コバエ退治はエタノールを使おう!観葉植物ほか場所別の対策も解説
コバエはエタノールを使って駆除することができます。エタノールに含まれるアルコールと水分が、昆虫が呼吸するための「気門」を塞いで、窒息させて駆除することができるのです。お子さんやペットがいるご家庭で、殺虫剤を使いたくない方にはおすすめの方法です。
この記事では、エタノールでコバエを駆除する手順やエタノールを使用した虫よけスプレーの作り方、場所別のコバエの対策法など解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コバエをエタノールで退治する手順
コバエは気門と呼ばれる場所で呼吸をしています。気門は雨水などから身を守るために油分で守られていますが、エタノールなどのアルコール成分をあびると、その油分が溶けて呼吸ができなくなってしまいます。そのため、エタノールでコバエを駆除することが可能なのです。
コバエをエタノールで駆除するや方法はとても簡単です。スプレータイプのエタノール(台所用除菌スプレーなどでも可能)をコバエに直接吹きかけるだけで、死んでしまいます。スプレータイプを使うメリットは、飛んでいるコバエも駆除することができることです。
エタノールをかけてコバエが床などに落ちたら、コバエの死骸をティッシュなどで回収すれば、あっという間に駆除完了です。
エタノールは虫よけスプレー作りにも役立つ
エタノールとハッカ油を混ぜることで、自作の虫よけスプレーを作ることができます。ハッカ油に含まれるメントールの香りは害虫を寄せつけない効果がありますので、コバエの予防効果は抜群です。作り方を解説していきますので、ぜひ害虫予防にお役立てください。
ハッカ油スプレーの作り方
ハッカ油スプレーを作るのに必要な材料は、以下のものです。
- ハッカ油(ドラッグストアやホームセンターで購入可能)
- 無水エタノール
- 水
- ガラスのボトル(ハッカ油はポリスチレンを溶かす性質があるため、ガラス製のものを使用しましょう)
- ガラス製のスプレー容器
それでは、作り方を解説していきます。
- ガラスのボトルに無水エタノール5ミリリットルとハッカ油5滴をいれ、かき混ぜます。
- 水20ミリリットルを加えてかき混ぜてください。エタノールとハッカ油を先に混ぜておくことで、ハッカ油と水が分離するのを防ぐことができます。
- スプレーの容器に入れ替えたら完成です。
ハッカ油スプレーの使い方
ハッカ油をかけたところには、コバエが寄りつきにくくなります。直接肌にかけることもできますが、肌の弱い方や異常が見られた場合は使用を控えてください。
玄関や窓の周辺など、コバエや害虫の侵入口になりやすい場所にスプレーしておくと効果的です。コバエを駆除しても、外から入ってきてしまったらまた同じことの繰り返しです。ハッカ油などでしっかりとコバエ予防をしましょう。
また、コバエを完全に駆除するには、ほかにもコバエが発生しやすい場所での対策が必要です。次の章でご紹介していきます。
【場所別】おすすめのコバエ対策
コバエをエタノールで駆除したあとは、きちんと対策をして再びコバエを発生させないようにしましょう。とくにコバエの発生源になりやすいところに、コバエを寄せつけないような工夫をすると効果的です。この章では場所別のコバエ対策をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
玄関や窓には網戸を取りつけよう
とくに身体が小さい種類のコバエは、網戸をしていても網の間をぬって部屋の中に侵入してきてしまうことがあります。網戸を選ぶときは、できるだけ目の細かい網戸を取りつけるようにしましょう。それに加えて、網戸にスプレータイプなどの殺虫剤を散布しておくと、より効果的です。
また、どうしても窓を開けなければいけないときや、玄関ドアを開け閉めする際にコバエの侵入を防ぐには、吊るすタイプの防虫剤を使うとよいです。
台所は生ゴミ放置NG!
台所のゴミ箱はコバエのすみかになりやすい場所のナンバーワンといっても過言ではないでしょう。生ゴミは毎日、袋の口をしばって処理するのがよいです。濡れているゴミはニオイが出やすく、ハエを寄せつけてしまいます。生ゴミを捨てる前に新聞紙などでくるんでから捨てるとニオイが出にくくて、コバエ対策にはよいです。
浴室は排水口掃除と換気を徹底!
浴室の排水口はこまめに掃除をしましょう。髪の毛や石けんカスがたまってぬめりやカビが発生してしまうと、コバエがたかりやすくなります。コバエが卵を産みつけてしまうおそれもあるので気をつけましょう。
排水口の掃除をするときは、まずはパーツを取り外して、受け皿にたまっている髪の毛やゴミなどを取りのぞきましょう。ブラシなどを使ってパイプの中まできれいにすると、コバエが寄りつきにくくなります。内部の汚れは漂白剤を使うとコバエの駆除に効果的です。
浴室に発生しやすいチョウバエは高温多湿な環境を好みますので、使用後は換気するように心がけましょう。
観葉植物は水と肥料に注意
コバエは観葉植物の土の中や、水受け皿でも卵を産むことがあります。湿ったところや水があるところを好むチョウバエの対策としては、受け皿の水をこまめに捨てたり、水やりの頻度を少なくしたりすることが効果的です。
また、有機肥料を使用している場合は、無機肥料や無機土などに変えることをおすすめします。なぜなら、有機肥料を使用している土には、養分豊富な土を好むキノコバエが発生しやすくなるからです。
コバエの駆除対策は迅速さがポイント
コバエは繁殖力が強い生き物です。1匹いるとあっという間に増えてしまい、手に負えなくなってしまいます。コバエを1匹見つけたときにいかに早く駆除し、対策を取れるかどうかがコバエの大量発生を防ぐポイントです。
対策をとっているのにコバエがいなくならなくて困っているという方は、害虫駆除業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼すれば、迅速な駆除と、その後のコバエ対策をトータルで引き受けてもらえるので安心です。
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