アパートのゴキブリは3ステップで防げる!要注意の場所と効果的な対策
ゴキブリ対策をアパートでする場合は、侵入経路を徹底的にチェックし侵入しそうなところをふさぐことが重要です。なぜなら、アパートの自室にゴキブリが発生する原因は、外部からの侵入によるものだからです。
当記事では、誰でもできる侵入経路のふさぎ方や、ゴキブリを寄せ付けないための対策をわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
賃貸アパートでゴキブリ出没!まずは侵入経路をチェックしよう
アパートでゴキブリが発生する原因は、ほとんどが外部からの侵入といえます。アパートの自室でゴキブリを発見したら、侵入経路になりそうな場所をチェックしてみましょう。この章では侵入経路を5つご紹介していきます。
経路1:玄関
玄関は人がよく出入りをするので、ゴキブリが侵入してきやすい場所です。また、ゴキブリは、ドアポストから侵入してくる場合もあります。玄関の扉にポストがついていると、はみ出した新聞や郵便物のすきまから侵入してきてしまうのです。
経路2:窓
「窓は網戸がついているからゴキブリは入ってこないだろう」と思いがちですが、油断してはいけません。ゴキブリは、わずかなすき間からでも侵入してくるのです。たとえば、網戸とガラス窓のすき間から侵入してくることがあります。
経路3:換気扇
換気扇は外とつながっています。なので、プロペラを回すタイプのものだと換気扇が回ってないときにプロペラのすき間から侵入してくるのです。また、ゴキブリは油汚れが好きなので、においに引き寄せられて、換気扇から侵入してきてしまいます。
経路4:エアコン
エアコン内で発生した結露を外に排出するためについているドレンホースがあります。このドレンホースには水を外に排出するための穴が空いており、そこからゴキブリが侵入してくることがあるのです。
経路5:排水口
暗くて湿気の多い場所を好むゴキブリは、下水道に生息していることも多いです。下水道に住んでいるゴキブリは排水管の乾いている部分や水の流れがない部分を通って、住宅の排水口まで侵入してくることもあります。そしてキッチンやお風呂場の排水口から室内に侵入してくるのです。
アパートのゴキブリ対策は3ステップでおこなおう!
ゴキブリ対策をアパートでする際のポイントについて見ていきましょう。この章では、3つのステップにわけてご紹介しています。ゴキブリの侵入を未然に防ぐために、ぜひ参考にしてみてください。
ステップ1:ゴキブリの侵入経路をふさぐ
まずは、前章で紹介したような侵入経路になる場所をふさいで、ゴキブリの外部からの侵入を防ぎましょう。
玄関はドアを開閉する時間をなるべく減らし、開けっ放しにするのはやめましょう。また窓の網戸にすき間がある場合は、すき間をふさぐテープを貼ってゴキブリが侵入してくるのを防ぎましょう。
換気扇は、回しっぱなしにしておくのもいいですが電気代がかかってしまうので、フィルターを使用するのがおすすめです。
エアコンのドレンホースには、市販のドレンホース用キャップをつけて、外からのゴキブリの侵入経路をふさぐようにしましょう。
排水管をS字の形をした排水トラップに交換すると、ゴキブリが下水から這い上がりにくくなります。S字トラップに交換する際は、大家さんに相談してみましょう。
ステップ2:ゴキブリの「すみか」をなくす
ゴキブリが住み着きづらい環境を整えることも、有効な対策です。室内にゴキブリが好むような場所があるときは改善をしていきましょう。
家のなかに放置された段ボールはゴキブリのすみかになってしまいます。なぜなら段ボールには保温や保湿の効果があり、ゴキブリにとってのすみかになりやすいからです。またゴキブリは暗い場所を好むので、積み重なった段ボールのすき間から入り込んでしまうことがあります。いらない段ボールがある場合はすぐに処分しましょう。
そして、部屋の掃除をこまめにおこなうことも大切です。ゴキブリは食べかすや髪の毛、ほこりなどをエサにしてしまうからです。部屋を清潔に保ち、ゴキブリのエサになるものをなくしましょう。
また、キッチンの掃除も重点的におこないましょう。生ごみや洗っていない食器などを放置するとゴキブリのエサになってしまいます。ほかにも、シンクや排水口のぬめりもゴキブリは大好物です。シンクや排水口のぬめりは、台所用の洗剤などを使って、きれいにしておきましょう。
ステップ3:ゴキブリが嫌うものを置く
ゴキブリは、ミントやハッカなどの刺激的なにおいが苦手といわれています。キッチンや玄関でハーブを育てることで、ゴキブリが寄り付きにくくなる効果があるといわれています。
しかし、ゴキブリは適応能力が高くにおいにだんだん慣れてしまうので、ハーブを使った対策は一時的なものになってしまいます。
また、ゴキブリが発生してしまったときは、ホウ酸だんごなどの毒エサを置きましょう。ホウ酸だんごは、ホウ酸と小麦粉と誘引剤(砂糖や、すりおろした玉ねぎ)でできている毒エサです。自分で材料をそろえて作ることができます。ホウ酸だんごの置き場所は、冷蔵庫の下や部屋のすみなどに置いておくのがおすすめです。
アパートのゴキブリ対策をプロに任せるという方法もある
「自分でゴキブリを退治することができない」「ゴキブリの数が増えすぎて手に負えない」といった場合は、ゴキブリ駆除のプロの手を借りるのがおすすめです。
プロによる駆除は、ベイト剤とよばれる毒エサを使う方法や、燻煙式(くんえんしき)の薬剤を使う方法などがあります。また、ゴキブリの侵入口をふさぐ工事もおこなってくれるので、再発防止ができます。
個人でゴキブリ駆除依頼をする場合の費用相場
個人でゴキブリ駆除の依頼をした場合の費用は、駆除面積が広いほど使う薬剤の量も多くなるので高くなります。また、ゴキブリの繁殖状況や、侵入口をふさぐ工事をするかどうかによっても変動してきます。
【ゴキブリ駆除を業者に依頼した際の費用相場】
- ワンルーム:約1万円~3万円
- 2LDK:約3万~5万円
- 3LDK:約4~6万円
アパートでは建物全体で対策するのが効果的
アパートでゴキブリが発生した場合、自分の部屋だけ駆除をおこなっても、アパート全体で駆除をおこなわないと、ゴキブリが再発生する場合があります。なぜならゴキブリは、通路やベランダなどのアパートの共有部分から侵入してくることがあるからです。もしも、アパートの共有部分のゴキブリ駆除をおこないたいといった場合は、一度大家さんに相談をしてみましょう。
アパートはゴキブリの侵入経路がたくさんあるので、対策を徹底的におこなう必要があります。もし、ゴキブリを発見したら早めに侵入口になる可能性が高いところをふさぐなどの対策をしましょう。また、自分で駆除が難しい場合は業者に依頼して駆除をお願いすることをおすすめします。
弊社では、ゴキブリ駆除業者に関するご相談を24時間365日お電話またはメールにて受け付けております。お見積りは無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。