ゴキブリのフンは放置厳禁!一刻も早くフンを掃除して再発を防ぐ方法|害虫駆除110番|クロアリ・ダニ・ムカデなどの害虫トラブルを即解決

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ゴキブリのフンは放置厳禁!一刻も早くフンを掃除して再発を防ぐ方法

ゴキブリのふん?見つけたらすぐに掃除するべき理由と正しい対策方法

「家の中で虫のふんを見つけた」という方はいませんか?もしかしたらそれは、ゴキブリのふんかもしれません。家の中にゴキブリのふんがある場合、ゴキブリが潜んでいるおそれがあります。そのうえゴキブリのふんがあると、さらにゴキブリを引き寄せてしまうこともあるのです。

気づいたら家の中にゴキブリがたくさん……。こんな状況は絶対に避けたいですよね。ゴキブリ被害を最小限に抑えるためにも、ゴキブリのふんの除去やゴキブリ退治が必要なのです。

また、ゴキブリのふんは病気やアレルギーを引き起こすおそれがあるため、除去をおこなう際は吸い込んだり素手で触ったりしないよう、気をつけなければなりません。そこで、今回はゴキブリのふんの処理やゴキブリ退治の方法についてご説明していきます。

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▼ゴキブリのふんの特徴

まずはゴキブリのなかでも、全国に広く分布するチャバネゴキブリとクロゴキブリのふんの特徴をご説明します。こちらのふんは、液状のものと固形のものがあります。液状のものはべちゃっとしているのが特徴で、固形のものは円形や楕円(だえん)形です。

ふんの大きさはクロゴキブリが2mm程度、チャバネゴキブリが1mm程度でそこまで違いがありませんが、両者は「におい」で判別することができます。クロゴキブリのふんは無臭ですが、チャバネゴキブリのふんは鼻をつくにおいがするのが特徴です。では、これらのふんはどこで見つかるのでしょうか。以下でご説明していきます。

ふんがよく見つかる場所

ふんは、ゴキブリの巣の近くで見つかることが多いです。巣はえさの多い場所に作られるため、えさを食べた後のふんがまわりにたまるのです。

では、ゴキブリの巣はどこに作られやすいのでしょうか。ゴキブリは、えさが多い場所、温かい場所や狭い場所に好んで巣を作るようです。具体的には「冷蔵庫や電子レンジのすき間」「ゴミ箱周辺」「本棚の隙間」「タンスの裏」「ダンボール」などが挙げられます。

▼ゴキブリのふんを放置するデメリット

ゴキブリのふん?見つけたらすぐに掃除するべき理由と正しい対策方法

「そもそも、ゴキブリのふんは処理しなくてはならないの?」という疑問をもつ方もいらっしゃるかもしれません。ゴキブリのふんを見つけた場合、処理しなくてはならない理由がいくつもあるのです。以下で詳しく解説していきますね。

病気やアレルギーの原因となる

ゴキブリのふんによる害で、もっとも気をつけなくてはならないのが、病気への感染です。そのなかでも多いのが、食中毒菌による被害です。

ゴキブリのふんは「サルモネラ菌」「大腸菌」などのさまざまな食中毒菌をもっていますから、体内に入ると食中毒になりかねません。また、「赤痢菌」などが血便や腹痛を引き起こす危険もあります。

ゴキブリのふんはアレルギーを引き起こすこともあります。ゴキブリのふんが乾いて空気中に舞い、それを吸い込んでしまうことで喘息(ぜんそく)などになってしまう場合もありますから、注意が必要なのです。

ふんのフェロモンで仲間をおびきよせる

ゴキブリのふんにはフェロモンが含まれています。そのフェロモンには仲間のゴキブリを集める効果があるので、気づいたら家がゴキブリだらけになっていることもあるのです。そうなると、ふんの処理はもちろんゴキブリ駆除も大変になりますから、早急に対処しましょう。

精神的・経済的ダメージを受ける

ゴキブリのふんがあるということは、家の中にゴキブリが潜んでいる可能性が高いです。家の中にゴキブリが潜んでいると、考えただけでもおそろしいですよね……。ゴキブリのふんを見つけた場合には、こうした精神的ダメージも受けるのです。

また、経済的なダメージを受けることもあります。飲食店などにゴキブリのふんがある場合には、お店のイメージが悪くなってしまうでしょう。一般の家庭でも、家電製品の中や裏は温かくゴキブリが繁殖しやすいため、これを放置しておくと故障してしまうこともあるのです。

ふんが幼虫のえさになる

なんと、ゴキブリの幼虫はゴキブリのふんを食べます。そのため、ふんがあるとゴキブリの幼虫のえさとなり、繁殖を手助けしてしまうのです。家の中にゴキブリを繁殖させないためにも、ゴキブリのふんを早急に処理する必要があります。

▼ゴキブリのふんを処理する方法

ゴキブリのふんは菌だらけですから、ふんを処理するときは注意が必要です。では、ゴキブリのふんはどのように処理すればいいのでしょうか。以下でご説明していきます。

ふんの処理で気をつけること

まず、ゴキブリのふんを処理する前に知っておくべき注意点について見ていきましょう。ゴキブリのふんは、絶対に素手で触ってはいけません。先ほどもご説明したように、病気にかかるおそれがありますので、必ず手袋をつけておこないましょう。また、乾いたゴキブリのふんを吸い込まないようにマスクも忘れずにつけましょう。

準備するもの

ゴキブリのふんを処理する際は、「ティッシュ」と「アルコール除菌スプレー」を用意しましょう。ゴキブリのふんにはフェロモンが含まれるので、ゴキブリを呼び寄せてしまうとご説明しましたが、このフェロモンのにおいを消すために、アルコール除菌スプレーが有効なのです。

ふんの処理方法

ふんの処理はアルコール除菌スプレーでおこないます。スプレーをかける際には、ゴキブリのふんを飛び散らせないように気をつけてください。

アルコール除菌スプレーをかけた後は、ティッシュでふんを拭き取るのですが、このときにふんをつぶしてしまうと、においや細菌を広げてしまいます。そのため、ふんをつぶさないように注意しましょう。

▼ゴキブリ被害を減らす3つの対策

ゴキブリ被害を減らす3つの対策

ゴキブリのふんがあるということは、ゴキブリが家に潜んでいる可能性が高いということです。そのため、フンの処理だけではなく、ゴキブリ自体への対策もおこなわなければなりません。

また、家の中がゴキブリにとって快適な環境だと、外から何度も入ってくるおそれがあります。家に潜むゴキブリの退治だけでなく、外からの侵入を防ぐ対策も重要といえるでしょう。

ここからは、家の中に潜むゴキブリを退治する方法と、ゴキブリを家の中に侵入させない予防策についてご紹介していきます。

ゴキブリが好む場所をなくす

まずは、ゴキブリが好む場所をなくしましょう。ゴキブリは雑食ですので、食べかすはもちろん、ほこりや髪の毛もえさにしてしまいます。そのため、ゴキブリを寄せ付けないように、家の掃除は定期的におこないましょう。

ゴキブリがとくに好む場所としてはダンボールが挙げられます。ゴキブリは5mmから1cmほどのすき間を好むため、折って重ねられたダンボールのすき間は、ゴキブリが住むうえではぴったりなのです。

また、ダンボールに使われているコーンスターチという接着剤は、ゴキブリのエサとなります。そのため、ダンボールを家に置いたまま放置すると、ゴキブリがやってきてしまう可能性が高くなるのです。ゴキブリが住みにくい環境を作るためにも、いらないダンボールはできるだけ処分しておくことをおすすめします。

侵入経路をなくす

次は、ゴキブリの侵入経路をなくしていきましょう。ゴキブリは、玄関や窓、そしてキッチンの排水口やシンク下の収納部などから侵入してきますので、これらの場所に対策をする必要があります。

まず、玄関については、ミントやハッカなどの香りのアロマを使って対策しましょう。ミントやハッカなどはゴキブリが嫌いなにおいなので、ゴキブリの侵入を防ぐことが可能なのです。

より確実に侵入を防ぐために、玄関に殺虫剤を置いておくのもよいでしょう。毒エサタイプの殺虫剤が売られていますので、チェックしてみてください。

次に、窓からの侵入について見ていきましょう。窓から堂々とゴキブリが入ってくるおそれもありますので、窓には網戸をつけておくのがおすすめです。また、網戸とサッシのあいだに、すき間ができていることもあるでしょう。その場合は、網戸のすき間テープを使ってすき間をなくすようにしましょう。

最後は、キッチンの排水口やシンク下の収納部などの対策です。排水口周りのすき間は、パテなどで埋めるようにしてください。また、排水管はS字のものだと、曲がっている部分に水がたまるため、ゴキブリの侵入を防ぐことができます。排水管がS字でない場合は、S字に変えてしまってもよいですね。

ゴキブリ対策グッズを利用する

家の中のゴキブリを退治するためには、ゴキブリ対策グッズを使うのが効果的です。ここでは、「スプレータイプの駆除剤」と「くん煙剤」をご紹介していきます。

スプレータイプの駆除剤は、ゴキブリを見つけたときに一瞬で仕留めることができます。なかでも、とくに効果が強いのは「ピレスロイド」や「イミプロトリン」といった成分が入った殺虫剤です。しかし、安全性に不安を感じる方は、殺虫成分を使わずにゴキブリを仕留めることができる冷却タイプや泡タイプなどを使うとよいでしょう。

家の中に潜んでいるゴキブリを一気に退治したい場合は「くん煙剤」を使うのがおすすめです。強い噴射力をもつ「煙タイプ」や、火災報知器が鳴る心配がない「霧タイプ」がありますので、ご自宅に合ったものを選びましょう。

ただし、これらのグッズにはデメリットもあります。スプレータイプは直接ゴキブリに命中させないとなりませんので、ゴキブリを見失ったときやゴキブリが複数いるときは駆除が難しいです。

また、煙タイプのくん煙剤を使用すると、ゴキブリを死滅させる成分を含む煙が部屋に充満するため、家具や火災報知器などを事前にビニールなどでカバーする必要があります。ゴキブリをうまく退治するには、「スプレータイプ」と「くん煙剤」を状況によって使い分けることが大切です。

「ゴキブリを見つけたので今すぐ駆除したい」「手間をかけずに駆除したい」というときはスプレータイプがおすすめです。「ゴキブリを発見したけど見失ってしまった」「家のゴキブリを全滅させたい」というときには、くん煙剤を使ってみましょう。

▼ゴキブリの対処に困ったら業者へ相談しよう

「気持ち悪くて自分でゴキブリを退治できない」「より効果の高い方法で駆除したい」といった悩みがある場合には、ゴキブリ駆除の業者に依頼することをおすすめします。ゴキブリのふんは間違った処理では、完全には除去しきれないことがあるのです。

結果として、仲間を呼び寄せてしまったり、幼虫のエサとなって繁殖を手助けしたりするおそれがあります。また、ふんを素手で触ったり吸い込んだりしてしまうと、病気やアレルギーにもつながりかねません。

ゴキブリ駆除の業者に依頼すれば、たしかな知識にもとづく駆除・対策をおこなってもらえます。自分だけで対策をおこなうよりも高い効果を期待できるでしょう。

「業者をどう選んだらよいかわからない」という方は、まずは相見積りを取りましょう。相見積りを取れば料金相場を知ることができ、高額な請求をする業者を避けることができます。

また、相見積りだけではなく、業者の信頼度をはかるために実績の多さを確認することも大事です。実績が多い業者は、それだけ多くの経験を積んでいるということですから、技術面でも安心でしょう。業者のホームページで、過去の実績や施工事例をチェックしてみてください。

▼まとめ

今回は、ゴキブリのふんの特徴や対処方法についてご説明してきました。ゴキブリのふんはアレルギーや病気を引き起こしたり、ほかのゴキブリを引き寄せたりしますので早急に処理する必要があります。ただし、処理する際には、マスクや手袋は必ず装着してください。

また、ふんがあるということは、家の中にゴキブリがいる可能性が高いですから、ゴキブリ自体への対処も必要になります。ゴキブリへの対処は「侵入経路をふさぐ」「家の中のゴキブリを撃退する」「ゴキブリが嫌う家にする」ことの3つが大切です。今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。

なかには、「ゴキブリが苦手で退治できない」「この機会に本格的にゴキブリ対策をしたい」という方もいらっしゃるでしょう。そのような方は、ゴキブリの駆除業者に依頼する手段もありますので、ぜひ一度相談してみてください。

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