アニメやイラストのイメージから、アライグマは「かわいい」「人懐っこい」と好意的な印象をもっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際のアライグマは凶暴な性格をしており、鋭い爪や牙で他の動物を殺傷したり、器用な手先を使って農作物を食い荒らしたりと、とてもかわいいとはいえない存在です。
もしも家屋に住み着かれれば、壁に穴を開けられたり、大量の尿でシミができたりして、建物がボロボロになってしまいます。
アライグマの被害を防げるように、この記事では下記のような生態を詳しく解説します。
アライグマの生態 | |
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見た目 |
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行動 |
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原産地 |
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生息場所 |
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食性 |
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性格 |
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天敵 |
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媒介する病気 |
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生態系への影響も大きいアライグマの特徴や習性を正しく知って、被害を未然に防ぎましょう。
そして、アライグマの被害が疑われる場合には、弊社サービス【害獣駆除110番】にご相談ください。
害獣駆除110番では、家屋に住み着く野生動物の追い出しや侵入防止の対策をおこなっています。
シマシマしっぽが特徴的!アライグマの見た目
近所で野生動物を見かけて、「もしかしてアライグマ?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、アライグマかどうかを見分けられるように、顔や体などの見た目の特徴をご紹介します。
大きさ |
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しっぽ |
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顔・頭部 |
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手足 |
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(参考:佐賀県「アライグマの特徴」)
見かけた動物が上記の特徴に当てはまるなら、アライグマの可能性が高いです。
また、動物を直接見ていなくても、痕跡から判断できる場合があります。
アライグマの痕跡
足跡 |
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フン |
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アライグマは指が長く、かかとまで地面に付けて歩きます。
他の多くの動物は指が短く、かかとを浮かせて歩くため、足跡に大きな違いがあります。
フンは餌によって形状が変わりますが、アライグマはタヌキやハクビシンのようにためフン(決まった場所でフンをすること)をしません。
上記のような痕跡を見つけたら、近くにアライグマが生息しているかもしれません。
夜行性で木登りが得意!アライグマの行動
体の模様や顔つきをはっきり確認できなくても、見かけた時間や場所、行動の特徴からアライグマかどうかを判別できます。
活動時間 |
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運動能力 |
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鳴き声 |
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冬の活動 |
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「夜間に天井裏を動き回る音がする」「クルルルルと鳴く声が聞こえる」というときは、アライグマが住み着いているおそれがあります。
ここまでご紹介したアライグマの見た目や痕跡、行動の特徴に当てはまらないなら、生息しているのは他の動物かもしれません。
こちらの記事を参考に、タヌキやハクビシンではないか見分けてください。
見つけても触ってはダメ!アライグマの危険性
アライグマを見かけたとき、かわいらしい見た目につい触りたくなってしまう方もいらっしゃるでしょう。
たしかに、くりっとした目やふさふさの毛、特徴的な模様を見ると愛らしく感じてしまいますよね。
しかし、アライグマに近付いたり触ったりすることは大変危険です。
なぜなら、アライグマは見た目に反して凶暴な性格で、感染症を媒介するおそれもあるからです。
凶暴な性格
アライグマは気性が荒く、凶暴な性格をしています。
アライグマは食肉目に分類され、生きた動物を捕食するため攻撃力や知能が優れているのです。
自分より何倍も大きな人間に出会ったときも、ひるむことなく威嚇し、危険を感じれば鋭い爪や牙で襲いかかることもあります。
不用意に近付いたり手を出したりする行為は、思わぬ事故につながりかねません。
アライグマを見つけても、決して触ろうとしないでください。
感染症を媒介
アライグマは、感染症の原因となる菌や寄生虫を保有しているおそれがあります。
日本でも注意が必要とされているのは、次の2つの感染症です。
感染症 | 特徴 |
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レプトスピラ症 | レプトスピラ菌による急性熱性疾患。 感染動物との接触や、感染動物の尿で汚染された土壌や水を介して、人間にも感染する。 |
アライグマ回虫症 | アライグマに寄生する回虫(線虫の一種)の卵を経口摂取することで感染する。 回虫の卵は人間の体内に入るとふ化し、臓器や中枢神経を移動して損傷を与える。 |
(参考:奈良県「アライグマの感染症について」)
アライグマが生息している地域では、アライグマに直接触る以外にも、川の水で手を洗うことや子供の砂場遊びも感染のリスクがあります。
人間だけでなく、ペットの犬や猫も感染してしまうかもしれません。
この他に、アメリカでは狂犬病を媒介することでもおそれられています。
(参考:厚生労働省検疫所 FORTH「狂犬病-アメリカ」)
アライグマが人間の生活圏に来ないように、防除対策をおこなうことが重要です。
アライグマは特定外来生物
アライグマは北アメリカ原産で、日本にはもともと生息していなかった外来種です。
生態系や人の生命、農林水産に多大な影響を与えることから、特定外来生物に指定されています。
特定外来生物は、2005年に施行された「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(外来生物法)によって以下の規制があります。
- 飼育や保管、運搬は原則禁止
- 輸入は原則禁止
- 野外へ放つことは原則禁止
- 許可を受けていない者への譲渡や販売は禁止
- 許可を受けて飼育する場合は決められた施設内だけで管理する
例えば、アライグマを許可なく野に放つと、3年以下の懲役または300万円以下の罰金(個人の場合)が科せられるおそれがあります。
(参考:環境省「日本の外来種対策|外来生物法」)
重い罰則で規制しなければいけないほど、アライグマの存在は脅威なのです。
ではなぜ、アライグマは日本にやってきたのでしょうか。
日本での分布状況とあわせて解説します。
ペットとして輸入された
現在日本に生息しているアライグマは、観賞用やペットとして輸入された個体が野生化して繁殖したものです。
日本で最初に野生化が確認されたアライグマは、1962年に愛知県犬山市の動物園から逃げ出した個体だといわれています。
(参考:J-STAGE「愛知県におけるアライグマ野生化の過程と今後の対策のあり方について」)
その後、1970年代後半にテレビアニメのヒットによってアライグマブームが起きると、ペットとしてたくさん輸入されるようになりました。
しかし、アライグマは気性が荒く攻撃性の高い動物です。
成長するにつれてどう猛さが増し、手が付けられなくなって野山に放つ人が続出しました。
また、アライグマは学習能力が高く、手先が器用なため、自分でおりを開けて脱走してしまうことも多かったようです。
こうして各地で野生化したアライグマが繁殖し、日本に定着しました。
日本での分布
出典:「平成29年度要注意鳥獣(クマ等)生息分布調査 調査報告書 アライグマ・ハクビシン・ヌートリア」(環境省生物多様性センター)
2018年に発表された環境省生物多様性センターの調査結果によると、日本全体の約20パーセントの地域でアライグマの生息が確認されました。
調査期間:2010~2017年
調査方法:メッシュ法(日本全国を5キロメートル四方の区画に分けて調査)
同じ方法で2005~2006年に調べた際の生息区画は全体の約7パーセントだったことから、アライグマの分布が全国的に拡大していることがわかります。
都道府県別に見ると、2005~2006年にはアライグマの生息が確認されない地域が12県ありましたが、2010~2017年の調査では秋田県・高知県・沖縄県の3県だけになりました。
その後も増え続けていることが予想されるため、日本全国どこでアライグマを見かけてもおかしくない状況だといえます。
アライグマが日本で生息地を拡大している理由
アライグマが日本での分布を拡大し続けられている理由として大きいのは、次の3つです。
- 雑食性で餌に困らない
- 繁殖力が高い
- 天敵がいない
雑食性で餌に困らない
アライグマは雑食性で、さまざまなものを食べられます。
- 果実
- 木の実
- 野菜
- 穀類
- 小型哺乳類
- 鳥類(おもにひなと卵)
- は虫類
- 両生類
- 魚類
- 甲殻類
- 昆虫
(参考:環境省「アライグマ防除の手引き」)
アライグマは周辺の環境に合わせて手に入りやすいものを食べる傾向があり、どのような場所でも餌に困らず生き抜けるのです。
ちなみに、甘いスナック菓子や揚げパン、唐揚げなどの人間の食べものや、ペットフードも好んで食べます。
繁殖力が高い
アライグマは繁殖力の高い生き物です。
- 生後1年で約66%、2年でほぼ100%の個体が繁殖可能になる
- 繁殖率は死ぬまで下がらない
- 出産数は1年に1回、平均3~5頭
- 生後1年未満の死亡率は35~48%と低い
- 流産や捕獲で授乳前に子供を失うと再び発情する
(参考:関西広域連合「アライグマ防除マニュアル」)
生まれた子供の半数以上が生き残って生殖活動をおこない、死ぬまで繁殖を繰り返します。
野生のアライグマの寿命は約5年、最長13~16年という記録もあり、単純計算では数年で何倍にも増加します。
天敵がいない
日本にはアライグマの天敵となる動物がいません。
原産地の北アメリカでは、以下のような大型の肉食獣や猛禽類(もうきんるい)がアライグマの天敵です。
- オオカミ
- ピューマ(ヤマライオン)
- ワシミミズク
上記のような動物が生息していない日本では、人間が捕獲駆除しないかぎり、多くのアライグマが寿命をまっとうすることになります。
こうして、アライグマは日本での分布を拡大し続けているのです。
「アライグマは見た目がかわいいし、数が増えても別に問題ないでしょ?」
と思う方もいるかもしれませんね。
しかし、実際の被害状況を知れば、事態の深刻さがわかるはずです。
年々深刻化するアライグマの被害
アライグマのおもな被害は次の3つです。
- 家屋への住み着き被害
- 農作物への被害
- 生態系への影響
これらはアライグマの分布の拡大とともに、年々深刻化しています。
家屋への住み着き被害
家屋の屋根裏や床下はアライグマにとって、身を隠せて雨風をしのげる格好の巣穴です。
特に、アライグマは高いところへ登るのが得意で、屋根裏への住み着きが多く確認されています。
屋根裏にアライグマが住み着いた家では、次のような被害が発生するおそれがあります。
- 足音や鳴き声などの騒音が響く
- 悪臭が漂う
- 天井に尿のシミができる
- フン尿で建材が腐る
- ダニやノミが大量発生する
上記の被害を防ぐために、アライグマが家屋に侵入したときはすぐに追い出して侵入口を塞ぎましょう。
農作物への被害
雑食性のアライグマは農作物も食い荒らします。
特に甘みのある野菜や果実は大好物で、畑や果樹園はアライグマにとって、おいしい餌が簡単に手に入る格好の餌場です。
アライグマによる農作物の食い荒らし被害は急速に増加し、被害額は2010年度に3億5千万円を突破しました。
その後は3億円台で推移しています。
上記の金額は農耕地の被害に関して都道府県からの報告をもとに取りまとめられたもので、家庭菜園などの被害は含まれていません。
つまり、実際には数字に表れている以上の被害が発生しているのです。
農作物への被害を防ぐためには、捕獲駆除をおこなってアライグマの生息数を減らすとともに、畑の近くにねぐら作らせないように建物の侵入防止策をおこなう必要があります。
生態系への影響
アライグマは日本の生態系にも影響を与えます。
以下の生き物は、アライグマの捕食によって減少が確認されたり、今後の影響が懸念されていたりする固有在来種です。
- ニホンザリガニ
- エゾサンショウウオ
- トウキョウサンショウウオ
- ニホンイシガメ
- シマフクロウ
- タンチョウ
- アオサギ
(参考:環境省「特定外来生物の解説」 BuNa「なぜアライグマは里山の脅威になったのか?」)
アライグマは優れた身体能力で樹上や水中も自由に移動し、鋭い爪や牙で獲物を捕らえます。
抵抗する術をもたない日本の在来種は次々と捕食され、生態系が乱されてしまいます。
アライグマの被害に遭わないための対策方法
アライグマの被害に遭わないために、次の2つの対策をおこないましょう。
- 家屋への侵入経路を塞ぐ
- アライグマが嫌がる環境を作る
家屋への住み着きを防ぐことは、農作物を食い荒らすアライグマに拠点となるねぐらを作らせない意味でも重要です。
侵入経路を塞ぐ
アライグマ被害への対策として有効なのは、物理的に侵入経路を塞ぐことです。
家屋への侵入経路になりやすいのは、次のような箇所です。
- 換気口
- 軒下の隙間
- 外壁の穴
- 戸袋の隙間
- 基礎の隙間
穴や隙間を見つけたら、鉄板や金網でしっかりと塞いでください。
アライグマは直径10センチメートルほどの穴を通り抜けることができます。
(参考:環境省「特定外来生物アライグマ」)
また、手先が器用で力も強いため、小さな隙間をこじ開けて侵入することもあります。
わずかな隙間を見つけて頑丈に塞ぐことは、施工に慣れたプロでなければ難しいでしょう。
アライグマの侵入を確実に防ぐために、侵入経路の封鎖は工務店や害獣駆除業者に任せることをおすすめします。
嫌がる環境を作る
ご自宅の敷地内に立ち入らせないためには、アライグマが嫌がる環境を作ることが大事です。
- アライグマの餌となるものを置かない
- 除草をおこない見通しをよくする
- アライグマ用の忌避剤(きひざい)を使う
アライグマの餌となる食品や生ごみを屋外で保管したり、未収穫の果樹を放置したりしないようにしましょう。
アライグマが隠れられないように、伸び放題の雑草は手入れして不用品は撤去してください。
害獣用の忌避剤(においで寄せ付けなくする薬)を使って居心地を悪くする方法もあります。
庭にアライグマが居座ってしまう場合には、獣よけ線香(蚊取り線香の害獣版)で追い払えるかもしれません。
アライグマ対策の方法は、こちらの記事でより詳しくご紹介しているので参考にしてください。
アライグマの被害に気付いたら駆除が必要
「夜間に屋根裏から物音がする」
「しっぽがシマシマの動物が建物に入っていくのを見た」
というようにアライグマの被害に気付いたら、早急に駆除をおこなわなければいけません。
放っておけば、騒音や悪臭、建物の汚れや傷みが悪化してしまうからです。
また、住み着いたアライグマは近くの畑へと出かけて、農作物にも多大な被害を与えるおそれがあります。
アライグマ被害のおもな相談先は、市役所や区役所などの行政と害獣駆除の業者です。
それぞれの対応を確認しましょう。
行政に相談する
「手間がかかってもいいからできるだけ費用を抑えたい」
「生態系への影響も考えてアライグマを根本的に駆除したい」
そうお考えなら、お住まいの地域の行政機関に相談しましょう。
多くの市や区では、アライグマ被害への対策として無料で箱わなの貸し出しをおこなっています。
貸し出し条件は地域ごとに異なるため、まずは相談してください。
ただし、行政では箱わなの貸し出しと回収しかおこなっていないことがほとんどで、
- 毎日の点検
- 餌の交換
- 間違って捕獲した動物の放獣
などはご自身でおこなわなければいけません。
また、次のような作業もご自身でおこなうか、別途業者に依頼する必要があります。
- アライグマが住み着いた場所の清掃・消毒
- 侵入口の封鎖
- 傷んだ建物の修繕
捕獲駆除は手間がかかり、処分されるアライグマを思うと精神的な負担もありますが、被害の原因を根本的に取り除ける対策方法です。
生態系への影響や農業被害の深刻さを考えると、捕獲駆除がベストだといえます。
しかし、家屋の住み着き被害に対しては、業者に依頼して追い出してもらうほうが迅速に解決できるためおすすめです。
業者に依頼する
「家に住み着いたアライグマをすぐに追い出したい!」
「手間をかけずに再発防止策までしっかりとおこないたい」
という方には、害獣駆除業者への依頼をおすすめします。
多くの業者では次の作業に対応しています。
- 侵入経路の特定
- 薬剤での追い出し
- フン尿の清掃・消毒
- 侵入口の封鎖
アライグマがわなにかかるまで待たなければいけない捕獲駆除とは違い、アライグマの嫌がる薬剤を使った追い出し駆除はすぐに効果が表れます。
しかも、アライグマの生態を知るプロなら、侵入経路を特定して効率的に退治できます。
清掃・消毒や侵入口を塞ぐ作業もまとめて任せれば、感染症や再発の心配も取り除けて安心です。
アライグマの住み着き被害にお困りなら、追い出して侵入口を塞ぐ対策方法がベストです。
害獣駆除110番にお任せください
家屋のアライグマ被害を早急に解決したい方は、害獣駆除110番にお任せください。
害獣駆除110番は、下記の施工でアライグマ被害の早期解決をサポートいたします。
- 侵入経路の特定と行動の把握
- 安全な薬剤を使った追い出し
- 被害箇所の清掃・消毒・消臭
- 侵入経路の確実な封鎖
また、いつでも安心してご相談いただけるように、害獣駆除110番では下記のサービスをご用意してお待ちしています。
- 対応エリアは日本全国
- 24時間365日年中無休で受付対応
- プロによる現地調査とお見積りが無料
- 見積り確定後の追加料金の発生がない
- ご契約前ならキャンセル料も無料
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積り・キャンセルに費用をいただく場合がございます。
アライグマ被害にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
アライグマの生態に関するQ&A
キャラクターとしてなじみのあるアライグマも、リアルな生態は知らないことや意外な点が多かったのではないでしょうか。
最後に、アライグマの生態に関してよくある3つの疑問にお答えします。
Q.アライグマは食べ物を洗う?
A.「洗っているわけではない」という説が有力です。
水中にいる獲物を探ったり捕まえたりしている姿が、手や餌を洗っているように見えるようです。
潔癖症なわけでも、湿った餌を好むわけでもありません。
飼育下のアライグマでは餌を水に漬ける行動が見られますが、これは狩りのまねをしているものだと考えられています。
(参考:ログミーBiz「アライグマがエサを洗ってしまう本当の理由」)
Q.見つけたアライグマの子供を飼ってもいい?
A.アライグマを飼育してはいけません。
アライグマは外来生物法によって、無許可の飼育が禁止されています。
たとえ親を亡くした幼いアライグマでも、勝手に保護して育てることは法律に違反します。
飼育許可が下りるのは学術研究や教育目的などにかぎられるため、ペットとして新たに飼うことは許されません。
(参考:環境省「飼養等に関する手続き」)
Q.アライグマを餌付けしてもいい?
A.アライグマに餌を与えてはいけません。
野生のアライグマの餌付けは、農作物被害や住宅街への出没を増やすことになるためやめてください。
味を占めたアライグマは、人間の生活圏に住み着きます。
また、「簡単に餌をもらえる」と学習すれば人間を怖がらなくなり、追い出すことがより困難になってしまいます。
かわいらしい見た目につい餌をあげたくなってしまう気持ちもわかりますが、大きな被害へとつながりかねない危険な行為です。