蟻が家の中に!駆除方法について│侵入される前に対策する方法など
蟻は日頃、外を歩いていたら見かけることが多い身近な虫です。しかし、家の中でその姿を見つけてしまうと不快に感じる方は少なくありません。
家に侵入する蟻を徹底的に駆除するためには、侵入口を特定する必要があります。蟻は、フェロモンを分泌して仲間に餌のある位置を知らせます。そのため、侵入経路を絶つことで新たな蟻の侵入を防ぐことができるのです。
今回の記事では、すでに蟻が家の中にいて駆除をしたい方のために、その方法についてお伝えしていきます。蟻の駆除をしたあとは、今後も侵入されないように対策方法についても紹介していますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
まずは家の中にいる蟻を駆除しよう!
すでに蟻が家の中にいて駆除する場合には、市販で購入できる駆除剤を使用しましょう。ここでは、2種類の駆除剤を使った方法をご紹介していきます。
【方法1】蟻用の毒餌を使用する
蟻は巣の中で集団生活をしていることと、巣まで餌を持ち帰るという特性をいかした方法が毒餌による駆除です。まずは家の中にいる蟻がよく通る場所に、市販の毒餌を置いておきます。
すると匂いにつられた蟻が毒餌を持っていくため、そのまま巣に持ち帰らせます。最初は警戒されるかもしれません。その場合は、毒餌をいくつかの場所に仕掛けておきましょう。毒餌を持って帰らせることに成功すれば、それを繰り返していくうちに巣の中で毒餌を食べた蟻をつぎつぎと駆除することができるのです。
注意点は、毒餌以外の食べ物が近くにあると蟻が分散して毒餌のほうに寄ってこないことがあることです。そのため、毒餌を置いた周辺や通り道には、ほかの餌となる食べ物を置かないように注意しましょう。
【方法2】殺虫剤を使用する
家の中にいる蟻の数が少なかったり、蟻が家の中を歩いていることに抵抗があったりする場合は、殺虫剤を使用しましょう。殺虫剤は、スプレータイプのものが手軽で使いやすいです。蟻に効果があるものを選びましょう。
スプレータイプなら、家の中で見かけた蟻に噴射するだけで駆除が可能です。ただし、スプレータイプは前述の毒餌を使用する場合と違い、その場にいる蟻を駆除するだけとなります。引き続き蟻が侵入する場合は、抜本的な解決にはならないでしょう。
毒餌を使うのは抵抗がある場合や個人で駆除をおこなうのが難しいと感じた場合は、業者に相談してみてはいかがでしょうか。弊社は、蟻の駆除に対応した業者を紹介しております。お急ぎの場合でも、できるだけご都合に合わせてご対応しますので、お気軽にお電話にてご相談ください。
蟻はどこから来ているの?さまざまな侵入経路
蟻を駆除しても、侵入経路を特定して対策をおこなわなければ再び侵入されてしまうことでしょう。そこで続いては、蟻の侵入経路やその目的についてお伝えしていきます。
【よくある蟻の侵入経路】
- 家の外壁の隙間
- 窓やベランダのサッシの隙間
- 床下
- ベランダに置いた観葉植物
蟻はその小柄な体型を活かして、壁やサッシなどのわずかな隙間から侵入してきます。一戸建てはもちろんのこと、マンションにお住まいでも注意が必要です。ダンボールなどの荷物にくっついて侵入されることもあるのです。
蟻が家の中に侵入する目的
蟻が家の中にまで侵入してくる最大の目的は、餌を手に入れるためです。前述の毒餌のところでもお伝えしました通り、蟻はフェロモンを分泌して道しるべを作り、群れをなして餌を運んでいくのです。
多くの蟻は甘い匂いにつられて、家に侵入してきます。そのため、食べ物はしっかりと封をして匂いを逃がさないようにしましょう。フェロモンは蒸発しやすい成分のため持続時間は短いですが、蟻が通るたびに分泌されてしまいます。蟻を駆除したあとは、掃除をおこなって痕跡を残さないようにするのが大切です。
しかし、どこから侵入されたのか侵入経路の特定が難しく、駆除が困難だと感じたら業者に相談するのがおすすめです。とくに家の中で発生している場合は、巣穴を見つけるのが困難なため、プロの手を借りたほうが手間もなく、より確実といえます。
弊社では、蟻はもちろんのこと、さまざまな害虫駆除が可能な業者を紹介いたします。駆除を繰り返しても家の中へ侵入されてお困りでしたら、ぜひご相談ください。
蟻を家の中に侵入させないための対策
家の中にいる蟻を駆除しても、再び侵入されてしまうかもしれません。そのため、今後、蟻が侵入してこないように対策をおこなう必要があります。最後は、蟻の侵入を防ぐための対策方法について紹介していきます。
【対策1】侵入経路の隙間を塞ぐ
蟻はさまざまなところから侵入してくるため、目に付いた外とつながる隙間は塞ぎましょう。穴を塞ぐためには、ホームセンターなどで売られているコーキング剤やパテなどを使用します。使用する場所によって最適なコーキング剤があるため、購入時に種類をご確認ください。
隙間を塞ぐのが難しい場所は、蟻用の忌避剤を使用することをおすすめします。市販の忌避剤はおもに、粉状や粒状のタイプが多いです。そのため、家の玄関周りに散布しても後々雨風に流されてしまうことがあるので定期的に使用するようにしましょう。
【対策2】巣ごと駆除する
餌を持ち帰る蟻を追うことで、巣を見つけられることがあります。もしも場所が分かったら、巣ごと駆除するのがおすすめです。
もっとも手軽な方法は、やかんや電気ケトルなどで熱湯を沸かしてそのまま巣穴にそそぐことです。蟻をはじめ、多くの虫は熱に弱いため即死させることができるのです。
ただし一度だけでは、熱湯が行き届かない巣の奥のほうにいる蟻を死滅させることはできないため、根絶させるのは難しいです。そのため前述でご紹介しました、毒餌を持ち帰らせる方法と併用したり繰り返し熱湯をかけたりして駆除しましょう。
【対策3】掃除や整理整頓をする
蟻に侵入されないようにするためにもっとも大切なことは、餌となるものを放置しないことです。蟻は雑食ですが、甘い匂いにつられて家の中に入ってくることが多いです。一度侵入されてしまうと、床に落ちている食べカスも蟻にとってはごちそうとなってしまうことでしょう。
そのため食べ物はフタのついた容器に入れるか、冷蔵庫で保管することが大切です。食べカスは床に残さないように、こまめに掃除をおこないましょう。
侵入経路を塞いだり掃除をおこなったりしてもまだ蟻が侵入してくる場合は、業者に相談してみてはいかがでしょうか。弊社では、蟻をはじめとした家の中に侵入してくる害虫の駆除に対応した業者を紹介しております。
「どこから侵入されているか分からなくて困っている……」「駆除したつもりでもまた家の中にいる……」など、お悩み事をお聞かせください。
お電話にてご相談内容をお伺いしたうえで、最寄りの提携業者を派遣させていただきます。24時間365日お電話でのご相談を受け付けしていますので、お気軽にご連絡お待ちしております。