どんな物でも、長い時間使用していればいつかは故障することがあります。
監視カメラももちろんその1つです。特に24時間常に使用し続ける監視カメラでは、各部の劣化が進みやすく、屋外設置の防犯カメラの場合、大体6年から10年程度と言われています。
6年というのは、減価償却の対象として考えた際の耐用年数で、10年というのは統計的に見た監視カメラの寿命です。
もちろん、監視カメラの寿命は設置されている環境によって大きく変化するため、例えば1年程度で寿命が来る場合もあるでしょうし、20年使ってもまだ異常がないということももちろんあるようです。
ただ、まだ異常がないからといって同じ監視カメラを使い続けるのは危険です。カメラの故障は前兆がなく、突然起きる場合があるからです。
もし、店舗の監視カメラなどが故障してしまって、偶然その時強盗などが侵入したとしたら、操作などに有用な映像を録画することが出来ないため、事件の解決までに長い時間を要する可能性もあります。
また、技術は日々進歩しています。
監視カメラの性能も向上して、同じように見える監視カメラでも、より暗いところでも使用できるようになったり、無線LANによるケーブルレスな監視カメラネットワークを構築できるようになっていたりします。
定期的に監視カメラを入れ替えるのも、有効な防犯体制を敷くために有効な手立てです。