンクを腐食させて穴を開けてしまうことがあるのです。
そのため、長期間車を保管する場合は、ガソリンを抜いてタンクに穴が開くのを防ぎましょう。
反対に、ガソリンを満タンにしてタンク内に空気が入り込むスペースを少なくすることによって、ガソリンを酸化させにくくするのもひとつの手です。
ガソリンを満タンにして車を長期保管する場合は、ガソリン用の劣化防止剤を利用すると効果的です。
しかし、数年単位で車を利用しないという場合は防止剤の効果も切れてしまうため、その場合はガソリンを抜いてタンクを空にする方法をおすすめします。
タイヤを浮かせておく
長期間車を保管していると、車の重みによってタイヤが変形してしまうことがあります。
変形したタイヤで車を走らせていると、突然バーストすることもあり大変危険です。
そのため、ジャッキという工具で車を浮かせ、タイヤが変形しないようにしましょう。
ボディカバーをかけておく
車のボディカバーをかけておくことによって、直射日光や風雨などで車が傷つくのをある程度防ぐことができます。
屋内保管をする場合であってもホコリがついて汚れるのを防げるため、なるべくカバーをかけておくことをおすすめします。
サイドブレーキは解除しておく
長期間車のサイドブレーキかけたままにしていると、ブレーキが固着して切り替えられなくなってしまうことがあります。
当然、この状態になってしまうとサイドブレーキがかかったままになるので、車を発進させることもできなくなってしまいます。
そのため、長期間車を動かさない場合はサイドブレーキを解除し、タイヤに車止めをかませた状態で保管しましょう。
事前に新しいエンジンオイルに交換する
エンジオンオイルが劣化すると車の燃費が悪くなったり、エンジンの騒音が大きくなったりなどの症状がでてしまいます。
そのため、車を長期保管する前にエンジンオイルを交換しておき、再び車を運転する際にエンジンが問題なく稼働できる状態にしておきましょう。
長期保管が終わったら必ず点検を!
車の長期間保管は、さまざまな不具合が発生しやすいです。
そのため、しっかりと長期間放置の対策をしてある場合でも、長期保管後は必ず車の点検をしてください。
また、長期保管により車がバッテリー上がりをおこしている場合は、ロードサービスやカーバッテリーの救援業者などに対応を依頼することをおすすめします。
バッテリー上がりは突然起こってしまうこともあります。
突然のことだと、どの業者に依頼したらいいかわからない方も多いかと思います。
業者選びでお困りの方はぜひカーバッテリー110番までご相談ください。
弊社に加盟するプロをすぐにご紹介します。
カーバッテリー110番は全国24時間365日【対応】可能ですので、お困りの際はいつでもお問い合わせください。
バッテリー上がりを自分で直す方法は
車を長期保管していると、バッテリーが上がってしまうことがあります。
バッテリー上がりを引き起こしてしまうと車が動かせないため、車を使う用事がある場合は困りますよね。
そこで、この章ではバッテリー上がりの対処方法を以下の4つご紹介していきます。
- 救援車からバッテリーの電力をわけてもらう
- ジャンプスターターを使う
- ロードサービスに連絡する
- プロに依頼する
救援車からバッテリーの電力をわけてもらう
車のバッテリーが上がってしまった際のメジャーな対処方法は、ほかの車(救援車)からバッテリーの電力を一時的に使って自車のエンジンをかける「ジャンプスタート」です。
または、バッテリーが上がった車のバッテリーと救援車のバッテリーを「ブースターケーブル」でつなぐことで、上がってしまったバッテリーの充電をおこなう方法もあります。
周りに救援車がいない場合やブースターケーブルがない場合は、以下の方法を試してみてください。
ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターとは、車を充電できるモバイルバッテリーのようなものです。
車のバッテリーとジャンプスターターをつなげば充電がおこなえるため、救援車がなくてもおこなえる対処方法です。
ジャンプスターターが手元にない場合は、カー用品店を探してみることをおすすめします。
詳しくは、バッテリーが上がった後の対処法について解説している記事をご覧ください。
ロードサービスに連絡する
加入している自動車保険がロードサービスを利用できるものである場合は、そちらを利用することをおすすめします。
保険によって、バッテリー上がりの対処にかかる料金が異なるため、事前によく確認しておきましょう。
また、バッテリー上がりが車の長期間保管により発生している場合は、バッテリーが劣化していて交換が必要なケースがあります。
そのような場合は、「バッテリー上がりの対処」ではなく「バッテリー交換」になることもあり、対応料金が異なってくるため注意しましょう。
プロに依頼する
周りに救援車がいなかったり、ジャンプスターターが手元になかったり、自動車保険にロードサービスが付帯していないなどの場合は、プロに依頼をすることをおすすめします。
カーバッテリー110番には、カーバッテリーのバッテリー上がりに対処できる経験豊富なプロが数多く加盟しております。
無料の相談窓口までご連絡していただければ、すぐにお客様にぴったりのプロをご紹介いたします。
ご相談やお見積もりは無料(※)ですので、初めての方でも安心してご利用していただけます。
早朝でも深夜でも、お客様のご都合のいいときにいつでもお気軽にご相談ください。
(※)対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。
まとめ
最後に、この記事の要点をまとめました。
- 約1ヵ月の放置でバッテリーは上がってしまう
- 長期間車に乗らない場合はマイナス端子を外す
- 外す際はマイナス端子側のケーブルがプラス端子に触れないようにする
すでにバッテリー上がりを起こしてしまった場合、バッテリーが劣化して上がりやすくなっているおそれがあります。
そのような場合はバッテリーを新品に交換して根本的に解決しましょう!
カーバッテリー110番はエンジン始動ブースターサービスと、バッテリー交換サービス(※)を承っています。
全国にある弊社加盟店が迅速に対応に向かいますので、ぜひお任せください。
※バッテリー交換の対応エリアは「東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・愛知県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県」です。