NT100クリッパーバッテリー上がりは交換が早いかも?目安・方法
車がバッテリー上がりを起こして、エンジンがかからなくなってしまった経験ありませんか?NT100クリッパーは仕事用として使っている方が多いと思いますので、急なバッテリー上がりはとても困りますよね。
バッテリーが上がってしまったときの対処方法は大きく分けてふたつあります。それは、バッテリーの復旧とバッテリー交換です。
NT100クリッパーがバッテリー上がりを繰り返すようでしたら、バッテリー交換も視野にいれたほうがよいでしょう。カーバッテリーには寿命がありますので、定期的な交換が必要です。長く使っているバッテリーがバッテリー上がりを起こしてしまったときは交換のサインかもしれません。
NTクリッパーバッテリー上がり解決法は2択!
NT100クリッパーがバッテリー上がりを起こしてしまったら、以下のふたつの解決方法があります。
- ・バッテリーを復旧させてエンジンを再始動させる
- ・バッテリー自体を交換する
この2つの方法はバッテリーの状態によってどちらの方法が適切かが変わります。そのため、バッテリー上がりを起こしてしまったら、応急処置でなんとか復旧させるべきなのか、バッテリーを交換する必要があるのかを正しく見極める必要があります。
【1】バッテリーを復旧させてエンジンを再始動
応急処置的に車を動かすための復旧方法として「ジャンプスタート」という方法があります。
ジャンプスタートとは、ブースターケーブルという専用のケーブルと他の車のバッテリーをつなぎ、電力をわけてもらってエンジンを始動させる方法です。ジャンピングスターターという、携帯用のバッテリーとつなぐ方法もあります。
ジャンプスタートによってバッテリーの復旧が成功して、しばらく経ってもバッテリー上がりを起こさないようでしたら大丈夫ですが、バッテリー上がりを繰り返してしまうようでしたら、バッテリーの交換をおすすめします。
【2】バッテリー自体を交換
一時的なバッテリー上がりはジャンプスタートを使って解決することができますが、バッテリーが経年劣化している場合、その後もバッテリー上がりを繰り返すことになります。
すでに何回もバッテリー上がりを繰り返している方は、バッテリー交換をしてしまった方がよいでしょう。いつまたバッテリーが上がってしまうか心配な状態で車を使っているのはストレスですよね。
NT100クリッパーのバッテリー上がりが頻繁に起こるようでしたら、バッテリー交換をおすすめします。
長く使っていて劣化の兆候があるならバッテリーを交換しよう
バッテリーには寿命があります。NT100クリッパーがバッテリー上がりを繰り返して困っている方や、バッテリーが劣化してきている兆候がある方は、バッテリー交換をおすすめします。バッテリーを交換することによって、バッテリー上がりの心配が減り、安心して運転をすることができます。
この章ではバッテリーの寿命についてと、バッテリーが劣化している兆候とはどのようなものなのかをご紹介していきます。
バッテリーの具体的な交換方法については、次章の「バッテリーを交換する方法」にて、バッテリー上がりを復旧するジャンプスタートの方法については「バッテリー上がりを自力で復旧させる方法は2つ!」でお伝えしていきます。
バッテリーの耐用年数
バッテリーの寿命は一般的に約2~4年ほどです。しかし、車の使用の仕方によって劣化が速く進むこともあります。
バッテリーの寿命を縮めやすい車の使用の仕方には以下のようなものがあります。
- ・車に乗る頻度が少ない
- ・いちどの運転での走行距離が短い
- ・夜の運転が多い(ライトの使用が多い)
- ・エアコンやオーディオの使用が多い
このように車を使用していると、バッテリーの平均的な寿命より短くなってしまいます。
バッテリー劣化の兆候
バッテリー上がりを起こさないまでも、以下のようなことが起こるのはバッテリー劣化のサインです。
- ・エンジンがかかりにくい
- ・画面の反応が悪い
- ・ヘッドライトが暗い
- ・バッテリー液の減りが速い
バッテリー劣化の兆候はおもに電気系統に現れます。また、バッテリーが劣化しているとエンジンをかけたときの音がいつもより鈍くなります。
以上のようなバッテリー劣化の兆候を感じたら、バッテリー交換のサインかもしれません。自分で判断できないときは、専門知識がある業者などに相談するのがよいでしょう。
バッテリーを交換する方法
バッテリー交換は、カー用品店やディーラー、車の整備工場などでおこなってもらえます。
手順さえ知れば、バッテリーを購入して自分で交換することもできます。さほど難しい作業ではないので、交換の費用を抑えたい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
新品バッテリーを準備しよう
まずは、交換用の新品のバッテリーを準備します。交換用のバッテリーは、基本的に以前使用していたものと同じものを選ぶとよいでしょう。
バッテリーの型番は「排気構造」「バッテリーの容量」「バッテリーのサイズ(長さ)」「端子の位置」をそれぞれ数字やアルファベットで表しています。
バッテリーの容量は異なっても構いませんが、サイズや端子の位置は同じものを選ばないと、バッテリーがうまくはまらないおそれがあります。今使用しているバッテリーの場所を確認して、型番をメモしましょう。
NT100クリッパーのバッテリーは荷台のカーペットをはがしたところにあります。銀色のフタがありますので、それをはずすとバッテリーが姿をあらわし、型番を見ることができます。
バッテリーを交換する手順
バッテリーを交換するときは、取り付けや取り外しに便利な「10mmレンチ」と、手を汚したり怪我を防止したりするための「軍手」を準備しましょう。
では以下の手順でNT100クリッパーのバッテリー交換をおこなっていきましょう。
- 1.エンジンを止める。
- 2.荷台のカーペットをはがし、上蓋をはずす
- 3.10mmレンチを使ってバッテリーのマイナス端子を取り外す
- 4.同じくプラス端子を取り外す。
- 5.バッテリーを固定しているステーを10mmレンチで取り外す
- 6.バッテリーをバッテリートレイに置く
- 7.ステーを取りつける
- 8.プラス端子を取りつける
- 9.マイナス端子を取りつける
- 10.上蓋をはめて、元に戻す
- 11.エンジンがかかるか確認する
エンジンが問題なくかかったらバッテリー交換の完了です。
古いバッテリーを廃棄する方法
車のバッテリーは一般ゴミとして出すことができません。許可なく捨ててしまうと不法投棄になりかねません。
バッテリー交換をカー用品店やディーラーに依頼した際は、古いバッテリーは引き取ってもらえることが多いです。
自分でバッテリー交換をおこなったときは、新しいバッテリーを購入したお店に引き取ってもらうことをおすすめします。無料で引き取ってくれるところもありますが、500円くらい回収料を取られるところもあります。
最近ではインターネット通販でバッテリーを購入する方も多いと思いますが、その場合でも、古いバッテリーを引き取ってくれることがあります。購入先のお店に問い合わせてみましょう。
バッテリー上がりを自力で復旧させる方法は2つ!
この章では、バッテリー上がりを解決する方法をふたつご紹介します。ひとつはジャンプスターターを使う方法、もうひとつはブースターケーブルで救援車とつなぐ方法です。
【方法1】ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターという携帯用のバッテリーを車にのせておくと、いざというときに自分でバッテリー上がりを解決することができます。
以下がジャンプスターターを使ったバッテリーの復旧方法の手順です。
- 1. ジャンプスターターのケーブルをバッテリーにつなぎましょう。赤色のケーブルをバッテリーのプラス側に、黒色のケーブルをバッテリーのマイナス側につないでください。
- 2. ジャンプスターターのケーブルをジャンプスターター本体のソケットにさしこみ、つなぎます。
- 3. 自動的にジャンプスターターが点滅しはじめ、充電を開始します。
- 4. しばらく経って充電完了のサインがでたら、エンジンをかけましょう。
- 5. エンジンがかかったら、すぐにケーブルをジャンプスターターの本体のソケットから抜いてください。
- 6. 次に、ケーブルとバッテリーをはずしていきましょう。
以上の手順がジャンプスターターを使ったバッテリー上がりの復旧方法です。
【方法2】ブースターケーブルで救援車とつなぐ
ブースターケーブルという赤色と黒色の2本のケーブルと、バッテリー上がりを起こしてしまった車と電圧が同じ車(救援車)によっても、バッテリー上がりを復活させることができます。このとき、ハイブリッド車は、電圧が違うので救援車としては使用できませんので注意しましょう。
以下がブースターケーブルと救援車を使用したバッテリーの復活方法です。
- 1. バッテリー上がりの車と救援車を近づけて停車させる。
- 2. 救援車のエンジンを停止させましょう
- 3. 赤いブースターケーブルをバッテリーの上がった車のバッテリーのプラス端子につなぎます。
- 4. 赤いブースターケーブルの反対側を救援車のバッテリーのプラス端子につなぎます。
- 5. 黒いブースターケーブルを救援車のバッテリーのマイナス端子につなぎます。
- 6. 黒いブースターケーブルの反対側をエンジンの金属部分につなぎます。
- 7. 救援車のエンジンをかけましょう。
- 8. しばらくして、バッテリー上がりの車のエンジンをかけてみましょう。
- 9. ブースターケーブルをつないだときと逆の順番ではずしていきます。
ジャンプスターターを使うときも、ブースターケーブルと救援車を使うときも、バッテリー上がりの車がエンジンを始動することができたら、しばらく走行させましょう。
車は走らせることによって、充電ができます。このときに、オーディオなどの電飾品はできるだけ使わないようにしましょう。電気を余分に使うと充電に時間がかかってしまいます。
自力で解決できないときは業者に頼もう
急にバッテリー上がりが起きてしまったら慌ててしまうと思います。
NT100クリッパーがバッテリー上がりを起こしたときに、復旧に必要な道具を持っていればいいかもしれませんが、道具がないときや自分で作業をおこなうのは不安だという方は業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
弊社ではバッテリー上がりを復旧のサービスをおこなっています。お近くの業者をすぐに手配させていただくことができますので、急なバッテリー上がりにも対応可能です。
業者に依頼することで、楽に、安心してッテリー上がりを解決することができますよ。バッテリー上がりを起こしてしまったら、ぜひご連絡いただけたらと思います。