ムカデの対処に悩む人へ|撃退するテクニックと、咬まれたときの処置|害虫駆除110番|クロアリ・ダニ・ムカデなどの害虫トラブルを即解決

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ムカデの対処に悩む人へ|撃退するテクニックと、咬まれたときの処置

ムカデの対処に悩む人へ|撃退するテクニックと、咬まれたときの処置

みなさんのお家にはムカデが発生することはありませんか?たくさんの足を動かしてうねりながら移動する姿は、思わず鳥肌が立ってしまうような不快感を覚えます。

しかし、ムカデは何よりも「毒」が恐ろしい生き物なのです。もし、家でムカデを見かけることがあったら要注意です。ムカデはどこに潜んでいてもおかしくはありません。突然咬まれてしまうことだってあるのです。

今回のコラムでは、効果的にムカデを駆除する方法や日ごろからおこなえるムカデの対処法など、ムカデ対策に役立つ情報をまとめました。

ムカデに咬まれてしまって被害が出る前に、家で少しでもムカデを見かけることがあったらすぐに対処するようにしましょう。

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簡単にできるムカデの対処

ムカデは突然家の中で遭遇してしまうことがあります。そんなときは「まさか家の中でムカデと遭遇してしまうとは!」と誰でも慌ててしまうことでしょう。

しかし、焦ってしまうとムカデを駆除できずに逃がしてしまったり、咬まれてしまったりするかもしれません。

じつはムカデは簡単に駆除することができるので、落ち着いて対処するようにしましょう。まずはムカデの駆除方法についてご紹介していきます。

お湯に入れる

ムカデは熱湯にとても弱い生き物なのです。50℃前後のお湯を浴びるだけで絶命してしまいます。もしムカデを見かけたら、菜箸やトングなどを使ってムカデを捕まえて、お湯を溜めた容器の中に入れましょう。

また、ムカデを捕まえるときはくれぐれも咬まれないように注意してください。ムカデは身の危険を感じると体をくねらせて大暴れします。もし、ムカデを捕まえることが困難であるのなら、直接熱湯をかけるのもよい手段です。

丸めた新聞紙などでたたく

ムカデは熱湯に弱いといっても、すぐに熱湯は用意できないことのほうが多いかもしれません。お湯を沸かしている間にムカデを見失う可能性もあります。そのようなときは、新聞紙を丸めたものやスリッパなどを使って、ムカデをたたきましょう。

ですが、生命力の高いムカデはたたいてもなかなか絶命しないかもしれません。しぶとく動き回って反撃してくる危険性もあります。

しかし安心してください。ムカデにも弱点があります。それは「頭」です。ムカデを効率よく安全に駆除するには頭を狙うとよいでしょう。

ムカデを見失ったときに準備しておくもの

ムカデはしぶとい生き物なので駆除しきれずに逃げられてしまうこともあるかもしれません。毒をもつムカデが家の中にいることを気にしながら生活するのは、なかなか精神的につらいものがありますよね。

万が一ムカデに逃げられてしまったときは、罠を仕掛けてムカデをおびき出しましょう。

罠に必要な道具は、ビニール袋と3、4枚の雑巾です。まずは、ムカデが逃げ込んでいったところの付近にビニール袋を敷きます。次に濡らした雑巾をビニール袋の上に隙間を作りながら重ねていきます。罠の設置は以上で完了です。

早いときには翌日の朝にはムカデが雑巾の隙間に入り込んでいることもあるので、そのまま熱湯をかけてムカデを駆除するようにしましょう。駆除した後は、敷いてあるビニール袋で雑巾を包んで燃えるゴミに出してください。

ムカデに咬まれたときのおもな症状

ムカデに咬まれたときのおもな症状

ムカデの毒は非常に強力なものなので、もしもムカデに咬まれてしまったら大変なことになります。ここではムカデに咬まれてしまったときに発生するおもな症状と咬まれたときの対処法についてご紹介していきます。

おもな症状

ムカデに咬まれたときの症状はスズメバチに刺されたときの症状に似ているといわれており、咬まれたところにはまず激痛が走ります。

その後どんどんと患部が膨れ上がっていき、何度も咬まれてしまうと、最悪の場合「アナフィラキシーショック」という危険なアレルギー反応を起こすおそれもあります。

万が一ムカデに噛まれてしまった場合はすぐに病院に行き、お医者さんに診てもらうようにしましょう。

ムカデの生態

ムカデの生態について理解しておけば、ムカデに遭遇する機会を減らすことができ、さらにはムカデの対処もしやすくなることでしょう。ここではムカデの体の特徴や発生時期などをご紹介していきます。

ムカデの種類

日本には約130種類ほどのムカデが生息しているといわれており、その中でも私たちに被害を与えてくるムカデはおもに「トビズムカデ」や「アオズムカデ」といわれる種です。

彼らは21対の黄色い足をもち、光沢のある黒い胴体が特徴です。もし、このような見た目のムカデに遭遇したら、咬まれないように慎重に駆除するようにしましょう。

ムカデが発生しやすい時期と場所

ムカデは5月~10月にかけて発生するといわれています。ムカデは水分を好む生物であるため、とくに梅雨時期になると大量に発生し、活発に活動するようになるのです。

草むらや落ち葉、植木鉢の下など湿気の溜まりやすいところにはムカデがよく集まってきます。お庭などがこのような環境になっている家庭は屋内にムカデが侵入してくる危険性があるので注意してください。

ムカデの見分け方

落ち葉の下や植木鉢の下にはたくさんの虫が潜んでいることがあります。じつはヤスデやゲジゲジといった虫はムカデと同じような環境を好み、見た目がそっくりなのです。以下に彼らの体の特徴や動き方について記しておきます。

【ムカデ】
体の特徴……複数の体節があり、ひとつの体節に対して足が1本。

体長……60mm~200mmくらい。

動き方……それぞれの足を使ってうねるように動く。刺激すると暴れまわる。

【ヤスデ】
体の特徴……ムカデと同様に複数の体節があり、ひとつの体節に対して足が2本。

体長……10mm~25mmくらい。

動き方……ムカデと同じように動くが、ムカデよりもゆっくりと動く。

【ゲジゲジ】
体の特徴……体節がなく足が長い。

体長……40mmくらい。

動き方……たくさんの足を駆使して俊敏(しゅんびん)に動く。

普段からやっておくべきムカデの対処法

普段からやっておくべきムカデの対処法

私たちが受けるムカデ被害の多くは、寝ているときなど無防備な状態で咬まれてしまうというケースです。ムカデの侵入を防いでしまえばこのような被害を大幅に減らすことができます。普段からできるムカデの対処法についていくつかご紹介していきます。

ムカデの侵入口を塞ぐ

ムカデには「狭いところに入り込む」という習性があるので、天井裏、床下、排水口、換気扇などの家のわずかな隙間からも侵入してきます。また、ムカデは水を好むので特に水回りの排水口には注意が必要です。

こういった隙間からのムカデの侵入を防ぐためには、目の細かい金網を使って侵入口を塞いだり、排水口は使用しないときはフタをしたりするとよいでしょう。

忌避剤を使用して寄せ付けない

ムカデの侵入を防ぐには、家の周りや侵入口に忌避剤を使用するといった方法もあります。忌避剤とは、ムカデが嫌う臭いや成分を放つ薬剤のことです。忌避剤にはスプレータイプのものや置くだけのタイプのものがあります。

ムカデの好物をなくす

ムカデはゴキブリやクモなどといった昆虫をエサにしています。もし家にゴキブリやクモを頻繁に見かけるようであれば、エサにつられてそのうちムカデもやってくるかもしれません。

ムカデの被害を未然に防ぐためにもまずは、ゴキブリやクモを駆除するようにしましょう。

ムカデの好む環境を作らない

水分を好むムカデ。家の中がムカデの好む環境になってはいませんか?湿気の溜まった部屋はムカデにとっては過ごしやすい環境です。

こまめに換気をして部屋の湿度を下げたり、部屋干しを控えたりすることで、部屋の湿度を下げ、ムカデが寄ってこないようにしましょう。また、水回りに残った水分は拭き取るようにすると水回りからのムカデの侵入を防ぐことができます。

ムカデ対策は業者に依頼しよう

ムカデの駆除方法やムカデの侵入対策など、ムカデの対処法についてご紹介しました。しかし、これらを試してみてもムカデを駆除することや侵入を防ぐことができなかった場合は、業者に駆除を依頼したほうがよいかもしれません。

業者に駆除を依頼すれば、ムカデに咬まれるリスクを負うことなく駆除をしてもらえます。また、業者は駆除をおこなった後もムカデ被害の再発を防ぐための対策もおこなってくれるでしょう。

ムカデに悩む日々から一刻も早く解放されたい方は業者に駆除を依頼することをおすすめします。

まとめ

ムカデは強力な毒をもっているので、家で見かけたらすぐに駆除するようにしましょう。万が一ムカデに咬まれてしまった場合は、すぐに病院へ行くようにしてください。

もし、一度駆除してもムカデが現れる場合や、対処法を試しても家にムカデが侵入してくる場合は、業者に駆除を依頼することをおすすめします。業者なら安全かつ迅速にムカデを駆除し、その後の対策もしっかりとおこなってくれます。

【ムカデ・ヤスデの生態に関する記事はこちら】

ムカデ・ヤスデ・ゲジゲジ!どの虫が危険なの?見分け方も解説!
ヤスデの駆除方法|大量発生したら意外な被害も?効果的な対策を解説

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