ダニは温度と湿度がそろうと一気に繁殖する!死滅温度と季節ごとの対処|害虫駆除110番|クロアリ・ダニ・ムカデなどの害虫トラブルを即解決

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ダニは温度と湿度がそろうと一気に繁殖する!死滅温度と季節ごとの対処

ダニが好む温度と湿度|季節に合わせたダニ対策と効果的な退治方法

「最近ダニに噛まれるようになってかゆい……」なんてお悩みではありませんか?もしかしたら部屋がダニの過ごしやすい環境になっていて、ダニが大量に繁殖しているおそれがあります。そうなってしまったら部屋の中をダニが嫌う環境にしなくてはなりません。

ダニが好む環境は「温度」「湿度」などによって左右されるのです。そこで今回は、温度や湿度の説明を中心にダニが好む条件についてお伝えしていきます。また、その条件を満たしやすい場所や、場所ごとの対策、季節ごとの対策についてもご説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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▼ダニが繁殖する「温度」や「湿度」を知ろう!

ダニは夏に繁殖しやすいですが、それは夏がダニの繁殖にとってぴったりな「温度」や「湿度」だからです。また、温度や湿度以外にも好む条件がありますので、そちらもあわせてご紹介します。

ダニが繁殖する温度

ダニが繁殖しやすい温度は20~30℃です。その中でも25℃くらいが最も活発に活動します。そのため、ダニは温度の高い夏に繁殖しやすくなるのです。また、ダニは低い温度のときにはほぼ繁殖することはありません。ですが、死なずに生きていますので、安心しないようにしましょう。

ダニが繁殖する湿度

ダニが繁殖する湿度は65%以上が適しています。夏場は湿度が高く、じめじめしているのでダニの繁殖には持ってこいなのです。一方、ダニは湿度が低すぎると死んでしまいますので、ダニ対策には「乾燥」が有効です。

しかし、冬は夏に比べて湿度が下がりますがダニが死滅するわけではないので、冬でもダニ対策をおこなう必要があります。

ダニが繁殖する原因はほかにも!

ダニが増殖する条件はほかにもあります。主な原因は以下の2つです。

1つ目は、「栄養」があること。人が住む環境にはダニの栄養源がたくさんあります。食べ残しや、人間のフケや髪の毛なども食べてしまうのです。

2つ目は、「住処」があること。カーペットやソファ、布団などがダニの住処になります。とくに寝起きの布団は、ダニの繁殖に適した温度と湿度になっていることが多いため、干したり十分に換気したりすることが大切です。

このように、ダニ対策にはダニの餌をなくすことと、ダニの住処を掃除することが重要となってきます。

▼ダニが繁殖するとどうなるの?

ダニが好む温度と湿度|季節に合わせたダニ対策と効果的な退治方法

では、ダニが繁殖するとどうなるのでしょうか。結論からお伝えすると、ダニが繁殖すると健康被害を引き起こしてしまいます。

ダニは人を刺して血を吸います。そのため、ダニに刺されると激しいかゆみに襲われてしまうのです。また、かゆい部分をひっかいてしまって傷口ができてしまい、そこから細菌が感染するおそれもあるのです。

最も深刻なダニ被害は「ダニアレルギー」です。ダニの死骸やフンはアレルギーを引き起こすアレルゲンです。ダニアレルギーの症状としては、激しい咳やぜんそくなどが挙げられます。

このようにダニは健康被害をもたらすのです。ダニの被害にあうことは絶対に避けたいですよね。では、ダニの被害にあわないためにはどうしたらよいのでしょうか。以下でご説明していきます。

▼ダニが多くいる場所と退治方法

ダニが好む温度や湿度の条件について、先ほどご紹介しました。この条件を満たす場所は部屋中にいくつもあります。具体的には「布団」「マットレス」「ソファ」「絨毯・カーペット」などです。それぞれ場所ごとに退治方法は異なりますので、場所に合わせた退治をおこなうことが大切です。以下では場所ごとの退治方法について解説していきます。

掛け布団

掛け布団のダニ退治は宅配クリーニングや布団乾燥機、コインランドリーでの乾燥がおすすめです。宅配クリーニングは、手間をかけずにダニ退治ができます。しかしながら、宅配クリーニングに何度も出していると費用がかさんでしまうので、頻度に気をつけましょう。

自分でできるダニ退治法としては、布団乾燥機やコインランドリーの乾燥機を使うのがよいでしょう。布団を60℃以上の高温で20分以上乾燥させれば、ダニを退治することができます。

マットレス

マットレスのカバーが外れるものについては、洗濯機で洗浄をしたあとに高温乾燥をおこないましょう。マットレスの生地が外せない場合には、「出張クリーニング洗浄」をおこなうのが効果的です。ただ、費用がかかってしまいますので注意しましょう。また、布団乾燥機を使うのもおすすめです。

ソファ

マットレスと同様に、カバーが外せるものは洗濯したあと、高温乾燥をしましょう。外せないものに関しては、布団乾燥機を使うのがおすすめです。また、ダニをできるだけ繁殖させたくない方はダニの繁殖を抑える効果を持ったソファを購入する方法もあります。革張りで中身がポリウレタンフォームのものを選ぶとダニが繁殖しにくくなりますので、ダニ予防をすることができます。

絨毯・カーペット

絨毯やカーペットは、熱湯をかけるとダニを退治することができます。ダニは60℃以上の高温で死滅しますが、より確実に死滅させるためにだいたい70~80℃の熱湯をかけるとよいでしょう。ただ、ダニ退治に熱湯を使うときは注意しなくてはいけません。まず、熱湯の使用は危ないですから、やけどなどしないよう安全面に充分配慮しましょう。

また、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維は熱湯を使うことができますが、「ウレタン」「ラテックス」などの素材は傷んでしまうことがありますので注意してください。

▼季節に合わせてダニ対策をしよう!

ダニが好む温度と湿度|季節に合わせたダニ対策と効果的な退治方法

ここからは、ダニ対策の方法についてご紹介していきます。ダニは季節に合わせた対策をすることが重要ですので、季節に合わせた対策法をご説明していきます。

ダニは一年中出現している

「ダニは夏に繁殖するなら、夏だけ対策すればいいのでは?」といった疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ダニは条件がそろえば季節に関係なく出現しますので、冬でも油断してはいけません。また、季節に合わせたダニ対策が重要になります。

1.繁殖しやすい梅雨~夏の対策

ダニに最も気をつけなければならないのが、梅雨~夏です。この時期は温度、湿度ともにダニが繁殖しやすい環境になるので、ダニの繁殖を抑えなくてはなりません。この時期は、湿気対策が必須です。部屋全体は除湿機などを使うことで、布団は天日干しをすることで湿度を下げることができます。

ただ、天日干しにはダニを退治する効果はありません。湿度を下げることができるのでダニ予防としては有効ですが、生きたダニを死滅させることはできませんので注意しましょう。

湿気対策だけではなく、掃除機をかけてダニの餌を減らしたり、ダニ除けスプレーを使ってダニ予防をするのもおすすめです。

2.アレルゲンが増える秋の対策

ダニの寿命は2~3ヶ月です。梅雨~夏にかけて繁殖したダニが秋になると死滅します。ダニの死骸はアレルゲンとなってしまいます。そのため、秋はアレルゲンとなる死骸の対策をしなくてはなりません。

アレルゲンの除去は、掃除機を使うのがおすすめです。カーペットや絨毯、マットレスなど、ダニが繁殖しやすい場所に掃除機をかけてアレルゲンを除去しましょう。また、夏にしまっておいた冬服にはダニが繁殖しているかもしれません。クローゼットから押し入れから取り出した衣類は、一度洗ってから着るのが安心です。

また、秋になってもダニの繁殖がなくなるわけではありません。ダニが好む温度や湿度になっている環境では繁殖しますので、ダニ除けスプレーなどを使ってダニ対策をおこないましょう。

3.温かい場所が危険!冬~春の対策

冬はダニの繁殖は活発ではありませんが、油断してはいけません。ダニが好む温度や湿度になっていれば、ダニは繁殖してしまいます。冬は暖房器具を使用するご家庭も多いですが、暖房器具の近くは温度が上がりやすいので注意が必要です。

結露ができやすい場所やひざかけにもダニが繁殖しやすいので、ダニ除けスプレーでのダニ退治や、掃除機でのアレルゲン除去をしっかりとおこないましょう。

▼ダニを徹底的に駆除したい場合はプロへ相談しよう!

ダニを徹底的に除去したい場合は業者に相談するのがおすすめ。この章では、業者に依頼するメリットや業者の選び方についてご説明していきます。

業者に依頼をするメリット

まずは業者に依頼するメリットについて見ていきましょう。最大のメリットは、自分で対策をおこなうよりも、確実なダニ退治をしてもらえることです。業者は専門的な知識を持ってダニ退治をおこなうので、確実にお悩みを解決してくれるでしょう。

また、業者に依頼すれば部屋全体のダニ退治をおこなってもらうことができます。ダニは部屋のあらゆる場所で繁殖することもあり、自分でダニを退治しようと思うと大変ですよね。そんなとき、業者に依頼すれば手間をかけずに部屋中のダニを退治できます。

信頼できる業者の選び方

では、ダニ退治を業者に依頼する場合、どういったことに気をつければよいのでしょうか。まず、業者を選ぶ際は相見積りを取ることが基本です。相見積りを取ることで、料金相場を知ることができ、高額な請求をしてくる業者を避けることができます。

また、料金だけではなく、サービスも比較しましょう。業者によってサービス内容は異なりますから、ホームページを見たりスタッフに直接聞いたりしてサービス内容も比較しましょう。

業者を選ぶ際は、口コミで比較することも手段のひとつです。口コミでは、ホームページには載っている情報だけでなく、利用者の生の声を見ることができます。そのため業者を選ぶうえでの大事な判断基準になります。口コミを見ることで、その業者の信頼度や技術力などをチェックしましょう。

▼まとめ

今回は場所ごとや季節ごとのダニ対策についてご紹介してきました。ダニは高温多湿の場所、また栄養や住処がある場所を好みます。部屋の中ですと、布団やマットレス、ソファやカーペットなどにダニが繁殖します。それぞれ場所によっておこなうべき駆除方法は異なりますから、場所に合わせて駆除しましょう。

また、高温多湿である梅雨~夏にかけてはとくにダニ対策をおこなう必要があります。しかし、ダニの好む条件がそろえばダニは繁殖しますので、秋~春にかけても油断はできません。一年をとおしてダニ対策をおこないましょう。

より徹底的にダニを駆除したい場合は業者に依頼する方法もありますので、ぜひ検討してみてくださいね。

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