鳩がその場所に居座るようになりますと、生半可な対策では効果がなくなってしまいます。忌避剤やテグスなど設置は、初期段階では効果が得られる場合も多いですが、さらに進展してしまいますと鳩は平気で侵入するようになってしまいます。そのような場合は防鳥ネットを設置するという対策もありますが、景観を壊してしまうのが嫌だという場合には、電気ショックを与えるワイヤーを設置するという方法があります。
ワイヤーに電気を流しておくことで、それに触れた鳩は驚き、その場から遠ざかるようになります。それを何度も繰り返す事によって、鳩は「この場所は危険だ」と学習し、やがて近寄らないようになります。鳩に与える電気ショックは強い静電気程度ですので、鳩を傷つけることは滅多に無く、法律に抵触する事も無いでしょう。万が一人やペットが触れてしまったとしても、軽い痛みを感じる程度です。設置するワイヤーなども目立たないため、景観を壊す心配もありません。
ただし、その設置には知識と技術が必要になりますので、施工をお考えの方はご自身で行わずに、鳩駆除業者に依頼するようにしてください。そうしなければ十分な効果が得られなかったり、怪我を負ってしまうこともありえるのです。