冷蔵庫でコバエが大量発生する原因とは?繁殖を予防する対策を解説!|害虫駆除110番|クロアリ・ダニ・ムカデなどの害虫トラブルを即解決

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冷蔵庫でコバエが大量発生する原因とは?繁殖を予防する対策を解説!

"冷蔵庫でコバエが発生! 正しい対処で被害を最小限に抑えよう"

冷蔵庫でコバエが発生した場合、駆除剤や捕獲器で発生しているコバエを駆除するだけでなく、どのように侵入してきたのか原因を知ってから予防対策をする必要があります。

対策をせずにいると一時的にコバエの駆除ができたとしても、再びコバエが発生してしまうおそれがあるためです。本記事では、冷蔵庫にコバエが発生する原因や予防対策、コバエの種類や繁殖能力の高さについて解説します。

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冷蔵庫にコバエが発生するおもな2つの原因

冷蔵庫の中に大量のコバエの死骸があると、何かの病気を運んできているのではないかと心配になるものです。

コバエは病原菌の媒介はおこないませんので、その点では安心しても大丈夫でしょう。ですが冷蔵庫の中の食品は口にいれるものですので、気持ちのよいものではありません。

しかし、なぜ密閉されているはずの冷蔵庫内でコバエが大量に発生してしまったのでしょう。何もない場所からコバエが発生することはありません。コバエが冷蔵庫の中に侵入し内部で繁殖していることが考えられます。

この章ではコバエがどのようにして冷蔵庫の中に入りこみ、繁殖しているのかについて解説していきます。

原因(1)食品に卵が付着してくる

原因(1)食品に卵が付着してくる

コバエが冷蔵庫の中に入ってくる原因のひとつに、食品にと一緒に入ってくることが考えられます。スーパーなどで購入した果物の表面に成虫がついて冷蔵庫の中に入ってくることもあるようです。

また、庭などで育てていた野菜を冷蔵庫で保管する場合、泥をしっかりと落とさずに冷蔵庫にいれてしまうと、付着していた卵からコバエが孵化し大量発生してしまうことがあります。

冷蔵庫の温度は低く保たれているため、コバエは長く生きることができませんが、それでも冷蔵庫内のほかの食材に入り込んでしまっているかもしれません。

冷蔵庫内に食材をいれるときはしっかりと水洗いをし、コバエがついていないことを確認してから冷蔵しましょう。

原因(2)冷蔵庫のドアを開けた際に入り込む

冷蔵庫の開け閉めの際には、いつの間にかコバエが入りこんでいることがあります。冷蔵庫内にはアルコールや果実などコバエの好む匂いを発する食材も多く、長時間戸を開けておくとコバエが入りこんでしまうのです。

冷蔵庫は必要なものを出し入れしたら、すぐに閉めるようにしましょう。

冷蔵庫内でコバエを見つけてしまったら

冷蔵庫内でコバエの死骸があった場合は、冷蔵庫内にコバエの卵が残っている可能性があります。

コバエは種類にもよりますが一回の産卵で数十個の卵を産み付けます。卵を産み付けられていた場合、放っておくと大量発生につながってしまいますので、すぐに対処するようにしましょう。

対処方法は冷蔵庫内の掃除です。冷蔵庫内にあるものをすべて取り出し、庫内や棚を食器用洗剤で徹底的に掃除しアルコールで消毒しましょう。

冷蔵庫内に入っていたものでタッパーなどの消毒ができるものは消毒してから庫内に戻します。しかし、野菜や果物は消毒するわけにはいきません。これらは一個ずつ袋にいれてから、冷蔵庫に戻しましょう。

こうすることによって、万が一、コバエが発生したとしても冷蔵庫全体に被害が広がることを抑えることができます。

冷蔵庫のコバエ発生を予防する3つの対策

コバエは殺虫剤のほか、誘引器や粘着シートで捕獲するなどの駆除方法があります。しかし、冷蔵庫に殺虫剤をまくことは食品があることからおすすめしません。また、庫内は低温のため、ほとんどのコバエは死骸になっているはずです。

冷蔵庫内のコバエを駆除するには成虫になってから対応するのではなく、もっと前の段階から対策をする必要があります。しかし、コバエは成虫でも2~3㎜しかなく、卵になればさらに小さく肉眼で確認するのは困難です。

そのため一番重要な対策は卵を産み付けさせないように予防することです。ここでは冷蔵庫でコバエを発生させないための3つの予防対策を解説します。ぜひ実行してみてください。

対策(1)冷蔵庫の食品は容器などにいれて保存する

対策(1)冷蔵庫の食品は容器などにいれて保存する

コバエは腐敗した食材に卵を産み付ける習性があります。そのため、冷蔵庫にしまう食材を密閉容器などにいれておけば、卵を産みつけられる心配が少なくなります。

とくに野菜や果物などは、よく水洗いしたあと新聞紙などにくるみ、ビニール袋にいれて保存するとよいでしょう。万が一、コバエが発生してもビニール袋にいれておけば庫内全体にコバエが広がることはありません。

また常温で保存が可能な野菜や果物を置いておくこともありますが、密閉容器にいれるなどして、コバエに卵を産みつけられない工夫しましょう。

対策(2)常に清潔な状態を保っておく

コバエは腐ったものによってくる傾向があります。冷蔵庫内は常に整理整頓し、腐ってしまったものはすぐに捨てるようにしましょう。

冷蔵庫の置いてあるキッチンの状態も重要です。コバエは生ゴミや排水口のヌメリを好み、よってきます。シンクやゴミ箱などはとくにコバエが発生しやすい場所になりますので、シンクは常に清潔な状態を保つ、冷蔵庫の近くにゴミ箱を置かないなどの配慮をおこないましょう。

とくにシンクの排水口はヌメリ汚れが発生しやすくなっています。塩素系漂白剤を使ってヌメリ汚れを除去、殺菌するようにしましょう。塩素系漂白剤はコバエの卵の駆除にも有効です。

薬剤を使うことに抵抗がある場合は60度前後のお湯をかければ、殺菌と卵の駆除ができますので試してみてください。

対策(3)侵入経路をふさぐことも大切

コバエは必ずどこかから侵入し、冷蔵庫やゴミ箱などで繁殖します。コバエの発生を予防するならば、まずは家の中にいれないための対策をおこないましょう。

コバエの体長は2~3mmと小さいため、網戸の網目の隙間でさえ通り抜けて侵入してきます。空気の入れ替えのために網戸にして空気の入れ替えをおこなっている場合は、網戸の網目を小さいものに交換しましょう。

また、引き戸などの建付けが悪く戸と戸の間に隙間がある場合は、100円ショップなどで手に入る隙間テープを使い隙間をなくすようにしましょう。

コバエは体が小さいため、どんな小さな隙間でも簡単に通り抜けて侵入してきます。しっかりと対策をおこない、侵入されないようにしましょう。

もしコバエの駆除をして、侵入対策もしているのに数が減らないということであれば、自分では気づかない場所から侵入しているかもしれません。その場合は害虫駆除のプロに一度調査をしてもらってはいかがでしょうか。

弊社にご電話いただければその場で調査可能な業者をお探しすることができます。どうぞ、ご気軽にご連絡ください。

コバエは繁殖能力が高いことも知っておくべき

コバエは繁殖スピードが速いものが多いため、一度発生すると一気に大量発生する可能性があります。
コバエの中でも代表的な4種類のそれぞれの繁殖スピードから繁殖の危険性を紹介します。

・ショウジョウバエ
【各状態での期間】

卵……約1日
幼虫……約4日
蛹(さなぎ)……約6日
成虫……14日~1ヶ月

卵から孵化して成虫になるまでは約10日と短く、成虫になるとすぐに卵を産みます。一回の産卵で数十個の卵を産み付けるため、あっという間に増えてしまうのです。

・チョウバエ
【各状態での期間】

卵……約2日
幼虫……約14日
蛹……約3~4日
成虫……4~14日

幼虫の期間が長いのが特徴です。成虫は200~300個の卵を産むとされていますので、幼虫の間に駆除するようにしましょう。

・ノミバエ
ノミバエの生態は実はよくわかっていません。そのため、駆除が難しいコバエになります。成虫になると一度に100個以上の卵を産み、卵は約2週間で成虫となります。

・キノコバエ
キノコバエは梅雨が明けた頃の早朝から10時くらいの間に大量に発生し、死んでいくコバエです。発生した際に付近に食物などがあると引き寄せられてよってきます。キノコバエも詳しい生態はわかっていないコバエになります。

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コバエは完全に駆除しない限り再発するリスクがあります。対策をしてもコバエが減らないときは、被害が深刻になる前にプロに駆除を任せましょう。まずは当サイトの無料相談窓口から、いつでもお気軽にお問い合わせください。受付は24時間365日承っています。

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