トラックのバッテリー寿命と充電器で充電する方法！交換方法も解説
「トラックを長年使っており、エンジンがかかりにくい……」という場合はトラックのバッテリーの寿命が過ぎているかもしれません。そんなときはバッテリーの交換をするようにしましょう。もし寿命が過ぎたものを使い続けていると、突然バッテリー上がりが起きてしまうかもしれません。
本コラムでは、トラックのバッテリーの寿命や交換が必要な症状についてお教えします。バッテリーの交換が必要な場合は、これからご紹介する依頼先に頼む方法や自分でおこなう方法を参考にしてみてください。
トラックのバッテリーの寿命
トラックのバッテリーの寿命がきたときは、上がってしまう前に交換するようにしましょう。使っているトラックの寿命が過ぎていないか確認して、過ぎていなければここで紹介する【寿命が短くなる使い方】に気を付けながら運転することをおすすめします。ここからは、トラックのバッテリーの寿命についてご紹介します。
バッテリーの寿命が過ぎるとどうなるの？
はじめに、トラックのバッテリーの平均的な寿命は約3～5年といわれています。これは一般的な普通車とあまり変わりません。
バッテリーの寿命が近づくとバッテリーが上がりやすくなり、冬場などにエンジンがかかりづらくなる、エンストが起こりやすくなる、ヘッドライトが暗くなるなどの不具合が発生することがあります。また、このような状況になる前に、エンジンがかからなくなってしまうこともあるので、異変を感じたときは早めに解決することが大切です。
もしも、トラックがバッテリー上がりになってしまったときはこちらを参考にしてみてください。
【トラックでバッテリー上がりが起きたときの対処法と対策法を紹介】
バッテリーの寿命を縮める使い方に注意しよう！
バッテリーの寿命は約3~5年の寿命といわれていますが、使い方によっては2年ほどしか使えなくなってしまうこともあります。たとえば、エンジンをかける・切る操作を頻繁におこなったり、外気によってバッテリーが極度に冷えたり、熱くなったりすると寿命が縮まってしまいます。
また、トラックに乗らない期間が長くなると寿命も縮まるので注意しましょう。寿命を延ばすには、定期的にトラックを稼働させることが大切です。トラックに乗らない期間をできるだけ作らないようにするようにしましょう。
ほかにも、バッテリーの温度の変化が激しくなりがちな夏や冬にメンテナンスをしておくというのも有効な対策です。業者などへ依頼して定期的にメンテナンスをおこなうことで、突然のトラブルを未然に防ぐことができます。
万が一バッテリーが上がってしまったら、弊社におまかせください。弊社ではお近くの加盟店の業者を派遣することができますので、ご用件がございましたら、お気軽にご依頼ください。
トラックのバッテリー交換が依頼できる場所
これまで、トラックのバッテリーの寿命が近づいたときは、早めに交換するほうがいいとご説明してきました。実際に、トラックのバッテリーを交換できる場所は以下のとおりです。
・ディーラー
車のことについて熟知している整備士さんへ依頼することで、正確な手順で交換をしてもらうことができるでしょう。料金面ではほかの依頼先に比べて少し高くなる傾向があります。
・ガソリンスタンド
普段運転中に立ち寄るガソリンスタンドでも、バッテリーの交換をおこなうことができます。手軽にバッテリーを交換できるだけでなく、ガソリンも一緒に入れていくことができるので便利です。バッテリーの種類は少ないので注意しましょう。
・カー用品店
カーナビやホイールなどのパーツを専門に取り扱うカー用品店でもバッテリー交換をしてもらうことができます。店舗によっては無料でバッテリーの点検をおこなってもらうことができたり、その場で新しいバッテリーを買って交換が可能だったりします。カー用品店によってサービスが異なるので、事前に調べてからいくようにしましょう。
トラックのバッテリーは自分で交換することも可能です
トラックのバッテリーの交換は、正しい知識を持ったうえであれば自分でもおこなうことができます。ここでは、自分で交換する際の手順についてご説明しましょう。
バッテリーの選び方
交換したいバッテリーと同じ形式のものを選びましょう。バッテリーの性能ランクやサイズなどを確認し、互換性があるかどうか確認してください。
性能ランクは初めに書いてある数字で、大きい数値であればあるほど電力の容量が大きいです。次に書いてあるAからHのアルファベットは高さと横幅、その次に書かれている数字は横幅の長さ、RかLはマイナス端子が左右のどちらにあるかを示しています。
もし、【55B19L】の場合、55は性能ランク、Bは高さと横幅、19は横幅の長さ、Lは左側にマイナス端子があることを示しています。なお、トラックのバッテリーは、12Vを2つ直列つなぎで使われていることが多いです。
バッテリーが用意できたら、交換に必要なものをそろえていきましょう。バッテリーを交換する前に、準備しておくものは以下のとおりです。
準備するもの
- 新しいバッテリー
- ボックスレンチ
- 軍手
バッテリーの交換手順
トラックのバッテリーは12Vが直列つなぎで使われているので両方とも取り外す必要があります。
【取り外すとき】
- トラックに接続されているバッテリーのマイナス端子の配線を外す
- トラックに接続されているバッテリーのプラス端子の配線を外す
- バッテリーにつながっているマイナス端子を外す
- バッテリーにつながっているプラス端子を外す
バッテリーの端子はナットで固定されています。ナットは固く締まっているので、ボックスレンチで緩めてから外すようにしましょう。
【取り付けるとき】
取り外す際と反対の手順で接続していきます。ボックスレンチで緩めたナットは締めるようにしましょう。
トラックのバッテリー上がりを充電器で予防しよう！
トラックを運転する方のなかには、「突然トラックのバッテリーが上がってしまったら不安だ」という方もいるかもしれません。そんな方には、カーバッテリー用の充電器で充電する方法がおすすめです。ここからは、トラックのバッテリー上がりを充電器で予防する方法についてご説明します。充電器を活用したいとお考えの方はご参考ください。
バッテリーの充電が必要なケース
トラックのバッテリーを充電したほうがいいタイミングは、以下のようなケースです。
- すでにバッテリーが上がってしまった場合
- エンジンの音が弱かったり、始動が遅かったりするなど電力低下がみられる場合
- バッテリーの電圧が約25.2V以下の場合
上記のような場合は、電力低下などの理由でバッテリーが弱体しているので、充電もしくは交換をするようにしましょう。
バッテリーを充電器で充電するメリット
車は基本的に走行することで発電し、充電されます。しかし、充電器を使用することで、エンジンを始動させなくとも充電をすることが可能です。「車の走行ができないけど充電したい」といった場合や、「急にバッテリーが上がってしまった！」といった場合に役立ちます。
充電器を使用したバッテリーの充電方法
【充電に必要なもの】
- 充電器（24Vのもの）
- ブースターケーブル（トラック、大型車用の太いもの）
【充電方法】
- 車のボンネットのなかにあるバッテリーに、ブースターケーブルをつなげる（赤がプラス、黒がマイナスです）
- コンセントに充電器を挿し込み、電源を入れる
- アンペア数・電圧・充電量を確認し、90％を超えたら完了（バッテリーの構造上、100％にはならないといわれています）
もし、トラックのバッテリーが上がった際に充電器や、ブースターケーブルがない場合はロードサービスやカーバッテリー業者を呼び、すぐに対処しましょう。
弊社の加盟店スタッフは、迅速な対応が可能です。「トラックのバッテリーが上がってしまい、すぐに対応している業者を探している」といった場合には、ぜひご活用ください。
