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雑草で肥料はできるのか

2016.09.06

草刈りを終えた後には刈った草が大量にできるかと思います。この草を肥料に使えないだろうかと考えたことはないでしょうか。葉っぱが腐ると腐葉土になるように、栄養価が高い土になるのではないかと考える方もいらっしゃるようです。実際に雑草から作った肥料を使っている方もいらっしゃいます。そういった方は草刈りで出た草を使っているようです。その方法は簡単に言うと草刈りをした草を発酵させることで作り上げます。草刈りを終えた後に草を一か所に集めておき、米ぬかや石灰窒素、牛糞や水などと混ぜ合わせることによって発酵を早めることで雑草の肥料を作ることができるのです。草刈りをすれば無料の肥料が手に入ると喜ばしいことのように思えるかもしれませんが、実は大きな問題もあります。こうして早く発酵をさせるようにしてはいますが、草が肥料になるまでにはおおよそ半年から1年ほどかかるのです。この間に発酵した際に出る臭いの問題もありますし、その臭いに寄せられて害虫が集まってくる可能性もあります。こうした問題があることから、草刈りを終えた草から肥料を作ることは可能ではありますが、あまりやらない方が良いでしょう。こちらの肥料を使うのであれば、市販の肥料を使った方が手軽かと思います。草刈りの後に残った草は処理を業者におまかせしましょう。

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