自宅ポストへの嫌がらせを受ける被害でお困りではありませんか?普段何気なく生活していて、前触れもなく自分のポストへ嫌がらせがされていると、とても不快な気持ちになるものです。では、この状況から脱するために今できることは何なのでしょうか?
この記事では、ポストの被害だけではなく嫌がらせを受けた際の対処方法についてご紹介していきます。一緒にこの厄介なトラブルを解決していきましょう。
ポストの嫌がらせ対策には防犯カメラを活用!
嫌がらせの解決には防犯カメラが役立ちます。ではなぜそういえるのでしょうか?まずはポストへの嫌がらせにはどのようなものがあるのか、確認してみましょう。
ポストの嫌がらせとして起こりやすいトラブル
好ましくないことですが、隣人トラブルや愉快犯によって「ポストへの嫌がらせ」を受けることがあります。代表的なものに下記のような嫌がらせがあります。
- ・ゴミを入れられる
- ・名前シールや表札をはがされてしまう
- ・ポストがへこまされる
- ・落書きされる
自分の届かないところでされる嫌がらせはなんとも嫌な気持ちになるものです。また、このようなことが繰り返される原因として、地域とのつながりが希薄になっていることもひとつ挙げられるでしょう。
ポストに嫌がらせをされたら?まずはこの手順を踏みましょう
手順を踏んで正しく対応していけば、必ず状況が改善されるはずです。ポストに嫌がらせを受けても思い悩む必要はありません。次に、嫌がらせを受けた際の対処方法を確認していきましょう。
【管理会社や警察に相談】
マンションやアパートにお住まいの場合は、管理会社や管理人に相談してみましょう。防犯カメラの記録と照合して犯人特定ができることがあります。
被害が何週間も続き、一向に止まなかったり、自動車やペットなどに及ぶ嫌がらせだったりする場合は、警察を頼るのもひとつの方法です。
【原因が自分にないか考える】
次に、原因が自分にないか考えてみましょう。お隣との境目を超える私物占領、ペットのフンなどの始末、夜間の騒音、植木が塀を乗り越えているなど、嫌がらせの原因が自分にあるのに、気付いていないかもしれません。
「自分にとっては大したことがなくても、相手にとっては嫌なこと」ということもあります。今一度日ごろのおこないを振り返ってみるのも手でしょう。そこで気付くことがあれば、すべてが丸く収まることがあるかもしれません。
【証拠集め】
思い当たる節が見当たらない場合は、証拠集めをしてみましょう。実際に犯行現場を目撃することがあればわかりやすいですが、そう上手はいかないものです。そのため、実際に嫌がらせをおこなっている状態の映像、あるいは写真を使って確固たる証拠を増やしていく必要があるのです。
人間の手では解決しにくいなら…防犯カメラを活用!
上記の手順を踏んでも根本的な解決につながらなかったり、相手の感情を刺激してさらに嫌がらせ行為がエスカレートするおそれもあるかもしれません。
そこでおすすめなのが防犯カメラを設置して、相手にけん制をかける方法です。防犯カメラを設置することによって、嫌がらせをする可能性が低くなるので、相手がわからないときにはとくにおすすめの方法といえます。
賃貸住宅?分譲住宅?設置時の注意点
賃貸住宅と分譲住宅では、防犯カメラの設置時にどのような違いがあるのでしょうか。ここで住宅の違いによる防犯カメラの違いについて、確認してみましょう。
防犯カメラは勝手に設置できないことが多い!?
アパートやマンションにお住まいの場合だとポストから共有部分を撮るわけですから、勝手に防犯カメラを置くことはできません。そこで必要になるのが共有部分の管理者である管理組合の理事の許可です。
共有部分は、規約であらかじめ管理組合の理事が管理者と定められています。そのため、まずは管理組合に相談することが大切なのです。
【賃貸住宅】大家さん・管理会社に相談
アパートやマンションにお住まいの場合は、大家さんや管理会社に相談することが重要です。嫌がらせを受けている旨とポストの状態、ほかにも発見した時間帯など、できるだけ詳しく状況の説明をしましょう。
そこで実態の認識をしていただければ、何かの策を講じてもらえるはずです。それでも状況が改善されなければ、防犯カメラを設置する許可をそのまま頂くことができるはずです。
【分譲住宅】管理組合・理事長に相談
分譲住宅にお住まいの方は、管理組合や地域の理事に相談してみるのもいいでしょう。地域全体で問題を認識することで、地域の目で嫌がらせを防ぐことにつながる場合があります。
嫌がらせをけん制!効果的な設置場所
防犯カメラを用意したら設置をしなければなりません。設置場所によっては効果が薄かったり、相手の顔が映らなかったりするので注意が必要です。
おすすめする効果的な防犯カメラの設置場所は、ポスト近くの壁面や天井です。防犯カメラが目に届きやすい場所に置けば、けん制できるでしょう。
また、直接相手に撮っていることが伝われば、嫌がらせ自体なくなるかもしれません。しかし、全体が撮れるカメラはとても高価なため、大家さんや管理組合が設置することになる場合が多いです。
最適な防犯カメラはどんな種類?
犯人を見つけるために最適な防犯カメラはどのようなものがあるでしょうか。カメラは大きくふたつの種類にわけることができ、それぞれ撮れる範囲と費用が違います。それでは確認していきましょう。
壁面・天井用防犯カメラ
天井や壁面に設置するタイプの防犯カメラは、広範囲を撮ることができるドームカメラがおすすめです。その名のとおりドーム状になっており、空間全体を撮るカメラといえます。
公共施設やオフィスビルなどで見かけるタイプのカメラといったほうが、わかりやすいかもしれません。価格と性能も3万円~10万円程度と幅広いのが特徴です。主にマンションやアパートの管理組合や管理者が設置する場合、こちらのタイプになります。
電池式・充電式の小型カメラ
自分で防犯カメラを設置する場合は、電池式あるいは充電式の小型カメラがおすすめです。スマホのカメラと同程度の映像を撮ることができ、1万円程度で購入することができます。
まとめ
それでは今回のおさらいをしてみましょう。ポストへの嫌がらせを受けたら管理組合や地域の理事に相談をして、被害が重度の場合は警察に相談するのもいいでしょう。また、一度日ごろの生活を振り返って、他人の迷惑になることをしていないか考えることも大切です。
それでも収まる気配が見られなければ、隠しカメラで犯行現場を抑えるといった方法をとってもよいでしょう。隠しカメラは設置場所が重要です。設置するカメラの種類や場所に困ったら、プロの防犯カメラ事業者に頼んで設置の依頼してみてはいかがでしょうか。