ランクルのバッテリー上がりを自力復旧!エンジンがかからない時は4点を確認
ランドクルーザーのエンジンがかからない原因は、バッテリー上がりだけではありません。原因によって対処法が異なるため、エンジンがかからないときはどこに原因があるのか突き止める必要があるのです。
バッテリー上がり以外に考えられる原因には、セルモーターの故障などが挙げられます。また、ギアの位置が誤っているといったちょっとした間違いでもエンジンがかからないことがあるため、まずは車の状態を確認してみましょう。
このコラムでは、バッテリー上がりと間違えやすい症状やランドクルーザーがバッテリー上がりしたときにエンジンを始動させる方法をご紹介します。バッテリー上がりを解決するロードサービスや業者についても解説しているので、状況にあった対処法を見つけてください。
電装品が使えないならバッテリー上がりの可能性が高い
バッテリーはエンジン始動時や車の電装品に電気を供給しています。バッテリーが上がってしまうと、エンジンがかからずライトなどの電装品もつかなくなってしまうのです。
エンジンはかからないけど電装品は使える場合などには、バッテリー上がり以外に原因があると考えられます。まずはバッテリー上がりと間違えやすい例をご紹介します。
バッテリー上がりじゃないなら1.スマートキーの電池切れ
スマートキーを操作してもドアが開かない、エンジンボタンを押してもエンジンが始動しないといったケースでは、スマートキーの電池切れも考えられます。確認するためには、スマートキーに内蔵されている鍵を取り出してみてください。鍵を使ってドアを解錠したら、シフトレバーがP(パーキング)に入っていることを確認します。
この状態でブレーキを踏んだら、スマートキーをエンジンボタンに触れさせてからボタンをONにしてください。これでエンジンが始動すれば、スマートキーの電池切れと考えられるため、すぐに電池交換をすることをおすすめします。
バッテリー上がりじゃないなら2.セルモーターの故障
エンジンをかけると、セルモーターとよばれる部品が回ります。モーターが回ることでエンジンが始動する仕組みで、セルモーターはバッテリーの電力によって動くのです。ルームランプなどの電装品はつくけどエンジンがかからない場合、バッテリー上がりではなくセルモーターが故障しているおそれがあります。
エンジンをかけるときの音がいつもと違ったり、エンジンがかかりにくかったりする場合には車の点検をしてもらうとよいでしょう。
バッテリー上がりじゃないなら3.ギアの位置が間違っている
エンジンをかけようとしたときに、メーターなどはついているのにエンジンがかからないという場合、ギアの位置がP(パーキング)に正しく入っていないかもしれません。乗り降りの際にシフトレバーに荷物が触れるなどして少し位置がずれた状態にあることも考えられるため、一度確認してみましょう。
バッテリー上がりじゃないなら4.ガソリンが足りない
ガス欠のときでもバッテリーの電力があれば電装品はつきます。エンジンはかからないけどセルモーターが動く音はする、ルームランプはついているといった場合は、ガス欠を疑いましょう。
エンジンがかからないだけでなく、上記には当てはまらず、電装品がまったく使えない場合はバッテリー上がりの可能性が高いです。バッテリー上がりを自分で対処できない場合や、すぐになんとかしてほしいという方は、ぜひ弊社をご利用ください。弊社では、全国にある多数の加盟店のなかからバッテリー上がりに対応しているお近くの業者をご紹介いたします。
プロが現場に駆けつけて、ランドクルーザーのバッテリー上がりを安全に解決いたしますので、お困りのときにはお気軽にご相談ください。
ランドクルーザーのバッテリー上がりはジャンプスタートで解決!
ランドクルーザーのエンジンがかからない原因がバッテリー上がりだとわかったら、エンジンがかかる状態にバッテリーを回復させる「ジャンプスタート」をして解決することができます。ジャンプスタートには2つの方法があり、道具があれば自分で対処できるのです。ここからは、それぞれの手順をご紹介します。
救援車とブースターケーブルを使ってエンジンをかける
ほかの車(救援車)からバッテリーの電力をわけてもらってジャンプスタートをする場合、ブースターケーブルという赤と黒の2本のケーブルを使用します。
ジャンプスタートの手順
- 1.バッテリー上がりした車と救援車のバッテリーをつなぎやすい位置に停車させる
- 2.赤色のブースターケーブルをバッテリー上がりした車の+端子につなぐ
- 3.ケーブルの反対側を救援車の+端子につなぐ
- 4.黒色のブースターケーブルを救援車の-端子につなぐ
- 5.ケーブルの反対側をバッテリーが上がった車のバッテリーから離れた金属部分につなぐ
- 6.救援車のエンジンを始動して5分ほど充電する
- 7.バッテリーが上がりした車のエンジンスイッチをOFF状態にしてドアを開閉する
- 8.エンジンスイッチをイグニッションONにしバッテリー上がり車のエンジンをかける
- 9.ブースターケーブルをつないだときと逆の順番でバッテリーから外す
ケーブルをつなぐ順番を間違えると、大きな電流が流れて火花が出るおそれがあり危険です。正しい手順でジャンプスタートさせましょう。
ジャンプスターターを使ってエンジンをかける
ジャンプスターターはカーバッテリー用の充電器で、救援車がなくてもジャンプスタートすることができます。最初にジャンプスターター本体が充電されていることを確認しておきましょう。
ジャンプスタートの手順
- 1.赤色のケーブルをバッテリーの+端子につなぐ
- 2.黒色のケーブルをバッテリーの-端子につなぐ
- 3.ケーブルの先をジャンプスターターに接続する
- 4.エンジンを始動する
- 5.ジャンプスターターからケーブルを取り外す
- 6.ケーブルをつないだときと逆の順番でバッテリーから外す
エンジンがかかったらしばらく走って充電しよう
車のエンジンがかかると、オルタネーターという発電装置が作動して電力を発生させ、バッテリーに蓄えます。車を走らせてオルタネーターを回転させることで、効率よく発電することができて、バッテリーが充電できるのです。
ジャンプスタートはエンジンを始動させるまでバッテリーを回復する方法で、バッテリーが十分に充電されたわけではありません。エンジンがかかったら、そのまま30分~1時間ほど車を走らせてバッテリーを充電させましょう。
ジャンプスタートを試してみてもうまくいかない場合や、自分でやるのはちょっと怖いという方は、プロにまかせて安全・確実にバッテリー上がりを解決してもらうとよいでしょう。バッテリー上がりに対応する業者に連絡すれば、現場に駆けつけてくれます。
業者選びにお困りでしたら、ぜひ弊社をご利用ください。多数の加盟店のなかから早く現場に駆けつけることができる業者をお探しいたします。お電話相談は24時間受け付けておりますので、出先でバッテリー上がりしたときなど、いつでもお電話ください。
道具が用意できないならロードサービスやカーバッテリー業者を利用しよう
ブースターケーブルや救援車、ジャンプスターターがないときは、ロードサービスやバッテリー上がりに対応する業者の手を借りるとよいでしょう。ここからは、バッテリー上がりに対応する業者についてご紹介していきます。
JAFに加入しているなら無料でロードサービスが受けられる
JAFに加入していると、さまざまなロードサービスを受けることができます。バッテリー上がりの対処もそのひとつで、入会金と年会費を支払っていれば、車のトラブルの多くに無料で対応してくれるのです。
バッテリー上がりしたときでも、連絡すれば24時間対応で現場に駆けつけて解決してくれます。会員ではなくてもサービスを利用することはできますが、その場合には料金がかかるため確認しておきましょう。
自動車保険のオプションにロードサービスがついていることも
自動車保険には、ロードサービスのオプションがついていることがあります。この場合にもプロが現場に駆けつけて、無料でバッテリー上がりの対処をしてくれるのです。
ただし、自動車保険のロードサービスは、保険会社によっては利用できる回数に限りがあるものもあるようです。加入している自動車保険にロードサービスのオプションがついているか、また利用回数についても一度確認しておくとよいでしょう。
ロードサービスが使えない……そんなとき頼りになるカーバッテリー業者
JAFなどのロードサービスに加入していない場合は、バッテリー上がりに対応している業者に依頼するという手段もあります。業者に依頼する場合は、そのときにかかった作業費を支払うことになります。ロードサービスと同様に、連絡すれば現場までスタッフが駆けつけて作業をしてくれるので安心です。
突然ランドクルーザーがバッテリー上がりしたら、ブースターケーブルやジャンプスターターを使用してジャンプスタートをすることで解決できますが、道具がなければロードサービスや業者に頼ることをおすすめします。
弊社におまかせいただければ、夜間や出先の突然のバッテリー上がりでも迅速に解決するために業者をお探しいたします。作業するまえには業者から費用や作業内容についてのご説明いたしますのでご安心ください。24時間お電話を受け付けておりますので、いつでもご利用ください。