最強コバエ取りの選び方|自作もできる!効果的なコバエ対策方法
効果的にコバエを駆除したのであれば、さまざまなコバエ取りを見比べて、自分に合ったものを選ぶことが大切です。コバエ取りには、置くタイプや粘着テープタイプ、スプレータイプなど、さまざまな種類があります。
中には自作できることもあるほど、コバエ取りは多岐にわたります。当記事では、そんなコバエ取りの種類や選び方、自作方法までくわしく解説していきます。自分の好みや生活環境に合った商品を選んで、コバエのいない暮らしを手に入れましょう。
目次
コバエ取りの選び方|駆除する状況に応じて使い分けよう!
コバエ取りは主に、「置くタイプ」「粘着テープタイプ」「スプレータイプ」の3種類があります。しかし、同じ置くタイプでも部屋の中とガーデニング用で違いがあるなど、コバエ取りの種類は多岐にわたります。
以下では、状況別に適したコバエ取りを解説していくので、それぞれみていきましょう。
1.部屋の中に湧くコバエ対策
部屋の中にしつこく湧くコバエには、場所を取らず、簡単にコバエを駆除できる屋内用の商品を選ぶことが大切です。駆除方法も毒エサや電気、ただ捕まえるだけのものなど、さまざまなものがあるので、部屋や効能に合わせて選びましょう。
・置くタイプ
室内用の置くタイプには小さい容器の中に落としたり、毒エサが入っていたりするような商品が多く、比較的価格も安いため近年人気があります。また最近では、光で誘導して電気で殺虫する商品も登場しています。これは少々高いですが、お子様やペットの誤飲の心配もなくなるでしょう。
・スプレータイプ
スプレーはシュッとひと噴きするだけで、部屋のコバエを簡単に駆除することができます。手間なく便利な商品ですが、薬剤を散布する関係上、食品や食器、ペット(犬や猫)などに薬剤がかからないように配慮し、使用方法や用量にしっかり注意して使用しましょう。
・粘着テープタイプ
少々後処理が面倒ですが、昔ながらの粘着テープに貼り付けるタイプも効果的です。置くタイプに比べて場所を取ったり、設置が面倒だったりなどの難点がありますが、価格が安いのが大きな魅力です。
近年では、商品によって吊るすものから置くものまでさまざまなタイプがあるので、自分で設置したい条件に合わせて選ぶとよいでしょう。
2.ガーデニングなどのコバエ対策
お庭の草木や農作物に寄ってくるコバエには、屋外で使えるタイプを選び購入しましょう。屋外用には棒状のものも多く、土に刺すだけで使えるなど非常に便利です。
もちろん、屋内用のものを使う手もありますが、屋外専用ではないため他の虫まで集めてしまうなど、効果が弱くなることもあります。コバエ取りを購入する際には、キッチン用や屋外用、ゴミ箱用など表記されているので、状況に合わせて買い分けることが大切です。
3.目の前のコバエを駆除したいとき
コバエが部屋にいると、すぐに駆除したくなることでしょう。しかし、コバエは少々大きいため手でつぶすのには抵抗があります。そのような場合は、ラケットタイプのコバエ取りが便利です。
これは、ラケットの網目部分に電気を流し、ハエに当てるだけで駆除できる優れものです。ラケットでハエを取ったら、ティッシュなどでくるんでゴミ箱に捨てるだけと、とても簡単です。ただし、電気が流れているとき網目に触れると人でも痛いので注意が必要です。
ハエはもちろん、蚊や小さな昆虫を駆除する際にも使用できるので、もしものときのために持っておいて損はないでしょう。
カンタンに出来る!自作コバエ取りの作り方
ここまではさまざまなコバエ取りをご紹介してきましたが、コバエ取りは手軽に自作することも可能です。この章では、2つの作り方についてご紹介してきます。それぞれ身近なものを利用して簡単に作ることができるので、実際に試してみてください。
紙コップなどを使って自作する方法
この自作コバエ取りは、ご自宅にあるもので簡単に作ることができます。まずは以下のものを準備しましょう。
- 紙コップなどの容器
- めんつゆ
- 水
- 食器用洗剤
上記のものが準備できたら、以下の手順で作っていきます。
- めんつゆ1に対して水5で薄め、食器用洗剤を数滴入れる
- コバエがよく出る場所に置いておく
以上でトラップは完成です。コバエは、生ゴミでなくても匂いが強いがするものを好むため、めんつゆやお酢などにも寄ってきます。また、めんつゆ以外にビールなどのアルコールでも効果があるので、身近にあるものを使ってみましょう。
ペットボトルを使って自作する方法
自作コバエ取りは、ペットボトルを使っても簡単にできます。この方法であれば、紙コップなどよりも確認がしやすく、誤ってこぼしてしまう危険性なども少なくなるでしょう。ペットボトルを捨ててしまうのであれば、コバエ取りに利用してみてはいかがでしょうか。
ペットボトルで作るコバエ取りに必要なものと手順をご紹介していきます。
- 500mlのペットボトル(丸いもの)
- カッターナイフ
- 釘やキリなど(小さな穴を開けるために必要)
- ペン
- コバエ誘引剤(お酢とめんつゆ1:1を混ぜ、数滴の食器用洗剤を入れたもの)
- 空のペットボトルを水で洗う
- ペットボトル側面の底から3cmぐらいの位置に、ハエの大きさより小さな穴を開ける
- ペットボトル側面の中心よりやや低めの位置に、カッターナイフで十字に切り込みを入れる
- 切り込みにペンを押し当て、穴を広げる(ハエの入り口)
- ペットボトルにあらかじめ用意しておいたコバエ誘引剤(混合液)を2で開けた穴より低い位置まで入れる
どうしてもコバエがいなくならない……そんなときは何が原因?
何度駆除してもハエがいなくならない場合は、家の中で湧いているのかもしれません。ハエは当然、外から侵入してくることもありますが、ときに排水管からウジが湧き、それがハエになっている可能性もあるのです。
ウジとは基本的にハエの幼虫なので、これを駆除しなければ被害は収まらないかもしれません。まずは排水口の生ごみ、洗濯機の排水ドレン(排水管)などウジが湧きやすいところを探してみて、発生していた場合はしっかり駆除しましょう。
排水管などから湧くハエ・ウジ虫の駆除方法
排水管などからハエやウジ虫が湧く場合に効果的な駆除剤は、主に錠剤タイプのものが発売されています。錠剤を排水管などにポンと入れるだけで効果を発揮するので、一度試してみましょう。
応急処置的には、熱湯(60度~70度ぐらい)を流し込んで駆除する方法もあります。火傷に注意しつつ、熱した水を一気に流しましょう。
また、キッチンの三角コーナーや排水口からコバエがわいている場合には、汚れやヘドロが原因になっていることが多いです。ウジ虫やハエがいなくなったら、しっかり掃除をして原因を絶っておくことも発生予防になります。
なかなかいなくならないハエは業者に相談しよう
何をしてもハエやウジ虫が湧くという場合は、一度業者に相談してみましょう。とくにウジ虫は繫殖能力が高いため、個人の対処では駆除しきれないかもしれません。また、場合によっては床下などに動物の死骸があり、そこからウジ虫が発生している可能性があります。
業者であれば、駆除してきた経験と技術で、根本から問題を解決してくれます。とくにハエ発生の原因究明は難しいため、一度相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
弊社では、コバエなどの害虫を駆除する業者の紹介サービスをおこなっております。全国にある弊社加盟店からご要望に沿った業者をご紹介し、迅速に対応いたしますのでご安心ください。もちろん、ご相談だけでも構いませんので、お気軽にご利用ください。