防犯カメラの選び方でお困りの方は、まず目的や用途を明確にしておきましょう。なぜなら防犯カメラにはさまざまな外見や性能を持った機種があり、目的や用途によって適した機種は違うからです。防犯カメラは有名メーカーや人気の機種だからという理由で選んでしまうと、思うような効果を発揮できず後悔することにもなりかねません。
当記事では、防犯カメラを選ぶときにどのような基準で選んだらよいのかをご紹介します。防犯カメラの設置前に、正しい選び方を身につけておきましょう。
目次
防犯カメラのメーカーは30社以上もある!
防犯カメラを設置するにあたり、メーカーごとの特徴などを調べてみようと思っている方も多いでしょう。しかし、防犯カメラのメーカーはパナソニックやマスプロなど全国に30社以上もあります。そのため、それぞれの特徴を調べて自分に適した防犯カメラを選ぶのは少し大変です。
また防犯カメラには、目的や機能によってそれぞれ適した機種があります。もちろん価格が高ければ、充実した機能が搭載されているかもしれません。しかし、いくら機能が充実している機種でも、環境に適していないカメラを設置してしまうと十分な効果をえられないおそれがあります。
このため、防犯カメラは、メーカーや価格よりも目的や用途を優先して選ぶべきです。これから防犯カメラを選ぶときのポイントを4つご紹介しますので、そちらを参考にして選んでみてください。
防犯カメラを選ぶ4つのポイント
防犯カメラを選ぶときの基準は、目的や環境によって大きく4つのポイントに分けることができます。それぞれのポイントから特徴をしぼっていくことで、環境に合った機種を選びやすくなるはずです。カメラを設置する目的や用途を明確にして、最適な機種を選びましょう。
防犯カメラの選び方1. 設置場所
防犯カメラを設置するには、まず設置場所を決めましょう。設置する場所で何を撮影するかによって、選ぶ機種が変わってくるためです。
〇屋内用
屋内にカメラを設置する目的としては、店舗やオフィス内の防犯だけでなく、家族やペットの見守りなどもあります。カメラ本体の大きさもさまざまなで、防犯対策として玄関回りに設置する場合には、存在を気づかせない小型の機種がよいでしょう。
〇屋外用
屋外にカメラを設置する場合は、風雨にさらされることから耐久性のある機種を選ぶことが必要です。とくに直接雨などが降りかかる場所には、防雨型を選びましょう。また軒下など直接水のかからない環境であれば、防滴型の機種がおすすめです。
防犯カメラの選び方2. 接続方法
カメラの設置場所が決まったら、次に接続方法を選びます。接続方法によってメリットとデメリットが異なるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
〇有線
有線のカメラは、途切れることなく映像が安定しているのが特徴です。しかし、配線の仕方によって壁に穴を開けるなどの工事が必要になる場合があります。このため、カメラを設置する壁に穴を開けることができるか、あらかじめ確認しておきましょう。
〇無線
無線であれば、大がかりな工事が不要で簡単に設置できるのが大きなメリットです。ただし、自宅が鉄筋や鉄骨など電波の環境によっては、映像が途切れるなど不安定になることもあります。また電波の送信距離に制限があるため、事前に設置環境を確認しておくことが必要です。
ほかにも、ネット回線を使用してスマホなどから映像確認ができるネットワークカメラもあります。また外出先からでも映像の確認ができるだけでなく、機種によっては会話することも可能です。
防犯カメラの選び方3. 形状
防犯カメラの設置場所や接続方法が確認できたら、カメラの形状を選びましょう。目的にあった形状の防犯カメラを選ぶことでえられる効果も変わります。
〇ボックス型
ボックス型は存在感があり、犯罪を試みる人間を威嚇する効果があります。高性能な機種も多く防犯対策にはぴったりです。天井や壁面に穴を開けることなく、簡単に取り付けられるクリップ式の機種もあります。
〇ドーム型
ドーム型の防犯カメラは、スタイリッシュなデザインの機種が多くあります。防犯カメラの威圧感がなく、周りの雰囲気を壊しにくいのが特徴です。ただし、小型カメラを使用している機種では、ボックス型よりも撮影の性能が劣ることがあります。
防犯カメラの選び方4. 性能
防犯カメラはメーカーだけでなく、機種によってもさまざまな性能があります。ここでは、防犯カメラに搭載されている主な性能をいくつかご紹介します。
〇画質
撮影される画質は画素数の高さによって異なり、モノクロかカラーも選ぶことができます。基本的に、画素数が高いほど鮮明な画像となります。人の顔まで識別するには、100万画素以上の画素数がのぞましいでしょう。
〇夜間撮影機能
犯罪が起きやすいのは主に夜間のため、暗い環境では赤外線撮影できる機種を選ぶ必要があります。赤外線は人間の目には見えないうえ、暗闇でも鮮明に対象物を撮影することが可能です。
〇自動追跡機能
自動追跡機能は、音や動きを検知して追跡撮影をします。犯人の追跡だけでなく、ペットなどの見守り用にも便利です。また音や動きによってカメラの自動追跡が始まると、スマホなどに通知ができる機種もあります。
〇広角レンズ
防犯カメラが固定式の場合は、撮影できる範囲が限られていることがデメリットになります。しかし広角レンズが搭載されていれば、広範囲を撮影することが可能です。さらに高性能な機種では、首振り機能や望遠機能を搭載しているものもあります。
〇ダミー
ダミーカメラは録画機能などがなく、カメラの存在感によって威嚇することで防犯対策をするものです。撮影機能がある機種よりも、低価格で購入できるのがメリットといえます。またダミーカメラでもLED点灯するなど、より本物に近い機種もあります。
〇ソーラー充電
ソーラー充電ができる機種の場合、コンセントなどが不要で簡単に接続できる特徴があります。配線工事も必要なく電気代もかかりません。ただし、太陽光が当たりにくい場所や天候が悪い日が続くと、充電ができないという点はデメリットといえます。
ここまで防犯カメラの選び方について解説してきましたが、さまざまな種類があることがおわかりいただけたのではないでしょうか。目的は明確でも機能が多いことから、数ある機種から最適なものを選ぶのは大変なはずです。もし自分で選ぶのに不安があるという方は、プロに相談してみるのも方法のひとつです。
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防犯カメラの設置は業者に依頼するのがおすすめ
防犯カメラはメーカーひとつとっても種類が多く選ぶことだけでも大変です。さらに、はじめて取り付ける場合には不安も多いはずです。実際に機種によっては配線工事が必要で、個人でカメラを取り付けるのがむずかしいケースもあります。また天井など設置場所が高い場合は、取り付ける際に危険がともなうこともあるでしょう。
さらに、ほとんどの防犯カメラには録画機能がついていないため、カメラ本体とは別に録画機の購入も必要になってきます。録画機にも機種が多いため、カメラと同じように用途に適したものを購入しなくてはいけません。そこでおすすめしたいのは、防犯カメラの設置を専門業者に依頼することです。
「防犯カメラ設置110番」が便利!
防犯カメラの設置には、ぜひ「防犯カメラ設置110番」をご活用ください。防犯カメラの設置や調査などを、プロの防犯整備士がおこなってくれるため、安心して任せることができます。またカメラや録画機も目的や環境に最適な機種を選定してくれるはずです。
さらに防犯カメラ設置110番では、カメラ本体と録画機に設置工事費を含めた独自の料金プランがあります。また現状の調査から最適なプランも提案してくれることでしょう。相談や見積りは無料でおこなっているので、まずはコールセンターに連絡をしてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
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