「鳩の糞を吸い込むと肺炎になる」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
これは、鳩の糞に「オウム病」の原虫(クラミジア)が含まれている場合があるためです。
人間が感染した場合、軽症であれば悪寒とともに38度~39度を越える発熱、咳、頭痛、倦怠感、筋肉痛等の症状が現れることがあり、中等症では肺炎の症状、重症化すると死亡するケースもあります。
このクラミジアに感染する鳥類は鳩だけではありませんが、大群をなす鳩が一箇所に排泄する場合、被害に遭う危険性が高いのです。
鳩の糞は、クラミジア以外にもカビの一種である「クリプトコッカス」を含んでいる場合もありますので、被害にお困りの際には一度ご相談ください。