部屋にムカデが出たときの駆除方法や侵入防止対策をくわしく解説!
部屋にムカデが出た場合は、すぐに駆除するようにしましょう。ムカデには強力な毒があるため、咬まれてしまうと激しい痛みだけでなく、場合によっては命の危険もあるのです。
当記事では、そんなムカデの駆除方法や注意点のほか、侵入させないための対策などを解説しています。
もし、ムカデの駆除を自分ではできないということであれば、弊社をぜひご利用ください。弊社ではムカデの駆除をおこなうプロの業者をご紹介しております。24時間365日受付しておりますので、迅速に駆けつけることができます。
目次
ムカデが出たときの駆除方法
部屋でムカデが出たときは、咬まれることもあるため見つけたら駆除する必要があります。スリッパや新聞紙などで叩いたり、直接踏んだりすることでも駆除できますが、床を汚してしまったり、咬まれてしまったりというデメリットがあります。
何よりムカデは見た目がグロテスクで、大きいものでは体長が25センチ前後になるため、虫が嫌いな人にとっては避けたいところでもあるでしょう。ここでは、ムカデ退治に効果のある対処方法や注意点をそれぞれ解説します。
駆除方法(1)殺虫剤
ムカデの駆除には、殺虫剤がもっとも効果的といえるでしょう。ムカデなどの害虫には、即効性の高いスプレータイプがおすすめです。
中には、凍結させて動きを瞬時に止めるタイプもあります。ただし、ムカデの近くでスプレーを噴射する必要があるため、虫が嫌いな人にとってはハードルが高いかもしれません。
駆除方法(2)洗剤をかける
洗剤をムカデにかけると、呼吸ができなくなり窒息死します。ただしムカデは足が速く、液状のものでは逃げられてしまう可能性があります。ムカデを駆除するなら、噴射するタイプのほうが吹きかけやすいでしょう。
駆除方法(3)お湯をかける
ムカデは熱に弱いため、50℃以上のお湯をかけると殺傷できます。温度が低いとそのまま逃げてしまうため、ポットのお湯などを利用して熱いものを使うようにしましょう。
ただしお湯を使うと、床を汚してしまうデメリットや、火傷を負うリスクもあります。また箸やトングなどでムカデをつまんで熱湯に入れれば確実に駆除はできますが、勇気が必要になります。
駆除方法(4)ドライヤーを使う
ムカデには、ドライヤーの熱も効果的に使えます。ただしコードレスでない場合は、使える範囲が限られてしまうのが難点。またドライヤーの熱で弱らせることはできても、時間が経つとまた動き出すおそれもあるので気をつけましょう。
殺傷できても素手では触らないこと!
ムカデを処分するときは、手袋などを着用するか、トングや箸などでつまんで処分するようにしましょう。ムカデは生命力が強く体がちぎれていても動く場合があり、むやみにふれると咬まれてしまうこともあるのです。
またムカデは強い毒性をもっていることがあり、咬まれると激しい痛みとともに、アナフィラキシーショックといわれる急性のアレルギー症状を引き起こすおそれもあるので注意しなくてはいけません。
アナフィラキシーショックになると、呼吸困難や急激な血圧の低下などが起こることもあり、最悪の場合は命の危険もあるのです。もしムカデに咬まれてしまった場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
ムカデを侵入させないための防止対策
ムカデが出やすい時期は、主に5~6月の産卵時期と9~10月の成長時期です。とくにムカデは湿度を好むため、梅雨時期は活発に活動しやすいので注意しなくてはいけません。
そんなムカデは、数ミリの隙間さえあればどこからでも侵入してきます。しかもムカデは夜行性のため、人が寝ているうちに侵入して咬まれてしまうケースも多くあるのです。ここでは、ムカデを侵入させないための防止対策などについて解説します。
防止対策(1)侵入経路を断つ
ムカデが侵入する経路には、主に以下のような場所があげられます。隙間がある場合は徹底的に埋めて、ムカデの侵入経路を防ぐようにしましょう。
・床下
床下は、湿気の高い場所でもあります。床下に隙間があれば畳やフローリングなどの間から、家の中に侵入してきます。もし床に隙間があるような場所を発見したら、ふさいだり、埋めたりしておくようにしましょう。
・排水口
キッチンや洗面所の下にある排水管の構造によっては、下水からムカデが侵入してくることもあります。排水管がS字型になっていて、臭いや害虫が侵入できない構造になっている場合は基本的に問題ありません。
しかし、排水管がまっすぐの場合は注意が必要です。使用しないときはフタをしたり、ネットをしたりするなどして、ムカデが侵入できないようにしておきましょう。
・エアコン周り
エアコンの配管は、一般的に壁の穴を通じて屋外の室外機などにつながっています。壁の穴と配管はパテによって埋められていることがほとんどですが、劣化して隙間ができてくることがあるのです。もしパテが劣化していたら新しく埋め直すようにしましょう。
また、排水ホースなども経年劣化により破損している場合には、侵入経路になることもあります。もし、ホースにひび割れなどが起きている場合は、配管テープなどを使って補修するか、業者に依頼して早めに交換しておくことをおすすめします。
・換気扇
換気扇や通風孔は外壁とつながっているため、ムカデの侵入経路になりやすい場所のひとつです。換気扇にカバーがついていない場合には、目の細かい金網などを取り付けてムカデの侵入を予防しましょう。
・窓や網戸の隙間 など
扉や網戸との間に隙間がある場合は、ムカデの侵入経路になります。こうした隙間には、100円ショップなどで購入できる隙間テープで埋めておくとよいでしょう。
防止対策(2)ムカデが苦手な環境にする
ムカデの侵入経路を断ったあとは、寄せ付けないように対策しておくことが大切です。ムカデを寄せ付けないためには、ムカデの苦手な環境にしておくことが効果的といえます。
・定期的に清掃する
ムカデは湿度が高い環境を好むので、窓を開けて換気することが大切。また収納スペースなどには、乾燥剤などを設置するのがおすすめです。庭などに枯れ葉が溜まっていると、ムカデの住みかになる可能性があるため、定期的に清掃をしておきましょう。
また不衛生な環境では、ムカデの餌となるゴキブリなども繁殖しやすくなるため注意しなくてはいけません。さらにムカデは肉食なので、虫以外にも餌になるものがあれば寄ってきてしまいます。室内においても、食材などは密閉できる容器などに入れて保存するようにしましょう。
・ハーブや柑橘系などを吹きかけておく
ムカデやゴキブリなどの害虫は、ミントなどのハーブや柑橘系の香りが苦手といわれています。このため、部屋でアロマオイルなどを焚くのもよいでしょう。また、ベランダなどにも市販されている忌避剤などを置いておくことをおすすめします。
害虫駆除はプロの業者に任せるべき
ムカデが民家などに侵入してくるのは、主に餌を求めてくることが理由になります。このため、ムカデが侵入してくるのは、餌となるゴキブリなどの害虫がいるからなのかもしれません。
ムカデは毒をもっており、餌となるゴキブリも病原菌をまき散らすなど、人に悪影響をおよぼします。しかし、これらの害虫の根本的な駆除を自分ひとりでおこなうことは、少々大変かもしれません。虫が嫌いな人にとっては、自分で駆除することに抵抗もあるでしょう。
もしムカデなどの害虫を見る機会が多くなり、自分の手には負えないと感じたら、害虫駆除のプロに依頼してみてはいかがでしょうか。プロの業者であればムカデの駆除だけでなくどこから侵入してくるかを特定して防止対策も同時におこなってくれるはずです。
害虫駆除の業者をお探しであれば、ぜひ弊社にご連絡ください。弊社では、ムカデなどの害虫駆除をおこなうプロの業者を数多くご紹介しております。24時間365日受付しておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。