コバエ駆除に漂白剤は有効!排水口だけじゃない発生源の対策まとめ
排水溝に潜むコバエの卵や幼虫の駆除に、漂白剤は有効です。ただし、コバエを完全に駆除したい場合は、成虫対策も並行しておこなうとよいでしょう。
なぜなら、コバエの成虫が室内にいると、卵を産み付けて大量に繁殖してしまうからです。そのため、幼虫の駆除はもちろん、成虫の駆除なしでは、コバエがいなくなることはありません。
また、コバエの発生源はこまめに掃除しておくと、駆除と発生の予防の両方ができます。コバエの駆除を漂白剤でおこなうこととあわせて、徹底的に対策をしましょう。当記事では、そんな漂白剤でコバエを駆除する方法をご紹介します。
幼虫や卵対策、成虫対策についてそれぞれ解説していますので、ぜひ試してみてください。
目次
コバエの卵や幼虫退治は漂白剤以外にもある!オススメの対策方法
コバエが発生しやすい場所ごとに、卵や幼虫対策の方法をご紹介していきます。
・キッチンやお風呂場の場合
コバエはニオイがする場所や、水回りのよごれが発生源となることが多いです。コバエが発生しやすいキッチンの排水口などは漂白剤を使ってしっかり掃除・除菌すると、幼虫や卵対策になります。スプレータイプの漂白剤は、気軽に使えておすすめです。
また漂白剤をただかけるだけでなく、排水溝のパーツを外して、ゴミ受けや排水口の内側、パイプの中もしっかり掃除するとよいでしょう。お風呂の排水口の浴槽カバーが外れるタイプの方は、お風呂専用の洗浄剤などを流し込むとよいです。
また、コバエは熱いお湯に弱いので、60度以上のお湯を流すだけでもある程度コバエの卵や幼虫を駆除することができます。ただし、熱湯になりますのでやけどにはご注意ください。
・トイレの場合
トイレの貯水タンクなども、コバエの発生源となりやすいです。こちらもブラシでキレイにしたり、タンクの中に洗浄剤をいれたりするなど、しっかり掃除をすることでコバエの幼虫を駆除することができます。
・リビングの場合
リビングなどでは、ゴミ箱の中にもコバエが住み着きやすいです。この場合は掃除はもちろん、防虫剤をゴミ箱の底や周辺底に置いてコバエを寄せつけないようにしたりすることが対策として考えられます。
また、家の中のコバエを断ち切るには、幼虫駆除だけでなく、卵を産み付ける成虫の駆除も大切です。次は成虫を駆除する方法をご紹介していきます。
コバエの成虫対策!侵入を防ぐ方法やトラップを紹介
コバエの成虫駆除の方法はさまざまです。いろいろな便利グッズが販売されていますし、自宅にある意外なもので駆除をすることも可能です。詳しくお伝えしていきます。
対策【1】屋外からのコバエの侵入を防ぐ
そもそも、コバエがはじめに室内に入ってくるのは窓などからが多いです。窓を不用意に開けたままにせず、網戸を活用するようにしましょう。しかし、小さなコバエは網戸のすき間さえぬって部屋に侵入してくることもあります。心配な方は、網戸や窓ガラスに使えるスプレータイプの防虫剤を活用しましょう。
玄関や窓からの侵入対策としては、窓ガラス・玄関などに防虫シートを貼る方法もあります。玄関の開け閉めはやむをえないと思いますので、このような便利グッズを活用してコバエ対策をおこないましょう。
対策【2】めんつゆトラップで成虫を退治
自宅にあるめんつゆを使うと、コバエの成虫を簡単に駆除することが可能です。まずは、そんなめんつゆトラップの作り方を解説していきます。
1. プラスチックの容器やペットボトルの口を切って浅くしたものなどに、水とめんつゆをいれます。割合は厳密には決まっていませんが、めんつゆとして使うより少し濃いめのほうが、ニオイが強く、コバエを寄せつける効果があるでしょう。
2. 容器の中に洗剤を2~3滴いれてください。コバエは水をはじくように油分で守られていますが、洗剤に触れるとその油分が落ちてしまい、おぼれてしまいます。
3. コバエがたくさん発生している場所に置きます。
4. コバエが容器の中におぼれて溜まってくるので、少なくとも1週間にいちどは捨てるようにしましょう。
なぜなら、コバエの卵は孵化するまで早くて1週間ほどだからです。万が一、容器の中で卵を産んでいた場合に放置しておくとコバエが繁殖してしまいますので、逆効果になってしまいます。
また、めんつゆトラップが効果を発揮するのはショウジョウバエのみ、ともいわれています。そのほかの種類のコバエはめんつゆのニオイに引き寄せられないことが多いため、効果を発揮できないこともある、ということには注意しておきましょう。
コバエ対策は、産みつけられた卵や幼虫の駆除と、繁殖を防ぐ対策を同時におこなう必要があります。これらの成虫対策とあわえて、発生源となりそうな水回りやゴミ箱などの掃除もこまめにおこなって、発生の予防をしましょう。
定期的なお掃除でコバエの発生を予防する!【気をつけるポイント】
コバエの発生源となる場所を定期的にきれいにしておくことで、コバエが大量発生することを防げます。コバエは繁殖力が非常に強く、約1週間~10日で卵から成虫に成長します。また、成虫になってからたったの2~3日で卵を産むこともあるのです。
このように繁殖のスピードの速いコバエを完全に駆除するには、発生源の対策が必要。これまでにご紹介してきた卵や幼虫駆除と成虫の駆除とあわせて、コバエが卵を産み付ける環境をつくらないようにしましょう。
ポイント【1】生ごみを放置しない
生ごみを放置しておくとコバエのたまり場となってしまいます。コバエはニオイがするところや湿った場所が大好物です。キッチンでの生ごみはコバエの発生源となる可能性が高いので、放置せずにこまめにゴミ袋をしばって捨てるようにしましょう。
蓋つきのゴミ箱でしたらコバエも寄り付きにくいですし、万が一コバエの発生源となったときも外に広がらずに済みますよ。
ポイント【2】発生源となる場所の掃除
コバエの発生源となりやすい水回りの掃除はこまめにおこないましょう。とくに食べ物をあつかうことから、どうしてもニオイが発生してしまうキッチンの掃除はとても大切です。定期的に排水口付近や、排水口カバーなどのぬめりをとるようにしましょう。
また、お風呂場の髪の毛やカビを放置しておくことも、コバエの発生の原因につながります。皮脂や髪の毛が溜まりがちな浴槽カバーの下は、お湯のシャワーで流しながらブラシを使ってしっかり掃除するとよいですよ。
トイレの掃除も、マメにおこなうようにしましょう。便器の掃除はもちろん、掃除ブラシ自体も発生源となるので、長い間同じものを使うことはおすすめしません。できれば、定期的に交換するようにしましょう。
コバエの発生が止まらない……そんなときは
これまでにご紹介した方法を実践しているのに「なかなかコバエがいなくならない……」とお悩みの方は、プロに依頼するという手もあります。プロならコバエの発生源を見つけ出し、確実な方法で対策をおこなってくれます。コバエとの戦いに終止符を打ちたいという方は、業者依頼も検討してみてはいかがでしょうか。
害虫駆除業者の選び方
プロに頼むといってもどのように業者を選んでよいかわからない、という方へ向けて、優良業者の見つけかたをご紹介します。料金が不安だという方は、見積り無料の業者がおすすめです。見積りや調査までは無料でおこなってもらえる業者もあるので、その場合、依頼前に詳しい料金を知ることができます。
また、業者の実績を確認することもポイントのひとつです。せっかくプロに依頼するのだからしっかり駆除してもらいたいと思いますよね。害虫駆除の有資格者であるかどうか、どんな駆除作業をしているか、など確かな実績がホームページなどで記載されていると安心です。
対応も含めて、違和感のある業者には依頼しないほうがよいでしょう。自分が納得して依頼できる業者を選ぶことが、1番大切なことといえるでしょう。
コバエの駆除にお困りの方はぜひ弊社にご相談ください。全国の加盟店業者から、ぴったりの業者をご紹介させていただきます。お電話での受付は24時間365日受け付けております。お気軽にお電話ください。