ムーヴのバッテリーが上がってしまった!応急処置での方法を紹介!

ムーヴのバッテリーが上がってしまったら自分で応急処置することが可能です。しかし応急処置をするには、近くに知り合いの車があるか、もしくは専用の道具が必要です。そのため、道具がない場合は車のトラブルに対応している業者やJAFなどのロードサービスに依頼することをおすすめします。

この記事ではムーヴのバッテリーが上がってしまったときの、ブースターケーブルを使って他車から電気を分けてもらう方法やジャンプスターターを使って応急処置をする方法を紹介していきます。早急な対処が必要な際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

ムーヴのバッテリー上がり応急処置

バッテリーが上がっても自分で応急処置することができるのです。そのためには、症状を理解し、正しい対処をする必要があります。間違った方法でおこなってしまうとリモコンが使えなくなり車内に入れないなどのトラブルが発生するおそれがあるのです。

また、車のエンジンがかからないといってバッテリー上がりが原因とはかぎりません。バッテリー上がりと勘違いしやすい症状もご紹介しますので確認していきましょう。

バッテリー上がりと勘違いしやすい症状

バッテリー上がりと勘違いしやすい症状

バッテリー上がりとよく似ている症状のひとつにガス欠が考えられます。燃料タンクのガソリンを全て使いきってしまうとエンジンがかからないのです。まずは車のガソリンがあるかどうか確認してみましょう。ほかにも、バッテリーの接続部分がゆるんでいたり外れていたりしてしまうとエンジンがかかりません。

バッテリー上がりになるような覚えがないときは、このようなことが原因でエンジンがかからないこともあります。対処法としては、バッテリーの接続部分を確認し、ゆるんでいたらレンチなどでしっかり締めるだけです。これでトラブルが解消するかもしれません。

【1】救援車に協力してもらう方法

バッテリーが上がってしまっても、ほかの車(救援車)から電気をもらってエンジンを始動させることができます。この方法をおこなうときは、バッテリー同士の端子をつなぐブースターケーブルが必要です。ホームセンターやカー用品店で購入することができます。では、やり方を紹介します。自車と救援車のバッテリーを近づけるように車を止めてください。

そうしたら、救援車のエンジンを切って、バッテリーのプラスとマイナスの端子の位置を確認し、つないできます。つなぐときは順番があるので間違えないようにしてください。順番は、先にプラス端子をつなぎ、次にマイナス端子をつなぎましょう。

このとき、ケーブルの端子が車体に当たってしまうとショートすることがあります。順番を間違ってしまうとショートする危険性やダメージが大きくなってしまうので、この順番はしっかり守りましょう。

ケーブルがつながったら救援車のエンジンをかけて、アクセルを強く踏みこんでください。踏みこむことで回転数が上がっているのでそのままにして、2~3分経過したらしたら自車のエンジンを始動させましょう。エンジンが始動したら、ケーブルをつなぐ流れとは逆の順番で取り外して完了です。

しかし、この方法は、救援車にハイブリッド車は使用できないので注意してください。なぜなら、ハイブリッド車はバッテリーが2つあり、電圧が異なるため車種によってはハイブリッドシステムが故障するなどのトラブルにつながるおそれがあるのです。

【2】ジャンプスターター使う方法

救援車がいない場合は、ジャンプスターターを使って自分ひとりで対処する方法があります。ジャンプスターターとは、バッテリーとブースターケーブルがセットになっているもので、バッテリーが上がってしまったときにひとりでもエンジンをかけられるようになる便利アイテムです。

ジャンプスターターは、カー用品店などで比較的手に入りやすいものなので、非常用として用意しておくとよいでしょう。やり方は次のとおりです。ジャンプスターターのケーブルを自車のバッテリーに接続してください。はじめに、赤いケーブルをバッテリーのプラス端子につなぎます。

つぎに、黒いケーブルはバッテリーのマイナス端子につなぎます。つないだケーブルをジャンプスターターにつなぎましょう。お互いつないだら、ジャンプスターターの電源を入れて50~60秒ほど待ちます。電源が入ったら車のエンジンが始動するか確認してください。

スターターが稼働し、エンジンがかれば完了です。エンジンが無事かかったら、ジャンプスターターの電源を切って、ケーブルを外していきましょう。ケーブルは、つなぐときと逆で先にマイナス端子を外してからプラス端子を外します。

【3】バッテリーを交換する

ムーヴのバッテリーの交換方法は、まず、バッテリー型番を知る必要があります。バッテリーといっても種類が豊富で、適したサイズを購入しないとはまらないことがあるのです。そのため、型番を事前にチェックしてから購入してください。

型番を知るためには、まず適合バッテリーを選ぶために自分の車の車両形式と年式を確認しましょう。次に適合バッテリーの型番を確認するのですが、ムーヴの場合、適合バッテリーは「M-55」「60B19L」のどちらかになります。

ムーヴのバッテリーは、基本的にアイドリングストップ車が「M-55」、それ以外が「60B19L」となりますが、あくまで参考程度にしておいてください。わからなければ業者やメーカーに問い合わせるようにしましょう。バッテリーの型番の見方ですが、「M-55」の場合、M=サイズ、55=性能ランクを意味します。

バッテリーを交換するときは、あくまで選択肢のひとつにしておいてください。バッテリーの交換は、難しいほか手順を間違えると端子がショートするほかオイルに引火などして爆発する事故につながるおそれがあるのです。そのため自分でおこなうのに自信がない人は、プロに依頼することをおすすめします。

バッテリーが復活したら必ず充電!

バッテリーが復活したら、30分程度運転して充電することが大切です。バッテリーは車を走行することで徐々に充電されます。しかし、短時間だけでは十分に充電されずに、またバッテリーが上がってしまうおそれがあります。そのため、しばらく運転してバッテリーを充電することをおすすめします。

救援車が近くにない場合や、ジャンプスターターを持っていない人は、すぐに車のトラブルに対応している業者に依頼することをおすすめします。放置しておくとリモコンが作動せず、車内に入れないなどトラブルが悪化するおそれがあります。そうならないためにもすぐに対処していきましょう。

自力で復旧できない場合は……?

バッテリーが上がったとき、自分でおこなうのに不安や自信がない人もいるでしょう。正しい知識を持っていない人がおこなうと思わぬ事故につながるおそれがあります。そんなときは、すぐにプロに依頼しましょう。JAFや自動車保険に加入している人は、付帯するロードサービスで適応されることがあります。そのため、どんなサービスがついているか確認してみましょう。

ムーヴのバッテリー上がりを業者に対処法してもらう

車を使いたいのにエンジンがかからないなどのトラブルが起きたらすぐに業者に依頼し、解決していきましょう。業者は、修理経験が豊富なためすぐにトラブルを解決してくれます。自分で解決できない場合は、まず、加入している業者に相談してみましょう。もしかしたら、費用を抑えられるかもしれません。

【1】JAFのロードサービスに依頼する

【1】JAFのロードサービスに依頼する

JAFの会員であれば、バッテリー上がりを無料で依頼することができます。また、タイヤがパンクしたりしても無料で受けられるサービスが充実しているので一度内容を確認してみてはいかがでしょうか。

【2】自動車保険のロードサービスに依頼する

自動車保険でロードサービスがある場合は、保険会社のサービスセンターに連絡しましょう。保険に付与しているロードサービスには、バッテリー上がりを無料でできるほか、旅行先の宿泊費を一部負担してくれることがあります。保険会社によっては、サービスの種類がさまざまなので一度、どんなサービスが受けられるか確認してください。

【3】バッテリー上がりの業者に依頼する

JAFや保険のロードサービスに加入されていない人は、車のトラブルに対応してくれる業者に依頼しましょう。業者は、自宅以外でも、旅行先でも出張可能です。また、業者は、会員登録する必要がないので手間がかかりません。また、電話で依頼するだけですぐに現場にかけつけてくれます。

「カーバッテリー110番」は、全国の加盟店と提携しているため、場所によっては最短5分で到着することが可能です。また、365日いつでも対応してくれます。車のトラブルはいつ起こるか予測できません。そのため、気軽に問い合わせできる業者を選んでおくことをおすすめします。

費用の相場

業者に依頼するときは、どのくらい費用がかかるか気になる人も少なくありません。そのため、あらかじめどのくらいの費用がかかるか知っておくと安心するのではないでしょうか。ここでは、業者に依頼するときの費用の相場をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

・バッテリー上がり救援 8,000円~
この費用はあくまで参考程度にしてください。費用は、トラブル現場までの出張距離や作業場所によって変動することがあります。上記の費用相場といくらか差がでることも想定されるため、依頼するときは、最初に見積りをとるとよいでしょう。

「カーバッテリー110番」は現場で見積りを提示し、その費用に納得していただいてから作業を開始します。また、悩みをしっかり聞くことで安心してご利用してもらえるよう、わかりやすくご説明いたします。車のトラブルで困ったことがあれば、気軽に相談してください。

バッテリー上りが起きる原因とは?

車のトラブルで一番多いのが、バッテリー上がりです。原因を理解して、普段から気を付けることで未然に防ぐことができます。未然に防ぐためにもどんなことが原因になるのか確認していきましょう。

【1】ライトのつけっぱなし

【1】ライトのつけっぱなし

バッテリーが上がる原因の多くは、ライトの消し忘れです。ヘッドライトや車内のライトはつけっぱなしだとバッテリーの電力が消耗されていきます。そのため、車から降りるときは、ライトが消えているか確認するようにしましょう。

【2】空調の使い過ぎ

夏に冷房、冬に暖房を最大で使い続けるとバッテリーが上がる原因につながります。そのため、空調を使うときは、できるだけ必要限度にとどめておきましょう。

【3】長い間車を放置していた

普段、車を乗らなさすぎるのも原因のひとつです。車は時計やカーナビなど電気で動くものがいくつかあります。そのため、車に乗っていなくても少しずつ電気を消費しているのです。バッテリーが上がらないようにするためには、週に一度は車に乗るようにしてください。

【4】バッテリーの寿命

車のバッテリーの寿命は約2~3年といわれています。使用頻度によって誤差はありますが、寿命をすぎたものを使っていくと機能が低下する原因になるのです。寿命をすぎたバッテリーは膨張するので一度、確認することをおすすめします。

バッテリー上がりを予防するには?

愛車にトラブルが起きると悲しくなりますよね。また、バッテリー上がりを応急処置するのは、手間も費用もかかるのでさけたいでしょう。そこで、自分でもできる予防方法をご紹介しますのでぜひ試してみてください。

・定期的にバッテリーの電圧測定をおこなう
バッテリーの電圧は定期的に測定することをおすすめします。月に1回でもよいので数値を知っておきましょう。電圧は、テスターという機器で確認することができます。この機器は、ガソリンスタンドなどで無料測定できるのでぜひご利用ください。バッテリーの正常電圧の数値は、以下のとおりですので覚えておきましょう。

  • エンジン始動後:13.0V前後
  • エンジン停止時:12.0V前後

 

環境によっては数字に誤差が生じるため、あくまで参考程度にしてください。

・アイドリングをするか車を走行させる
アイドリングとは、その場に停車しながらエンジンを稼働させている状態のことです。バッテリーは、車を動かすだけで充電できるのです。そのため、日ごろから車を動かす習慣をつけてください。普段車に乗らないのであれば、アイドリングを約30分おこないましょう。車を走行させるときは、約10分おこないましょう。

・バッテリーのマイナス端子を外す
仕事などで1ヶ月以上も車に乗らない場合は、バッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。これだけで、電気の消費がおさえられるのです。スパナの工具があれば取り外すことができますが、自分で取り外す自信がない人は業者に依頼してください。

車を使わないときは、できるだけバッテリーが上がらないよう予防することが大切です。手間かもしれませんが、大事な愛車をより長く安全に保つためにはメンテナンスがとても大切です。バッテリーが上がってしまってもあわてず、ご紹介した方法を試してみてください。自分でおこなうのに不安があれば、早めに業者に依頼しましょう。

業者は、経験豊富ためスピーディーにトラブルを解決します。「カーバッテリー110番」は、365日いつでも電話で相談できます。お盆や年末年始など長期連休でも気軽にお問合せください。バッテリー上がりは放置すると車が動かないなどトラブルが悪化するおそれがあります、早めに対処して解決していきましょう。

※必ず利用規約、プライバシーポリシーをご確認のうえお問合せください。