冬場にお風呂のお湯が出なくなる原因としては、給湯器の配管の凍結が考えられます。給湯器の配管は屋外に設置されていて外気にさらされているため、なかに入っている水が凍結することがあるのです。本記事ではお風呂の凍結について、そんな給湯器の配管が凍結したときの対処法や対策をご紹介していきます。また、お風呂でお湯が出ない他の原因についても触れていきますね。 なお、給湯器の配管の凍結でお風呂のお湯が出ないとき、誤った方法で対応すると危険なうえ、別のトラブルを発生させることにつながります。そして、高額な費用が必要になることもあるのです。そのため、はじめから専門の業者へ相談することがおすすめです。【水110番】では水のトラブル全般に対応でき、受け付けは24時間365日、そして現場への駆けつけは最短15分と、スピーディーに対応することもできます。 ご相談とお見積もりは無料となっていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お風呂でお湯が出ない原因は給湯器の凍結!対処法は待機!
お風呂でお湯が出ないときには、給湯器のトラブルが考えられます。なかでも冬場であれば、原因は給湯器の配管の凍結が多いです。 給湯器の配管のなかでも、とくに凍結を起こしやすいのが給水配管です。給水配管はなかに水を通すため、外気温の影響を受けやすくなります。その結果、凍結を起こしやすくなるのです。 なお給湯器の配管としては、他にも給湯配管と追い炊き配管もあります。ただ、給湯配管に関してはなかを通るのがお湯なので、給水配管ほど凍結は起こしやすくはありません。また追い炊き配管も、外気温の低下によって凍結防止機能が作動するため、こちらも給水配管と比べたら凍結しにくいです。 なお給湯器自体についても、給水配管と比べると凍結しやすくはありません。というのも給湯器自体には、内部に凍結しないようにするためのヒーターが内蔵されているのです。 このように、お風呂でお湯が出ないのが給湯器のトラブルである場合、冬場では給水配管の凍結が主な原因として考えられます。ただ、給水配管以外の給湯配管や追い炊き配管、また給湯器自体が凍結することはないというわけではありません。
自然に解凍するのを待つのが最善の対処法
給湯器の配管の凍結でお風呂のお湯が出ないときには、結論からいうと自然に解凍するまで待つのが最善の対処法です。外気温が上がることで、凍結した部分は解凍されます。 とはいえ、単に待っていればいいわけではなく、いくつかやっておくべきこと、また解凍されてからも確認するべきことはあります。以下で確認しましょう。
まずは、給湯器のリモコンの電源を切りましょう。そして、外気温が上がって解凍されるのを待ってください。解凍してお湯が出るようになったら、水漏れの確認をおこないましょう。 なぜ水漏れの確認が必要なのかというと、凍結によって給湯器の配管が破損、また破裂することがあるためです。水漏れが起こっていない場合には、これでトラブル解決となります。 ただ水漏れを起こしている場合は、配線に水がかかって漏電を起こすことがあるため危険です。そのため、この場合は給水配管の元栓を閉めて、早急に専門の業者へ相談してください。 【水110番】では給湯器のトラブル対応が可能となっていますので、まずは一度お問い合わせください。
凍結を自分で解凍する方法
お風呂の凍結が給湯器の配管によるものだったとき、待つのではなく自分で解凍してすぐにお湯を出せるようにしたいと考える方も多いでしょう。ここでは、自分でできる対処法をご紹介していきます。
①凍結部分にお湯をかける
給湯器の配管が凍結している場合には、お湯をかけることで解凍することができます。詳しい方法は以下のとおりです。
ただ、この対処法には注意点があります。それが、お湯は熱湯を使用してはいけないということです。 熱湯で解凍をおこなおうとすると、配管が破損、また破裂してしまうことがあります。そのためこの対処法をおこなうときには、熱湯ではなく必ずぬるま湯を使用するようにしてください。
②凍結部分にドライヤーなどで熱風をあてる
自分でおこなう対処法としては、ドライヤーなどを使用することもあげられます。ドライヤーなどの熱風をあてることで凍結したところを解凍することが可能です。 ただし、この方法でも注意点があります。それが、熱風をあてることで給湯器の部品を破損させたり劣化させたりするおそれがあるということです。 給湯器には、ゴムパッキンなどの部品が使用されています。このような部品を熱風などで急激に温めてしまうと、傷めてしまうことがあるのです。
ここまで、給湯器の配管の凍結でお風呂のお湯が出ないときの自分での対処法についてご紹介してきましたが、お湯をかける、また熱風で温めるのいずれの方法でもリスクを伴うことがわかりましたね。万一この対処法で給湯器の配管や部品が破損、また劣化してしまった場合には、早急に専門の業者へ相談してください。 また、繰り返しになりますが自分で対応する場合にはリスクが伴います。そのため、すぐにお風呂の凍結トラブルを解決したいという場合には、はじめから専門の業者へ相談することがおすすめです。 なお、専門の業者への相談に関しては【水110番】へお問い合わせください。【水110番】では、水のトラブル全般に対応が可能です。また、受け付けは24時間365日、現場への駆けつけは最短15分と、スピーディーに対応することもできます。 【水110番】へのご相談とお見積もりは無料となっていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お風呂の凍結トラブルの対応を専門の業者へ依頼する費用
お風呂の凍結の原因が給湯器の配管にあり、対応を専門の業者へ依頼することになったときには、費用が気になる方も多いでしょう。 まず、給湯器の配管の凍結に対して解凍の対応で済む場合、費用は約10,000円となることが多いです。しかし、給湯器の配管が破損、また破裂している場合には交換修理が必要となり、費用は約15,000円~約30,000円が相場となります。 なお、給湯器の配管の破損、また破裂によって内部の配線に水がかかって漏電した場合、電子回路や熱交換器の交換修理をおこなわなければいけません。このとき費用は高額になり、約50,000円からが相場となります。 先ほどご紹介しましたが、自分で対応すると結局上記のように費用が高額になることがあります。そのため、給湯器の配管の凍結が原因でお風呂のお湯が出ないときには、まず待ってみて、それでもトラブルが解決されなかったら専門の業者へ相談するようにしましょう。 なお、ここでご紹介している費用はあくまでも相場です。実際には、作業費用や出張費用などの要素によって変わります。そのため、具体的な費用を知りたいという場合には見積もりを取るようにしましょう。 【水110番】では、現地調査をおこなったうえでの見積もりに無料で対応することができます。受け付けは24時間365日、現場への駆けつけは最短15分と、スピーディーな対応も可能なので、ぜひお気軽にご相談ください。
お風呂の凍結防止!予防対策のための5つの方法!
冬場のお風呂の凍結は、給湯器の配管に原因があることが多いです。ここでは、実際にこのトラブルに直面しないように、事前におこなえる予防方法をご紹介していきます。
予防対策①浴槽の循環口より5cm上まで残り湯を入れておく
給湯器の配管のなかでも、凍結を起こしやすいのは給水配管です。しかし、他の追い炊き配管も凍結することはあります。これを防止するためには、浴槽の循環口より5cm上まで残り湯を入れておきましょう。 追い炊き機能のついている給湯器であれば、こうすることで凍結のおそれのある外気温になったとき、防止するために自動ポンプ運転装置が作動するのです。これにより、残り湯が循環して凍結を予防することができます。
予防対策②水抜きをして水道管に水がない状態にする
冬場に給湯器の配管の凍結のおそれがあるくらい外気温が冷え込むことが予想される場合には、水抜きをおこなっておくことも効果的です。これは、配管のなかに水がない状態にすることで、凍結を防ぐというものになります。 方法は以下のとおりです。
給湯器の水抜き栓を開けての水抜きも、あわせておこなうようにしましょう。水抜き栓の形状や場所は給湯器によって異なるため、取扱説明書をよく読んでおこなってくださいね。 なお、給湯器のリモコンの電源をオフにするというステップについて、ひとつ注意点があります。それが、給湯器の電源プラグを抜かないようにするということです。 電源プラグを抜いてしまうと、給湯器自体に内蔵されている凍結防止のためのヒーターが作動しなくなってしまいます。そのため、電源プラグは抜かないようにしてください。 ちなみに水抜きをおこなううえでは、水道料金がもったいないと感じる方もいるかもしれませんね。そのような方は、お風呂で水抜きをおこなうことがおすすめです。こうすることで、翌日洗濯をおこなう際にその水を使うことができますよ。
予防対策③水道蛇口から水を少し出しておく
給湯器の配管が凍結する原因は、寒冷地などのように外気温が低下することももちろんそうですが、なかの水が動いていないこともあげられます。そもそも水というのは、流れていない状態だと凍結しやすいのです。 そこで凍結の予防となるのが、水道蛇口から水を少し出しておくことになります。つまり、水が流れている状態にしておくということです。こうすることで、凍結を予防することができます。 なお水道蛇口から出しておく水に関してですが、ポタポタと滴る程度だと凍結するかもしれません。そのため、しっかりと予防したいのであれば、約4mmの太さになるくらいの水を水道蛇口から流しておくようにしましょう。 実際に家で生活するうえで水の動きが止まった状態になるときは、夜間が多いです。そのため、寝る前に上記の予防対策をおこなっておくことがおすすめです。
予防対策④配管にタオルや新聞紙を巻く
給湯器の配管にタオルや新聞紙を巻くことでも、凍結を予防することができます。これによって、風の冷気を直接受けないようにできて凍結防止効果が期待できるのです。 なお、凍結防止テープを使用することで、より効果的な対策となります。凍結防止テープには保温効果があるため、まんべんなく配管に巻いておくことで凍結を防ぐことが可能です。
予防対策⑤凍結防止ヒーターを設置する
配管への凍結防止方法としては、専用のヒーターを使用するということもあげられます。コンセントから電気を供給するひも状のヒーターとなっており、これを配管に巻くことで凍結予防の対策をおこなうことが可能です。 凍結トラブルが多くて困っている方にとってはうれしい商品でしょう。ただ、金属製なのか樹脂製なのかなど、商品によっては対象となる配管の材質が異なる場合があります。対応していないものを使用すると配管を傷めてしまうことがあるため、購入する際にはしっかり確認するようにしましょう。
お風呂のお湯が出ないときの凍結以外の原因
お風呂のお湯が出ないとき、なかでも冬場であれば主に給湯器の配管の凍結が原因として考えられます。しかしお風呂が凍結している他にも、お湯が出ないことにはいくつか原因が考えられるのです。症状別に考えられる原因を確認してみましょう。
症状①お風呂だけでお湯が出ない
キッチンなどではお湯が出るのに、お風呂だけでお湯が出ない場合、水栓のトラブルが原因かもしれません。 混合水栓の蛇口では、内部に温度調整をおこなう部品が内蔵されています。この部品が破損したり劣化したりすることで、お風呂だけでお湯が出ないという症状を起こすことがあるのです。 この場合は、蛇口の部品の交換修理、また水栓本体の交換修理をすることで、トラブルの解決をすることができます。
症状②すべての蛇口からお湯が出ない
お風呂はもちろん、キッチンや洗面所など、家のすべての蛇口からお湯が出ない場合で、凍結が起こるほど寒くないのであれば、給湯器の故障が原因として考えられます。給湯器の故障が原因の場合、自分で部品の交換をするなどの修理は難しいため、専門の業者へ相談するようにしましょう。 ただ、給湯器の寿命は約10年といわれています。そのため、もし10年以上使用しているのであれば、修理するとしても部品がなかったり、対応可能であっても費用が高額になったりすることがあります。 この場合には、給湯器自体を交換することがおすすめです。
症状③ガスは使えるけどお湯が出ない
ガスは使用できるのにお湯が出ない場合、症状がお風呂だけなのであれば水栓の不具合が考えられます。なお、家のすべての蛇口からお湯が出ないのであれば、給湯器のトラブルが原因である可能性が高いです。 まずは、以下のポイントで給湯器に異常がないか確認してみましょう。
上記のポイントを確認してもお湯が出ないのであれば、給湯器が不具合を起こしているおそれがあります。給湯器の修理または交換が必要になるため、専門の業者へ相談してください。
症状④水もお湯も出ない
水とお湯の両方が出なくなった場合には、水道関連で異常が生じていることが考えられます。水もお湯も出ないときには、以下のことを確認してみましょう。
なお水もお湯も出ない原因がわからない場合には、早急に専門の業者へ相談しましょう。水回りの設備でトラブルが生じていたり、場合によっては水漏れを起こしていたりすることもあります。 【水110番】であれば、そんな水のトラブル全般に対応が可能です。また受け付けは24時間365日、現場への駆けつけは最短15分と、スピーディーに対応することもできます。加えて、ご相談はもちろん現地調査をおこなったうえでの見積もりも無料となっていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事では、冬場のお風呂でお湯が出ないときの原因と対処法をご紹介してきました。主な原因は給湯器の配管の凍結で、最善の対処法は待つことです。お湯をかける、また熱風をあてる対処法もありますが、給湯器の配管を破損また劣化させることもあるため、おこなう際には注意が必要です。 なお、そもそも給湯器の配管は凍結することで破損、また破裂することがあります。お湯や熱風を使用した対処法で給湯器の配管を傷めたときにもいえますが、このような場合には早急に専門の業者へ相談しましょう。ちなみにこのときには、【水110番】をぜひご利用ください。 また、そもそも給湯器の配管の凍結は、事前に対策をおこなうことで防止できます。ご紹介した方法を参考に、ぜひ実践してみてくださいね。