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防犯カメラ設置工事の流れと費用を解説!屋外なら業者依頼がおすすめ

防犯カメラ設置工事の流れと費用を解説!屋外なら業者依頼がおすすめ

防犯カメラの設置を検討しているなら、まずは目的をはっきりとさせることが大切です。何のために防犯カメラを導入したいのかによって最適な設置場所やカメラの種類が変わってくるからです。

用途別におもな防犯カメラの設置場所やカメラの種類の選び方、設置方法と費用、運用のポイントを解説します。「自宅や職場に防犯カメラを付けたいけど、何から始めたらいいのかわからない」という方はぜひご覧ください。

【用途別】防犯カメラの最適な設置場所

防犯カメラを導入する場所には、自宅や管理する店舗、オフィスや工場などがあります。用途によってそれぞれの場所ではどの位置にカメラを設置するのが効果的なのかを解説します。

住宅の最適なカメラ設置場所

住宅の最適なカメラ設置場所

自宅の回りにカメラを設置すると空き巣や車上狙いなどの犯罪を抑止できる可能性があるほか、近隣住民とのトラブルの際に証拠を撮影するなどして活用も可能です。住宅でカメラを導入する場合、以下のような設置場所が考えられます。

〇玄関・勝手口・窓
空き巣の侵入を防ぐためには玄関はもちろん、勝手口や窓にもカメラを設置しておくのが効果的です。庭に面した掃き出し窓などは特に狙われやすいです。複数の防犯カメラがあれば防犯意識の高さを印象付けることにつながり、空き巣の犯行を断念させる効果も期待できます。

〇駐車場・庭
家の中から死角の位置にある駐車場車、庭や犬走りなどの外構部分にも防犯カメラがあれば車上狙いや不法侵入の抑止になるほか、野生動物の侵入なども監視できます。庭で育てている作物を荒らされるなどのトラブルがある場合にも、カメラを設置すると現場を確かめられる可能性があります。

〇ベランダ
犯罪者は2階以上のベランダから侵入してくることもあります。2階だからとつい鍵をかけ忘れたり、窓を開けたまま過ごしていたりするところを狙われるのです。ベランダの地上からも見える位置に防犯カメラを設置しておくのがおすすめです。

〇室内
スマートフォンで映像を確認できる監視カメラなどを設置しておくと、留守中にも家の中の状況を確認できます。ペットを飼っている場合に活用すれば、出かけるときも安心です。介護が必要な方がいる場合は部屋やトイレ、お風呂などにカメラを設置しておけば、容体の急変などのトラブルも確認して対処ができます。

〇集合住宅の共有部分
マンションなどの集合住宅を管理している場合、エントランスやエレベーター、廊下、ゴミ置き場などの共有部分に防犯カメラを設置しておくのがおすすめです。犯罪の抑止だけでなく、居住者間でトラブルが発生したときに、撮影した映像が証拠として役に立つ可能性もあります。

店舗の最適なカメラ設置場所

不特定多数の人が出入りする店舗を運営している場合、犯罪対策によりシビアになる必要があります。万引きや強盗などの被害は経営を圧迫するだけでなく、従業員や顧客に被害が及べば責任問題に発展することもありえます。万全の対策をしておきましょう。

〇玄関・従業員通用口
客が出入りする店舗の玄関を店の外に向けて防犯カメラを設置すれば、入店する客の顔を撮影できます。顔を撮影していることをアピールすれば犯罪抑止効果が期待できるのです。従業員専用の通用口にもカメラを設置すれば、従業員の安心につながります。

〇レジ周辺
お金のやり取りをするレジは、最も気を付けなければいけない箇所です。強盗などの被害の際に証拠を残すほか、手元が映るようにすれば従業員の横領や会計ミスなどの捜査にも役立ちます。

〇ホールや売り場
小売店では万引きの被害を防止するため、売り場を見渡せる位置に防犯カメラを設置するのがおすすめです。また、防犯だけでなく、客や従業員の動きを確認して分析すれば今後の運営に役立つこともあります。

〇バックヤード
従業員が仕事をする店舗の裏側、キッチンや倉庫なども撮影しておけば、従業員の不正防止や仕事のフィードバックに役立ちます。

オフィス・工場の最適なカメラ設置場所

オフィスや工場などの職場にも多くの人が出入りし、犯罪の標的になることもあります。従業員が安心して仕事に打ち込めるよう、最適な防犯カメラの運用を目指しましょう。

〇搬入口
搬入口には、取引先など外部の車両が出入りします。規模の大きな工場であるほど、すべての出入りを把握するのは難しいものです。また、敷地内での交通事故の記録にも役立ちます。

〇倉庫・製造ライン
管理や製品の管理にも、カメラは活用できます。倉庫の中や出入口にカメラを設置すれば、在庫の出入りをチェック可能です。製造ラインに設置すれば製品のクオリティーや作業の安全性を監視でき、異物混入などの事故防止や原因究明に重宝します。

〇事務室
会社の機密事項や従業員の個人情報などを扱うことが多い事務室には、監視カメラを設置して機密の漏洩を防ぎましょう。重要な書類を保管している金庫や机に向け、目立つ位置に設置するのがおすすめです。

防犯カメラ設置のポイント

より効果的に、より円滑に防犯カメラを運用していくには、場所以外にも意識しておきたいポイントがいくつかあります。設置してしまってから後悔しないよう、確認しておきましょう。

撮影状況を確認する

撮影状況を確認する

防犯カメラには、設置後にカメラの向きや拡大比率を調節できるものと、できないものがあります。調節できないカメラの場合、設置前にどの範囲を撮影するのか確認し、それに合わせた位置に設置することが必要です。

日光や車のヘッドライトの影響がないよう、1日を通しての環境も確認してカメラの位置や向きを決めましょう。また、夜間に真っ暗になる場所なら暗視機能のあるカメラを選ぶ必要があります。

プライバシーに配慮する

当然ながら、犯罪者でない人も防犯カメラは撮影します。撮影されていることを不快に感じる人もいるので、トラブルにならないよう配慮が必要です。関係のない人が映り込まないようにしたり、映り込む可能性のある人に対して周知をしたりといった工夫をしましょう。

特に店舗やオフィスの場合、あらかじめカメラ設置の意図と撮影した映像の用途を従業員に知らせ、理解を得てから導入するのが安全です。防犯カメラ設置に関してガイドラインを策定している自治体などもあるので、正しい運用方法を確認しておきましょう。

目立つように設置する

犯罪の被害を受けたときに防犯カメラで証拠を残したことで犯人が捕まっても、受けた被害が帳消しになるわけではありません。犯罪を未然に防ぐことが、防犯カメラの大きな意義です。

犯罪を抑止するには、防犯カメラをできるだけ目立つ位置に設置することが重要です。空き巣の多くはあらかじめ何件か住宅を見て回り、侵入できそうな住宅を見定めます。その際、防犯カメラが設置されている住宅は最初から避ける傾向があるのです。

住宅への空き巣だけでなく、店舗での万引き、工場やオフィスでの不正行為などに対しても、防犯カメラの存在が抑止力になります。

カメラを認識しやすくするには、撮影していることを知らせるステッカーを貼っておいたり、センサーライトを併用したりなどが効果的です。

手の届かない位置に設置する

犯罪者が防犯カメラを見つけたとき、容易に破壊したりレンズを隠したりできるようでは意味がありません。簡単には触れない高い場所などに設置しましょう。

ただし、防犯カメラは年に1回程度メンテナンスが必要です。自身でメンテンナンスができないと困ってしまいますので、部外者には手が届かないけれど家の住人には届くちょうどよい位置を見極めるのがおすすめです。

用途と場所に適したカメラの選び方

設置場所が決まったら、次は製品を選びましょう。防犯カメラにもさまざまな種類があり、それぞれに適性や得意分野があります。用途と場所ごとにおすすめの種類をご紹介しますので、参考にしてください。

屋外なら防水・防塵(じん)機能が必要

屋外なら防水・防塵(じん)機能が必要

庭や駐車場などの屋外に設置する防犯カメラは、日夜雨や風にさらされることになります。精密な機械であるカメラを屋外に設置したい場合は、必ず「屋外用」と表示されているものを選びましょう。屋外用の防犯カメラには、基本的に防水・防塵機能が備わっています。

防犯なら画素数と録画機能をチェック

被害現場の記録を残すことを考えるなら、それなりの画素数が必要です。あまり画素数の引くカメラでは、犯人の顔や車のナンバーなどの情報を詳細に確認ができません。

また、録画機能が付いているかも確認しましょう。録画機能のない防犯カメラは撮影した映像を再生機に転送するだけで、映像を見ることはできても録画はできません。その場合は別に録画機器が必要です。どれくらいの期間の映像を見たいかも考え、録画時間の長さも確認しておきましょう。

費用を抑えるならダミーカメラも効果的

本当は何も撮影していない形だけのダミー防犯カメラもあります。証拠を残すことはできませんが、犯罪抑止の効果は十分にあります。ほとんどの場合本物のカメラに比べて安価なので、費用を抑えたいというときにはおすすめです。

ただし、見た目でダミーだとわからないクオリティーの高い製品を選ぶことが大切です。また、撮影していないからといってあまり適当な位置に取り付けると、ダミーだと見抜かれてしまうおそれがあります。本物と同様に、設置位置は十分に検討しましょう。

見守りならネットワークカメラが便利

留守中の自宅のペットや離れた職場の従業員の様子を見守るには、ネットワークカメラがおすすめです。カメラの向きや拡大比率を遠隔で操作できたり、急な動きを検知してスマートフォンに通知してくれたりといった多機能な製品が多いです。相互に音声通話ができるものもあります。

配線を確認!DIY設置ならワイヤレスカメラがおすすめ

特に屋外にカメラを設置する場合、電源や再生・録画機器との接続をどうするかを確認する必要があります。設置位置まで電気配線を敷設できれば問題なく設置できます。ただし、DIYで配線の工事は難しいです。電気配線の工事は電気工事士の資格がなければできないからです。

DIYしたいなら、電池やソーラーバッテリーで稼働でき、無線LANなどで再生・録画機器と接続ができるワイヤレスのものを選びましょう。屋外に有線式のカメラを設置したい場合は、プロに相談するのがおすすめです。

防犯カメラ設置の費用と安く抑えるポイント

防犯カメラを設置する際には設置位置やカメラの種類など、あらかじめ確認しておかなければいけないことがたくさんあります。また、設置位置や製品によっては大がかりな工事が必要になることもあります。

そのため、まずはプロに相談してプランを決め、設置工事もお任せするのがおすすめです。防犯対策のノウハウをよく理解している防犯カメラ設置業者は設置を検討している目的や場所をヒアリングし、最適な運用計画を提案してくれます。

プロに防犯カメラの設置を依頼した場合、費用の相場は91,726円です。この金額は一般的な戸建て住宅に1台のカメラを設置した場合の料金で、ランダムに選んだ防犯カメラ設置業者5社の平均金額です。防犯カメラを設置する際の費用にはおもに以下のようなものがあり、上記の料金には基本的に含まれています。

【防犯カメラ設置費用の内訳】

  • カメラ本体
  • 記録機器
  • 再生機器
  • 工事費用
  • 出張費

カメラ本体の価格によって、設置費用は大きく変動します。防犯カメラは複数設置することが多く台数が増えればその分金額も高くなります。設置工事も場所や状況によって必要な作業や部材が変わってくるので、一概にはいえません。合計で数十万円の費用がかかることもあります。

まずは業者に希望を伝え、現場を確認のうえ見積りを作成してもらって正確な費用を確認しましょう。

補助や助成を活用しよう!

補助や助成を活用しよう!

防犯設備の設置費用に対して、自治体が補助金や助成金を支援してくれる地域もあります。個人の住宅ではなく、公共の施設や該当などが対象になることが多いですが、近隣の方と相談して設置すれば多くの人が安心して過ごせることにつながります。お住まいの自治体のホームーページなどを確認してみてください。

業者選びは相見積りがおすすめ!

業者によって設定料金はさまざまですので、よいサービスを低価格で提供している業者を見つけることができれば、費用を抑えることも可能です。費用の安い業者を選ぶためには、複数の業者から見積りを取る相見積りがおすすめです。それぞれの業者のサービス内容と料金を比較検討すれば、最も適正な料金の業者を見つけられます。

相見積りでは、少なくとも2~3社の業者に依頼をすればおおよその相場が判断できます。業者を選ぶ際には、以下のような点に注目してみてください。

【防犯カメラ設置業者を選ぶときのチェックポイント】

□防犯設備士の資格をもっているか
□設置場所や製品の提案から設置工事まで自社対応しているか
□多くのメーカのカメラに対応しているか
□保証やアフターサービスが充実しているか
□見積りが無料か

自分で業者を探すのが大変だという方は、弊社をご利用ください。弊社は全国の防犯カメラ設置業者と業務提携を結んでおり、ご要望をお聞かせいただけば、対応可能なお近くの業者をすぐにご紹介できます。

もちろん見積りは無料ですので、相見積りの1社に加えていただくことも可能です。24時間365日電話受付しておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。

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