「センサーライトは防犯カメラ付きのものがよいと聞いたけど、センサーライトのことをもっと知りたい……」と思っていませんか?防犯カメラ付きのライトは、いくつか種類あるセンターライトのタイプの一つです。
センサーライトだけでも防犯に使用できますが、センサーライト付き防犯カメラは、更に高い防犯効果が期待できるものです。このコラムでは、そんなセンサーライト付き防犯カメラのメリットや、センサーライトの種類についてもお伝えします。ご自宅や仕事場での活用をイメージしながら、ぜひお読みください。
センサーライトの光は夜間の不審者対策に効果大!
犯罪は主に、人目に付かない場所でおこなわれることが多いです。1日の時間帯でいえば、明るい昼間よりも暗い夜間の方が犯罪の多い時間帯といえるでしょう。
そんな夜間の防犯に役立つグッズが、センサーライトです。センサーライトは、人の気配を感知すると自動でライトが点灯します。そのようなセンサーライトを使用する効果を、まずは確認しましょう。
・不審者がいることを知らせてくれる
センサーライトの明かりは人に反応すると点灯し、闇を照らして周囲の人の視線を集めます。日が沈み暗くなった夜間でも、人目につくような明るい場所には、不審者は寄りつかないものです。
またセンサーライトの中には、ライトが光ると自宅に知らせてくれるタイプのものもあります。光ると同時にチャイムなどで点灯したことを知らせてくれるので、人の代わりに見張り役としての機能も果たします。
・光で目立たせることで犯行を諦めさせる
夜間は暗いため人目に付きにくかったり、人通りが少なかったりするため、犯罪も比較的多い時間帯です。そんな夜間の暗がりを光で目立たせて犯罪を防いでくれるのが、センサーライト。
人気のない暗がりでも、人の動きに反応してパッと明るく照らせば、不審な行動も目立つものです。センサーライトは、不審者が犯行に及ぶのを防いでくれる効果があるのです。
・センサーライトがあるだけで不審者はその家を狙いにくい
「センサーライトを取り付けた家」と「何もしていない家」では、不審者からみた印象はどうでしょうか。不審者は、防犯意識の高そうな家へは警戒心を強めます。
防犯の緩そうな家なら不審者も侵入しやすいですが、防犯意識の高そうな家への侵入は躊躇(ちゅうちょ)するのが不審者の心理でしょう。
センサーライトの取り付けた家は、防犯意識が高い家であることが見た目からわかります。そのように、見た目から不審者を寄りつけない効果がセンサーライトにはあるのです。
センサーライトの種類と活用法
センサーライトはその光や見た目によって、防犯効果が期待できることがわかりました。ではセンサーライトにはどのような種類や活用法があるのかを、次にお伝えします。
・センサーライトは主に3タイプ
センサーライトは、電源の種類によって3つのタイプに分けられます。それぞれのタイプの使い勝手を確認しましょう。
・乾電池を使うタイプ
このタイプは、取り付けが最も簡単なタイプです。電源に繋ぐ必要がないので、設置する場所も選びません。
一つ注意が必要なのは、電池が切れないようにすることです。せっかく取り付けても乾電池が切れてしまっていては、センサーライトは点灯しません。そのため乾電池タイプの場合は電池が切れないようこまめにチェックし、乾電池のストックをしておくことが必要でしょう。
・ソーラーパネルで充電・稼動するタイプ
ソーラーパネルで充電・稼働するタイプも電源が不要です。また、自然の太陽光を使って点灯するため、電気代が不要で経済的なのもありがたいところです。
ソーラーパネルタイプの場合、充電速度は天候によって変化します。晴れて十分な日差しのあるときは充電速度もはやいですが、曇りや雨で日差しの弱いときは充電に時間がかかることがあります。十分な太陽光をあてるため、直射日光の当たる場所に設置するなどの工夫をすると良いでしょう。
・電源に繋いで使うタイプ
こちらのタイプは、電源コンセントを使用します。電源コードさえ繋げていればいつでも使用できるので、安定した使用が可能です。
屋外にコンセントがない場合も、延長コードで室内から電源を確保することも可能です。ただ電源に繋ぐタイプの場合は不審者が電源コードを切断することも考えられるので、カバーで覆うなど、電源コードの切断防止の対策をしておくと安心です。
・センサーライトと防犯カメラの併用で効果大!
センサーライトの3つの種類と活用法を確認してきました。これらのセンサーライトは、あるものを付属すれば更なる防犯効果を発揮します。それは、防犯カメラです。
防犯カメラは、万が一敷地内へ侵入された場合などに録画された映像が役立ちます。また、その見た目からも防犯効果を高めてくれる効果もあるのです。
不審者は防犯意識の高そうな家への侵入は躊躇(ちゅうちょ)します。センサーライトのみならず防犯カメラが併用された住宅は、不審者を近づかせない環境を作るのです。
・設置するときの注意点
では、センサーライトを設置するときの注意点を確認しておきましょう。センサーライトは、不審者への効果を発揮する場所に設置することが大切です。
自宅の場合は玄関をはじめ1階の窓など、空き巣の侵入経路にされやすい場所を見極め設置しましょう。また自宅横の駐車スペースなど、夜間に死角になりやすい場所へもセンサーライトを設置すれば、防犯効果は高まります。
せっかくセンサーライトを取り付けても、効果のない場所へ設置してしまったら防犯効果は期待できません。自宅の敷地内を確認し、事前に設置場所を決めておくとよいでしょう。
センサーライト付き防犯カメラでより万全な対策をしよう
センサーライトと防犯カメラは、併用することによって防犯効果が高まることをお伝えしました。ここからは、センサーライト付き防犯カメラを使った防犯対策についてお伝えします。
・2つの機能がセットになっているメリットとは
センサーライト付き防犯カメラは、防犯カメラにセンサーライトが付属しているものです。ライトとカメラがセットになっているセンサーライト付き防犯カメラは、2つの機能がセットになったからこそのメリットがあります。主な2つのメリットを確認してみましょう。
まず1つ目のメリットは、ライトとカメラを別々に設置するよりも運営コストがおさえられることです。2つをまとめて設置すれば電源は一つで済み、継続的にかかる電気代などのコストをおさえられます。
多少の導入費用はかかってしまいますが、センサーライト付き防犯カメラを採用することで運用コストがかからないだけでなく、メンテナンスの手間も省くことができます。
2つ目のメリットは、ライトの点灯と同時に防犯カメラの録画もされることです。夜間の防犯カメラの映像も、センサーライトで照らした状態で撮影するのでより鮮明な映像での撮影が期待できます。
防犯カメラとセンサーライトが別々に設置されている場合は、点灯と録画の開始にずれが生じることもあります。点灯と録画が同時におこなわれるのは、センサーライト付き防犯カメラならではのメリットといえるでしょう。
・効果を高める3つのポイント
センサーライト付き防犯カメラは、3つのポイントを抑えればその効果が高まります。それぞれのポイントについて、確認しましょう。
まずは、センサーライト付き防犯カメラを設置する目的をはっきりと決めましょう。センサーライト付き防犯カメラに求める効果の度合いによって、必要な防犯カメラのタイプも異なってくるためです。たとえば不審者の顔もはっきり録画したいのであれば、高画質での撮影ができる防犯カメラが必要となります。
次に、センサーライトが反応しやすい場所へ設置しましょう。この方法は、センサーライトの機能を高めるためには重要なポイントです。センサーライトは人の動きに反応して点灯するものですが、その反応を高めるにはコツがあるのです。
センサーライトの反応は、人の動く方向と、体温に関係します。人の動く方向については、センサーはセンサーライトの前を横切るように歩くとよく反応します。熱に関しては38度のような気温が高い日だとセンサーの反応が鈍くなります。なぜなら人が横切っても温度差が発生しないからです。
ここまで紹介したセンサーライトの2つの特徴を理解して、人が横方向へ歩いていく場所や、気温の上がりにくい日陰などに設置するとよいでしょう。
最後に、防犯カメラを設置していることを明示してすることも重要なポイントです。センサーライト付き防犯カメラを更に目立たせ、不審者を寄せ付けないようにしましょう。
センサーライトで照らしてカメラで録画、更に「撮影中」などのシールを貼るなどすれば、センサーライト付き防犯カメラの防犯効果は高まります。こうすることで不審者の犯罪行為が知られることへの恐怖心は、更に高まることでしょう。
防犯カメラを設置するならプロに依頼しよう!
防犯カメラのメリットを十分に生かして使用したい場合は、業者の利用も1つの方法です。プロの業者であれば、目的に見合った防犯カメラの種類の提案も可能でしょう。
また防犯カメラの種類は、広範囲が撮影できるものや、テレビで映像を確認ものなどさまざまです。あれこれ迷ってしまいそうな場合も、業者の提案を参考にすれば目的に見合った種類を選ぶことができるでしょう。
電源の確保や設置作業などの困難な作業も、業者へ任せれば安心です。防犯カメラがその効果を十分に発揮するには、このように業者へ依頼するのもおすすめです。
・「防犯カメラは存在をアピールしてこそ犯罪防止効果があります。
センサーライト付き防犯カメラは、設置する場所も重要です。設置する場所をどこにするかで、防犯効果も変わります。設置する場所が適切でなければ、せっかくのセンサーライト付き防犯カメラの効果も半減してしまうことでしょう。
設置する場所を決めかねるようなときも、業者へ相談すれば適切な場所がわかります。無料で見積りをしている業者もありますので、自宅の敷地を業者に視察してもらえば、センサーライト付き防犯カメラの設置場所も的確に決定できることと思います。
まとめ
防犯カメラ付きセンサーライトのメリットについてお伝えしてきました。防犯カメラ付きセンサーライトはライトに防犯カメラが付属しているため、その構造ならではの高い防犯効果を発揮します。
また防犯カメラ付きセンサーライトの効果を高めるには、設置場所や設置方法にポイントがあることもお伝えしました。防犯カメラの付いていないセンサーライトの種類もご説明したので、防犯カメラ付きセンサーライトのメリットをよりご理解していただけたのではないかと思います。
このコラムを参考に、防犯カメラ付きセンサーライトの効果を十分に活用していただけたらと思います。ご自宅の防犯性を高め、安心な暮らしの実現へと繋がれば幸いです。