シロアリ対策は自分でできる!依頼するより約【13万円】お得な予防方法
2023/01/09シロアリ予防を業者に頼むと高い!だからなんとか自分で予防できないかとお考えですよね。
じつはシロアリ予防は、必要なものさえそろえれば自分で行うことができます。
それを実証するため今回は、当サイト【シロアリ110番】の運営スタッフが実際に床下に入ってシロアリ予防をやってみました。
作業のために本格的な装備を全部そろえましたが、業者に頼むより約13万円安く済みます。
そして自分でシロアリ予防を完璧に行うための薬剤として、シロアリ駆除薬の定番ともいえる製造メーカーに直接話をお伺いしてベストな薬剤を選びました。
さらに今回現場では、シロアリ業者さんにもご協力いただき、プロだったらどんなふうに作業するのか、予防のコツもお聞きしました。
この記事では、シロアリ予防を自分でやるための準備から、薬剤のまき方もご紹介します。
この記事を読めば、シロアリ予防に必要な物と方法、作業のコツまでわかり、まるでシロアリ駆除のプロがやるような作業ができるようになりますよ。
シロアリ予防は自分でやれば約13万円安くできる!
シロアリ予防は、薬剤や必要な道具をそろえることで、自分で安く行うことができます。
具体的にどれぐらい安くなるかというと、
自分で作業⇒薬剤などをすべてそろえて52,202円
業者に依頼⇒安いところでも平均180,090円
(業者に頼んだ時の料金については、後半で詳しく説明します)
今回ご紹介する本格的な薬剤や装備全部そろえても、業者に頼むより約13万円はお得になります。
また具体的にどうやって予防するかというと、今回は「バリア工法」という方法を行います。
バリア工法では床下に入って薬剤をまき、シロアリの侵入を防いでいきます。
薬剤(防蟻・防腐剤)と噴霧器を使い、家の木材と床下の土にもまいてシロアリが侵入できないようバリアを張る方法です。
外と土の中から侵入してくるシロアリどちらも防ぐことができ、効果は最長5年続きます。
また、バリア工法はシロアリ駆除業者も採用する代表的なシロアリの予防方法です。
このバリア工法を自分で行うことで、業者に頼むより安く予防することができますよ。
ただ、予防ってもっと簡単にできないの?5万もかけたくない…と思う方もいますよね。
たしかにホームセンターに1,000円代で買えるシロアリ予防用のスプレー剤がたくさん売っています。
目に見える場所ならスプレーでも一時的に予防することもできるでしょう。
しかしシロアリ予防は、家の周り床下に入り、隅々までしっかり薬剤でバリアを張ることで初めて効果があるのです。
5万円というのは、そのための装備を整える費用です。
では、なぜこんなに本格的な装備を用意しないといけないかを説明しますね。
シロアリ予防は市販剤だけでは不十分
市販で安く簡単に使えるスプレーなどの予防剤だけでは、シロアリ予防は不十分です。
なぜ市販の薬剤だけでは不十分かというと、細かいすき間が予防できず、地中にいるシロアリの侵入を許してしまうからです。
たしかに市販の予防剤は、人やペットにも安全ですしスプレー剤1本でお風呂場、玄関など、目に見える場所は対応できます。
でもシロアリは、髪の毛1本ほどのすき間があれば、床下やコンクリートのつなぎ目、外壁のわずかなすき間など、色んなところから侵入してきます。
そのため、しっかり床下に入って噴霧器を使い、細かい場所にもバリアを張ることがとても重要になります。
シロアリ予防は、ここまでやって初めて予防効果が出るのです。
ところが市販の薬剤(スプレー剤)だけでは、どうしても床下のスプレーの届かない場所までバリアを張ることができないため、予防が不十分になってしまいます。
だからこそ本格的な装備を整えて、床下にも潜り、丁寧に隅々まで薬剤をまいていく必要があるのです。
では、自分でシロアリ予防をするためにどんな準備が必要なのか、薬剤やマスク、つなぎなど詳しくご紹介していきますね。
シロアリ予防のための準備
バリア工法を行うためにまず必要なのは薬剤です。
その他床下にも入るため以下のものを用意しておきましょう。
- 薬剤(木材用と土用)
- 噴霧器
- マスク
- つなぎ
- 長靴
まずは一番重要な予防に使う薬剤について詳しくご紹介していきます。
1.木部用・土壌用薬剤を購入する
シロアリ予防に使う薬剤は、木部用と土壌用の2種類の薬剤を用意する必要があります。
今回自分でシロアリ予防するためにおすすめするそれぞれの薬剤は、以下の2つです。
値段 | 10,505円(2021年12月20日時点) |
容量 | 14L |
特徴 | 防腐剤入りなので木材の丈夫さも維持できる |
※木部とは家の柱や床など、木でできている部分のことです。
こちらの商品は、有害物質が少なく安全性に徹底配慮されています。
また、薄めずそのまま使えて便利なので、ご家庭用としてベストです。
さらにこの商品は、防カビ効果もあるためシロアリ予防だけでなくカビも防いでくれます。
床下は湿っぽくシロアリが好みやすい環境でもあるため、防カビ効果があるこちらの商品は予防に効果的です。
ちなみに使う分量は1坪×1リットル計算で大丈夫ですので、家の広さに合わせて調節すれば問題ありません。
建物の構造により差異はありますが弊社の経験から住宅木部を処理するには、木部処理剤を約1ℓ/坪使用します。20坪の場合は20ℓ使用するので、例えば白アリスーパーPHIをお使いいただく場合は14ℓ缶が1缶と2ℓ缶が3缶必要になります。
引用:吉田製油所
今回は14リットル入りの商品をご紹介していますが、ご自宅が20坪以上の場合は、1本では足りないでしょう。
そのため、14リットル入りを2つ購入しておくとよいでしょう。
もし余ったとしても、シロアリ予防は5年おきに行う必要があるので、無駄になりません。
そしてもう一つそろえたいのはこちらの商品です。
値段 | 11,770円(2021年12月20日時点) |
容量 | 1L |
特徴 | 土壌だけでなくコンクリ―ト素材にも対応 |
※土壌とは庭や床下の土など、”土部分全般”のことです。
白アリスーパー土壌用SC50は、木部用の商品と同じく安全性に配慮されています。
また、”フィリプロール”という成分を使っており、コンクリートと接しても分解されにくいという特徴もあります。
家の周りや床下は、木材だけではなくコンクリート素材も使われている場所がありますよね?
普通予防剤は、コンクリートに接するとすぐに分解されてしまい効果が薄れてしまいます。
しかしこの商品に使われているフィリプロールという成分は、コンクリートに接しても分解しないため、家の周りや床下に使用するのに適しているのです。
またこちらの商品は、容量が1Lと少なく感じるかと思いますが、水で50倍に薄めて使用する薬剤なので、1本から大量に作れます。
そのため1本購入すれば十分足りるはずですが、不安な場合はこちらも2本そろえておくといいでしょう。
ところで、なぜ薬剤を2種類も用意しないといけないのかと思いますよね。
それは木材と土どちらも性質が違うため、それぞれに合った薬剤を用意しなければ十分な予防効果が得られないからです。
もう少し詳しく理由をまとめました。
木材をシロアリから防ぐためには、木の内部まで成分を染み込ませなければいけません。
また、シロアリが寄ってこないように木が腐らない処理も同時に必要です。
木部用薬剤は、木に染みよく染み込むようにできていて防腐効果もあります。
このように木材にまく専用に作られているため、用意する必要があります。
土壌用薬剤は、シロアリが地中から上がってこれないよう、バリアを張る効果があります。
また、雨で薬剤が流れない成分でできており、長期間地面にとどまってくれます。
木部用だとすぐに成分が流れてしまうため、土には土壌用薬剤を使用する必要があるのです。
駆除剤とあわせて買っておくと便利なもの
今回用意する白アリスーパー土壌用SC50は、水で薄める必要があります。(どう薄めるかは作業に関する章で詳しく説明します)
作業する時は、何回か補充することになるので、量るのが毎回面倒かと思います。
その場合に備えて、こういった農薬を調合する用のバケツも用意しておくと便利ですよ。
目盛りが付いていて注ぎやすいタイプなので、必要であればそろえておきましょう。
値段 | 1,430円(2021年12月21日時点) |
容量 | 21リットル |
薬剤をそれぞれ用意できたら、次は装備品をそろえていきましょう。
2.噴霧器を用意する
薬剤は直接まくわけではなく、”噴霧器”というものを使って霧状に噴射していきます。
噴霧器を使うことで、薬剤を効率良くまくことができ、作業がラクになります。
実際薬剤はハケなどで直接塗ることもできますが、20坪30坪など広い範囲をハケで塗っていたら、1日かかっても作業が終わりません。
そのため、噴霧器は必ず用意してください。
また、薬剤を霧状に噴射することで広い範囲でも均等にまくことができるので、噴霧器は薬剤とセットで必ずそろえておいたほうがいいですね。
噴霧器は近所のホームセンターで除草剤用などが安く購入できますが、今回は以下の商品を薬剤とセットでご用意ください。
値段 | 4,950円(2021年12月20日時点) |
容量 | 4L |
大きさ(高さ) | 37cm |
なぜこの噴霧器でなくてはいけないかというと、この噴霧器は先ほどご紹介した薬剤の成分に耐えられるようにできているからです。
ホームセンターなどで売っている噴霧器に強力な薬剤を入れてしまうと、噴霧器が成分に耐えられずパッキンが溶けたりして故障しやすくなってしまうんですね。
しかしこの噴霧器は、先ほどご紹介した
- 水性白アリスーパーPHI
- 白アリスーパー土壌用SC50
こちらの商品と同じ製造メーカーの吉田製油所が作っていて、薬剤の成分に耐えられる素材でできています。
そのため薬剤を使ってもパッキンが溶けず、作業中に「出なくなってしまった」という心配がなくなります。
その他は、薬剤が自分にかからないようにマスク・ゴーグル・つなぎや手袋なども用意しましょう。
3.作業用のつなぎ・防毒マスクを用意する
薬剤が自分の身体にかからないよう防毒マスク・つなぎや手袋なども用意しましょう。
つなぎと手袋は分かるけど、マスクは普段使っているもので十分じゃない?と思う方もいますよね。
たしかにみなさんが普段付けているマスクで、薬剤が顔にかかるのは防げます。
ただ今回、当サイトで実際に床下に入ってみましたが、床下はほこりやカビの胞子が舞い放題…。
普通のマスクだと、どうしてもすき間ができてしまい作業中に大量のカビを吸い込んでしまう、というリスクがあるため、しっかり防毒マスクを用意したほうが安心です。
(ご協力いただいたプロの方もしっかり防毒マスクで作業されていました)
マスクやつなぎなどは、このように「床下潜入セット」というのも販売しているので、まとめ買いでそろえてしまったほうがそろえやすいですね。
値段 | 7,700円(2021年12月20日時点) |
セット内容 | 防護服・防毒マスク・ゴーグル・手袋 |
こちらは防護服・マスク・手袋、ゴーグルもセットになっていますので、目に薬剤が入るのが心配な方は、活用しましょう。
また、着る時は長袖長ズボンの上から着用してください。
つなぎを着ていても、どうしても中まで薬剤が染みて汚れてしまうため、最悪処分しても大丈夫な服装で作業するのがベストです。
またこのセットには靴がないので、こちらもシロアリ予防のためには必要です。
作業して汚れないためというのはもちろん、床下には石や木片などが落ちていることが多いため、しっかり足を守れるよう長靴は最低限用意しておいたほうがいいですね。
値段 | 2,079円(2021年12月20日時点) |
さらに外で作業する時は不要ですが、床下に入る場合は薄暗くて見えづらいため、ヘッドライトも用意しておいたほうがいいでしょう。
値段 | 2,980円(2021年12月20日時点) |
今回床下で長時間作業することを考え、
- 明るさが十分(調節もできる)
- センター機能があるのでON/OFFがラク
- 角度も自由自在に変えられる
この3つの便利さを兼ね備えているヘッドライトを選びました。
とくに明るさに関しては、市販で購入できるもののなかではかなり強力です。
たとえば夜のジョギング・キャンプの照明用に売られているヘッドライトだと、明るさはせいぜい300ルーメン(明るさの単位で、高いほど明るい)
しかしこの商品は、最大6,000ルーメンとずば抜けて明るく、薄暗い床下で作業するのにベストです。
ここまでで薬剤がそろって、体を守るための装備もそろえました。
シロアリ予防のために必要なものはすべてそろえることができました。
では次に、薬剤を噴霧器にセットしていきます。
自分でシロアリ予防する手順
この時点で木部用の薬剤の準備が完了しているかと思いますので、木材から徹底的に予防していきましょう。
まずはシロアリ予防作業に入るために、薬剤を噴霧器にセットしてまく準備をしていきます。
この時点ではつなぎやマスクなどは着用しなくて大丈夫です。
木部用薬剤を噴霧器にセットする
シロアリ予防の作業は、まず土壌からよりも木材から予防剤をまいていったほうが効率も良いため、木部用の薬剤「水性白アリスーパーPHI」を噴霧器にセットしていきます。
水性白アリスーパーPHIは水で薄めずそのまま使える薬剤なので、こちらから使った方がラクというのもあります。
使う量に関しては今回用意する噴霧器は容量が4リットルなので、いっぱいまで入れてしまって大丈夫です。
(あとで何回も補充することになるため)
ここまでで装備も整えて、薬剤も準備できました。
ではいよいよ、木部からシロアリ予防を行う手順について解説していきますね。
家の外から木材に薬剤をまく
ご自宅によると思いますが、家の庭にウッドデッキや切り株などがあれば、薬剤をまいていきます。
※薬剤が植物にかかってしまうと害を与える恐れがあるため、庭木や花壇には薬剤がかからないよう注意してください。
基本的に地中から侵入してくるシロアリは、床下・玄関など家の中に被害を与えることが多いですが、家の外にエサとなる木材があれば食われてしまうことがあります。
またウッドデッキはもちろん、ガーデニングで木柵を置いているなら、予防のために薬剤を塗っておいた方がよいです。
木造の小屋も、劣化して湿気が溜まるとシロアリが好む環境になってしまうのでしっかり予防しましょう。
ただし外に出たシロアリは必ず家に害を及ぼすわけではなく、シロアリ駆除の業者さんも基本的に駆除はしません。
そのため、家の外の予防はどうしても心配なら行う、という感覚で大丈夫です。
また、外で明らかにシロアリに食われていそうな場所があったら、積極的に薬剤をまいておきましょう。
準備ができたらいよいよ床下にも薬剤をまいていくのですが、その前に大事なポイントがありますので必ずご確認ください。
薬剤は丁寧に木材全面にすき間なく塗ることを意識してください。
シロアリに薬剤を塗ったところを歩かせて駆除するのが予防です。
たとえば木材の反対側が全然塗れていないと、シロアリが通った時に十分な予防効果が得られません。
(情報提供:吉田製油所 2021年12月17日)
ポイントは「ムラなく丁寧に」です。
そして薬剤を噴射する量ですが、基準は薬剤がしたたり落ちるぐらいです。
一見もったいないように思うかもしれませんが、木の中までしっかり染み込ませるためたっぷり使っていきましょう。
当サイト【シロアリ110番】の運営スタッフが今回ご紹介した商品を実際に使って現場で作業してみましたので、薬剤のまき方をぜひ参考にしてみてください。
家の外の木材にまき終わったら、次は床下の木材にも薬剤をまいていきます。
床下に入って木材に薬剤をまく
家の周辺の木材にまき終わった次は、いよいよ床下に入って作業していくのですが、まず床下にどうやって入ればいいのかわからない方もいますよね?
床下への入り口は家によって様々ですが、多くはこのように床下収納庫を取り外すか、畳と板をめくると入ることができます。
引用:株式会社吉田製油所
▲畳と板をめくって入る場合は、全部外すと作業後の片付けも大変になるので、一部だけでも大丈夫です。
ただし、どうしても床下への入り口が見当たらない場合は、新しく作ってもらう必要があります。
シロアリ駆除業者やリフォーム会社に相談すれば2~3万円で作ってくれます。
床下にどうしても入ることができない場合は、今後床下のメンテナンスをラクにするためにも、業者に相談して作ってもらいましょう。
床下に入ることができたら、薄暗いなかで作業するため、ヘッドライトを付けて噴霧器も準備し、家の周りと同じく木材にムラなく薬剤をまいていきます。
今回検証として現場の床下に入ってみましたが、かなり狭いのがわかりますよね…。
住宅によりますが、床下はほふく前進でないと進めないぐらい狭いことが多いです。
また今回は容量4Lの噴霧器を使用していますが、床下で作業する時も、大量の薬剤が必要になります。
そのため薬剤が切れたら一回戻って薬剤を作り、また床下へ…。これを繰り返し徹底的に予防していきます。
予防作業は、慣れているプロの方でもスムーズにいってだいたい5~6時間。
初めてやる方が全部屋に薬剤をまくとなると、1日がかりの作業になると思います。
そのため途中で休憩を入れたり、気分が悪くなってしまったら作業を中断するようにしてください。
また、繰り返しますが薬剤はまんべんなく塗ることが重要なので、垂れるぐらいしっかり吹きかけ、木材に予防剤が染み込むようにしましょう。
床下にもしっかり薬剤がまけたら、ひと段落。
落ちついたら家の外の木材に塗り残しがないかもう一度確認し、次は「土壌用薬剤」を使っていきます。
噴霧器を一度キレイに水洗いして、中身を入れ替えましょう。
土壌用薬剤を50倍に薄めてセットする
今回使用する白アリスーパー土壌用SC50は、そのままでは濃すぎるため、水で50倍に薄めて使います。
50倍に薄めるというのがいまいちわかりにくいと思いますので、簡単に説明しますね。
薬剤を80ml+水約3.9リットル
これで噴霧器の容量4リットル分を作ることができます。
また、ご自宅によっては床下の素材が土ではなくコンクリートだというご自宅もありますよね。
その場合は、土壌用薬剤の薄め方が変わります。
床下がコンクリートの場合は17倍に薄める
白アリスーパー土壌用SC50は、コンクリートに使用する時は「17倍」に薄めてください。
それはコンクリートだと薬剤が染み込みにくいため、床下が土の場合より濃いめに作る必要があるからです。
17倍に薄める場合はこちらの分量を参考にしてください。こちらも噴霧4リットル分を作る分量になります。
薬剤を230ml+水約3.8リットル
薬剤を準備することができたら、再び床下に潜ってまいていきましょう。
床下の土壌に薬剤をまく
床下に薬剤をまく時も、木材と同じくムラなく丁寧にまくのがポイントです。
シロアリが土の中から表面に出てくるのを防ぐため、しっかりと隅々までバリアを張るつもりでまいていく必要があります。
また、床下がコンクリートの場合は、”つなぎ目”までしっかりとまくことを意識しましょう。
そもそもコンクリートなのに薬剤をまく必要があるの?と思いますよね。
もちろんシロアリはコンクリートを突き破って侵入してくるわけではありません。
ただ、コンクリートには、必ずこのようなつなぎ目やすき間があり、シロアリはこんな狭いところからも侵入してしまうのです。
そのため、コンクリートのつなぎ目までしっかりと薬剤をまいて予防することが重要です。
また、下の画像のように、配管のすき間があったらしっかり薬剤をまいていきましょう。
配管とコンクリートのすき間も、シロアリの侵入経路になるため、徹底して作業しましょう。
ここまで薬剤をまき終わったら、せまい床下からようやく出られます。
薬剤をまくこと自体はそこまで難しくないかもしれませんが、やはり狭い場所での作業が大変ということですね。
また、その他にもシロアリ予防の作業には注意点があるので、詳しく次の章で解説していきますね。
作業する時の注意点3つ
今回使用する
- 水性白アリスーパーPHI
- 白アリスーパー土壌用SC50
この2つの薬剤は安全性に十分配慮されていますが、作業する上で注意しておくべきポイントが3つあります。
1.予防作業は2人以上で行うこと
シロアリ予防は、できれば2人以上で作業することをおすすめします。
実際薬剤をまくこと自体は難しいことではありません。
しかし、当サイトスタッフが現場で作業してみたところ「床下作業が1人だと危険」と強く感じました。
まず床下は、これまでもお話した通りかなり狭く、ほふく前進で床下をはって移動することになります。
また、別の部屋に移動する時は、このようにさらに狭いすき間を通る必要があります。
もし「行けるだろう」と無理やり通ろうとして、つっかえて出られなくなり、助けも呼べない、そんな状況になったらと思うと、怖いですよね…。
慣れているプロの業者の方であれば、通れるか通れないかの判断ができ引き返すこともできますが、初めて作業する方が一人でむやみに床下のせまいすき間入っていくのは非常に危険です。
そのため、予防作業は必ず2人で行うことをおすすめします。
2.小さなお子様やペットは避難させる
薬剤をまく時は、小さなお子様はもちろん、犬猫などのペットも、室内に避難させておきましょう。
なぜなら、お子様の皮膚に薬剤がついてしまったり、ペットが間違ってなめてしまうと身体への影響が心配だからです。
たしかに水性白アリスーパーPHI・白アリスーパー土壌用SC50は、液体が気化しにくいようにできています。
そのため環境汚染に配慮して作られており安全性が高いです。
しかし製造メーカーである吉田製油所も、皮膚に付いたり吸い込んでしまうのは注意と記載しています。
確かに白アリ商品は危険性は低いですが、無毒ではありません。したがって、不用意に皮膚に付着したり、吸い込んだりするのは好ましくありません。そのための予防処置として保護具の着用をお願いしています。
引用:吉田製油所
防毒マスクを装着しているなら、薬剤を吸い込んでしまうリスクは低いです。
しかし万が一お子様の皮膚に付いてしまうと、肌がかぶれるなどの被害があるかもしれません。
もし薬剤が大量にかかってしまったら、念のため病院で影響がないか診てもらうようにしましょう。
ちなみに、観葉植物や水槽で飼っているカメや金魚なども注意です。
とくに植物に薬剤が直接かかってしまうと、枯れてしまう可能性はあります。
また、水槽や池に薬剤が入ってしまうと、魚たちに害が及ぶかもしれませんので、周辺で作業するのは控えましょう。
3.作業が終わったら噴霧器は必ず掃除する
シロアリ予防の作業が終わったら、使った噴霧器は必ず掃除しましょう。
ここまで長時間作業して、後片付けはめんどくさいと思いますよね…。
しかし噴霧器を使いっぱなしにしていると、ノズルが詰まる、パッキンが溶けるなどの原因になる恐れがあります。
予防剤は農薬よりも濃い強力なものなので、放置していると成分が固まってしまいノズルが詰まってしまうんですね。
噴霧器は5年後にまた使う機会がありますので、使い終わったらしっかり掃除はするようにしましょう。
ここまで後片付けもして、シロアリ予防作業は終了です。
家の周りや床下など、色んな場所で長時間作業することになり、かなり大変ですよね。
しかも床下作業には危険が伴います。
そのためもし作業するのが難しいと感じたら、やはり業者に相談することをおすすめします。
業者の方だと、丁寧にムラなく作業してくれるのはもちろん、薄暗い床下でもスムーズに作業してくれます。
次章で詳しく解説していきますね。
自分で作業するのが難しいと思ったらプロの業者へ
ここまでお話してきた通り、シロアリ予防は薬剤や装備を整えれば自分で行えます。
ただ、作業は以下のように労力や丁寧さが求められることは覚えておいてください。
- せまい床下で何時間も作業するぐらい労力がかかる
- 薬剤ムラなく塗る丁寧さは求められる
- ペットやお子様には常に気を配る必要がある
また、床下には石や木片なども落ちていますので、ケガのリスクも多少あります。
そのため、もし自分で作業するのが難しいと感じたら、途中でもいいのでやはりシロアリ予防は業者に任せることをおすすめします。
実際当サイトのスタッフが作業してみると、市販で購入できる装備だけではどうしても不十分なところが出てしまうとはっきりわかりました。
というのも、プロが使っている機材は市販のものより性能が良いものですし、作業前の準備から根本的に違います。
では具体的にシロアリ予防のプロがまず現場に来たら、何から始めるのか、次の章で詳しく説明していきますね。
プロは作業前に住宅構造から把握する
プロのシロアリ駆除業者は、現場に付いたらまず「住宅構造の把握」から始めます。
というのも、部屋の数はいくつで、床下同士どこがつながっているかなどを把握しておかないと、今自分がどの部屋を作業しているか、プロでもわからなくなってしまうからです。
住宅によりますが、床下は全ての部屋同士つながっているわけではありません。
たとえば、先ほどもご紹介した画像ですが、このように別の部屋へ行けるルートがつながっていると、そのまま進んで作業することができます。
しかし、床下がつながっていない部屋がある場合は、一度床下から出て別の場所で入るルートを探す…など手間がかかってしまうんですね。
たとえば、一番わかりやすいのはお風呂場でしょうか。お風呂場は、和室などと違い床の素材が違いますよね。
そのためお風呂場は、どの部屋とも床下がつながっていないことが多く、潜ることができません。
この場合は「穿孔注入(せんこうちゅうにゅう)」といって、別の手段で薬剤を注入することになるため、作業は後回しになります。
業者の方だと、このように安全に作業することはもちろん、短時間で効率良く終わらせるため、しっかり床下を進むルートを考えてくれます。
ルートが決まったら、床下に入って作業します。
ただ、プロの業者だと、薬剤をまく前にも色々準備を徹底します。
この準備について詳しく説明しますね。
床下に入る前に養生もする
床下で作業すると、土と薬剤まみれになり部屋がかなり汚れてしまいます。
そのため、このように床下侵入口をしっかり養生(保護)してくれます。
少し汚れるくらいなら養生する必要なんてないのでは?とお考えの方もいると思います。
実際床下で作業していて薬剤が飛び散るということはほぼありませんが、養生には土ぼこりや粉じんをお客さんが吸い込まないよう守る目的もあります。
【床下に入って木材に薬剤をまく】の章で軽くお話しましたが、床下に入るルートがない場合は、「はつり工事」といって、コンクリートや石を削って、新しく侵入口を作る必要があるんですね。
はつり工事でコンクリートなどを削ると、大量の粉じんが発生します。
養生していないと、床下から部屋の中に大量の粉じんが舞ってしまうのは想像できますよね?
粉じんを小さなお子さんやペットが吸い込んでしまうと、悪影響がある恐れがあります。
そのためプロの業者は、床下作業の前にしっかり養生して安全を確保してくれます。
※養生は全ての業者が行うわけではありません。
また、プロの業者は薬剤をまくテクニックや噴霧器の性能も違います。
プロはもっと隅々まで作業する
今回自分でシロアリ予防する方法をご紹介してきましたが、あくまでなるべく安く済ませるための方法です。
プロの方法に近いやり方ではありますが、業者に頼むともっと隅々まで作業してくれます。
例えば玄関。 玄関の中まで予防剤はまかなくていいのでは?と思いますよね。
じつは玄関は、床下に次いでシロアリの被害が多い場所なのです。
実際に当サイト【シロアリ110番】に寄せられたご相談を元に、シロアリの発生個所はどこが多いかを比較したものがありますのでご覧ください。
というのも玄関の造りはこのようになっていて、コンクリートの下は土になっています。
そのため地面からシロアリが侵入できてしまうんですね。
しかもコンクリートの下は、噴霧器が届かない場所です。
そんな場所にどうやって薬剤をまいたらいいのでしょうか?
業者に頼むと、このようにドリルで穴を開けて、専用の細長いノズルでコンクリートや壁の奥にも予防剤を注入してくれます。
また、ドリルで穴を開けたところは、栓をして修復し、元通りにするところまで行います。
一見適当に穴を開けて薬剤を注入しているように見えるかもしれないですが、しっかり20~30~cm間隔で穴を開けて、ムラなく薬剤をまいてきます。
このように業者は、木材や床下だけでなく、シロアリが侵入してきそうな場所すべてに薬剤をまいてバリアを張っていくのです。
しかもドリルで穴を開けた場所は、しっかりと補修剤やパテでふさぐところまで行います。
本来シロアリ予防は、ここまで作業してようやく完璧と言えます。
そのため、自分で完璧にやるのは実際技術も必要なので、やはりシロアリ予防は業者に頼むほうが安心です。
とはいえ、業者に頼むと自分でやるよりも料金が高くなってしまいます。
そこで次の章からは、シロアリ予防を頼んだ時にかかる料金について詳しく説明していきます。
シロアリ予防を頼んだ時にかかる料金は平均23万円
シロアリ予防にかかる費用は、一般的な広さの住宅(30坪)で平均23万円です。
ホームセンターや農協、大手など色んな業者に依頼することができます。
これらの業者はHPで1㎡あたり〇円とお客さんにご紹介していますが、もっとイメージしやすくするため、坪単位でいくらになるか?相場をまとめました。
依頼できる業者 | 1坪の平均費用 | 一般的な広さ(30坪)の費用 |
ホームセンター | 6,003円 | 180,090円 |
農協 | 8,135円 | 244,050円 |
中小企業 | 8,523円 | 255,690円 |
大手企業 | 9,014円 | 270,435円 |
30坪の平均費用は237,566円
(上表は弊社が各シロアリ駆除業者に対して行った聞き取り調査の内容に基づき作成。不正競争防止法の観点から社名は伏せています。2021年10月21日時点)
ちなみにシロアリ駆除にかかる料金も同じくらいで、駆除の場合はシロアリに食われた建物を直すお金も追加されると思ってくださいね。
また、こちらの予防料金はあくまで一般的な広さの場合なので、家が広い場合は30万、40万円を超えるかもしれません。
シロアリ予防ってそんな高いんだ…そう思いますよね? ただシロアリ予防料金がここまで高いのは、これまでご紹介してきたように、作業がかなり大変だからなんです。
すべてもしなるべく安くやってくれるところがあったらな…と思うのであれば、当サイトシロアリ110番にご相談ください。
他社よりもお得な料金でご案内できますよ。
シロアリ110番は予防料金が平均13万円でお得
当サイトシロアリ110番に過去いただいたご相談を平均すると、予防料金は13万円とお得です。
先ほどご紹介したホームセンターや大手業者と比べてどのくらい安いかというと
業者 | 駆除費用 |
シロアリ110番 | 13.2万円 |
A社(ホームセンター) | 18.8万円 |
B社(中小シロアリ駆除業者) | 25.5万円 |
C社(大手シロアリ駆除業者) | 27.4万円 |
(上表は弊社がシロアリ駆除業者やホームセンターに対して行った聞き取り調査の内容に基づき作成。不正競争防止法の観点から社名は伏せています。 2021年10月21日時点)
当サイトも予防の範囲が広い場合は実際料金が高くなってしまうケースもありますが、他社と比べて明らかにお得だとわかりますよね。
また、そもそもシロアリ110番がどういうサービスかご存じない方が多いと思います。
シロアリ110番は、全国のエリアで対応できる業者をご紹介するサイトです。
24時間365日稼働していますので、いつでもご相談いただけます。
また、ご相談をいただいたら、現地で無料調査※を実施し、お見積りを出してから作業に入ります。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了解をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
お見積り後キャンセルもご自由なので、頼んだら強制的に駆除になるのかな…と不安な方も、お気軽にご相談くださいね。
ここまでシロアリ予防の難しさや業者に頼んだ時にかかる料金などを説明してきました。
ただ、シロアリの侵入を防ぐには、薬剤をまくだけではいけません。
普段からシロアリが寄ってこないように対策することも大事です。
そこで次の章からは、普段からできるシロアリ対策方法をご紹介します。
普段からできるシロアリ対策
シロアリは家の中だけではなく、色んなところに巣を作ります。
そのため、以下のような対策をして家に近づけないように徹底することも大切です。
- ベイト剤を周りに設置する
- 庭に廃材を置かない
まずはベイト剤の設置から順番に解説していきますね。
ベイト剤を周りに設置する
ベイト剤という毒餌を家の周りに設置することで、シロアリの予防効果が期待できます。
このベイト剤を周りの地中に一定間隔で埋めてシロアリを誘い、毒餌を巣に持ち帰らせて駆除する仕組みになっています。(このベイト剤を使った駆除方法を「ベイト工法」といいます)
なぜベイト剤を設置するのが対策になるかというと、”外から侵入しようとするシロアリを防いでくれる”からです。
ベイト剤を周りに設置することで、地中から侵入してくるシロアリは家ではなくベイト剤の方におびき寄せることができます。
おびき寄せられたシロアリがベイト剤を食べることでそのまま駆除でき、家が守られるのです。
しかも液体の薬剤ではないので、環境にも優しく安全性が高いのもメリットです。
ただ、ベイト剤の設置方法に関しては少しコツが必要です。
また、市販で売られている商品でも色んなものがあるので、詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
でもそんな簡単ならシロアリ予防はベイト剤だけでいいのでは?と思いますよね。
たしかにベイト剤なら安全かつ手軽に予防はできるのですが、弱点はあります。
それは以下の2点です。
- ベイト剤にシロアリが食い付かないこともある
- 外から入ってくるシロアリの羽アりには効果がない
つまりベイト剤を置いておくだけでは完璧にシロアリを防ぐのは難しいんですね。
そのため、薬剤で予防とあわせて行って、初めて予防になると思ってください。
また、庭にシロアリのエサとなるものを放置しないようにすることも立派な予防につながります。
庭に廃材を置かない
もしご自宅の庭にこのような廃材を置いているなら、今すぐ処分または撤去をご検討ください。
シロアリは、庭に放置されている木材や枕木などに巣を作ってしまうことがあるからです。
外に木材を置いていると、当然雨ざらしになりますよね。
すると木材が水分を吸って、シロアリにとって住み着きやすい”最高な家”になってしまうんですね。
シロアリも生きていくために水が豊富な場所を選びます。
厳密にいうと水がない場所でも生活はできるのですが、やはり湿気が多いお風呂場や床下などの場所に寄ってきやすくはなります。
そのため、庭に廃材を置かないようにして、シロアリが寄ってこない環境づくりをすることが大切です。
シロアリ予防に関するQ&A
最後にシロアリ予防に関して、まだ気になることをお伝えします。
そのために、Q&A形式で疑問にお答えしていきます。
気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
シロアリ予防は何年おきに必要?
自分でやる場合も業者に頼むにしても、基本的には5年おきに必要です。
シロアリの予防剤は、どれだけ強力なものでも最長5年までしか効果が保証されていません。
公益社団法人の「日本しろあり対策協会」でも、5年以上効果が続く強力な薬剤は、環境に良くないため認めていないと記述があります。
協会では5年を超えて長期間有効な薬剤は環境によくないと考えています。そのため認定する薬剤の有効期間は5年になっています。
引用:日本しろあり対策協会
もちろん効果がなくなってすぐにシロアリが侵入してくるわけではありませんが、家のガードは完全に甘くなってしまいます。
業者に頼むと5年過ぎるぐらいの時期に案内が来るので、また予防してもらう目安にしましょう。
もし自分でやる場合は、作業完了から5年過ぎたかどうかしっかり覚えておきましょうね。
シロアリ予防はすべての家に必要?
そもそもここまでお金と労力をかけてシロアリ予防しなくても、いいのでは?と思う方もいますよね。
しかしシロアリ予防はすべての家に必要です。
たしかにシロアリは北海道の寒い方はあまり出ない傾向があるので、運よく食われない家はあるでしょう。
ただ、国土交通省の補助事業として行われたシロアリ被害の実態調査(2013年実施)によると、築年数が経つごとにシロアリに食われやすくなってしまうデータがあります。
※グラフの赤い部分だけご参照ください。
やはり建物が劣化してしまうと、シロアリにとって住み着きやすい場所となってしまうということですね。
そのため基本的にシロアリ予防は継続して必要です。
シロアリ予防をする時期はいつでもいい?
結論を言うと、シロアリ予防はいつ行っても問題ありません。
ハウスメーカーなどにしてもらった予防の効果が切れるタイミングで大丈夫です。
また、自分で作業する場合は、できれば真夏は避けたほうがいいでしょう。
なぜなら真夏だと床下もかなり熱くなり、防護服も着るため灼熱のなか作業することになってしまいます。
そのため、自分で予防する場合は、涼しくて作業がしやすい季節の方がおすすめです。
まとめ
今回弊社スタッフもプロの方にご協力いただいて挑戦しましたが、シロアリ予防は自分でできます。
そのために必要なものは以下の通り。
- 薬剤(木部用土壌用どちらも)
- 噴霧器
- マスクやつなぎ、ヘッドライトなどの装備品各種
また、薬剤をまく時は、”とにかく丁寧にムラなく“を意識してください。
ムラがあると、しっかり予防効果が得られません。
そして薬剤は、家の周り、床下の木材、土壌やコンクリートなど、徹底的にまくようにしましょう。
ただ、自分で作業してみてどうにも難しいなと感じた方は、当サイトシロアリ110番にご相談ください。
24時間365日受け付けていて、現地で無料調査※から実施しますので、お気軽にご連絡いただけます。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
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