バッテリー上がりは0.5時間でも起きる!反対に何日もかかるケースも

原因別 バッテリーが上がるまでの時間 状態によって変わることも

以下は車のバッテリー上がりが起こる原因と、バッテリーが上がるまでの時間です。

バッテリー上がりの原因 バッテリーが上がるまでの時間※1
ヘッドライトのつけっぱなし 3~4時間
室内灯のつけっぱなし 12時間
ハザード・ウィンカーのつけっぱなし 5~10時間
半ドアのまま放置 12~24時間
ACC(アクセサリー)モードで放置 4~5時間
ACCモードでテレビ・オーディオを使いすぎる 30分~
車の長期間放置による自然放電 1か月~半年

ただし、バッテリーが上がるまでの時間は、バッテリーの状態によって変わることもあります。バッテリーの状態が劣化していたり、充電されている電気の量が少なくなったりしている場合は、さらに短い時間で起こることもあるため注意が必要です。

すでにバッテリー上がりを起こしてしまった方は、カーバッテリー110番までご連絡ください。バッテリー上がりに対応可能な業者を迅速にご紹介いたしますので、急いでいてもすぐに車を発進させられます。料金は税込8,800円~・出張費無料です。

バッテリーが上がってしまう原因と上がるまでの時間

車のバッテリー上がりは、基本的に電力の使い過ぎが原因となって引き起こされます。この章では原因別にどのようにしてバッテリー上がりを起こしてしまうのか、またどれくらいでバッテリーが上がってしまうのか説明していきます。

ヘッドライトのつけっぱなし……3~4時間

エンジンをかけずにヘッドライトをつけっぱなしにすることでバッテリーが上がってしまうおそれがあります。車を降りる際などは、必ず確認してから降りるようにしましょう。

室内灯のつけっぱなし……12時間

室内灯はそこまで電力を使いませんが、それでもエンジンが止まった状態でつけ続けるとバッテリーを上げてしまいます。電灯の種類によっては、12時間以上持つこともありますが、一晩中つけっぱなしにしていたりするとバッテリーをあげてしまう可能性があります

ハザード・ウィンカーのつけっぱなし……5~10時間

停車中につけたハザードやウィンカーを切らずに車を離れてしまってもバッテリーは上がってしまいます。必ず確認してから車を離れましょう。

半ドアのまま放置……12~24時間

車のドアにはライトがついており、降りる際に足元などを照らしてくれます。しかし、半ドアのまま放置してしまうとドアについたライトが消えることがないため、時間がたつとバッテリー上がりを起こしてしまうのです。

ACC(アクセサリー)モードで放置……4~5時間

エンジンはかかっていなくても電気は通っている状態になるのが車のACCモードです。ACCモードで放置していてもバッテリーの電力は減っていき、最終的にバッテリー上がりを起こすことになります。

ACCモードでテレビやオーディオを使いすぎる……30分~

前述のとおり、バッテリー上がりは使用電力の量の多さによって引き起こされるのでテレビやオーディオを使い続けることでも起こってしまいます。テレビやオーディオは使用電力も多いので、かなり早く上がることもあるのです。

車の長期間放置による自然放電……1ヵ月~半年

バッテリーは、電力を使わずに車に何日間も乗らず長期間放置していても減っていきます。そのため、しばらく期間があいた後にエンジンを始動させようとしてもエンジンがかからない場合があります。バッテリーは放置することによって自然放電を起こしてしまい、自然に減っていってしまうのです。

車に何日間も乗らない場合は、バッテリーのマイナス端子を外しておくのがおすすめです。マイナス端子を外しておくと、電力の消費が大幅に抑えられるのです。このような対策で、長期間車を放置してもバッテリーが上がりにくくすることができます。ただ、慣れない人がバッテリーに触れると事故の危険もあるため、細心の注意をはらってください。

ここまでバッテリーが上がってしまう7つの原因と上がるまでの時間を解説してきました。しかし、これらの時間は全て目安ですので、決して「〇〇時間まで大丈夫」というわけではないことにお気をつけください。

カーバッテリー110番ではバッテリー上がりの復旧サービスを受け付けています。「出かけようとしたら急に……」という場合でも迅速にかけつけてエンジンを始動いたしますので、ぜひご利用ください。

バッテリーが上がってしまう原因

状況によっては1時間程度でバッテリーが上がることも……交換までの寿命は?

バッテリー上がりが起こるまでの時間は、車の調子やバッテリーの残量によって違います。そのため、場合によってはヘッドライトを1時間つけっぱなしにしただけでバッテリーが上がってしまうこともあります。

バッテリーの寿命は長くて5年くらいとされています。長年、同じ車に乗っていてバッテリーの寿命に不安がある方は、日頃からバッテリーの点検をするようにしましょう。インターネットの通販や車の専門店にいけばバッテリーの残量をチェックする道具を2,000円程度で購入することができます。

「バッテリーの寿命かもしれないけど、交換するべきかどうかわからない……」と不安な場合はプロに相談するのもひとつの方法でしょう。

エンジンさえかかっていれば大丈夫?

バッテリーはエンジンの回転で発電しているので、エンジンをかけていれば問題ないと考える人もいるかもしれません。しかし、バッテリーはエンジンがかかっていても上がってしまうことがあります

アイドリング中(走行をせずにエンジンだけかけている状態)だと、発電される電気の量が少なくなります。すると、電気の使用量が発電される量を上回り、最終的にバッテリー内部の電気がなくなってしまうことがあるのです。

走行中にバッテリーが上がってしまったら、電子制御で駆動系を動かしている車の場合、エンジンはしばらくしてから止まってしまいます。とても危険なうえにエンジンを始動させることができなくなってしまうので、止まってしまった場合は早急にプロに問い合わせることをおすすめします。

バッテリーが上がったときの対処法

バッテリーが上がってしまったときは、どうしたらいいかわからなくてパニックになってしまうかもしれません。しかし、対処法がわかっていればとても簡単です。ここでは、バッテリー上がりの対処法を2つお伝えします。

ほかの車から電気をもらう

ほかの車から電気をもらう

バッテリーが上がってしまった場合、バッテリーに電力への供給が必要です。その方法の1つとしてほかの車から電力をもらうという手法があります。

この方法には、バッテリーとバッテリーをつなぐケーブル“ブースターケーブル”が必要です。ブースターケーブルはカー用品店やホームセンターで購入できますので、何かあったときのために車に常備しておくようにしてもよいでしょう。

では、具体的な方法について説明します。

  1. 1.ブースターケーブルを使い、救援車のバッテリーと動かなくなった車のバッテリーをつなぐ
  2. 2.救援車のエンジンをかけて、アクセルを踏み込んで回転数を上げる
  3. 3.動かなくなっている車のエンジンをかける
  4. 4.エンジンがかかったらケーブルを外す

携帯式のスターターを使う

バッテリー上がりを解決するもう1つの方法は、携帯式のスターターを使うことです。

携帯式のスターターを使えば、救援するための車は必要なくなります。携帯式のスターターを使ってエンジンがかかるまでに必要な時間は使用するスターターによって違います。モデルによっては1分程度でできるものもありますが、長時間の充電が必要なものもあります。

携帯式スターターはカー用品店やホームセンターで約¥5000~で購入できるうえに、スマホのモバイルバッテリーほどの小さなサイズのものもあるので常備しておくことをおすすめします。

バッテリーが上がり回復までの充電時間

ブースターケーブルや携帯式のスターターを使ってエンジンがかかったらからといって、安心してはいけません。これはあくまで応急処置であり、バッテリー内の電力は少ないままなので、すぐにエンジンを切ったら、またバッテリーが上がってしまいます。

そのため、エンジンが始動したら30~60分程度は運転をして、エンジンからバッテリーへ電力を供給しましょう。このとき、なるべく電装品は使わないでおくと、より早く電力をためることができます。

充電するためにはアイドリングでも問題はありませんが、走行よりもバッテリーに負担をかけるため、できれば走らせて充電してください。そのほか、車用充電器を使う方法もあります。

自分でやっても復帰できなかったら

上記2つの方法を試したとき、どれだけ時間をかけてもエンジンがかからなかったりした場合はほかのトラブルが発生しているかもしれません

ブースターケーブルの不備やバッテリー端子の不調など、さまざまな要因が考えられます。しかしわからないまま電子部品をむやみにいじることは危険をともないます。不安な方はバッテリーのトラブルを解決してくれる業者を呼んで助けてもらうことが確実だといえるでしょう。

プロにバッテリー上がりを助けてもらう費用

バッテリーが上がってしまった場合、プロに直してもらうことが確実です。ですが実際にプロに依頼をしたらいくらくらいの費用がかかるのかはっきりわかりませんよね。ここでは、バッテリーが上がった際の救援にかかる費用についてお話します。

自動車保険のサービスを利用する費用

バッテリー上がりで自動車が止まってしまった場合、真っ先に頭に浮かぶのは、JAFなどのロードサービスでしょう。じつはロードサービスは加入している車両保険のひとつに含まれている場合があります。

その場合、バッテリー上がりなどのトラブルは無料で受けられる可能性があります。しかし、場合によっては1回のみ無料だったり、のちに金額をサポートする形だったり、サポートの形はさまざまです。自分の加入している保険会社の状況を確認しておく必要があります。

保険以外の救助サービスを利用する費用

ロードサービスの会社の会員でない場合、バッテリーの救援の相場は12000円ほどになっています。また、深夜だと料金が割り増しされる可能性もあります。

車のバッテリーを救援する際、もうひとつの選択肢として有効なのが弊社カーバッテリー110番に相談していただくことです。カーバッテリー110番では税込8,800円からバッテリー上がりの復旧を受け付けています。

バッテリー上がりの価格調査結果

バッテリー上がりの費用比較

JAF会員でない場合や無料のロードサービスが利用できない場合には非常にお得にエンジンをかけることが可能です。

相談していただければ、トラブル現場の最寄りにある加盟店を紹介いたします。加盟店にはバッテリー関連のプロが揃っており、全国どこでも救援に駆けつけます。24時間365日いつでも相談を受け付けておりますので、お悩みの際はすぐにご連絡ください。

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