トイレからチョロチョロと水音がしている場合、水漏れが発生しているのかもしれません。トイレからチョロチョロという水音がしているときは、トイレのタンク内の『フロートバルブ』もしくは『ボールタップ』が水漏れの原因になっている可能性が高いです。 そのためまずはトイレタンクのフタを開けて、チョロチョロという水音の原因が『フロートバルブ』または『ボールタップ』のどちらにあるのかを調べましょう。 ただし、水漏れの原因によっては個人で直すと時間がかかってしまうことがあります。もしもスピーディーにトイレの水漏れを解決したいのであれば、現場に最短15分で駆けつける水110番にご連絡くださいね。無料でお見積りをお出しします。
目次
- 1.トイレの水漏れを自分で修理する方法|まず止水栓を止める
- 2.トイレの水漏れがチョロチョロと止まらない原因を調べる方法
- 3.トイレタンクの水漏れの原因・修理方法はタンク内の水位でわかる!
- 4.トイレの水漏れを修理する方法|フロートバルブ修理・交換
- 5.チョロチョロと流れる水漏れを直す方法|ボールタップ修理・交換
- 6.2つを交換してもダメなら水漏れの原因はタンク下のゴムパッキンかも
- 7.チョロチョロ音以外の症状がみられたら水漏れの原因は別にある!
- 8.タンクレストイレで水漏れの症状が!原因と対処方法をご紹介
- 9.【要注意】水漏れの量が多いほど水道代(従量料金)は高くなる!
- 10.トイレタンクの水漏れ修理にかかる費用は約8,000円~です
- 11.【必見】水漏れによる水道代は“減免制度”で負担が軽くなるかも
- まとめ|トイレの水漏れはチョロチョロという水音がサインです
トイレの水漏れを自分で修理する方法|まず止水栓を止める
具体的な修理に入る前に応急処置(止水栓を閉める)をおこないましょう。確実に水を止めておくことが大切です。水を止めておかなければ、その間にも水がダダ洩れになるからです。 そこでここでは、止水栓の締め方をご紹介しますね。
≪応急処置の手順≫
手順1.蛇口と止水栓を締める
水漏れが起こったときは、まずなにより“蛇口と止水栓を締める”ことが大切です。止水栓を締めると水が止まります。止水栓はネジで固定されていることが多いです。マイナスドライバーで右に回せば締まります。
元栓を閉めてもよいですが、元栓を締めると家全体の水が止まってしまうため作業するには不便です。
手順2.濡れたところはきれいに拭き取る
水が止まって落ち着いたら、濡れてしまった床や壁はきれいに拭き取りましょう。放っておくと、カビやシミ、建材の腐食、シロアリ被害の原因になってしまいます。
手順3.管理会社や業者に連絡する
水をきれいに拭き取ったら、その後の修理の準備へと移ります。戸建住宅にお住まいなら、自分で修理するか業者に依頼するかを決め、業者に依頼するならきちんと状況を伝えられるようにメモなどを準備しておくとよいです。
マンションなど賃貸物件にお住まいなら、自分で修理するか業者に依頼するかに関わらず、まずは管理会社や大家の方への連絡が必須です。
なぜ連絡が必要かというと、水漏れの費用を誰が負担するのか状況に応じて異なるからです。
また、自宅の被害だけでなく、階下や隣家へ被害が及ぶことがあり、のちに住民トラブルへと発展するおそれもあります。このような住民トラブルを防ぐこともひとつの理由です。
手順4.作業しやすい状態にしておく
手順1~3をすべて終えたら、あとは自分で修理するか業者に任せるかに関わらず、修理作業がしやすい状態に整えておきます。
特別なことはしなくてよいですが、もしタンクの中に水がたくさん入っているなら、ある程度水を減らしておくとよいでしょう。水がたくさんある状態で作業をすると汚水が溢れてしまうからです。
タンクの水はレバーをひけば流せます。もし、水漏れによって便器内の水量が多くなっている場合は、バケツなどを使用して便器内の水をくみだしてください。
できるだけ早く修理作業をはじめるのがカギ
すべての手順を終えたら、あとはできるだけ早く修理をおこないましょう。応急処置は一時的な対処に過ぎないため、放っておくと水漏れ症状が悪化してしまいます。 しかしそうは言っても、慣れていない作業をスピーディーに終わらせるのは難しいもの。もしもより確実にスピーディーにトイレの水漏れを修理したいのであれば、水110番にお電話ください。最短15分で現場に駆けつけます。
トイレの水漏れがチョロチョロと止まらない原因を調べる方法
トイレからチョロチョロという水音がする場合、水漏れが発生しているかもしれません。そしてその際の原因は『フロートバルブ』もしくは『ボールタップ』に原因があることが多いです。 2つのうちどちらが原因なのかを確認するため、まずはトイレのフタを開けてみましょう。
トイレのフタの開けて原因を調べよう
トイレのフタを開けるときは、基本的にフタを上に持ち上げればOKです。トイレタンクのフタは手洗い金具とボールタップが管でつながっており、フタを上に持ち上げて外すことができます。 ただし、タンクの種類によっては管がナットなどで固定されているものもあります。その場合はモンキーレンチなどで取り外しましょう。
トイレのフタを置ける際に役立つ道具
トイレのフタを開ける際に用意しておくと便利なモノは以下のとおりです。
どれも、ネットショップやホームセンターで手軽に購入できます。ただしドライバーに関しては、ネジ穴のサイズを確認してから購入することを強くおすすめします。間違えて買わないように気をつけてくださいね。
トイレタンク内の水位を見ると原因が分かる!
タンクのフタを取り外せたら、トイレタンク内部の水位を確認してください。トイレタンクの水漏れはタンク内部の水位の変化をみればある程度原因を判断することができるからです。 タンク内の水位はオーバーフロー管をみるとわかりやすく、多くの場合、標準水位のところに“WL”と印が入っています。もし印がなければ、“オーバーフロー管の先端部から約2~3cm下”が標準水位と考えてください。
トイレタンクの水漏れの原因・修理方法はタンク内の水位でわかる!
トイレタンク内の水位が『オーバーフロー管のWSラインよりも高いのか? それとも低いのか?』がわかれば、チョロチョロと流れる水漏れの原因が一発でわかります。
水位が標準水位よりも低い:フロートバルブが原因
水位が低いということはトイレタンク内の水を貯めることができていないということ。つまりフロートバルブの『トイレタンク内の水位を一定以上に保つ』という機能が果たされていないことがわかります。 このことからトイレタンク内の水位が低いときは、フロートバルブに原因がある確率が高いわけです。 そのときはフロートバルブを修理(洗浄など)もしくは交換をしましょう。
・低い:フロートバルブが原因
→【トイレタンク水漏れ対処法1|フロートバルブ修理・交換】へ
水位が標準水位よりも高い:ボールタップが原因
→水位が高いということはトイレタンク内への水の供給量が多すぎるということ。つまりボールタップの『トイレタンク内の水位を一定以下に保つ』という役割が機能していないことがわかります。 そのためトイレタンク内の水位が高いときは、ボールタップにチョロチョロの原因があると言えます。 そんなときはボールタップの修理または交換をおこないましょう。
・高い:ボールタップが原因
→【トイレタンク水漏れ対処法2|ボールタップ修理・交換】へ
『トイレタンク内の水位をチェックする』ことで、チョロチョロという水音がする原因がわかりましたね。 ただ、『フロートバルブ・ボールタップがどの部品を指すのかがわからない!』という人もいるハズ。そんな人のために、どの部品がフロートバルブ・ボールタップなのかが一目でわかる図をご用意しました。一度チェックしてみてください。
フロートバルブ・ボールタップとはこの部品のことだ!
フロートバルブとボールタップと言われても、どの部品がそれなのかわからない人もいるハズ。フロートバルブとボールタップがどれのことなのかわからない人は下記の図をチェックしてくださいね。 このように、フロートバルブはトイレタンクのそこにある『カバーカップ』のこと、ボールタップとは球体につながっている部品のことを指します。 各部品の詳細は以下に記載しましたので、確認してみてくださいね。
フロートバルブ
タンクの底にある半球型の部品で、チェーンとつながっています。レバーをひけばフロートバルブが開き、排水口から便器内に水が流れる仕組みです。 フロートバルブの役割はトイレタンク内の水を留め、水位を一定以上に保つこと。そのフロートバルブにヒビが入り破損している、もしくは汚れが付着しトイレタンクの底に密着していないときは、トイレタンクから便器内へと水漏れがチョロチョロ起こります。 もしもフロートバルブが機能していない場合、トイレタンク内の水位は低い傾向にあります。水が便器内へ流れてしまい、トイレのタンク内に水を貯めることができないからです。
ボールタップ
先端に浮き球が付いた部品のことで、タンク外の給水管とつながる『給水弁』のことを指します。便器内に水が流れると浮き球の位置が下がりボールタップは開く一方で、ボールタップが開くとタンクに水が供給される仕組みです。 ボールタップの役割はトイレタンク内に適量の水を流し込み、水位を一定以下に保つことこと。そのボールタップが折れている、または水垢の影響で正常な動作ができないときは、給水管からトイレタンク内へチョロチョロと水漏れが発生します。 もしボールタップに異常がある場合、トイレタンク内の水位は高い傾向にあります。水を過剰に供給しているからです。
オーバーフロー管
タンクの底から上に向かって伸びている管状の部品のこと。何らかの理由でタンク内の水が増えすぎた場合タンクから水が溢れでないよう、事前に便器へ排水をし、タンク内の水位を一定に保つ役割があります。 ボールタップが原因で水漏れがトイレタンク以内へチョロチョロと発生している場合、その水はやがてオーバーフロー管を経由して便器へと流れ出てしまいます。 フロートバルブやボールタップが原因で発生するチョロチョロは、調整したり交換したりすれば直ることが多いです。次からは修理方法をご紹介しますので、自分でやってみたいという方は、これからご紹介する対処法を試してみてください。 ただし、もしもこの3か所に不具合が生じていないのであれば、トイレ便器内に原因があるのかもしれません。その場合は、便器内部を調査する必要があるため、個人での対応は難しいです。 そんなときは水110番にお電話ください。『修理実績119万件』を経て獲得した豊富な経験と専門知識に基づき、修理いたします。
トイレの水漏れを修理する方法|フロートバルブ修理・交換
ここではフロートバルブの修理・交換方法についてご紹介します。フロートバルブが割れていたりきちんと排水口にはまっていなかったりすると、水が漏れてしまいます。交換用のフロートバルブを用意し、素早く作業をすすめていきましょう。
フロートバルブって自分で交換できるものなの?
フロートバルブの交換は自分でもできます。フロートバルブの場合は製品を交換するだけですので、特別なスキルを必要としません。 ただし、フロートバルブはメーカー・品番によってサイズや形が異なります。そのため『購入すべきフロートバルブの購入』が一番難しいです。 そこで、『自宅トイレの品番・その品番に一致するフロートバルブの探し方』を次に記載しました。フロートバルブの品番やサイズの探し方が分からない人は参考にしてみてくださいね。
inax製やtoto製の新しいフロートバルブを準備
フロートバルブには“半球型のゴムから2本のゴム脚が伸びているタイプ”と“球状のゴムに差し込み用の白い棒が付いているタイプ”の2種類あります。 そのため自宅でネット注文をするときは、タイプ・品番を間違えないように気をつけましょう。ちなみに、inax製品、toto製品の場合だと製品の種類が非常に多いです。そのこともあり、種類や品番を間違えて注文してしまうかもしれません。 そこで、inax・totoの製品の商品番号などの調べ方を以下に記載しました。両者のいずれかを注文する場合は、以下の手順に沿って購入すべき商品を確かめてみてくださいね。
要するに手順としては以下のようになるわけです。 1.自宅のトイレの品番を確認する ⇓ 2.その品番に一致するフロートバルブを探す inax製品であれば、この手順で製品を確認することができますよ。注文すべき商品がわからないときはこの方法でチェックしてみてくださいね。 ちなみにinax製のフロートバルブの相場価格は2,000円前後です。参考にしてくださいね。 一方で、totoのフロートバルブを購入する場合は以下の方法で品番を確認してみましょう。
toto製品はinax製品以上に種類がとても多いのが特徴です。そのためtoto製品に詳しくない人からしますと、どれが購入すべき製品なのかがわかりにくいかもしれません。 しかしこの方法であれば、購入すべきtoto商品の品番・サイズが一発でわかります。試してみてくださいね。また、toto製フロートバルブの相場価格は3,000円前後です。参考にしてください。 購入すべきフロートバルブの品番がわかったらホームセンター・家電量販店・ネットショップのいずれかで、同一タイプのフロートバルブを買いましょう。 もしもまだ不安なのであれば、フロートバルブを持っていって実物と見比べる、もしくは店員さんに確認をするとより安心できますよ。
準備するもの
まずは工具など作業に必要なものを準備しましょう。
新しいフロートバルブの品番などを確認する方法は上記を参考にしてくださいね。
修理・交換方法
【1】タンク内の水を流す
まずは、レバーをひいて、タンク内の水をすべて便器に流しましょう。タンク内に水がたまっていると作業がしにくいですし、作業中に水が漏れてしまうかもしれません。
【2】チェーンを外してレバーを引き抜く
続いて、フタを開けてレバーに付いているチェーンを外しましょう。そして、レバーを固定しているナットも取り外し、タンクからレバーを抜き取ります。
【3】フロートバルブを取り外す
続いて、フロートバルブを取り外していきましょう。フロートバルブは、上部はチェーンと、下部はオーバーフロー管とつながっています。
“半球型のゴムから2本の脚が伸びているタイプ”のフロートバルブは、オーバーフロー管の下部にある小さな突起に上からはめられているだけなので、簡単に取り外せます。“球状のゴムに差し込み用の白い棒が付いているタイプ”は、ゴム球を指先で軽く潰して横にずらすようにして取り外します。
取り付ける際に、あまり力を加えるとオーバーフロー管は折れてしまうおそれがあります。交換する際は、できるだけ力を加えないように、細心の注意を払ってください。
【4】新しいフロートバルブを取り付ける
フロートバルブを無事に取り外せたら、新しいフロートバルブを逆の手順で取り付けていきます。一般的に、フロートバルブにチェーンが付いた状態で販売されているので、チェーンもここで交換となります。
チェーンは引っかけているだけなので簡単に着脱可能です。チェーンが長いと絡まりやすいので、ペンチで切って長さを調節しましょう。少したわむくらいが目安です。
節水対策のためにタンク内にペットボトルを入れると、フロートバルブに引っかかるおそれがあります。タンク内の部品を傷つけてしまうなど水漏れの原因になるので、トイレのタンク内にはペットボトルを入れないようにしましょう。
チョロチョロと流れる水漏れを直す方法|ボールタップ修理・交換
次はボールタップの修理・交換方法をご紹介します。タンクには、“タンクの横から給水管が出ているタイプ”と“タンクの下から給水管が出ているタイプ”の2種類があります。タイプによってタンク内の構造は異なり、ボールタップの交換難易度も変わるのです。
ボールタップを交換って自分でもできるの?
ボールタップが特殊な形状でない限り、自分で交換することは可能です。 ただし、“タンクの下から給水管が出ているタイプ”は、ボールタップの交換難易度が高いです。ボールタップがタンクの底から接続されているため、作業がしにくいかもしれないからです。 自分でやると失敗して水漏れを悪化させてしまうおそれが高いため、そういったタイプのトイレは業者へ相談するとよいでしょう。 そしてここでは、“タンクの横から給水管が出ているタイプ”のボールタップ修理方法をご紹介します。自分でボールタップを交換する際の参考にしてみてください。
inax製やtoto製の新しいボールタップを準備
購入すべきボールタップの品番やサイズの調べ方は、フロートバルブのときと同じです。まず各公式サイトにアクセスをして自宅トイレの品番を入力しましょう。そして出てきたボールタップのサイズや形を自宅のものと見比べて購入してくださいね。 調べ方の詳しい方法はフロートバルブのところで解説しています。確認してみてください。
準備するもの
まずは工具など作業に必要なものを準備しましょう。
ボールタップとは給水管とつながる水栓器具のことを指します。ボールタップの先に付いている丸いボール状のものは“浮き球”です。球体はボールタップのことではありません。間違いやすいので注意しましょう。
新しいポールタップは、豊富な種類のなかから好みのものを選べばよいです。タンクの内側やオーバーフロー管、フロートバルブに触れないものを選びましょう。
ボールタップの修理と交換方法
ここから詳しくボールタップの修理・交換方法をご紹介しますが、場合によっては、ボールタップを固定しているネジを調節するだけで改善することもあります。
このネジは、ボールタップの動きをつかさどるピストンバルブを固定していますが、ネジが緩んでいると、ボールタップは開きっぱなしの状態になり水が止まりません。ネジを締め直してみて、改善されるか確認してみましょう。
しかし、長年使用することでボールタップ自体も劣化していきます。パッキンなどが固くなったり伸びたりして隙間ができているのかもしれません。ネジを締めても改善しないときは、新しいものに交換をしましょう。
【1】タンク内の水を流す
まずは、フロートバルブ同様、レバーをひいてタンク内の水をすべて便器に流しましょう。
【2】ボールタップを取り外す
続いて、ボールタップ本体をタンクから取り外します。ボールタップは、タンク上部の手洗い金具ともつながっていて、接続部分には連結用の蛇腹状の管や金属の管があります。モンキーレンチでナットを緩めて連結用の管も外しましょう。
ボールタップと手洗い金具を分離させたら、ボールタップとタンク外の給水管を固定しているナットを外します。ナットを外したら、タンクの内側から、ボールタップを引き抜きましょう。
【3】新しいボールタップを取り付ける
古いボールタップが取り外せたら、新しいボールタップを逆の手順で内側から取り付けます。このとき、斜めにならないように注意しながら固定してください。そのあと、手洗い金具との連結用の管も元の通りにつなげてフタを閉めましょう。
これで改善しなかったらボールタップではなく“浮き玉”に原因が?
先端についた浮き球に異常があると、ボールタップだけを交換しても症状は改善しません。ボールタップと浮き球を一緒に交換することが多いですが、ボールタップだけを交換した方は、ボールタップと浮き球の接続部分にある支持棒(アーム/軸)が緩んでいないか確認してみましょう。
支持棒は、その角度によってタンクの水位を調節することができます。支持棒についたつまりを右回りに回すと水位が上昇し、左回りに回すと水位は下降します。オーバーフロー管の標準水位を意識して、つまみを回して角度を調整してみましょう。
もし、浮き球本体に破損やひび割れが見られたら、浮き球本体を交換する必要があります。
2つを交換してもダメなら水漏れの原因はタンク下のゴムパッキンかも
フロートバルブとボールタップの2つを交換しても「チョロチョロという水漏れ症状がいつまでも改善しない!」という場合がまれにあります。そのときはゴムパッキンの劣化を疑いましょう。 ゴムパッキンとは給水管や便器のつなぎ目に挟まれている、わっかの形をしたゴムのことです。
ゴムパッキンはゴム製なので、陶器でできたトイレ本体よりも早く寿命を迎える傾向にあります(トイレの使用開始から10年が経っていると割れていることも)。 そのため、フロートバルブ・ボールタップを交換してもチョロチョロという水音が収まらないときは、ゴムパッキンが水漏れの原因かもしれません。ここでは以下の5つをご紹介しますね。
どこのゴムパッキンがチョロチョロの原因になり得るのか?
それはズバリ『タンクと便器の隙間』です。フロートバルブとボールタップを交換してもチョロチョロと水漏れが起きている場合、その症状はタンクからトイレ便器内へ水が流れ出てているハズです。 フロートバルブ・ボールタップを取り換えてもこの現象が収まらないときは、タンクとトイレ便器をつないでいる管のゴムパッキンが劣化していることが考えられます。ゴムパッキンが水止めの機能を果たしていないからです。 そのため、フロートバルブとボールタップを交換してもチョロチョロという水漏れが続くときは、タンクと便器の間にあるゴムパッキンの劣化を疑いましょう。
タンクと便器の隙間にあるゴムパッキンは自分で交換できるの?
タンクと便器の隙間にあるゴムパッキンは自分で交換することは不可能ではありません。しかし非常に難しい作業となります。フロートバルブとボールタップのときのようにすんなりとはいかないでしょう。なぜなら以下2つの理由があるからです。
とくに2が問題です。トイレタンクの重さは10㎏を越えることがほとんどで、非常に力がいる作業となります。 また、持ち上げた際にトイレタンクを誤って落としてしまうと、タンクが割れるおそれがあります(タンクが陶器製であれば高確率で割れます)。こうなってしまうとトイレタンクそのものを交換するはめに。 その結果、トイレタンク代だけで高額な費用(20,000円前後)がかかります。それだけでなく、長期間自宅トイレを使えなくなることも考えられます。 こういった可能性があることで、タンクとトイレ便器の隙間にあるゴムパッキンの交換を自分ですることは、あまりおすすめできません。DIYに慣れていない人、力仕事に自信がない人は業者に依頼するのが無難でしょう。
inax製やtoto製の新しいゴムパッキンを準備
それでも自分でゴムパッキンを交換する場合は、新しいモノを用意しましょう。ゴムパッキンの品番・サイズの調べ方は、フロートバルブとボールタップのときと同じです。 まずはメーカーの公式サイトにアクセスをしましょう。そして次に自宅トイレに当てはまるタイプを選択して、品番・シリーズ名を割り出しましょう。 その後は判明した品番・シリーズ名を入力し、該当するゴムパッキンを探してください。品番の探し方は、フロートバルブのところで細かく解説しています。チェックしてみてくださいね。
準備するもの
ゴムパッキンを交換する際は以下のモノを用意するとよいでしょう。
便座を外した際に水がポタポタと垂れてくる可能性が高いです。そのため事前にタオルや雑巾などを用意しておくことをおすすめします。
ゴムパッキンの交換方法
ゴムパッキンを交換する手順は以下のとおりです。
【1】止水栓を止める
ゴムパッキンを交換するときもフロートバルブとボールタップのとき同様、まずは止水栓を止めましょう。止水栓を止めるときはドライバーを使ってくださいね。 もしも止水栓がサビ付いてドライバーを上手く回せないときは、サビ取りスプレー(1,000円前後/1個)を使うとよいです。ネジ穴をつぶさず、スムーズに回せるはずですよ。
【2】トイレタンクのフタを外す
トイレのフタを外しましょう。ただし、手洗い部分に蛇腹ホースが付いている場合は、トイレタンクを持ち上げた状態でナットを取り外さなくてはなりません。 ひとりでこの作業をおこなうのは厳しいので、2人でおこなうとよいでしょう。トイレタンクを落とさないよう気をつけてくださいね。
【3】レバーを引いてトイレタンク内の水を抜く
レバーを引いてトイレタンク内の水を空にしましょう。トイレタンク内の水が便器内にすべて流れ出ればOKです。 その際、トイレタンクと便器の隙間から水が漏れだしたら、用意しておいたタオルまたは雑巾で拭いてくださいね。 万が一トイレタンク内の水が空にならないときは、止水栓がきちんと止まっていないことが予想されます。今一度止水栓の止まり具合を確認してくださいね。
【4】ボールタップと給水管の接続を解く
トイレタンク内の水を便器内にすべて流し出したら、ボールタップと給水管の接続を解きましょう。その際はプライヤーでナットを外してくださいね。 最初の固い状態を緩めれば、あとは手でもナットを外すことができます。スピーディーに作業を終わらせたいときは、最初だけプライヤーを使い、あとは手でクルクルッと回して外すとよいでしょう。
【5】トイレタンク下のナットを外す
トイレタンクの下側にタンクと便器を接続しているボルトがあるはずです。そのボルトを外しましょう。 このときにボルトからタンク内に残った水が漏れだしているときは9割方ゴムパッキンの劣化が原因と考えてよいです。焦らずに慎重にボルトを外していきましょう。 水漏れの量が多いときはタオルまたは雑巾で拭き取ってくださいね。
【6】トイレタンクを持ち上げて外す
トイレタンクを持ち上げましょう。ただし上述しましたが、メーカーにもよりますがトイレタンクの重さは10㎏を超すことも多いです。 そのため、無理に持ち上げようとすると腰を痛めてしまうおそれも。トイレタンクを持ち上げる際は、できれば2人でおこなうことを強くおすすめします。
【7】ゴムパッキンを交換する
トイレタンクの下を覗いてみると、黒いわっか状のモノが見えるはず。それがゴムパッキンです。ゴムパッキンの取り換え方はカンタンで、手で取り外せますよ。 また、ゴムパッキンがはめられていた箇所の周辺が水垢などで汚れていたら、タオルなどで拭き取って綺麗にするとよいでしょう。そうすることで隙間なく新しいゴムパッキンをはめ込むことができますよ。
【8】トイレ便器にタンクを取り付ける
ゴムパッキンをはめ込んだら、今までの作業を逆の順序でトレースしましょう。まずはトイレタンクと便器をボルトで固定しましょう。 トイレタンクを持ち上げるときは、誤って落として割らないよう気をつけてくださいね。
【9】ボールタップ・給水管を取り付ける
トイレタンクと便器を固定したら、ボールタップと給水管も接続していきましょう。また、ナットの締め付けが甘いと新たな水漏れの原因となります。接続する際はナットをしっかり閉めてくださいね。 ただし、締め付けすぎると今度はナットを外せなくなります。同じようなチョロチョロという水漏れが発生したときネットを外せなくなりますので、きつく締めすぎるのはよくないです。 ナットを閉めるときはバランスを意識しましょう。
【10】止水栓を開けてトイレタンク内に水を貯める
ボールタップと給水管をしっかりと接続したら、トイレタンク内に水を流し込みましょう。締めておいた止水栓を開ければ、トイレタンク内に水を流し込むことができます。
【11】チョロチョロと水漏れを起こしていないか確認をする
トイレタンク内に水を流し込んだら、チョロチョロと水漏れが発生していないかなど、次の4点を必ず確認しましょう。
とくに4は必ず数回の確認をしてください。水漏れの改善が一時的なものではないことをチェックすることは、非常に大事です。 レバーを引いて水を数回にわたって流し込んでも『チョロチョロ』という水音がしなければ、修理は完了です。
チョロチョロ音以外の症状がみられたら別の問題があるかも
フロートバルブ、ボールタップ、球体、トイレタンクと便器の間にあるゴムパッキンを交換しても水漏れ症状がいつまでも改善しない場合は、そのほかの不具合が考えられます。
ここでは、タンクからチョロチョロ音がする以外に考えられる水漏れについてご紹介しますので、しっかりと原因を突き止め、素早く対処すればすぐに改善するでしょう。
「ゴー」などの異音がする
トイレの水を流した際に、トイレタンクから「シュー」と異音がすることがあるかもしれません。この音は、タンク内のボールタップなどの部品が故障しているおそれがあるので、新しい部品に交換すれば解決するでしょう。
「ゴー」という音も、おそらく配管内で音が共鳴しているだけなので、タンク内の部品を交換すれば治ることが多いです。
しかし、「ガン!」「ゴン!」と少し強い音がする場合は、配管内の水圧の急変による症状かもしれません。この現象は、“ウォーターハンマー現象”ともいい、水を急に出したり止めたりしたときに配管内に圧力が加わることで生じやすいです。放置してしまうと、圧力の衝撃によって配管が故障し水漏れするおそれがあります。
水撃防止器といった部品を止水栓や配管に取りつけることで配管が故障するリスクを防ぐことが可能ですが、配管の修理自体は難しいため、業者に相談するようにしましょう。
タンクの下からポタポタ水が垂れている
タンクのなかではなく、タンクの下から水漏れする場合もあります。おもな原因には、タンクのフタの裏にある整流スポンジが潰れてフタにめり込んでしまっているケースがあげられます。または、整流スポンジがフタから外れている場合もあります。
現在、製品の多くがスポンジではなく蛇腹状(整流ジャバラ)になっています。タンクに付いている古い整流スポンジをきれいにはがし、新しい蛇腹状の部品を取り付けましょう。
手洗い管の水が止まらない
手洗い管から出る水はトイレタンク内から流れてくるため、水が止まらなくなる原因はトイレタンクからの水漏れ原因と同じです。ボールタップやフロートバルブなど、タンク内の部品に問題があるのでしょう。
手洗い管から水が止まらないときは、ボールタップを固定しているネジが緩んでいないか、チェーンがタンク内で絡まっていないかを確認して対処してみましょう。部品の劣化が原因の際は、上記の修理・交換方法を参考にしてみてください。
便器と床の隙間から水が染み出てくる
便器と床の隙間から水が染み出してくる場合は、タンクの問題ではなく床下の排水管などのパイプや排水管と便器の接地面にあるパッキンの役割をするフランジパテなどに異常がおきていることが考えられます。
しかし、床下の修理は、タンクや便座の着脱が必要なので危険です。確認もかねて、一度業者に相談してみるようにしましょう。
タンクと給水管の接続箇所から水が垂れている
タンクと給水管の接続箇所から水が漏れている場合は、接続箇所のナットの緩みやパッキンの劣化が原因と考えられます。
ナットの緩みは、モンキーレンチで締め直せば解決です。パッキンが劣化しているおそれがあるなら、一度ナットを外して新しいものに交換しましょう。パッキンの取り付けは、隙間ができないように注意してください。
また、止水栓からチョロチョロと水が漏れることもありますが、止水栓が開きすぎているのかもしれません。右回りに回して水量を調節するとよいでしょう。
原因がわからないなら業者に相談することが大切
ほかにも、上記で紹介した症状以外にも、ウォシュレット(温水洗浄便座)や便器本体から生じる水漏れなど、タンク以外の箇所に原因があることも多いです。また、部品の故障だけでなく、オートタイプのトイレならセンサーやノズルなど、電気系統の異常かもしれません。
そういった部品の交換の修理・交換以外は、作業の難易度が高いです。そのため、失敗してしまうことも。むやみに自分で修理するとさらに事態を悪化させてしまうおそれがあるのです。 もしも水音(チョロチョロ)の原因がわからないのであれば、水110番にお電話ください。『累計修理実績119万件』を経て獲得した豊富な経験と専門知識で、責任を持って対応いたします。 またそれだけでなく、水110番は以下の特徴を備えています。
このように、水110番は見積りと見積り後のキャンセルが無料です。 ぜひいちどご相談くださいね。
タンクレストイレで水漏れの症状が!原因と対処方法をご紹介
ここまではトイレタンクがあるタイプの修理方法をご紹介してきました。ここではタンクがないトイレ、いわゆる『タンクレストイレ』の対処方法を解説しますね。
電動式タンクレストイレ
電動式タンクレストイレだと便器内部に設置されている電子機器に異常があるのかもしれません。この場合だと修理するのに専門知識が必須となりますので、個人で修復するのは非常に困難です。そのときはメーカーに一度相談するとよいでしょう。 ちなみに、電動式タンクトイレは以下のようなシリーズを指します。確認してみてくださいね。
メーカー | シリーズ名 |
toto | ネオレスト ネオレストDH ネオレストRH・AH |
inax(LIXIL) | サティス サティスS サティスE サティスG |
パナソニック | アラウーノ 新型アラウーノ アラウーノSⅡ |
もしもこれらに該当しないタンクレストイレなのであれば、あなたのトイレは『フラッシュバルブ式タンクレストイレ』なのかもしれません。
フラッシュバルブ式タンクレストイレ
駅や学校などでよく見るタイプのトイレを『フラッシュバルブ式タンクレストイレ(以下フラッシュバルブ)』と呼びます。 フラッシュバルブで水漏れが起こっている場合は、レバー内部のパッキン・ストレーナーなどに問題があるのかもしれません。この場合の交換でも、専門知識が必要となります。 個人で修理対応するのは難しく、業者に依頼するのが無難でしょう。
【要注意】水漏れの量が多いほど水道代(従量料金)は高くなる!
修理を業者に依頼するにしても、費用次第でどうしようかと迷う方も多いでしょう。結論を言うと、水漏れ修理は可能な限り早く直した方がよいです。なぜなら水道料金は使えば使うほど(水漏れの量が多ければ多いほど)従量料金(水道の使用単価)が高くなるからです。 水漏れが発生した場所を東京としますと、かかる水道代(『基本料金+従量料金』×消費税)は以下のようになります。
流水量(水漏れした量) | 従量料金/1㎡ | 最終的に支払う水道代 |
0~5㎡ | 0円 | 1,170円(基本料金のみ) |
6~10㎡ | 22円 | 1,192円~1,280円 |
11~20㎡ | 128円 | 1,408円~2,560円 |
21~30㎡ | 163円 | 2,723円~4,190円 |
31~50㎡ | 202円 | 4,392円~8,230円 |
51~100㎡ | 213円 | 8,443円~18,880円 |
101~200㎡ | 298円 | 19,178円~48,680円 |
201~1,000㎡ | 372円 | 49,052円~346,280円 |
1,001㎡以上 | 404円 | 346,684円~ |
このように水漏れの量が多くなればなるほど従量料金(1㎡あたりの水道料金)がどんどん高くなります。 つまり水漏れの量が多ければ多いほど、最終的に支払う水道代がとんでもなく大きくなるというわけです。 たとえば21~30㎡までであれば4,000円(お風呂一回分の水道代を60円とすると、約66回分の金額)程度で済みますが、51~100㎡にまで増えると支払う金額が10,000円を超えてきます! 水道代で10,000円も支払うのは誰もがいやがるところ。このことから、水漏れ修理は早ければ早いほど良いことがわかります。 もしもトイレからチョロチョロという水漏れが発生しているのであれば、即日に修理するのが最善です。覚えておきましょう。 また、即日対応なら水110番にお任せください。水110番なら最短15分で現場に駆けつけます。もちろん24時間365日受付対応中! 「今すぐに水漏れを直したい!」というときこそ、水110番にお電話くださいね。
トイレタンクの水漏れ修理にかかる費用は約8,000円~です
修理を業者に依頼するにしても、費用次第でどうしようかと迷う方も多いでしょう。ここからは、修理にかかる費用の相場と修理代を抑えるコツをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
ケース1|タンク内のフロートバルブを交換する
タンク内のフロートバルブを交換する場合にかかる修理費用は、【約8,000円~12,000円】です。
自分で交換するなら、工具代を除けば約1,000円~3,000円の部品代だけで済みますが、業者に依頼するなら、作業費や部品代のほか、出張費などもかかります。状況や作業時間帯によっては、さらに追加費用がかかることもあります。
しかし、フロートバルブ以外にオーバーフロー管などそのほかの部品に不具合があった場合、修理してもらうことも可能です。「トラブルや故障は見逃さない」という点は、業者に依頼する大きなメリットといえるでしょう。
ケース2|タンク内のボールタップを交換する
タンク内のボールタップを交換する場合にかかる修理費用は、【約8,000円~11,000円】です。ただし、ボールタップの修理については、ボールタップだけを交換する人もいれば、浮き球とセットで交換する人もいるため、費用には少しばらつきがあります。
工具をお持ちで、自分でボールタップを交換するなら、ボールタップと浮き球セットで約5,000円前後の部品代のみです。なかには、数万円するものもありますが、相場内の部品なら安く済みます。
ただし、自分でボールタップを交換するときは、支持棒の角度など細かい調整も必要です。また、使用する部品によっても少し作業内容が違うこともあるので、難しく感じる方もいることでしょう。不安な方は、業者に任せるほうが安心です。
水漏れがひどいと床材が腐食することもあります。床材の腐食は健康被害につながるので、張替えが必要です。張替えとなると、クッションフロアは【約20,000~40,000円】、フローリングは【約50,000~70,000円】かかります。被害が深刻化していく前の対処が大切です。
費用を少しでもお得に!安く抑えるコツは“見積り”
上記でご紹介した通り、修理費用は不具合の状況や水漏れの程度によっても変わります。そのため、詳しい費用を知るには“見積り”が欠かせないのです。
ただし、1社だけの見積りではなく、複数の業者から見積りをとり比較検討する“相見積り”をとることが大切です。
- 費用が適正なのかを把握することができる
- よりお得な業者を選ぶことができる
- 高額請求や施工不良を防ぐことができる
1社のみの見積りではわからない、気づけないということがあります。水110番は相見積りも大歓迎ですし、無料で見積りを出すことも可能ですので初期費用の心配もありません。ぜひお気軽にご相談ください。
【必見】水漏れによる水道代は“減免制度”で負担が軽くなるかも
水漏れの量によっては30万円を超える金額を請求されることがあります。しかし、水漏れが発生した条件によっては自治体が水道料金を減免してくれる場合があるので、各自治体に確認するようにしましょう。
- 水漏れの原因が入居者の故意や過失ではない
- 蛇口以外(給水管など)からの水漏れである
また、コラムの冒頭でもお話しましたが、賃貸にお住まいの方で水漏れが発生した場合、管理会社や大家さんが修理費用を負担してくれるというケースもあります。
しかし、このケースも同様に「トイレのつまりがひどくて水が溢れてきた」「うっかりお風呂のお湯を止め忘れた」という、“入居者の不注意”である場合は、入居者が責任を負うことになります。
つまり、どのようなケースでも、故意や過失による水漏れは自己責任となることが多いのです。
自己責任となった場合、火災保険などで費用をまかなうこともできるかもしれません。一度ご自身が加入している保険の契約内容や、マンションの管理規約なども確認してみることをおすすめします。
どんなケースでも素早い対処が大切です
トイレタンクからの水漏れに限らず、ご自宅で水漏れを発見したら素早く対処することが大切です。修理のスピードだけではなく、周囲への配慮や管理会社への連絡、自治体への確認など、やらなければならないことがたくさんあります。
できるだけ負担をなくすためにも、水漏れ修理は業者に任せてはいかがでしょうか。トイレタンクの水漏れだけでなく、水回りのトラブルでお困りでしたら、ぜひ弊社の無料相談窓口へお電話ください。
まとめ|トイレでの水漏れはチョロチョロという水音がサインです
トイレの水漏れはチョロチョロという水音がサインであることが分かりましたね。もしもトイレのタンクからチョロチョロという音がしたら、水漏れを引き起こしていないかのチェックをしましょう。 チェックをする際は『フロートバルブ』『ボールタップ』が破損・汚れていないかを確認し、交換および修理をしてくださいね。この2つを実行すれば、大半のチョロチョロという水音は収まるはずです。ぜひ試してみてください。 もしも『フロートバルブ』『ボールタップ』を交換・修理しても、トイレからチョロチョロという水音が消えないときは、サイフォンの破損・タンクもしくはパッキンのひび割れが水漏れの原因かもしれません。トイレタンクの破損等がチョロチョロの原因である場合、直すには専門知識が必要です。そのため、自分で直すことは難しくなります。 そんなときは水110番にご相談ください。119万件の修理実績で得た経験と専門知識に基づいて、責任を持って対応させていただきます。