ゴミ箱のコバエ発生は生ゴミの臭い対策で防ぐ!台所のコバエ予防法も
ゴミ箱のコバエ対策のポイントは、中の生ゴミの臭いを外に漏らさないようにすることです。
生ゴミの臭いが外に漏れていると、その臭いに誘われてコバエが寄ってきてしまいます。生ゴミを捨てるときにはしっかりと水気を切り、密封しておくなどの対策をおこないましょう。また、ゴミ箱を蓋つきのものにするのも有効な手段です。
当記事ではゴミ箱のまわりを飛ぶコバエの駆除方法や対策方法などご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
ゴミ箱のコバエは生ゴミの臭い対策で予防しよう
生ゴミは時間がたつにつれ、臭いがでてきてしまいます。できるだけ臭いを出さないためには水気を切ってから捨てるのはもちろんのこと、新聞紙でつつんだり、二重にビニール袋をかぶせたりするのも効果的です。
収集日まで日にちがあるときは冷凍庫で保管しておきましょう。夏場はすぐに腐敗が始まってしまうため、冷凍庫での保管はおすすめです。
またゴミ箱自体にも臭い対策をしておくとより効果的です。具体的な対策方法は以下で解説していますので参考になさってください。
ゴミ箱の消臭対策につかえるグッズ
ゴミ箱の臭い対策で効果が高いのが市販のゴミ箱用の消臭剤です。市販されているものには臭いを吸収してくれるものや、除菌によって菌を繁殖させないようにするタイプのなどがあります。また、ご家庭にあるものだけで簡単に臭いを予防することができます。
【お茶】
お茶に含まれるポリフェノールには臭いを取り除いてくれる効果があります。またお茶は殺菌力も高く雑菌が増えるのを防いでくれます。
一度淹れたお茶の茶殻を消臭剤として利用する際には、乾燥させる必要があります。天日干しをしてもいいですが、フライパンなどで炒って水分を飛ばす方法もあります。乾燥した茶殻をお茶パックに入れゴミ箱に入れれば、消臭と抗菌の効果が期待できます。
【重曹やクエン酸】
重曹やクエン酸は溶かした水をスプレーに入れて吹きかけたり、生ゴミに直接、重曹を振りかけたりしてください。重曹やクエン酸二つには菌の働きをおさえる効果があるため、臭いの原因となる菌の活動を抑えて臭いを予防してくれます。
定期的なゴミ箱の丸洗いもおすすめ
ゴミ箱自体が汚れていると、いくら消臭対策をしても臭いが取れないものです。定期的にゴミ箱を丸洗いすれば、ゴミ箱自体を清潔に保ち、臭いを予防することができます。
ゴミ箱の丸洗いは意外と簡単ですので、ぜひおこなってみてください。なお、ゴミ箱の丸洗いは周りを濡らしてしまう可能性がありますので、庭先やお風呂場でするようにしましょう。
【必要なもの】
クエン酸
台所用洗剤
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水
【やり方】
1.ゴミ箱の蓋が外せるものは外し、ゴミ箱の中に入れます。
2.ゴミ箱の中にクエン酸を入れます。水1Lに対してクエン酸の量は15gです。ごみ箱の容量に合わせて、入れるクエン酸の量を変えてください。
3.水を入れクエン酸が溶けたら、約1時間放置します。
4.水を捨て、台所洗剤でゴミ箱を丸洗いします。
5.洗剤を落としたら日光にあてて乾かします。
不快なコバエの駆除方法
ゴミ箱の臭い対策をおこなってもコバエが発生することはあります。ゴミ箱のコバエを駆除するなら、スプレー式の殺虫剤がおすすめです。使用するときは窓やドアを閉めて、風でスプレーの薬剤が流れないようにしましょう。
しかし、ペットや赤ちゃんがいる場合は殺虫剤を使うのは控えたいものですよね。そのようなときは、置き型タイプの殺虫剤をゴミ箱の周りに設置しておきましょう。
置き型タイプのものはコバエが好む臭いで誘引し、コバエを捕獲してくれます。ただし、ゴミ箱の中に大量の生ゴミがある状態ですと、コバエはそちらに引き寄せられます。置き型タイプを使う際にはゴミ箱内のゴミの処分と掃除もおこなうようにしてください。
コバエが増える前に早めの駆除を!
コバエは1匹だけだからといって見逃していると1回の産卵で数十匹の卵を産んであっという間に増えてしまいます。手に負えなくなってしまう前にコバエを見つけたら付近の掃除と生ゴミの処理をおこなってください。もちろん、発生しているコバエの駆除も必要です。
もし、対策をしてもコバエの発生が続くようであれば業者に頼んでみてはどうでしょう。害虫駆除業者への依頼をお考えなら、ぜひ弊社までご相談ください。弊社にお電話いただければお客様に代わり、コバエ駆除の対応可能な業者をその場ですぐ、お探しいたします。
コバエが発生しやすい台所は生ゴミ以外の対策も大切
ゴミ箱に焦点を当てて説明をしてきましたが、キッチンの中にはゴミ箱以外にもコバエが発生しやすい場所がいくつかあります。
シンクでは食べ残しや飲み残し、汚れた食器を放置しているとコバエが寄ってきます。食事の後は食器などを放置せずに片付けるようにしましょう。
また、ゴミ袋の中に生ゴミを入れていても、汚水が外に漏れてしまっていると、腐敗臭にコバエが引きよせられます。ゴミ袋を二重にして水が漏れないようにしておきましょう。
キッチンテーブルの上でも醤油やソースの液だれがあると、その場所にコバエが集まってきてしまいます。小まめにふき取り綺麗にしておきましょう。
さらに以下で紹介する日常の対策もおこなうとより効果的なので、ぜひ実践してみてください。
対策1.シンク洗い
シンクは常に水気を含むため、コバが寄ってきやすい環境です。食べかすなどは放置せずに、毎食後きちんとキレイにしておきましょう。三角コーナーなどを置いているのであれば、三角コーナーの下や裏にヘドロ汚れが付いていることがあります。ヘドロ汚れには漂白剤を使用し、除菌と清掃をおこないましょう。
対策2.排水口掃除
排水口には食べかすや調理中のゴミなどが落ちて溜まってきています。これらを放置しておくと腐敗し臭いを出すようになってしまいます。小まめに掃除をして腐敗臭を出さないようにしましょう。
掃除には漂白剤がおすすめです。
排水口の部品をすべて外に出したらスプレータイプの漂白剤を全体にかけて5分~10分置きます。その後にブラシで汚れを落としましょう。漂白剤を利用するときは必ず換気をおこないながらするようにしましょう。
コバエの対策もプロにお任せ
このような対策をしてもコバエの発生が続くようならば駆除業者へ相談してみるのも、ひとつの手段です。害虫駆除業者なら、プロの目線で効果的な対策を考えてくれるため、大きな効果が期待できます。また、害虫駆除業者なら駆除だけでなく、その後の対策もしっかり考えてくれるでしょう。
もしコバエの発生で悩んでいるならいちど相談してみてはどうでしょう。弊社ではさまざまな害虫駆除業者をご紹介していますので、お困りの際はお気軽にご連絡ください