布団に潜むダニで体がかゆい!効果的な駆除方法と今すぐできる予防法|害虫駆除110番|クロアリ・ダニ・ムカデなどの害虫トラブルを即解決

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布団に潜むダニで体がかゆい!効果的な駆除方法と今すぐできる予防法

死骸やフンまで徹底除去! ダニを駆除する7つの方法

ダニは布団に発生しやすい衛生害虫の一種です。噛まれるとかゆいですし、肌が赤く腫れて見た目も気になりますよね。ダニを気にせず快適に寝られないものか、とお悩みの方も多いでしょう。

ダニの駆除方法には、「高熱を与える」か「殺虫剤を使用する」の2つがあります。ダニは熱に弱く、50度以上になると死滅します(参考:NHK ためしてガッテンヒストリー)。また、市販のダニ駆除用の殺虫スプレーや燻煙剤などでも駆除が可能です。

当記事では、熱や殺虫剤を使用した具体的なダニの駆除・予防方法をご紹介します。快適な睡眠のために、徹底的にダニ退治をしましょう!

ダニ駆除のポイント

熱によりダニを駆除する場合は、布団乾燥機スチームアイロンを使用すると効果的です。天日干しをする方法もありますが、50度以上の温度にならないためあまり効果的ではありません。

殺虫剤を使用する場合は、スプレータイプ燻煙剤タイプがあります。スプレータイプは使いやすいですが、布団の内部にいるダニへの効果が薄いです。燻煙剤タイプであれば広範囲を駆除できますが、家電を移動させたり家を空けたりと少し手間がかかります。

すぐにでも手軽にダニ駆除したい場合は、当サイト「害虫駆除110番」までお気軽にご相談ください。ダニ駆除のプロが徹底的に対応いたします!

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布団に潜むダニの脅威

布団に潜むダニの脅威

布団がかゆいと感じる場合、その布団にはダニが潜んでいるおそれがあります。布団は人間が寝ている間にかく汗を吸収して湿度が高くなります。さらに、フケや皮脂、髪の毛などダニのエサになるものがたくさんあるため、ダニにとってはとても居心地のいい環境です。

そして、ダニは2~3カ月の寿命の中で50~100個もの卵を産みます。卵を産む個体は1匹ではないため、ダニ対策をしていない布団は数千~数万匹という数のダニが発生するおそれがあるのです。

では、ダニが発生した場合どのような被害をおよぼすのか、布団に発生するダニの種類と詳しい被害の内容について確認しておきましょう。

布団に生息するダニの種類

布団に生息するダニは主に「ヒョウダニ」「イエダニ」「ツメダニ」の3種類です。この3種類の特徴についてみていきましょう。

・ヒョウダニ
布団に生息しているダニのほとんどはヒョウダニです。チリダニの1種で、人を刺すことはありません。ただ、チリダニは大きなダニのエサとなってしまうので、ヒョウダニを駆除しないと人を刺すような大きなダニが布団に住みついてしまうかもしれません。

・ツメダニ
チリダニをエサにしているダニの1種で、人を刺すことがある危険なダニです。

・イエダニ
被害がとても多いのがイエダニだといわれています。ツメダニ同様人を刺すことがあります。

布団に潜むダニが引き起こす健康被害

ダニが原因で発生する健康被害は「かゆみ」と「アレルギー」です。

かゆみは人を刺すツメダニやイエダニが原因で発生します。激しいかゆみが生じますが、ひっかいて傷をつくれば傷口から体内に細菌が入り込むリスクを高めてしまうので、塗り薬などを使用してかゆみを抑えましょう。

アレルギー症状は、生きているダニやダニの死骸、フンを放置しておくと発症する可能性があります。かかり得るアレルギーは主に以下の4種類です。

・アトピー性皮膚炎
皮膚が乾燥して激しいかゆみにおそわれたり、湿疹ができたりすることが特徴です。

・気管支喘息
「ヒューヒュー」という笛性喘鳴が聞こえる発作が起こり、呼吸が苦しくなってしまいます。

・アレルギー性鼻炎
鼻水や鼻づまりを起こすのが特徴です。

・アレルギー結膜炎
目に症状が現れるのが特徴で、目のかゆみや異物感、目やに、目の充血といったことが挙げられます。

ダニを駆除する7つの方法

布団から逃げるダニ

ダニ被害を防ぐためには、布団をダニが嫌がる環境にすることが大切です。

ダニが嫌う環境
  • 温度が高い(50度程度なら20~30分、60度以上なら一瞬で死滅する)
  • 湿度が低い
  • エサがない

ここでは具体的な7つのダニ駆除方法をご紹介します。なかには別の駆除方法と組み合わせて実行する必要があるものもあるので、効果の違いにも注目して確認してください。

【布団乾燥機】湿気を逃がして熱で駆除

布団乾燥機を使えば、布団はダニの苦手な高温で乾燥した環境になります。50度以上の熱風を30分以上かけ続けてダニを死滅させましょう。ただし、1回使用しただけでは効果が薄いので、できるだけ毎日布団乾燥機をかけることをおすすめします。

また、コインランドリーなどにある高温の乾燥機は、家庭用の布団乾燥機よりもより高温で布団を乾燥させます。家庭用布団乾燥機よりも短い時間でダニを駆除できるので、頻繁に家で布団乾燥機を使用するのが面倒な場合はコインランドリーを利用しましょう。

【薬剤】スプレー型と燻製型

ダニ駆除はスプレー型や燻煙型の薬剤を使う方法が効果的です。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

スプレー型 燻煙型
メリット デメリット メリット デメリット
・手軽に使える
・直接吹き付ければ10分程度で駆除可能
・布団の表面にしか効果がない
・毎日スプレーをかけ続ける必要がある
・部屋全体に効果を発揮するため、
手の届かない場所のダニも駆除可能
・家電などがある場合はカバーが必要
・使用後に部屋の拭き掃除が必要

薬剤は生きたダニを駆除する効果的な方法ですが、卵には効果がありません。卵まで駆除したい場合は別の方法と組み合わせ使用しましょう。

また、寝具に使用できない薬剤も販売されています。薬剤を購入する際は使用できる場所の確認を忘れずにおこなってください。

【スチームアイロン】スチームをかけたら天日干し

スチームアイロンは100度以上の熱が出ます。高温の蒸気はダニ退治に効果を発揮しますので、試してみてください。

また、スチームアイロンの熱でダニ退治をしたあとに天日干しをして乾燥させることで、より高い駆除効果が期待できます。

ただし、布団の素材によってはスチームアイロンの熱で傷んでしまうおそれがありますので、熱に強い素材であることをしっかりと確認してから使用しましょう。

【掃除機】アレルゲンを除去

ダニを駆除したとしても、ダニの死骸やフンといったアレルゲンが残っていては、アレルギーを引き起こしてしまうおそれがあります。掃除機で残ったアレルゲンまで取り除きましょう。

ただし、生きたダニは繊維にしがみついて掃除機で吸引することが困難です。アレルゲンの除去は通常の掃除機で効果がありますので、ご紹介した乾燥機やアイロン、薬剤を使った方法でダニを死滅させたあとの処理方法として覚えておきましょう。

なお、掃除機のフィルターの目が大きいと排気中にアレルゲンが飛散してしまうおそれがあります。目の細かいフィルターを使用しましょう。

【布団丸洗い】汚れ・においを取り除く

お持ちの布団が家庭で洗える(タグに洗濯機のマークか洗濯桶に手が入っているマークがついている)ものであれば、丸洗いして汚れやにおいを取り除くのもおすすめです。アレルゲンの一種であるダニの死骸やフンの除去にも有効です。詳しい選択の手順は以下を参考にしてください。

・洗濯機で洗う方法

  1. 布団が入るような洗濯ネットと液体洗剤を用意する
  2. 洗濯機に洗剤をあらかじめ入れておく
  3. 洗濯ネットに布団を入れ、「大物洗い」や「毛布洗い」を選んで洗濯する

・手洗いする方法

  1. 浴室に布団を運び、シャワーで布団の汚れを洗い流す
  2. 浴槽に水やぬるま湯を半分程度までためて洗剤を溶かす
  3. 洗剤が溶けたら布団を押し洗いする
  4. 水が黒く濁ったら新しい水と洗剤に変える
  5. 1~4を2~3回程度繰り返す

ただし、生きたダニは布団にしがみつく性質があるため、洗濯だけでは駆除できません。丸洗いしたあとは、布団乾燥機を使って高温の熱風で生き残っているダニを死滅させてから掃除機をかけましょう。

なお、ご家庭での布団の丸洗いや乾燥が難しい場合は、コインランドリーを利用しましょう。手間がかからないうえに、家庭用よりも高温の乾燥機が使えます。

【天日干し】湿気を逃がす

天日干しは、布団の湿気を逃がす対策です。ただし、ただ布団を干すだけではダニを死滅させるほどの効果は期待できません。熱を吸収しやすい黒の布団干し袋に入れて、効率よく布団に熱が伝わるようにして天日干ししましょう。

比較的実行しやすい方法ではありますが、ほかの方法に比べる効果は薄いです。天日干しだけでダニ被害をなくすのは難しいので、湿気を逃がす予防対策程度だと考えておいた方がいいかもしれません。

【クリーニング】確実にダニを駆除

布団のタグにドライマークがついている場合や、ご自宅で洗濯乾燥するのが面倒という方におすすめの方法がクリーニングです。手間をかけずに確実にダニを駆除できます。

クリーニングを依頼するときは、より確実にダニを駆除するために、布団を一枚ずつ洗うようクリーニング屋さんにお願いしましょう。

やってはいけないダニ退治法

NG行動

ダニ駆除にはさまざまな方法がありますが、一見有効に見えてもじつは逆効果という手段もあるのです。ここでは、やってはいけない2つのダニ駆除方法をご紹介しますので、ぜひチェックしておいてください。

布団を叩く

「布団を叩くことで、ダニを駆除することができる」という説がありますが、これは間違った対処法です。布団を叩くだけでは、フンや死骸といったアレルゲンを舞い上がらせて布団内部にあったアレルゲンを表面に出すだけなので、駆除効果はありません。

また、表面に出てきた死骸やフンはダニのエサとなるため、新たなダニをおびき寄せてかえってダニが増えてしまう原因になるので、布団は叩かずに干しましょう。

車の中で布団を干す

真夏の車の中は高温です。熱に弱いダニを退治できると思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、車でダニ駆除をする際は注意が必要です。

車のシートは人間のフケや汚れがたまっており、ダニが繁殖しやすい環境です。そのため、布団から出たダニやアレルゲンが車の中に移ってしまうと、今度は車の中にダニが繁殖するおそれがあります。

布団のダニ予防3つのポイント

布団のダニを駆除した後は、ダニをできるだけ寄せ付けないように対策をしましょう。ダニ予防のポイントは「湿度を上げない」「清潔さを保つ」「侵入する隙を与えない」の3つです。

湿度を上げない

ダニは湿度の高い場所で好んで繁殖します。定期的に以下の4つの行動をおこなうことで、布団や衣類、部屋全体の湿度が上がらないよう対策しましょう。

  • 換気
  • 布団はこまめな天日干し
  • 洗濯物はすぐしまわず空気乾燥
  • 除湿器の使用

清潔さを保つ

ダニは人のフケや髪の毛、ほこりを好みます。シーツやカーペットなどは定期的に洗濯して清潔な状態を保ちましょう。また、床に落ちている髪の毛やほこりもダニのエサになります。洗濯だけでなく、掃除も習慣化してよりダニが寄り付きにくい環境を保ちましょう。

侵入する隙を与えない

ダニは繊維の隙間に住みつきます。そのため、以下のようなダニ対策グッズを使用してダニが入り込む隙をなくしてしまえば寄り付かなくなるでしょう。

  • ダニ除けパッドを使用
  • 防ダニシーツを利用

ダニ除けパッドは、防虫剤で加工されたものです。使い方は簡単で、マットレスの上やベッドの下にパッドを敷くだけです。除湿ができるタイプのものが売られているので、ダニ対策にはそちらを使用しましょう。

防ダニシーツは、繊維の網目が細かく、ダニが侵入する隙間のないシーツです。薬剤不使用なので、薬剤で加工しているパッドを使うのは不安という方におすすめです。

ダニ以外に考えられる布団がかゆい原因

ここまで、布団がかゆい原因のひとつであるダニについてご紹介してきましたが、布団がかゆい原因はダニ以外にもあります。この章では、ダニ以外に考えられるかゆみの原因をご紹介していきます。

ノミ

体がかゆい場合、ノミに刺されている可能性もあります。ノミは足を中心に刺し、痕になっているケースもあります。足に痕がある場合はノミを疑ってもよいでしょう。

皮膚炎

アトピー性皮膚炎の場合も、布団に入るとかゆくなる場合があります。お風呂に入ったり、布団に入ったりすることで体が温められ、かゆみの神経を刺激する「ヒスタミン」という成分が発生してかゆみを感じやすくなるのです。

ひっかいた部分が白くなっている場合は皮膚炎のおそれがありますので、医療機関を受診することをおすすめします。

皮膚や布団、シーツの乾燥

皮膚やシーツが乾燥していると、かゆくなる場合があります。皮膚が乾燥している場合は、保湿クリームなどを塗って対策しましょう。シーツを乾燥させてゴワゴワになってしまう場合は、極力乾燥機を使って乾燥させるようにしましょう。

むずむず脚症候群

むずむず脚症候群は、足に虫が這うような感覚があったりピリピリする感覚があったりと、足に違和感を覚える病気です。足をひっかいても直らないため、眠れなくなって不眠症に悩んでいる人も多くいます。むずむず脚症候群が疑われる場合には、早急に医療機関を受診して適切な処置をしましょう。

ダニ駆除は業者に相談するのもアリ

こまめな洗濯や高温での乾燥、部屋の掃除など、さまざまなダニ駆除・ダニ予防の方法をご紹介しました。しかし、「自分でダニを駆除できるか不安」という方は業者に相談するのがおすすめです。業者に依頼するメリットや費用、業者選びのコツについて詳しくご説明していきます。

ダニ駆除を業者に依頼するメリット

ダニ駆除を業者に依頼すると、専門的な知識を持ったプロが駆除してくれます。より高い効果を期待できるのはもちろん、自分の時間を奪われることもなく楽にダニの駆除が可能です。

また、ダニは布団だけではなく部屋のさまざまな場所に潜んでいるおそれがあります。業者に依頼することで、布団だけでなく部屋中のダニを駆除してもらえる可能性があります。

駆除の流れ

ダニ駆除の大まかな流れは以下の通りです。支払いのタイミングやカード払いが可能かどうかなどは業者によって異なるので、ホームページを見るか、見積り時に確認しておきましょう。

  1. 電話やメールなどで相談
  2. 現地調査や見積り
  3. 予算などを考えて検討
  4. 見積りに納得がいけば正式に依頼
  5. 作業日を決める
  6. 当日作業

費用相場

費用は1DKで1万円~3万円程度が相場です。ただし、部屋の広さや選ぶ業者によって異なるので、詳しい金額は見積りを取って確認しましょう。

また、サービス内容や施工後の保証なども業者によって異なります。そのため、ひとつの業者にのみ相談して依頼を決めるのはあまりおすすめできません。3~5社を目安に見積りを取って費用面やサービス面の比較をして依頼先を決めましょう。

条件が似ていて迷った場合は、自分が信用できると思うかどうかがポイントです。相談時の話し方や見積り内容の明瞭さなどを思い出して、1番信用できると思った業者を選択しましょう。

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害虫駆除110番では、ダニに関する専門的な知識や駆除技術をもつ提携業者を数多くご紹介しています。ダニは小さくても人に与える不快感は大きいため、できればご自身やご家族へ影響がおよぶ前に駆除したいものです。

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