【ゴキブリ退治】家にあるもので代用!~殺虫剤スプレーなしでもOK
「突然ゴキブリが目の前に……でも殺虫剤が見当たらない!」というときには、どの家にもあるスリッパや洗剤などを使えば、簡単にゴキブリ退治をすることができます。
しかし、その目の前の1匹を殺したからといって油断してはいけません。なぜなら、ゴキブリは繁殖力が旺盛で、1匹でも家に出没すれば、すでに多くのゴキブリが住み着いているおそれがあるからです。
このコラムでは、ゴキブリを退治を家にあるものでおこなう方法のほかに、ゴキブリをまとめて退治する方法や、ゴキブリを予防する方法なども詳しく紹介しています。「ゴキブリをすぐに退治したい!」「ゴキブリを今後家に寄せつけたくない」という方は参考にしてみてください。
目次
家にあるものでゴキブリ退治をする4つの方法
ゴキブリを退治するには、専用の殺虫スプレーがもっとも効果的です。しかし、殺虫スプレーを常備していないときや、すぐに見つからないときには、ほかのもので代用し、とりあえず目の前のゴキブリを退治しましょう。ゴキブリ退治を家にあるもので、すぐにおこなう方法は以下の4つです。
【1】スリッパなどで叩き潰す
ゴキブリを見つけたら、身の回りにあるもので叩き潰すのがいちばん簡単な退治方法です。スリッパを使用する方が多くいらっしゃると思うのですが、スリッパを使用する方法はあまりおすすめしません。
なぜなら、ゴキブリを叩き潰すとスリッパにゴキブリの体液がついて取れなくなってしまうからです。ゴキブリを退治するのには、「処分してもよい雑誌や新聞紙」を使うとよいでしょう。
【2】台所用洗剤をかける
台所用の洗剤をかけることでもゴキブリを退治することができます。「ゴキブリを叩き潰すのには抵抗がある……」という方にはおすすめの方法です。台所洗剤の中に入っている「界面活性剤」という成分はゴキブリの呼吸器官を塞ぎ、窒息死を引きおこす効果があります。
ただ、「界面活性剤」は人やペットの身体についたまま放置しておくと、タンパク質を破壊する作用がありますので注意が必要です。この方法はペットや子どもがいる家庭には向かないかもしれません。
【3】熱湯をかける
熱湯をかけることでもゴキブリを退治することが可能です。ゴキブリは60度以上の熱湯をかけると、すぐに死んでしまいます。「害がない方法でゴキブリをすぐに退治したい」という方にとっては、即効性があり、とても効果的な方法です。洗剤とちがって、退治したあとの掃除も簡単でしょう。
熱湯でゴキブリを退治するデメリットはお湯を沸かすのに時間がかかってしまうことです。準備している間にゴキブリを見失ってしまう可能性が高いでしょう。また、熱湯を扱う際はやけどに充分気をつけてください。
【4】代用スプレーをかける
ゴキブリ専用の殺虫スプレーが家になかったり、ゴキブリを見つけたときにすぐ見つけられなかったりする場合には、アルコールスプレーなどで代用することができます。アルコール濃度が60パーセント以上のものでしたら、ゴキブリ退治の際に効果を発揮します。
一般的に売られているアルコールスプレーは約50パーセント以下のものが多いので、ゴキブリ退治の効果は薄いでしょう。ゴキブリ退治に使用するのでしたら、アルコール濃度が60パーセント以上の業務用などのものを使用しましょう。
1匹いたら要注意!ゴキブリは絶滅させておこう
目の前にいるゴキブリ退治を家にあるものでおこなえたとしても、油断は大敵です。ゴキブリは繁殖力が非常に強く、家に1匹いたら100匹いるといわれています。
家にゴキブリが発生したら、今後ゴキブリが発生しないように、便利な駆除グッズを使って対策することをおすすめします。いくつかご紹介していきますので、「もうゴキブリの姿を見たくない」という方はぜひ使ってみてください。
とりあえず「置くだけ」グッズで対策する方法
ゴキブリ対策のグッズの中で1番簡単に使えるのが「置くだけ」タイプのものです。「置くだけ」のものにも、種類によって効果がさまざまですので、効果別にご紹介します。
・忌避剤
ゴキブリの侵入を防ぐには、ゴキブリが嫌いなハッカ油などでできている忌避剤を置くとよいです。ペットや子どもがいる家庭などで、「ゴキブリを寄せつけたくないけれど、ヒトに有害な薬剤などは置きたくない」という方にはおすすめです。
忌避剤はあくまでもゴキブリを近づけないためのものなので、すでにゴキブリが発生してしまっている場合は、より効果の高い殺虫成分を含んだグッズを使用したほうがよいでしょう。
・毒エサ
毒エサを食べさせることによって、そのゴキブリを徐々に死に追いやることができます。また、毒餌を食べたゴキブリのフンや死骸にも毒エサの成分が含まれるので、それを食べたほかのゴキブリも退治することが可能です。
ただし、毒エサはゴキブリ以外の生き物にとっても有害ですので、誤って子どもやペットの口に入ってしまわないよう、手の届かないところに設置するなどの工夫をおこなってください。
・捕獲器
ゴキブリをニオイで寄せつけて、シートなどの粘着力で捕まえる捕獲器は、「置くだけ」のグッズの中でいちばん即効性の効果があります。しかし、ゴキブリは家の中の見えないところに多数潜んでいるので、捕獲器だけで家の中すべてのゴキブリを駆除するのは難しいでしょう。ほかの対策グッズと併用して使用することをおすすめします。
これらの「置くだけ」のゴキブリ駆除グッズは、ゴキブリの好む場所に置くと効果的です。キッチンの隅や冷蔵庫の下、鉢植えのそばなど、暗く湿った場所などがよいでしょう。
広範囲のゴキブリをまとめて駆除する方法
「家の中にゴキブリが大量発生しているかも」というときには、まとめて駆除できる燻煙剤を使うのが効果的です。燻煙剤は使用方法をしっかりと守らないと、人間に害をおよぼすおそれがありますので、以下の注意点を確認して使用しましょう。
・ゴキブリ用燻煙剤を焚く前の準備
燻煙剤の煙に反応して、火災報知器が鳴ってしまうことがあります。それを避けるためにあらかじめ火災報知機をカバーで覆っておくか、火災報知器の真下では使用しないようにしましょう。
また、燻煙剤がかからないほうがよいもの(パソコンなどの電子機器や食器など)にはカバーをかけるか、煙がかからないところへ避難させてください。
・ゴキブリ用燻煙剤の使用方法
使用方法の説明を読んで、燻煙剤をセットしたら、部屋の中心に置きましょう。煙を焚き始めたら、部屋の外に出てドアは閉め切ってください。(製品によって異なりますが、約2時間は部屋を閉め切りましょう)
・使用後の注意
使用後は部屋を換気します。まだ薬剤の煙が充満している状態ですので、タオルなどで口や鼻をおさえてから部屋に入りましょう。目に見えないくらい小さな死骸が落ちているおそれがありますので、掃除機をかけたほうがよいです。万が一、お皿に薬剤がかかってしまった場合はしっかり洗ってから使用してください。
いざというときのために常備しておくグッズ
ゴキブリを見つけたときに、すぐに退治するために1番効果的なグッズは、スプレータイプのゴキブリ用殺虫剤です。キッチンなどのゴキブリがよく出るところに置いておくと、いざというときに便利でしょう。
ゴキブリ用殺虫スプレーを使うときのコツは「ゴキブリの身体の後ろからスプレーをかける」ということです。ゴキブリは前方向に進むことしかできません。後ろからスプレーをかけることで、自分のほうに向かってくるのを防げるでしょう。
また、スプレーはお腹側にかけるほうが効果的です。スプレーをかけてゴキブリがひっくり返ったら、ふたたびお腹側にスプレーをかけてとどめをさしましょう。
このあとでゴキブリの予防対策についてご紹介しますが、まずは家の中にいるゴキブリを駆除するのが先決です。「なかなか駆除できない」「完全に駆除できたか不安……」という場合は、プロに駆除してもらうのが最も安心です。業者探しは害虫駆除110番の相談窓口からぜひお問い合わせください。
ゴキブリが寄り付かない家にするための対策3つ
できれば、家の中でゴキブリを見たくないですよね。これからはゴキブリを寄せつけない家づくりのコツをお伝えしていきます。
ゴキブリ退治を家にあるものでできたとしても、ゴキブリをつぶしたり、死骸の処理をしたりするのは、誰もが好んでおこないたくはないでしょう。ゴキブリと遭遇する可能性を少しでも減らすためには、普段から以下のことを心がけてください。
【1】小まめに掃除をして清潔にしておく
ゴキブリは、物陰やエサがある場所を好みます。清潔で余分なものが置いていない部屋に、ゴキブリは近寄りたがりません。逆に、食べカスが落ちていたり、床にものがたくさん置いてあったりする部屋はゴキブリの最高のすみかです。ゴキブリを寄せつけたくないという方は、小まめに掃除をし、部屋を清潔に保つことを心がけましょう。
【2】保温性のある段ボールや雑誌類を置かない
ゴキブリを寄せつけない家にするためには、段ボールや雑誌類の放置は避けたほうがよいです。ゴキブリは湿ったところを好みます。放置しておいた結果、湿度をおびた段ボールなどはゴキブリの最高のすみかです。卵を産み落とされるおそれもあります。
また、よそから運ばれてきた段ボールにゴキブリの卵がついている場合もあります。ゴキブリの卵は目に見えないほど小さいので、気づくことができません。保温性のある段ボールや雑誌類を放置しておくのは避けましょう。
【3】侵入経路を塞ぐ
ゴキブリはさまざまなところから家の中に侵入してきます。わずかなすき間からも家の中に入ってくるおそれがありますので、徹底的に対策をしないと、ゴキブリの侵入を防ぐことができません。
意外な侵入経路としては、「窓」「網戸のすき間」「排水口・排水溝」「換気扇」などがあります。すべての侵入経路を塞ぐのは難しいかもしれませんが、いくつかの対策は考えられます。
網戸やサッシのすき間は専用のテープを貼って塞ぐことが可能です。エアコンの室外機にカバーをしたり、排水ホースや換気扇のすきまに目の細かいフィルターを取りつけたりすることでも、ゴキブリの侵入はある程度防ぐことができます。
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