ハトには様々な病原菌を媒介することがあり、羽毛や乾燥した糞の飛散によって人間に影響を及ぼします。 ■ピジョンオーニソージス 軽症のものであれば風邪に似た症状ですが、重症化すると肺炎に近い症状が出始めます。ドバトの多くが保菌者となっている恐れがある病気です。 ■クリプトコックス症 軽症であれば皮膚に炎症が起こる程度といわれていますが、重症化すると脳・脳脊髄膜に病巣を作り、最悪の場合は死亡するケースもあります。 ■ニューカッスル病 ハト以外にもほとんどの鳥が菌を持っているといわれています。人間が感染した場合、急性顆粒結膜炎のような症状が現れることが多いようです。 ■ヒストプラズマ症 カビの一種です。ドバトの糞に空気中の胞子が付着し、急激に増殖します。