ゴキブリの種類がすぐわかる!日本でよく見るゴキブリの特徴と見分け方|害虫駆除110番|クロアリ・ダニ・ムカデなどの害虫トラブルを即解決

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ゴキブリの種類がすぐわかる!日本でよく見るゴキブリの特徴と見分け方

日本でよく見るゴキブリは4種類見た目の特徴とすぐに見分けるポイント

「このゴキブリ、何の種類なんだろう?」
「ゴキブリっぽい見た目だけど、本当にゴキブリなのかな?」

日本の屋内でゴキブリを見つけた場合、以下の4種類のうちのどれかである可能性が高いです。

  • クロゴキブリ
  • ヤマトゴキブリ
  • ワモンゴキブリ
  • チャバネゴキブリ(特に施設に多い)

ゴキブリの種類は他にもたくさんいますが、屋内に入って生活できる種類は限られているのです。

また、ゴキブリに似た小さな虫を見つけた場合、ゴキブリの幼虫もしくは、別の虫かもしれません。

この記事では、ゴキブリの種類の特定がしやすいように、日本の屋内でよく見るゴキブリの見た目の特徴や、ゴキブリに似ている小さな虫との見分け方などを解説しています。

この記事を読めば、家の中にいるゴキブリの種類がすぐにわかり、全滅させることができるようになりますよ。

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日本の屋内でよく見るゴキブリ4種類の見た目と特徴

ゴキブリは、世界に3,500〜4,000種、日本に54種生息しています。

ただし、ゴキブリのほとんどは野外で生活しており、屋内に入り込む種類は少ないです。

日本の屋内では、以下の4種類がよく見られます。

ゴキブリの成虫4種類

見分けるポイント(成虫)
ワモンゴキブリ 体長:25mm以上
赤褐色、前胸背板に黄色斑紋(はんもん)がある。
クロゴキブリ 体長:25mm以上
黒褐色〜黒色、前胸背板に斑紋(はんもん)がない。
前胸背板は広く平らで、全体にツヤがある。
ヤマトゴキブリ 体長:25mm以上
黒褐色〜黒色、前胸背板に斑紋(はんもん)がない。
前胸背板はやや小さく、凸凹があり、全体にツヤがない。
チャバネゴキブリ 体長:18mm未満
黄褐色、前胸背板に縦の黒すじが2本ある。

※「衛生害虫ゴキブリの研究」辻 英明 (著)を参考に作成。

大型のゴキブリ3種類は、「前胸背板(ぜんきょうはいばん)」の特徴で見分けることができます。
ゴキブリの胸は、前・中・後の3つに分かれており、前胸の背中側のことを前胸背板と呼びます。

大型ゴキブリは、種類によって前胸背板に斑紋(はんもん:まだら模様)があったり、形が違ったりします。
大型ゴキブリの種類を見分けるときは、前胸背板に注目しましょう。

上記のゴキブリに見た目が似ているけど小さい場合は、ゴキブリの幼虫かもしれません
ゴキブリの幼虫は脱皮しながら徐々に大きくなって成虫になるため、幼虫と成虫の見た目は似ています

家の中で見たゴキブリがどの種類なのか、そもそもゴキブリなのか気になる方は、これからご紹介する4種類のゴキブリの幼虫~成虫の姿と特徴を確認してみてください。

家の中に出やすいゴキブリの種類から順番に解説していきます。

クロゴキブリ

クロゴキブリは、日本に広く分布しているゴキブリで、一般家庭によく出現します。

クロゴキブリの幼虫〜成虫の姿を見てみましょう。

クロゴキブリの成長過程

ゴキブリの幼虫は、幼齢→中齢→老齢の流れで成長し、成虫になります。
クロゴキブリの幼虫は、脱皮を8〜10回繰り返して成虫になります。

幼齢のときは黒色で白い線があります。中齢から徐々に体が赤褐色になり、成虫で黒褐色〜黒色のツヤがある体になります。

学名 Periplaneta fuliginosa (Serville)
英名 smoky-brown cockroach
生息地域 全国。沖縄以南には分布しない。
卵の期間 30~40日間
幼虫の期間 3〜12ヵ月
成虫の寿命 4〜5ヵ月
一生に産む卵鞘の数 約15〜20個
卵鞘内の卵の数 約22〜28個
寒さ 強い

クロゴキブリは寒さに強く、夏や秋に幼虫や卵の状態で休眠をして冬を越します。

そして、春から初夏にかけて発育を開始し、5~6月に一斉に成虫となります。

ゴキブリの卵は、卵鞘(らんしょう)と呼ばれるケースのようなものに入っており、1つの卵鞘に複数の卵が入っています。

クロゴキブリは、一生の間に約15~20個の卵鞘(中の卵数は約22~28個)を産みます。

ヤマトゴキブリ

ヤマトゴキブリは、一般家庭でクロゴキブリの次に出現しやすいゴキブリです。
大きさは、クロゴキブリよりやや小型です。

ヤマトゴキブリの幼虫〜成虫の姿を見てみましょう。

ヤマトゴキブリの成長過程

ヤマトゴキブリの幼虫は、脱皮を7回繰り返して成虫になります。
ヤマトゴキブリの幼齢はクロゴキブリのような白い線がなく、暗褐色です。

学名 Periplaneta japonica Karny
英名 Japanese cockroach
生息地域 本州中部中心に分布。
卵の期間 27~35日間
幼虫の期間 3〜12ヵ月
成虫の寿命 3〜6ヵ月
一生に産む卵鞘の数 約7個
卵鞘内の卵の数 約12個
寒さ 強い

ヤマトゴキブリも寒さに強く、夏や秋に幼虫の状態で休眠をして冬を越します。

ただし、クロゴキブリとは異なり、卵は寒冷に弱く冬を越せません。

ヤマトゴキブリも、春から初夏にかけて休眠していた幼虫が発育を開始し、5~6月に一斉に成虫となります。

ワモンゴキブリ

ワモンゴキブリは、沖縄などの南西諸島の市街地でよく見るゴキブリです。
屋内に入り込むゴキブリの中で一番大きいです。

ワモンゴキブリの幼虫〜成虫の姿を見てみましょう。

ワモンゴキブリの成長過程

ワモンゴキブリの幼虫は、脱皮を7〜9回繰り返します。

幼齢は淡暗褐色で斑紋(はんもん)がありません。

学名 Periplaneta americana (Linnaeus)
英名 American cockroach
生息地域 南西諸島(沖縄など)
卵の期間 35~45日
幼虫の期間 4〜12ヵ月
成虫の寿命 3〜20ヵ月
一生に産む卵鞘の数 約10〜84個
卵鞘内の卵の数 約6〜18個
寒さ 弱い

ワモンゴキブリはアフリカ原産の熱帯性種です。

寒さに弱く、冬季の温度では生きていくことができないため、温暖な地域や施設内に生息しています。
寿命に大きな差があるのは、温度差が原因だと考えられています。

ワモンゴキブリは大型であるため発育速度は遅いですが、休眠をしないので、温暖な施設に生息している場合は多数発生してしまいます。

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリは、日本全国に分布しているゴキブリです。
飲食店、食品工場、オフィスビルなどによく出現します。

チャバネゴキブリの幼虫〜成虫の姿を見てみましょう。

チャバネゴキブリの成長過程

チャバネゴキブリの幼虫は、脱皮を5〜7回繰り返します。

幼齢は体の両縁と中~後胸背面中央が黄色で、他は黒色です。

老齢は、中央の黄色部が前胸背の前の縁まで達します。

学名 Blattella germanica (Linnaeus)
英名 German cockroach
生息地域 全国
卵の期間 20~28日
幼虫の期間 2〜3ヵ月
成虫の寿命 3〜4ヵ月
一生に産む卵鞘の数 約3~7個
卵鞘内の卵の数 約30~40個
寒さ 弱い

チャバネゴキブリは、人工的な温暖環境に生息するゴキブリです。

寒さに弱く、冬季の温度では生きていくことができません。
そのため、九州以北の暖房が不十分な木造家屋では、あまり見ません。

チャバネゴキブリの世代交代のスピードは早く、1年で2世代以上繁殖します。

チャバネゴキブリもワモンゴキブリと同じく休眠しないため、温暖環境が整っている施設では、大量発生しやすいです。

日本の屋内でよく見るゴキブリは、以上4種類です。
一般家庭では、クロゴキブリや、ヤマトゴキブリを見かけることが多いでしょう。

もし、ゴキブリの幼虫を発見していたら、他にもたくさんのゴキブリの幼虫がいる可能性が高いです。

ゴキブリは、人間が見えないところに隠れているため、見かけること自体まれです。ゴキブリを1匹でも見かけたら、早めに対策をしましょう。

「すぐにでも隠れているゴキブリを徹底的に駆除したい!」という方は、害虫駆除110番にお任せください。

害虫駆除110番は、ゴキブリ駆除のプロを無料でご紹介しているサービスです。
どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

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日本の屋内に入れるゴキブリは全部で12種類いる

じつは、日本の屋内に入れるゴキブリは、前述の4種類を含め12種類存在します。

それぞれの分布をまとめてみました。

日本産屋内ゴキブリの分布定着

▼日本産屋内ゴキブリ分布定着(概況)

分布 日本産屋内ゴキブリの種類
全国 チャバネゴキブリ
クロゴキブリ
本州中部中心
本州中部、九州北部
ヤマトゴキブリ
キョウトゴキブリ
南西諸島(沖縄など)
(九州以北温暖人工環境など)
ワモンゴキブリ
コワモンゴキブリ
南西諸島など南部地方 オガサワラゴキブリ
イエゴキブリ
ハイイロゴキブリ
チャオビゴキブリ
全国の地下街施設など
関西、中部、中国地方の一部
トビイロゴキブリ
チュウトウゴキブリ(=トルキスタンゴキブリ)

※「衛生害虫ゴキブリの研究」辻 英明 (著)を参考に作成。

日本の本州中部には、黒色のゴキブリ(クロゴキブリ、ヤマトゴキブリなど)、沖縄以南の亜熱帯や熱帯には、赤褐色のゴキブリ(ワモンゴキブリ、コワモンゴキブリなど)が出現しやすいでしょう。

温帯に生息するゴキブリが黒いのは、熱を吸収するためだと考えられています。
黒いゴキブリは寒さに強く、赤褐色のゴキブリは寒さに弱い特徴があります。

お住まいの地域で出現しやすいゴキブリの種類はわかりましたか?

ゴキブリは、見ると不快になるだけでなく、病原体の媒介、アレルギーの原因、糞による食品や貴重品の汚染などを引き起こしてしまうこともあります。

どの種類のゴキブリも、徹底的な駆除が必要なことには変わりないでしょう。

害虫駆除110番では、現地調査・見積り無料※の業者をご紹介しています。

「ゴキブリかどうかわからないけど怖いから一度見てほしい。」といったご相談も大歓迎です。
まずは、お気軽にお電話ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

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ゴキブリじゃないかも!?ゴキブリに似た小さい虫

ゴキブリっぽく見えても、小さな虫はまったく別の虫のこともあります。

ここでは、ゴキブリの幼虫に似ている、「シバンムシ」と「トコジラミ」の特徴をご紹介します。

シバンムシ

シバンムシは、ゴキブリの幼虫に似ています。

家の中に出やすいクロゴキブリの幼虫との違いを見てみましょう。

クロゴキブリ(幼齢) シバンムシ
画像 クロゴキブリの幼虫 シバンムシ
大きさ 4mm~ 2~3mm
黒色、背中に白い線がある 赤褐色
触覚 長い 短い

以下の特徴がある場合は、シバンムシである可能性が高いでしょう。

シバンムシの特徴
  • 大きさが3mm以下
  • 赤褐色で丸みを帯びている
  • 触覚が短い
  • 乾燥食品の袋の中で大量発生していた

シバンムシも、家の中に大量に湧く害虫です。

シバンムシは乾燥食品を好み、パスタや小麦粉、ホットケーキミックスなど、あらゆるものを食害します。

シバンムシを発見したら、殺虫スプレーなどで速やかに駆除しましょう。

シバンムシに関しては、別記事「シバンムシの被害・駆除方法」でも詳しく解説していますので、気になる方は読んでみてください。

トコジラミ

トコジラミも、ゴキブリの幼虫に似ています。

クロゴキブリの幼虫との違いを見てみましょう。

クロゴキブリ(幼齢) トコジラミ
画像 クロゴキブリの幼虫 トコジラミ
大きさ 4mm~ 幼虫:約1~4mm
成虫:約5~8mm
黒色、背中に白い線がある 茶褐色
触覚 長い 短い

以下の特徴がある場合は、トコジラミである可能性が高いでしょう。

トコジラミの特徴
  • 茶褐色で丸く扁平である
  • 触覚が短い
  • ベッド・床・壁などの隙間で発見した
  • 付近に黒ゴマのような排泄物の汚れがある

トコジラミは、海外旅行先の宿泊施設や、外国人旅行客が多い宿泊施設で荷物に付着し、持ち帰ることで繁殖します。

トコジラミは人や動物の血液を吸血します。もしトコジラミが発生していたら、速やかに駆除しましょう。

ただし、トコジラミの駆除は難しく、近年では殺虫剤に抵抗性を示す集団も報告されています※。

※東京都北区ホームページ「トコジラミの相談が増えています」(2022年5月9日更新)

トコジラミの駆除は、害虫駆除のプロに任せるとよいでしょう。

害虫駆除110番では、ゴキブリ以外の害虫の駆除のご相談も承っております
害虫の被害にお困りでしたら、いつでもご連絡ください。

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ゴキブリは1匹いたら数十匹~数百匹潜んでいる

「ゴキブリが1匹いたら100匹はいるらしい。」こんな話、よく聞きませんか?

じつはこの話、あながち間違いではないんです。

というのも、ゴキブリは1匹いたら数十匹~数百匹潜んでいるのは事実なんです。
その理由をご説明しましょう。

ゴキブリは、1回の交尾で何回も産卵できます。
ゴキブリの卵は、数十個を1個のケース(卵鞘:らんしょう)に入れて産卵します。

一般家庭でよく見るクロゴキブリは、成虫の状態で4〜5ヵ月生存し、その間に15~20個の卵鞘(中の卵数は約22~28個)を産みます。

仮に、クロゴキブリが4〜5ヵ月で22個の卵が入っている卵鞘を15個産んだとすると、以下のようになります。

22個(卵の数)×15個(卵鞘)=330匹(産まれるゴキブリの数)

つまり、1匹のメスから330匹以上のゴキブリが誕生するということになるんですね。

しかも、これはクロゴキブリだった場合の計算例です。

繁殖力が高いチャバネゴキブリだったらどうでしょう。

ある実験によると、飼育容器内に毎週3gの餌を与えただけで、1,500匹あまりのチャバネゴキブリ(そのうち80%が幼虫)が住み着いた(大野・辻,1972)という結果も出ているようです。

飼育容器内に毎週3gで1,500匹ですから、より広い施設でさらに多くの餌を与えてしまっていたらと考えると、恐ろしいですよね……。

チャバネゴキブリが家に発生するのはまれですが、クロゴキブリなど一般家庭に住み着くゴキブリを1匹でも見つけたら、数十匹~数百匹はいると思っておきましょう。

ちなみに、ゴキブリを殺すと増えるといった噂もありますが、これはたまたま卵鞘をつけたゴキブリを叩くなどして殺したことで卵鞘が体から外れ、ゴキブリが増えたと勘違いしているのだと考えられます。

隠れているゴキブリはホウ酸ダンゴで撃退!

ゴキブリを1匹しか見ていなくても、暗くて狭いすき間にたくさん隠れているかもしれません。

隠れているゴキブリは、ホウ酸ダンゴを使って徹底的に駆除しましょう。

ホウ酸ダンゴは、昔ながらのゴキブリの駆除方法で、ゴキブリの好物(ジャガイモなど)に、ホウ酸(ゴキブリに与えると消化器系にダメージを与えて脱水症状を起こす)を混ぜてダンゴにしたものです。

ホウ酸は、ゴキブリが食べてから死ぬまで1週間~半月かかりますが、全滅させることができます

ゴキブリの毒餌には、速効性のある成分が含まれたものもありますが、ゴキブリが避ける傾向があり、十分に食べてもらえないことがあります。

しかし、適度な濃度(15%~20%)のホウ酸が含まれた餌であれば、ゴキブリが食べ続けてくれるため、時間がかかっても確かな効果を得ることができるのです。

ホウ酸ダンゴは、以下の商品が安くてたくさん入っているのでおすすめです。

ホウ酸 ダンゴ

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こちらのホウ酸ダンゴは、24個入りで362円(税込)で購入できます。(2023年2月10日時点。)

ホウ酸ダンゴはゴキブリが隠れやすい奥に設置する

ホウ酸ダンゴを手に入れたら、ゴキブリが隠れやすい奥に設置しましょう。

ゴキブリは、暗くて狭いところを好むため、すき間などの奥に設置するのが効果的です。
また、奥に設置することで、小さな子供やペットの誤飲を防ぐこともできます。

ホウ酸ダンゴは、以下の5つのエリアに設置しましょう。

1.キッチン
2.水回り(洗面所、トイレなど)
3.部屋
4.ベランダや軒下
5.玄関

ホウ酸ダンゴは、奥の角2ヵ所に設置するのが基本です。

それぞれの詳しい設置場所を見てみましょう。

キッチンの設置場所
  • 食器棚と壁のすき間
  • 冷蔵庫と壁のすき間
  • シンクやコンロの下の収納部分
水回り(洗面所、トイレなど)の設置場所
  • 洗濯機と壁のすき間
  • 洗面台の引き出しの奥
  • 洗面台の引き出しを引き抜いた奥
  • 洗面台の下の扉を開いた奥
  • トイレの便器の後ろ
部屋の設置場所
  • テレビ台の後ろ
  • テレビ台の引き出しの奥
  • テレビ台の引き出しを引き抜いた奥
  • 押入れの奥
ベランダや軒下の設置場所
  • エアコンの室外機の裏
  • プランターや鉢の下
  • ゴミ箱の下
玄関の設置場所
  • 下駄箱の中
  • 傘立てや置物の下
  • 玄関ドアの下

このとき、他にゴキブリの餌になるようなものは置かないようにしてください。
餌があると、ホウ酸ダンゴを食べてくれないおそれがあります。

ホウ酸ダンゴなどの駆除剤の設置場所は、「ゴキブリの駆除方法」の記事でさらにわかりやすく解説していますので、気になる方は読んでみてください。

種類別!今後ゴキブリを二度と見ないための対策

ゴキブリが家に出たら、今後二度と姿を見ないためにも、しっかり対策をしておきましょう。

ゴキブリは、種類によってベストな対策時期が異なります。

・クロゴキブリ、ヤマトゴキブリ
初夏に対策するのがおすすめ!

・ワモンゴキブリ、チャバネゴキブリ
冬に対策するのがおすすめ!

それぞれの対策方法を詳しくご説明していきます。

クロゴキブリとヤマトゴキブリの対策は初夏におこなう

クロゴキブリやヤマトゴキブリは、初夏に対策するのがおすすめです。

クロゴキブリやヤマトゴキブリは、寒さに強く、基本的に屋外で越冬します。

そのため、餌をよく食べる初夏からの活動時期にホウ酸ダンゴなどの毒餌を設置しておけば、効率よく駆除できます。

クロゴキブリやヤマトゴキブリなどの大型ゴキブリは歩行速度が速く、行動範囲が広い特徴があるため、毒餌は屋内のあらゆる場所に設置するとよいでしょう。

また、クロゴキブリやヤマトゴキブリは屋外から侵入するため、侵入経路になる家の周りの溝や入口近くにも設置すると効果的です。

クロゴキブリやヤマトゴキブリが出る場合は、初夏に屋内や侵入経路に毒餌を仕掛けておきましょう。

ワモンゴキブリとチャバネゴキブリの対策は冬におこなう

ワモンゴキブリやチャバネゴキブリは、冬に対策するのがおすすめです。

ワモンゴキブリやチャバネゴキブリは、寒さに弱く、屋外では越冬できません。

寒さに弱いゴキブリは、冬になると越冬できる温暖な施設(飲食店、食品工場、オフィスビルなど)に集まってくるため、集中的に駆除できます。

ワモンゴキブリやチャバネゴキブリを駆除するなら、冬におこなうのがよいでしょう。

このように、ゴキブリの駆除は、ゴキブリの種類に合った時期におこないます。

しかし、ゴキブリの対策で大事なことは、他にもあります。
その他の対策方法は、別記事「ゴキブリの対策方法」でもご紹介していますので、参考にしてみてください。

ゴキブリを徹底的に駆除するなら害虫駆除110番にお任せ!

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まとめ

ゴキブリは、世界に3,500〜4,000種、日本に54種生息しています。

日本の屋内では、以下の4種類が多く見られます。

  • クロゴキブリ
  • ヤマトゴキブリ
  • ワモンゴキブリ
  • チャバネゴキブリ

家の中でゴキブリを見た場合、これらのゴキブリである可能性が高いでしょう。

ゴキブリのような小さな虫だった場合、ゴキブリの幼虫や、ゴキブリの幼虫に似ているシバンムシやトコジラミである可能性もあります。

ゴキブリを1匹でも見つけたら、数十匹~数百匹潜んでいるおそれがあるため、徹底的に駆除しましょう。

ゴキブリの駆除には、ホウ酸ダンゴがおすすめです。

もし、自分で毒餌を仕掛けてもゴキブリが出てきてしまう場合は、害虫駆除110番にご相談ください。

ゴキブリ駆除のプロが駆けつけ、徹底的に駆除いたします。

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