チョウバエの駆除方法|いなくならないチョウバエを完全駆除するコツ
駆除してもなかなかいなくならないチョウバエには専用の殺虫剤を利用しましょう。
ペットや子供がいて殺虫剤を使いたくないなら水で流す・熱湯をかける・氷水にさらす方法も同様に有効です。チョウバエはそこまで生命力が高くないため、熱湯などでも簡単に駆除することができるのです。
チョウバエを完全駆除するなら幼虫や卵も駆除しなければいけません。
この記事では、チョウバエをカンタンに駆除する方法やコツ、いなくならないときの対処法まで詳しく解説していきます。対処法をしっかり学んでチョウバエを完全に駆除してしまいましょう。
「今すぐ徹底的に駆除したい」という場合は、駆除業者に依頼するのがスピーディかつ確実です。
目次
チョウバエが生息・発生する場所
チョウバエは水場やごみ箱などで飛び回っている小型の虫です。虫が飛び回っていると不衛生ですし、いなくなってほしいものですよね。
しかし、飛び回っている成虫だけを駆除しても卵や幼虫がそのままでは、またチョウバエが発生してしまいます。チョウバエの駆除をおこなう際は住処を確定してからおこないましょう。
チョウバエの成虫や幼虫が生息・発生している場所は簡潔にいえば『水場』です。なかでもとくに汚れが多く、かつ水分の多い場所には発生しやすいといわれています。
これは、チョウバエが水分や腐敗した汚物、ぬめりなどを養分に発生・成長するからです。まずは、以下の4箇所を中心に、チョウバエやその幼虫(小型の芋虫)が群がっていないか、勇気を出して確認してみましょう。
【チョウバエが生息・発生する場所】
- 風呂場の排水溝付近
- キッチンシンクの排水溝付近
- トイレの下水付近
- 洗濯機の排水ドレン付近
これらの場所にチョウバエの成虫や幼虫が多く集まっていたら、そこが住処となります。駆除の具体的な方法・ポイントは「チョウバエの駆除方法|意外とカンタンなその理由 」で解説していきます。
チョウバエの生息・発生源が見当たらないときは?
「発生源が見当たらないけどチョウバエが収まらない……」
チョウバエの発生源をさがしても卵や幼虫が見当たらず、チョウバエの発生が収まらないと日々の生活でストレスが溜まってしまいますよね。
発生源がわからないと完全駆除が出来ず、長期間出てきたチョウバエに対処しなくてはなりません。また、発生源がわからないからと言って放っておくと、いつか大量に発生して大変なことになるかもしれません。
チョウバエの発生源が見当たらないときは排水溝の奥や目に見えない場所の汚れなどに、チョウバエが発生している可能性があります。
どうしても発生源が見つからない場合は、業者に依頼してみるのもひとつの手段となります。プロであれば自分では見つけられない発生源を突き止めてくれ、的確な方法でチョウバエを駆除し再発を防いでくれます。
弊社では日本全国の加盟店の中から、チョウバエの駆除をおこなう業者をお探しすることが可能です。いつでも、お気軽にお電話ください。
チョウバエの駆除方法|意外とカンタンなその理由
チョウバエの駆除はシンプルに叩いて駆除することも出来ますが、大量に発生しているとすべてを叩くわけにもいきません。叩いて潰すのには抵抗がある人もいるでしょう。
また、飛び回っている成虫を駆除しても卵や幼虫を駆除しなければ、長くチョウバエの被害に悩まされることになってしまいます。
チョウバエを駆除する際には成虫・幼虫の住処を特定し『熱湯や氷』・『殺虫剤』をかけて、完全に駆除することが大切です。
チョウバエの生命力は高くないため熱湯などでも簡単に駆除することができます。
単純に熱湯をかけるだけでも効果はありますが、より徹底的に、というのであればさらに知っておきたい細かいコツや注意点があります。それぞれ、しっかり理解しておきましょう。
熱湯・氷を使う方法のポイント
熱湯や氷を使う際は水の温度や氷の置く場所、回数を工夫して効果が出やすいようにしましょう。
【熱湯で駆除】
熱湯を使う際には60~70度ほどの温度が効果的です。チョウバエは卵から成虫まで、体内の構成要素としてたんぱく質をもっています。
このタンパク質は60度前後で凝固し始めるので、60度未満の温度では効果が出ません。
一度、熱湯をかけただけでは効果が出ないことがありますので、何回か熱湯をかけるようにしましょう。
【氷で駆除】
氷を使う際は排水溝の部分に多めに氷を置いて水を流しましょう。そうすれば、氷によって冷やされた水が排水溝内に入り、排水管を冷やして一時的に幼虫が生育できない環境にしてしまいます。1度では駆除しきれないことが多いので、数回・数分くりかえしてください。
お風呂場の場合はシャワーがあるので、熱湯なども流しやすいはずです。ただし、60度以上の熱湯は誤って自分にかかるとやけどの危険性もあるので、取り扱いには注意してください。熱湯を扱うのが不安な場合は氷での駆除を試してみてください。
殺虫剤を使う方法のポイント
殺虫剤を使ってチョウバエを駆除する場合は選び方が大切です。なぜなら、チョウバエを完全駆除したい場合は、幼虫や卵にしっかり効く成分が入って殺虫剤を使用する必要があるからです。
選ぶ際には、『IGR剤』という成分が入っている殺虫剤を選びましょう。この成分は昆虫の成長を抑制する効果があるため、幼虫などは成虫になれず卵を残すことなく死んでしまいます。
根本から対処したい方は、この成分はもちろん、チョウバエに効くかどうかの明記もしっかり確認したうえで選んでみてはいかがでしょうか。
ただし殺虫剤にはスプレー型など可燃性の高い商品もありますので、商品の説明書き・注意書きは必ず読み込み、用法用量を間違えないよう慎重に扱いましょう。
どうしても駆除しきれない、被害が広くて駆除が大変、そんな方は『どうしてもチョウバエを駆除しきれないときはプロの力を借りよう 』も参考にしてください。
チョウバエを発生しないようにする予防方法
チョウバエは非常に繁殖力が高く、仮に駆除したとしてもすぐにまた発生してしまうこともあります。徹底的にチョウバエと決別したいと思うのであれば、やはり予防も大切です。
発生予防、と聞くと大変そうですが、その方法は意外に簡単で『水回りをキレイに掃除する』だけです。
単純ですが、汚水や汚れから発生するチョウバエの予防には大きな効果があります。
キッチンのシンクは排水溝の奥まできれいにしてください。お風呂場の場合は排水溝の中だけでなく、エプロンの裏なども発生源となりますので、このような見えない部分も掃除するようにしましょう。
外部からの侵入を防ぐことも大切!
チョウバエは下水などから発生することもありますが、窓や玄関などから侵入してくることもあります。たった数匹侵入しただけでも、そこから繁殖なんてこともあるので注意が必要です。
窓を頻繁に開けないことはもちろん、目の細かい網戸を貼っておくのも効果的です。チョウバエの成虫は約1~4mmなので、それ以下のものを用意するとなおよいでしょう。
どうしてもチョウバエを駆除しきれないときはプロの力を借りよう
チョウバエがあまりに大量発生している場合だと、個人の対処では駆除が追い付かなかったり、思わぬ場所から再発生したり……なんてこともあります。駆除しきれない・大変という方は、その道のプロに任せてしまうことをおすすめします。
業者に依頼すれば、個人よりもさらに高い技術で効率的に駆除・予防してくれます。なにより、不快なコバエやうねうね動く幼虫を見ることなく、手間なく駆除してもらえるというのは大きなメリットといえるでしょう。
業者に依頼する際のポイント
業者に依頼するときに気になるのが費用の面ではないでしょうか。チョウバエ駆除の費用は4,000〜2万円程度と差が出てきます。
これは発生場所の数や被害の状況によって費用が変動するからです。依頼の際には、なによりまず現地調査をしてもらい、見積りを出してもらいましょう。
いきなり作業を依頼するよりもまず、見積りと作業内容を確認して自分で納得してから依頼すると安心です。ご依頼を考える際にはまずは一度、被害状況を調査してもらうことから始めてみてはいかがでしょうか?
しかし、近所で対応できる業者を探し見積りを取って、比較検討するのは大変ですよね。弊社にお任せいただければ無料で現地調査をおこなえる業者をお探しすることが可能です。
手間を省いて業者探しができますのでお困りならお気軽にお電話ください。