一人暮らしのコバエ対策のポイントを解説!原因をなくして退治しよう
一人暮らしのコバエ対策のポイントは、とにかく部屋の清潔を保つことと侵入経路をなくすことです。コバエは食べ残しなどの汚れや生ゴミなどを放置していると発生しやすくなります。また、コバエはとても小さいのでわずかなすき間からでも侵入できてしまいます。なので、窓の網戸のほつれなどがないかも確認しましょう。
当記事では、一人暮らしの方でもできるコバエ対策のポイントや駆除方法などを解説します。ぜひ参考にして、コバエ対策をする際に役立ててください。
目次
一人暮らしのコバエ対策は侵入経路を塞ぐことから!
コバエは、玄関や窓などから侵入してくるので、まずはこれらの侵入経路を防ぐことから始めましょう。
・玄関の対策
コバエは、玄関のドアを開け閉めしている隙に侵入してくることがあります。なので、玄関を長時間開けっ放しにすることはやめましょう。また玄関扉の周辺に、スプレー式の殺虫剤を散布しておくことも侵入防止に有効です。
・窓の対策
コバエの大きさは1~2mmと非常に小さいです。そのため、目の粗い網戸は通り抜けることができてしまいます。コバエの侵入を防ぐためには、網戸の目が1mm以下のものに交換することをおすすめします。また、窓を閉めても隙間ができている場合はスポンジ状のテープを貼って侵入するのを防ぎましょう。
エアコンの排水ホースの対策
エアコンの排水ホースからもコバエが侵入することがあります。エアコンの排水ホースは室内から外につながっていますので、そこからコバエなどの虫が侵入することがあります。専用のキャップをホースの先端に取り付ける対策がおすすめです。
発生原因をなくしてコバエ対策しよう
コバエ対策を考えるときには、コバエの発生原因を知ることが大切です。その原因を解消することで、効果的な予防対策ができるからです。原因は種類によって異なりますが、おもに以下のようなものがあります。
- 生ゴミ
- 食べ残しや飲み残しの放置
- 排水口の汚れ
- 高温多湿な環境がある
- 観葉植物がある
以下では、このような原因から、どのような対策が効果的なのかを解説していきます。
生ゴミは少量でも毎晩捨てる
生ゴミのにおいはコバエをおびき寄せる原因になってしまいます。生ゴミに卵を産み付けられてしまうこともあります。それを防ぐために、こまめに生ゴミを捨てるようにしましょう。
一人暮らしの場合、生ゴミの量は少ないかもしれません。しかし、たとえ少量でも放置して溜めないようにし、毎日ゴミ箱に捨てることが大切です。においを防ぐために、フタつきのゴミ箱にするのがおすすめです。生ゴミを捨てるときは、水気をしっかり切って捨てるようにしましょう。
また、食べ残しや飲み残しは放置をせずにきちんと洗うことが大切です。コバエはアルコールのにおいが好きなので、お酒の空き瓶や空き缶なども放置せずになかをしっかり洗いましょう。
排水口は定期的に掃除する
コバエは汚れや湿気のある場所を好み、卵を産むことがあります。とくに、キッチンやお風呂場の排水口からコバエが発生することが多いので、定期的に掃除をしておきましょう。
・キッチン
キッチンの排水口は、食べかすなどが溜まりやすい場所です。コバエは、キッチンの排水口にできるぬめりを好むので排水口は定期的に掃除しましょう。掃除は、使い古した歯ブラシなどで、ゴミ受けかごや排水口の内側を洗っていきます。
・お風呂場
コバエは湿気があるところを好むので、お風呂場の排水口に発生することもあります。また、お風呂場の排水口に溜まっている皮脂汚れや髪の毛などは、コバエにとっては絶好のエサになってしまいます。なので、お風呂場の排水口も定期的な掃除が必要になります。
掃除をするときは、排水管の汚れも市販のパイプクリーナーを使って掃除しておきましょう。
浴室は使用後に乾燥させる
先述しましたように、コバエは湿気のある場所を好むので、浴室を使ったあとは乾燥させておくことが大切です。その場合は換気扇を回すことがおすすめです。窓を開けて乾燥させることもできますが、コバエが侵入してくることがあるのでなるべくなら換気扇を回すほうがよいでしょう。
観葉植物の水受け皿はこまめに水捨て
部屋のなかに観葉植物を置いている場合も注意が必要です。観葉植物の水を捨てないでそのままにしていると、チョウバエが受け皿の水のなかで産卵してしまうことがあります。なので、こまめに水を捨てて乾燥させておきましょう。
一人暮らしの害虫のお悩みはプロに相談を!
一人暮らしで、コバエなどの害虫に遭遇すると自分で対処しなければいけないと思われるかもしれません。ですが、困ったときは害虫駆除業者に依頼することもおすすめです。害虫駆除業者なら、迅速な駆除とその後の対策をトータルに引き受けてくれます。害虫駆除業者をお探しの際は弊社にご相談ください。
部屋でコバエが発生したときの駆除方法
対策をしていても、コバエが発生してしまうことがあるかもしれません。そんなときはスプレー式殺虫剤を使って駆除をしましょう。しかし、ペットを飼っていて殺虫剤が使いづらい場合は、以下の方法で駆除することをおすすめします。
置くタイプの殺虫剤
置くタイプの殺虫剤は、コバエが好きなお酒やお酢のにおいでコバエを引き寄せます。そして容器のなかに誘導し、容器内のゼリーにコバエを潜らせて殺虫するという仕組みになっています。
キッチンやゴミ箱の周辺などのコバエが発生しやすい場所に設置すると、約1ヶ月効果が持続するものがあります。
めんつゆトラップ
コバエの対策をする際に、めんつゆを使う方法があります。しかし、この方法は、ショウジョウバエという種類のコバエにしか効果はありません。それは、ショウジョウバエが調味料やアルコールのにおいが好きだからです。ほかのコバエはアルコールのにおいが好みではないため、めんつゆを使った方法は効果がありません。
めんつゆトラップは、容器にめんつゆと水を1:5の割合で入れていきます。そしてそこに洗剤を2、3滴たらしたら完成です。キッチンやゴミ箱の周辺に置いておくと、コバエを捕獲することが可能です。
めんつゆトラップは、数日は効果がありますが1週間ほどしたら捨てましょう。そうしないと、めんつゆのなかで卵を産み繁殖してしまうおそれがあります。この方法は殺虫剤を使いづらいけど、コバエが発生しやすいキッチンの対策におすすめです。
コバエが増える前に適切な駆除を!
コバエは繁殖能力が強く、一度に約40個の卵を産むといわれています。1匹でも侵入するとあっという間に数が増えてしまいますので、見つけたら確実に駆除することが大切です。
それでもコバエが増えてしまい困ったというときには、害虫駆除業者に依頼しましょう。弊社では、害虫駆除に関するご相談を24時間365日お電話またはメールにて受け付けております、お気軽にご相談ください。