みなさん、いきなりですが防犯対策はしていますか?防犯対策は家庭を守るという点においてとても大切なことです。実際に設置はしていないけどダミーの防犯カメラのステッカーを貼って防犯対策をしているという方もいるかもしれません。でも、実際に防犯カメラのステッカーを貼ることにはどんな効果があるのでしょうか。
今回は、防犯対策としてのダミーの防犯カメラのステッカーを貼るにあたってどんな効果があるのか、貼るならどんな貼り方が効果的なのかを解説していきます。しっかりと正しい知識をつけて防犯対策をしましょう!
目次
防犯カメラのステッカーとは?
まず、防犯カメラのステッカーとは、「防犯カメラ作動中」や「防犯カメラ設置中」などと書かれたステッカーのことです。ステッカーの役割や種類について解説していきます。
防犯カメラステッカーの役割
防犯カメラステッカーの役割としては、「この家庭はしっかり防犯対策をしています」とアピールする効果があります。そのため、空き巣や泥棒などの防犯対策として、期待できます。
種類はあるの?
防犯カメラステッカーの種類はさまざまです。それぞれによってサイズや色、形、文章なども変わってきます。専門店で売っているようなものもあれば、ホームセンターや100円ショップで買えるようなお手軽なものまで多様です。また、実際に防犯カメラや、ダミーカメラを購入した場合にも防犯カメラステッカーがついてくることがあります。
防犯カメラのステッカーを貼ったほうがよい理由
防犯カメラのステッカーを貼ることによって、防犯意識が高い家であるということを示すことができます。そのため、泥棒や空き巣をあらかじめ遠ざけることが期待できるでしょう。
もし泥棒や空き巣が侵入しようとした場合にもステッカーが貼ってあるということによって、家の中に入るのをあきらめるかもしれません。
防犯カメラ用のステッカーはどんなデザインがおすすめ?
防犯カメラステッカーですが、先ほども説明したとおりたくさんの種類があります。その中でもおすすめのデザインは、まず、目立つ色のものです。赤や黄色などは、とても目立つ色なので防犯対策として適しています。
ほかにも、セキュリティー会社のイメージカラーを利用したステッカーもおすすめです。やはり、そのようなステッカーが貼ってあるとここの家はセキュリティー対策が万全なのかなと思わせることが可能なので、泥棒や空き巣への威嚇につながります。
防犯カメラステッカーはどこに貼ると効果的?
では、防犯カメラステッカーはどこに貼ることでより効果を得られるのでしょうか。まず、おすすめの場所は玄関です。理由としては一番目立つからです。
ステッカーは侵入を試みている人の目に入らなければ意味はありません。もし、玄関から侵入しないとしても、犯人は玄関を確認する可能性が高いため、玄関に貼ることが防犯カメラステッカーの効果をより発揮できる場所になります。
次に、窓ガラスです。窓ガラスは空き巣犯が侵入の経路に使いやすい場所とされています。そのため、一番目に入りやすい場所となるので、窓ガラスに貼ることで犯人の目に入りやすく威嚇効果が期待できます。
ベランダに貼ることもおすすめです。空き巣の侵入経路としてはベランダも多い場所とされています。玄関や窓ガラスばかりに目が行きがちですが、ベランダにもステッカーを貼ってアピールすることでより威嚇することができます。
防犯カメラステッカーの「剥がれにくい」「きれい」な貼り方
防犯カメラステッカーはせっかく貼っても剥がれてしまえば、犯人の目には留まらないため意味がなくなってしまいます。そのため、ステッカーを剥がれないようにきれいに適切に貼ることを意識しましょう。それでは、紹介していきます。
まず、雑巾や布を濡らして絞ったものでステッカーを貼る壁の面を清掃します。この際に、油汚れが付いている場合は、せっけん水を利用してきれいに取り除くことがポイントです。
それでもとれないような汚れには中性洗剤を利用し、完全に汚れを落としましょう。貼る面が汚れてしまっているとステッカーが剥がれやすくなってしまうので、ここは丁寧におこなってください。
そのあとは、ステッカーを貼りつける位置決めをします。万が一貼る場所を間違えてしまい、貼りなおしてしまうと粘着力が弱まってしまうので、まだこの時点では台紙からステッカーは剥がさないようにしてください。
メジャーなどを活用し、ななめになっていないか、余白のバランスが変ではないか、しっかり周りから目立つ位置かなどを意識しながら位置を決めましょう。続いて、まだ台紙からステッカーを剥がさない状態のまま、ステッカーの片側にのみマスキングテープを貼りつけ、自分がステッカーを貼りたい位置に合わせて仮止めをしてください。
そのあとに、マスキングテープで仮止めをしていない部分の台紙を内側から外側に向かって剥がしていきます。このときに気泡が入らないように、指やスキージという先端がゴム状になっている道具などを使って、丁寧に壁と密着させながら貼り付けてください。
最後に、マスキングテープで仮止めしていた側のテープを剥がし、台紙も剥がしていきます。こちらも指やスキージをつかって気泡が入らないように丁寧に密着させましょう。
もし、それでも気泡が入ってしまった場合は無理に押し出そうとしたり、カッターなどで気泡部分に穴を開けるなどはせずにそのままにしておいてください。細かい気泡であれば一週間程度で抜けていくこともあります。
大手セキュリティー社のステッカー以外は効果が薄い!?
ここまで防犯カメラステッカーについて紹介してきましたが、空き巣や泥棒の犯人は防犯に対しての知識量は多いです。そのため、ダミーカメラやホームセンターや100円ショップで購入できるようなステッカーを貼っていても偽物のステッカーであると気付かれてしまうということも考えられます。防犯カメラステッカーを貼ることは防犯対策としては万全ではないといえるでしょう。
では、どうすれば万全な対策ができるのでしょうか。それは、やはり本物の防犯カメラを設置することです。そのうえで、購入した際に受け取った正規のステッカーを貼ることが一番の防犯対策となります。
まとめ
家庭での防犯対策はとても大切なことですが、万全な対策をおこなってこそ効果を発揮します。「とりあえず防犯カメラステッカーを貼っておこう!」では空き巣や泥棒を完全には防げないのです。
そのため、防犯のことで心配なことや相談ごとがある場合は、自分で解決するのではなく、プロの業者にお願いして、万全の防犯対策で空き巣や泥棒を威嚇しましょう。