ビートルのバッテリー上がり対処法！自分でできる手順を紹介
長年愛用しているビートルのバッテリー上がりが気になって、好きなときに運転することができなくなるのは非常にもったいないことです。今ではバッテリー上がりは、小さなモバイルバッテリーだけでも直すことができるのです。しかし、車のボンネットを開けて、自分でバッテリー上がりを直すことに不安を覚える方もいるでしょう。
そこで本コラムでは、バッテリー上がりを自力で直す方法や人の手を借りて直す方法、バッテリー上がりの対策法などをご紹介していきます。最後まで読んでみて、自分ではできそうにないと思ったら、業者やロードサービスを利用するのもひとつの方法です。ぜひ参考にしてみてください。
ビートルのバッテリー上がりを自力で直す
この章では、ビートルのバッテリー上がりを自分で直す方法について解説していきます。バッテリー上がりにお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
対処法1：ジャンプスターターを使う
ビートルのバッテリー上がりを解消する手段として、ジャンプスターターという道具を使う方法があります。ジャンプスターターは、車のエンジンを起動させるためのモバイルバッテリーで、もし出先で急なバッテリー上がりが起きた場合でも、自力で直すことが可能です。
具体的な使用方法としては、バッテリーの端子とジャンプスターターをケーブルで繋ぐことで、バッテリー上がりを解消することができます。端子にケーブルを繋ぐときは、プラスとマイナスを間違えないように注意しましょう。エンジンがかかれば、速やかにケーブルを外すことで作業が完了します。
また、ジャンプスターターは、車のバッテリー上がりを直すこと以外にも、スマホやタブレットの充電にも使用できるタイプもあるようです。ジャンプスターターは、さまざまな場面で活躍してくれるため、ひとつは車に備えておくといざというときに役に立つでしょう。
対処法2：バッテリーを交換する
バッテリー上がりが頻繁に起こるのであれば、バッテリーの点検をしてもらう必要があります。業者に依頼することや、カー用品店に出向くことで、バッテリーの点検をおこなうことが可能です。もしバッテリーの寿命が近いといわれた場合は、バッテリーを交換するとよいでしょう。バッテリーの交換手順は以下のとおりです。
- ・エンジンを止めて鍵を抜く
- ・バッテリーのマイナス側のケーブル端子を外す
- ・バッテリーのプラス側のケーブル端子を外す
- ・バッテリーに取り付けられている金具を外す
- ・金具が外れたらバッテリーを取り外す
- ・新しいバッテリーを取り付け台に設置する
- ・正しく設置したら金具で固定する
- ・プラス側のケーブル端子をバッテリーのプラス端子に取り付ける
- ・マイナス側のケーブル端子をバッテリーのマイナス端子に取り付ける
- ・適切にバッテリーが取り付けられているか確認したらエンジンをかける
また、交換するバッテリーはできるだけ同じサイズで高性能のものにするとよいです。性能がよいバッテリーにすることで、寒い時期でもエンジンが止まることなく、安心して車を運転することができます。
しかし、バッテリーの交換には費用がかかります。そのため、もしまだバッテリーが使える状態であれば、業者に依頼して充電してもらうのもよいでしょう。その際は弊社にお電話してください。弊社に相談すると、提携している業者がすぐに現場へ駆けつけて、バッテリーの充電をおこないエンジンを始動させていただきます。
人の手を借りてビートルのバッテリー上がりを直す
ビートルのバッテリー上がりを直すには、人の手を借りて解消する方法もあります。もし周りに人がいない状況であれば、業者に依頼してみるとよいです。
対処法1：知人や通りがかりの車に助けてもらう
車のバッテリーが上がってしまった場合は、知人や通りすがりの人に声をかけて、ジャンプスタートをおこなうことで解決することができます。ジャンプスタートとは、バッテリーが上がった車のバッテリーと、エンジンがかかる正常な状態の車のバッテリーをブースターケーブルで繋ぎ、エンジンをかけることです。
ジャンプスタートをおこなうときは、バッテリーの容量に合ったケーブルを用意する必要があります。具体的な方法としては、はじめにケーブルを繋いでいきます。ケーブルはバッテリーの容量に対応したものを使用しましょう。プラス端子には赤いケーブル、マイナス端子には黒いケーブルを繋ぎます。
ケーブルを繋ぐ順番は、バッテリーが上がった車のプラス端子から救援車のプラス端子、救援車のマイナス端子からバッテリーが上がった車のマイナス端子です。正しい順番でケーブルを繋がないと、ショートを起こしたり、最悪の場合は爆発したりするおそれがあるので慎重におこないましょう。
エンジンをかけましょう。そして1分程度経ったら、バッテリーが上がった車のエンジンをかけるとよいです。エンジンがかかったあとは、最初に繋いだ順番とは逆に、マイナスケーブル、プラスケーブルの順に外していきます。そのあとは、しばらくエンジンをつけっぱなしにして1時間程度走らせるなど、バッテリーの充電をおこなうとよいでしょう。
しかし、ハイブリッド車や電気自動車など、車種によってはジャンプスタートをすることができないこともあります。そのため、人に声をかけるときは、車種をきちんと把握しておく必要があるでしょう。
対処法2：プロに助けてもらう
ジャンプスタートの経験がない方や、ブースターケーブルを持っていない方などは、業者に依頼してみるとよいです。車のバッテリーが上がった状態で長時間放置していると、車にさまざまな悪い影響を与えてしまうおそれがあります。そのため、バッテリー上がりが生じたときは、できるだけ早く対処することが大事です。
弊社では、お客様のご要望に合わせて、よりよいプランをご提案しています。もし、車のバッテリー上がりにお悩みの方がいれば、ぜひ一度お電話ください。弊社と連携した業者が駆けつけて、バッテリー上がりを解決することができます。
ビートルのバッテリー上がりを防ぐには
ビートルのバッテリー上がりを予防するには、バッテリーが上がってしまう原因を追及して、普段から対策をしておくことが大事です。ここではバッテリー上がりの原因や対策法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
バッテリー上がりの原因と対処法
バッテリー上がりの原因として以下のようなことが挙げられます。それぞれ確認していきましょう。
・ライトを長時間つけている
車のライトを長時間つけていたり、消し忘れていたりすると、バッテリーが上がる原因になってしまいます。そのため、エンジンを切ったあとは、ライトを消し忘れていないかきちんと確認するようにしましょう。
・車を長期間使っていない
車は長期間使用しないからといって、バッテリー上がりが起きないわけではありません。車に保存されている情報の保持や時計機能などで、待機電力というものが使われ続けるからです。運転していなくても、バッテリーは消費していくのです。
そのため、長い間運転せずにいると、充電不足によってバッテリーが上がってしまうことがあります。久しぶりに車を運転しようとエンジンをかけようとしたら、バッテリーが上がっていてエンジンをかけられなかった、という事態が起きてしまうのです。
もし、長期間車を運転する機会がない方は、バッテリーのマイナス端子を外しておくとよいでしょう。マイナス端子を外しておくことによって、待機電力の消費を抑えることができるからです。しかし、マイナス端子を外すことには注意事項があります。マイナス端子を外すと、車に保存されている情報や時刻設定などがリセットされてしまうのです。
そのため、このようなリスクがあることを加味したうえで、待機電力によるバッテリーの消耗を抑えたいのであれば、マイナス端子を外すとよいでしょう。マイナス端子を外すだけで、バッテリー上がりの予防になるので、やっておくと後々楽になるはずです。
情報の再設定などはディーラーなどの専門店でおこなうことなので、乗車しない期間を終えて再び乗り始めるとなったら、まずは車の点検をしてください。機能の再設定をおこなってもらいましょう。
環境や寿命が原因でバッテリー上がりになることも
車のバッテリー上がりは夏場や冬場など、環境の変化によって起こってしまうことが多いです。暑い夏場は、エアコンのクーラーなどを長時間利用することで、バッテリー上がりの原因になってしまいます。一方、寒い冬場は、日照時間が短くなるため、車のライトや暖房などを使う機会が多くなるでしょう。そのため、バッテリー上がりを起こしやすくなります。
もし急に車がバッテリー上がりを起こしてしまった場合は、すぐに業者に依頼して対処しましょう。弊社にお電話いただければ、カーバッテリー上がりに対応した業者を現地に手配いたします。車のバッテリー上がりにお困りの際は、ぜひお気軽にお電話ください。
