鳩による被害は全国的な問題となっており、あちこちで鳩除けの対策が行われています。鳩は「空飛ぶネズミ」と呼ばれることもあるほど多くの雑菌や病原菌を持っていることがあります。その中には人に感染することもあるクリプトコックス症やオウム病の病原菌も含まれている場合があります。また、サルモネラ菌も媒介する恐れがあるので、食中毒を引き起こす恐れもあります。鳩は成長が早く、誕生から約1ヶ月で巣立ち、6ヶ月目には繁殖期に入ります。本来の繁殖回数は年3~4回程度ですが、公園など餌を貰える場所に住み着く鳩はその倍近く繁殖できるそうです。そのため個体数が激増し、より被害が深刻化している傾向にあります。鳩はとても帰巣本能が優れている動物であり、その能力を利用して伝書鳩として訓練されることもあります。そのため、鳩は気に入った場所をずっと覚えていて、何度でも戻って来ます。鳩は気に入った場所に糞をします。しばらく周辺を飛び回って再びその場所に戻った際に糞がそのまま残っていると、鳩はそのまま住み着いてしまうことがあります。鳩は年に何回も繁殖する上に群れて暮らす動物であるため、多くの鳩がその場所を起点として行動するようになる危険性もあります。最近では民家のベランダなどに営巣される被害が増えています。もしベランダで鳩の糞を見つけたら、放置せずにすぐに掃除してください。糞の掃除は、鳩除け対策の基本です。