小さいゴキブリが要注意の理由とは?その正体とすぐにできる駆除方法
家で小さいゴキブリのような虫を見たことがあるでしょうか。実はそれ、ゴキブリの幼虫である可能性が高いです。残念ながら、幼虫が発見された家には成虫も潜んでいます。本コラムでは、小さいゴキブリのような虫の正体から、駆除方法までを徹底解説します。
また、一般家庭でゴキブリが潜んでいる可能性が高い場所について知ることで、ゴキブリの駆除を効率よく進めましょう。さらに、ゴキブリを駆除した後、再びゴキブリが発生しないようにする方法についてもご紹介しています。
目次
小さいゴキブリには要注意!たくさんいるサインかも…
家で小さいゴキブリのようなものを目撃したことがある場合、あなたの家がたくさんのゴキブリのすみかになっている可能性があります。ここでは、その理由や小さいゴキブリの正体についてご説明します。
小さいゴキブリがいると成虫のゴキブリがいる可能性が高い!
小さなゴキブリのような虫の正体には、いくつか候補があります。もしゴキブリではなかった場合は、シバンムシやトコジラミである可能性が高いです。しかし、残念なことに、小さいゴキブリのような虫の正体はゴキブリの幼虫であることがほとんどなのです。
幼虫がいるとなると、もちろん成虫もいます。「1匹いれば100匹いる」といわれるゴキブリ。考えるだけでゾッとしてしまいますね。小さいゴキブリのような虫がゴキブリの幼虫であった場合、それはチャバネゴキブリかクロゴキブリの幼虫である可能性が高いです。
クロゴキブリは「寒さに強いゴキブリ」
クロゴキブリは成虫であれば3センチほどある、比較的大きいなゴキブリです。洗面台やお風呂などジメジメと湿った場所に生息します。人間に対する警戒心が強く、猛スピードで駆け抜けたり、飛んだりすることがあるので注意しましょう。
また、比較的寒さに強いという特徴があります。基本的に寒さに弱く、暖かいところを好んで生息するゴキブリにとって、寒さは最大の脅威といえるでしょう。しかし、寒さの耐久性が高いクロゴキブリのような種は駆除しにくく、厄介な存在です。
成虫になると黒色になりますが、幼虫の段階では赤茶色をしているため、チャバネゴキブリと間違えてしまうことがよくあります。「チャバネゴキブリかと思っていたら、クロゴキブリだった」ということも十分あり得るので、ゴキブリの幼虫らしき虫を見かけたら駆除することが大切です。
チャバネゴキブリは「寒さに弱いゴキブリ」
チャバネゴキブリは10から15センチほどの、茶色の体をもつゴキブリです。羽根はついているものの飛ぶことはできません。見た目が似ているということで、コオロギと間違えられることもよくあります。
チャバネゴキブリは寒さに弱く、新聞紙のすきまや電気機器の中など、暖かい場所を好んで生息しています。人間を警戒することがないので、クロゴキブリのように猛スピードで走り抜けたり、飛んできたりということはありません。
体も大きく、人間を警戒しているクロゴキブリよりもずっと被害が少ないように感じられますが、チャバネゴキブリにも厄介なところがあります。それは、「人前にほとんど出てこない」というところです。
主張が少ないことで発見が遅れ、駆除対策を始めようとしたころには、既に手におえないような状態になっていることも考えられます。
いずれの種類でも、家の中にゴキブリが大量に住み着いている可能性があるのであれば、早急に対処が必要です。しかし、どこに潜んでいるのかわからないゴキブリたちを根絶やしにするのは簡単ではありません。
そのため、ゴキブリの幼虫を見かけた際には駆除を含めて、害虫駆除のプロに調査を依頼するのがおすすめです。ゴキブリの生態に詳しいプロは家の中をくまなく調べ、ゴキブリのすみかを突き止めてくれます。
当サイト【害虫駆除110番】では、無料の現地調査(※)に対応している害虫駆除のプロをご紹介しています。「本当にゴキブリがいるのかたしかめたい」というご相談でも大歓迎ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
目の前の小さいゴキブリを速攻で駆除する方法!
小さいゴキブリをみつけたら、これ以上の繁殖を止めるためにも駆除することが大切です。ここでは、クロゴキブリやチャバネゴキブリの幼虫をみつけたときの速攻駆除法をご紹介します。
ゴキブリ用の殺虫スプレーを使用
殺虫スプレーで駆除するという方法です。その場で駆除をおこなうことができます。しかし、家に幼い子供がいる場合や室内でペットを飼っているという場合は、殺虫スプレーを乱用することは避けたほうがいいかもしれません。
また、カサカサと動き回るゴキブリに、殺虫スプレーを浴びせるのは簡単なことではなく、追いかけ回したのに結局うまくいかなかった……なんてこともめずらしくありません。
冷却スプレーを使用する
基本的に寒さに弱いゴキブリは、殺虫成分よりも冷気のほうが効くといわれています。「冷却スプレー」は-冷却ガスで、ゴキブリを一瞬で凍らせてしまうという駆除グッズです。
殺虫成分が使われていないので、小さなお子さんやペットを飼っている方でも安心して使用することができます。ただ、あくまでも冷却スプレーはゴキブリを「凍死」ではなく、「凍止」させるものです。身動きがとれなくなっている間に、処理をしましょう。
石鹸や食器用洗剤をかける
ゴキブリの体は水をはじき、油になじむ性質を持っています。石鹸水や食器用洗剤は乳化作用があるため、撥水性をもつゴキブリの体になじみ、それが体表面にある気門という呼吸器に流れ込むことで、ゴキブリを窒息死させることができるのです。
ほかにも、サラダ油が同様の働きをします。油そのものなので、ゴキブリの体にすぐなじむことができるのですね。ただし、場所によっては床や壁を汚してしまうこともありえるので、周りの環境には注意しながらおこないましょう。
掃除機で吸い込む
駆除するときはできるだけゴキブリを目にしたくない、と思う方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にとって魅力的に感じられるのが、掃除機でゴキブリを吸うという方法です。殺虫スプレーのように薬剤を使うわけでもないので、お子さんやペットにも影響がありません。
しかし、注意しなければならないことが「吸い込んだとしても死んでいるわけではない」というところです。多くの場合、ゴキブリは一時的に気絶をしているだけで、掃除機の中で生き続けます。ゴキブリを掃除機で吸ったときは、すぐに掃除機のゴミを取り出し、しっかりと封をして捨てるようにしましょう。
熱湯をかける
ゴキブリを駆除する方法のひとつに、熱湯をかけるというものがあります。この方法も、薬剤によるさまざまな影響を考えなくてもいいです。しかし、ただお湯をかけるだけでゴキブリが簡単に死ぬわけではありません。
熱湯でゴキブリを駆除する際、注意点があります。
- 熱湯は60℃以上であること。
- 最低でもコップ1杯以上の量をかけること。
ただ、熱湯がかかっただけでも、死には至らずとも多大なダメージを与えることができます。弱って動きが鈍ったところに、再度熱湯をかけてみてください。火傷をしないように注意しながらおこないましょう。
叩きつぶす
一番シンプルでありながら危険がともなうのが、ゴキブリを叩きつぶすという方法です。スリッパや丸めた新聞紙などを使ってゴキブリを叩きつぶしたときに、ゴキブリが持っている菌がまわりに散ってしまうので、実はとても危険なのです。
菌が散らばらないように、つぶれない程度で叩くだけでは完全に殺すことはできません。ゴキブリは瀕死の状態でも産卵することがあるので、どんなにダメージを与えたからといってそのまま見逃してはいけません。
目の前にあらわれたゴキブリを自分で駆除する方法はいくつかありますが、もしも家のどこかにゴキブリが住み着いている場合にはどれも応急処置に敷きなりません。ゴキブリを根こそぎ退治するには自分では限界がありますので、プロに任せるのがおすすめです。
害虫駆除110番では、家の中にいるゴキブリを徹底的に駆除する害虫駆除のプロをご紹介しています。お見積りは無料で対応しています(※)ので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
小さいゴキブリはこんなところにいる!ゴキブリの性質を知ろう
小さいゴキブリは、普段どのようなところに生息しているのでしょうか。ここでは、家の中のどういったところにゴキブリが潜みやすいのかをご紹介します。ゴキブリが潜みやすい場所を知って、駆除をスムーズに進めましょう。
ゴキブリは、主に暖かいところに生息することが多いです。寒い環境では活動することを、苦手としています。また、湿ってジメジメしているところにも潜んでいることが多いので、水回りに注目する必要があります。
一般家庭でよく発見しやすい場所
家の中の暖かい場所の具体例としては、天井裏や冷蔵庫と床のすきま、積んであるダンボールの間などがあげられます。ほかにも、適度な熱をもつ家電の近くにいる場合が多いので、台所などはゴキブリが身を潜めやすいところです。
湿度の高い場所の具体例としては、キッチンの流しや洗面台、お風呂などが挙げられます。ほかにも、洗濯機のまわりなど、水回りも入念に確認する必要があります。家の中で観葉植物を育てている方もいると思います。
土や肥料など食べられるものや水分もあり、保温性もある植物はゴキブリにとってはなんでもそろう格好のすみかとなるのです。一度、確認してみてください。
小さいゴキブリの発生を抑えたい!対策方法を紹介
小さいゴキブリの繁殖能力にはすさまじいものがあります。「1匹いたら100匹いる」といわれているのにも納得できてしまうほどです。今いるゴキブリをどれだけ駆除しても安心してはいけません。再びゴキブリが繁殖しないように、対策をしましょう。
ゴキブリ用の殺虫スプレーを撒いておく
ゴキブリがすみかにしそうな場所に、ゴキブリ用の殺虫スプレーをまいておきましょう。ゴキブリは小さな隙間などからでも、簡単に侵入してしまいます。いくら徹底的に侵入経路を断とうとも、ゴキブリの侵入を100%防ぐことは難しいです。
そんなときに役に立つのが、殺虫スプレーです。侵入を許しそうな部分にスプレーをしておくことで、万が一ゴキブリが家に入りこんだとしても、薬剤によって弱らせたところを駆除することができます。
毒の餌を撒く
毒の入った餌を置いておくというのも、有効な手段です。玉ねぎや小麦とホウ酸を混ぜて団子状にした「ホウ酸団子」などがあります。市販のものもありますが、作り方も簡単なので、自分で作ってみるのもいいでしょう。
毒餌のいいところは、ゴキブリの幼虫が成虫の糞を食べるという習性を利用することで、効率よく駆除がおこなえるというところです。毒餌を食べた成虫はもちろん、その糞を食べた幼虫までも一度に駆除できるなんて一石二鳥ですね。
ただ、家庭に小さなお子様やペットがいる場合、誤飲がないように細心の注意を払う必要があります。
糞を見つけてしまったら…糞の掃除をする
先述したように、ゴキブリの幼虫は成虫の糞を食べます。つまり、ゴキブリの糞をそのまま放置していると、次々と幼虫が集まってきてしまうのです。糞は見つけ次第、掃除をする必要があります。
ゴキブリの糞には、サルモネラ菌・赤痢菌・ピロリ菌といった人体にも影響を及ぼす菌が繁殖しているので、素手で直接触れることは危険です。また、掃除するときに空気中に飛散した糞が体内に取り込まれることもあるので、手袋とマスクの着用を徹底するようにしましょう。
部屋の掃除をする
定期的に部屋を掃除し、清潔に保つこともゴキブリの対策になります。ゴキブリは不衛生な場所を好む害虫です。部屋が汚ければ集まるし、キレイであれば近寄りません。とくに注意することは、ゴキブリの餌となるものを部屋に置かないことです。
ゴキブリの餌は、髪の毛・皮膚・フケ・動物の糞・ホコリ・ペットフード・水・紙類・食べかすなど、とっても幅広いです。つまり、これらを部屋からなくすためには、定期的に掃除をして清潔に保つしかないのです。
プロに相談する
ここまで、自分でできるゴキブリ対策についてご紹介してきました。しかし、ゴキブリの繁殖力はすさまじく、どんなに駆除をしてもなかなか家からゴキブリの姿が消えないということもあるかもしれません。
そんなときは、プロの知識と経験に頼ってみてはいかがでしょうか。お金と時間をかけていろいろな駆除方法を試してみたものの、あまり効果が感じられないという方は、業者に駆除や対策を依頼するというのもひとつの手段です。
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