小さい蟻を退治!徹底的な駆除と室内への侵入防止方法をご紹介
蟻はおもに屋外で生活する昆虫ですが、家の中に入ってくることも珍しくありません。しかし、突然室内で蟻を見かけると「家の中に巣があるのだろうか?」と不安になりますよね。
小さい蟻の駆除は、毒エサを使う方法が効果的です。蟻はエサを巣に持ち帰り分け与える習性があるため、毒エサを与えることで巣ごと駆除することができます。
目に見える数匹の蟻を駆除しただけでは、また別の蟻がやってきてしまうかもしれません。
蟻の習性を理解して、近くにあるかもしれない巣ごとしっかりと駆除・予防していきましょう!
より確実に蟻退治するためには、侵入経路の特定が重要です。侵入経路には蟻酸(ぎさん)という液体が残されており、その蟻酸のニオイを頼りに他の蟻は移動します。蟻酸をふき取ることで、蟻はエサまでの道筋がわからなくなるため、効果的に駆除することができます。
しかし、小さい蟻はわずかなすき間でも通ることができるため、侵入経路になりうる場所は多いです。特定するのが難しい場合もあります。すぐに確実に蟻駆除したい場合は、当サイト「害虫駆除110番」までお気軽にご相談ください。蟻駆除のプロが徹底的に対応いたします!
本コラムでは、屋内にいる小さなアリの正体と、その対策法についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
家の中にいる小さいアリの正体とは?
「どんなアリだろうが、どうせ駆除するのだから知らなくても構わない」そう思われる方もいらっしゃることでしょうし、それはそれで決して間違いではありません。ですが、敵となる相手の情報を知っておいて損をするということもないので、代表的な3種類のアリについてご説明します。
ヒメアリ
枯れた草木をとくに好むため、建材として使われている羽目板などにも営巣するおそれがあります。わずかな隙間さえあればエサを求めて屋内に侵入し、菓子類などの食品に群がるため注意が必要です。ヒメアリは、人を咬んで攻撃する習性をもっています。
イエヒメアリ
屋内に侵入するアリの中では、最も有名な種類といわれています。黄色や赤褐色の身体で2~2.5mmと小型です。熱帯地域であれば野外での生息が1年中確認できるほど温暖な環境を好むため、寒くなると鉄筋コンクリート造りの建築物に発生する機会が増えます。わずかな隙間でも営巣するため、壁の内側や家具の裏でも巣を作ってしまいます。
ルリアリ
紫の混ざった紺色に近い体色が特徴的なアリです。働きアリの大きさは約2mmで、多くて500匹にもなる集団で活動することが多いとされています。機械油を好むという特性をもつことから、電化製品の内側に営巣することがあります。
どこから侵入してきたの?
アリを屋内で見かけたとき考えるべきことは、「アリの侵入経路」と「アリの巣の有無」です。アリ屋内で自然発生することはまずありえません。そして、侵入経路を見つけなければ、何度でもまた屋内に入り込まれ営巣されてしまうおそれがあります。そのため、まずは侵入経路の発見が重要です。
侵入経路は小さな隙間
おもな侵入経路は、やはり屋外と通じているドアや窓です。小さなアリは、ほんの少しの隙間さえあれば、容易に侵入してきます。ちょっとの時間だからと、屋外に通じるドアや窓を開いたままにしておくと、入り込まれるおそれがあるのです。
また、パッキンの劣化や窓枠の歪みなどで隙間ができていたら、ドアや窓が閉まっていても容易に侵入してきます。さらに、ペットを飼育しているのであれば、散歩などで外へ連れ出したときにペットにアリが付着してそのままペットと一緒にアリを屋内へ入れてしまうことも考えられます。
高層マンションで侵入するおもな原因
マンションの高層階にある部屋だからといって、アリの被害がないわけではありません。アリは排水口などを伝って上層までやってくるからです。とくに小さいアリであれば、ほんのわずかな隙間さえあれば通り道として使います。
さらにベランダに草花を育てている植木鉢などがあると、その中で営巣する場合もあるため、注意が必要です。
小さいアリの駆除方法
小さいアリの駆除は以下の流れでおこないます。
- 侵入経路をふさぐ
- アリのにおいを消す
- 毒エサを置く
- 巣を見つけて女王アリを退治する
それぞれの手順ごとにポイントがありますので、詳しくご紹介しましょう。
侵入経路をふさぐ
まずは侵入経路をふさいでください。侵入経路をふせいでおかないと、すでに屋内に入り込んでいるアリを駆除している間にも、新しいアリが次から次へと侵入してきて、堂々巡りになってしまうおそれがあります。ドアや窓は開けたら閉めることを徹底することも大事です。
窓やドアに、閉めているはずなのに隙間がある場合は、パッキンの劣化や、ドア枠や窓枠の歪みなどが考えられます。パッキンを新調したり、業者に修理してもらったりするなどして、ドアや窓を万全な状態にしましょう。
アリのにおいを消す
アリは侵入経路として使ったところに、蟻酸(ぎさん)という特殊なにおいを残していきます。そのにおいはほかのアリに、侵入経路として利用できることを知らせる役割があるため、私たちは侵入経路をふさぐだけでなく、そのにおいも除去しなければなりません。侵入経路の周りをアルコールなどで拭いて、蟻酸を消すようにしましょう。
毒エサを置く
アリの侵入目的は、エサの確保であることが大半です。そのため、それを逆手にとり、殺虫成分入りの毒エサを使うという方法で、効果的に駆除できます。アリはエサを自分が食べるだけでなく、巣にも運び入れるため、巣に潜むアリたちにも効果てきめんです。
巣を見つけて女王アリを退治する
女王アリを駆除することができれば、その巣穴からのアリの侵入に対して心配する必要はなくなります。そのため、侵入したアリの後を追い、巣を見つけ、そこに市販されている駆除剤を使うことで、巣穴に潜む女王アリを駆除することも重要です。
小さいアリを完全に駆除したい場合は業者に依頼しよう
小さいアリは自力でも容易く駆除できます。しかしそれはあくまでも、アリを発見できた場合です。イエヒメアリなどの種類は、そもそも単体であれば目に留まる機会も少ないことが多いため、実は屋内に潜んでいたのに発見できない場合もあります。そうなると、駆除できずに放置してしまい、気づけば営巣されてしまったということもあるでしょう。
さらに、アリの駆除で重要となる侵入経路の発見は簡単な作業ではありません。小さいアリは本当にごくわずかな隙間さえあれば侵入してくるため、すべてのドアや窓が侵入経路になっていることも考えられます。加えて、小さいアリの行動を追って巣を見つけることも困難です。
小さいアリを本格的に駆除したいのなら、プロの業者に依頼することをおすすめします。確かに費用はかかってしまいますが、侵入経路の判断から巣穴の発見、女王アリの駆除まで、徹底的におこなってもらうことが可能です。
小さいアリの予防方法
最後の項目として、自分でもおこなえる小さいアリの侵入予防法についてご説明します。隙間をなくすには、ドアや窓の状態によって修繕費が必要になる場合もありますが、それ以外の方法はどれも特別難しくはありません。ぜひ一度、試してみてください。
隙間をなくす
ドアや窓の周辺に隙間ができる原因は、「パッキンの劣化や破損」「ドアや窓本体の劣化による歪み」が考えられます。ドアや窓のサイズや劣化状態によっては業者に依頼して修繕してもらう必要があるかもしれません。自分で修繕するのは難しいと判断した場合は、ドアや窓の修繕を扱う業者に相談しましょう。
エサをなくす
アリの侵入は、エサを得ることが目的です。そのため、常日頃から屋内を掃除して、食べカスなどが落ちていないようにしましょう。開けた食べ物の袋などは、しっかりと封をすることも重要です。アリのエサとなるものがない清潔な空間を心がけてください。
アリが嫌うものを侵入経路に置く
アリはにおいの強いものを嫌う習性があります。そのため、ハッカなどを使ったアロマオイルやお酢、木酢液(木材を熱で分解した際に発生する上澄みのこと)といったものを利用することで、侵入を予防できます。
市販されているものを購入しても良いですが、まずは所有している道具の中でにおいの強いものを、侵入経路に置いてみてください。
アリの駆除や侵入対策は害虫駆除110番にお任せください!
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害虫駆除110番では、アリの生態や行動パターンを熟知した駆除のプロがお客様のもとに駆けつけます。
小さなアリはあらゆるすき間が侵入経路になるため、徹底的に防止対策をしないと一度駆除してもすぐに再発するおそれがあります。
プロに任せれば、自分では気づけない場所がアリの侵入経路になっていることがわかるかもしれません。
駆除だけでなく侵入予防の対策もしてくれるので、一度無料の現地調査を検討してみてはいかがでしょうか。
アリの駆除に関するご相談は、当サイトの無料相談窓口で承っておりますので、お気軽にご連絡ください。