コバエよけのグッズと使い方!家にあるもので代用する方法もご紹介
市販のコバエよけには、「スプレータイプ」や「捕獲タイプ」があります。購入を検討されている方は、使用する目的に合わせて選ぶようにしましょう。
当記事では、市販のコバエよけグッズについて詳しくご紹介していきますので、購入するときの参考にしてください。また、市販のコバエよけグッズを購入しなくても家にあるもので代用することが可能です。2つの効果的な代用グッズもご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
目次
コバエよけに使われる2種類の対策グッズ
市販で販売されているコバエよけグッズは、主に「スプレータイプ」と「捕獲タイプ」の2種類があります。この章では、スプレータイプ・捕獲タイプのコバエよけグッズについてご紹介します。
ぜひ参考にしていただき、目的に合ったコバエよけグッズを選びましょう。
【グッズ1】スプレータイプ
スプレータイプには、以下のような特徴があります。
- コバエなどの虫を駆除できる
- コバエなどの虫を寄せ付けない(忌避)
- コバエなどの虫の発生を防ぐ
- 生ゴミのニオイを抑える(消臭)
- 抗菌効果
コバエを寄せ付けない・発生を予防する、といった目的で使用する場合は、コバエなどの虫が嫌うニオイ(ミントなどのハーブ)が含まれているスプレータイプがおすすめです。キッチンのシンクにある三角コーナーやゴミ箱に直接スプレーすることで対策できます。
また消臭や抗菌効果もあるため、コバエよけスプレーが1本あるととても便利です。効果の持続は3日ほどなので、その都度スプレーするようにしましょう。
スプレーにはさまざまなタイプがあるので、シンクの三角コーナーに使用する場合は“キッチン用”と表示されているものや“天然由来成分”のものを選ぶようにしましょう。
【グッズ2】捕獲タイプ
捕獲タイプのコバエよけには、「置くタイプ」「粘着テープタイプ」の2つがあり、設置場所によって選ぶことが大切です。置くタイプはコバエを誘引する成分が中に含まれていることによって、捕獲・駆除します。キッチンやゴミ箱の周辺、ペットのゲージの近くに置いておくだけと、設置も簡単です。
粘着テープタイプはキッチンや部屋などの隅に設置して使用します。ただし、よく考えて設置しないと場所によっては邪魔になってしまったり、お子さんや飼っているペットが舐めてしまったりするおそれがあるので、注意しなければいけません。
お子さんやペットが心配という方は、天井に貼るものや容器ごと吊るすといったものもあるので、使用してみてはいかがでしょうか。また、屋外用として土に刺す棒タイプもありますので、ガーデニングをされる方にはおすすめです。
コバエよけは家にあるもので代用することも可能!
前章でご紹介したコバエよけグッズを購入しなくても、ご自宅にあるものを使うことでコバエ対策をすることも可能です。以下からは、ご自宅にあるお酢やめんつゆ、アロマオイルを使用したコバエ対策についてご紹介します。
どのようにしてコバエよけグッズの代用にするのかお教えしますので、ぜひ一度試してみてください。
1.お酢・めんつゆ
ここでは、お酢・めんつゆを代用したコバエよけについてご紹介します。めんつゆやお酢のニオイでコバエを寄せ付けて駆除します。
この2種類の調味料と500mlのペットボトルがあれば、自作のコバエよけグッズを簡単に作ることが可能です。以下から、作り方をご説明します。
【自宅にあるものを使ったコバエよけ】
○準備するもの
ペットボトル(500ml)
めんつゆまたはお酢
水
食器用洗剤
カッターナイフ
○手順
- ペットボトルを約3分の1~5分の1の高さでカットする
- カットしたペットボトルにめんつゆ(またはお酢):1、水:5を入れる
- めんつゆ(またはお酢)と水を混ぜたところに、食器用洗剤を数滴入れる(3滴くらいが目安)
お酢の場合も、めんつゆと同じ分量で作ることができます。また、容器はペットボトル以外に紙コップなどでも大丈夫です。
2.アロマオイル
コバエなどの虫は、ミントやレモングラスなどのハーブの香りが苦手です。そのため、アロマオイルを使用したり、水で薄めたアロマオイルをキッチンやゴミ箱にスプレーしたりするといったことでコバエ対策ができます。
アロマオイルを使用したスプレーの作り方も簡単にできますので、以下を参考にしていただき、実際に作ってみてはいかがでしょうか。
【アロマオイルを使ったコバエよけスプレー】
○準備するもの
- 水 45ml
- 無水エタノール 5ml
- ペパーミントやレモングラスなどのハーブ系アロマオイル(精油)
- スプレーボトル
- 小さめの容器(水・無水エタノール・アロマオイルを混ぜるときに使用)
無水エタノールは、ドラッグストアやホームセンターなどで購入可能することができます。アロマオイルはドラッグストアなどのほかに、雑貨店やアロマ専門店でも販売されています。上記のものが準備できたら、以下の手順で作っていきましょう。
○手順
- 小さい容器に水45mlと無水エタノール5mlを入れて混ぜる
- 混ぜた水と無水エタノールにハーブ系のアロマオイル(精油)を15滴ほど入れ混ぜる
- 混ぜ終えたものをスプレーボトルに入れて完成
キッチンのコバエを寄せ付けないためにできること
コバエはこのような場所を好みます。
- キッチンの排水溝や三角コーナー
- ゴミ箱
- 食後の汚れた食器
これらの場所にコバエは発生するため、日頃からコバエを寄せ付けない環境を作ることが大切です。この章では、キッチンにコバエを寄せ付けないようにするための方法をご紹介します。コバエのいないキッチンで料理をするために、ぜひ役立ててください。
【1】掃除をこまめにおこなう
キッチンの三角コーナーや排水溝は、こまめに掃除をするようにしましょう。この2カ所は、料理の際に出たゴミ(野菜の皮など)や食器に付いた食べカスなど、とくにゴミが溜まりやすい場所です。
また放置したままだと、ゴミのニオイにつられてコバエが寄ってきてしまいます。コバエが寄ってくるのを防ぐために、重曹などを使って三角コーナーや排水溝を掃除するとよいでしょう。
【2】ゴミ箱は密閉する
ゴミ箱は蓋つきのものにすることで、生ゴミのニオイを密閉することができます。しかし、蓋が閉まっているときは密閉されていますが、開けた瞬間一気にニオイが外に広がってしまいます。
そうならないように、開けた後にコバエよけスプレーやアロマオイルのスプレーを噴きかけ、コバエ対策をしましょう。もしくは、ゴミ箱のフタの裏側に貼るタイプのコバエよけを使用するのも、コバエを寄せ付けないのでおすすめです。
【3】生ごみは放置しない
生ごみを放置していると、ゴミが腐敗してニオイを発します。そのニオイが原因となりコバエを寄せ付けてしまうのです。ですので、生ごみは放置せずごみ袋に入れ、ニオイが漏れないようにしっかり縛ってから、蓋つきのゴミ箱に捨てるようにしましょう。
それでもコバエが発生してしまう場合は、害虫駆除のプロに相談し原因を調べてもらいましょう。弊社にご相談くだされば、すぐに害虫駆除業者のご紹介が可能です。
弊社に加盟している業者は、コバエなどの害虫について知識が豊富です。また、多くの害虫駆除をおこなってきた実績もあります。
ご相談からでも結構ですので、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。