「庭の土が凸凹してる!これってモグラ?」
「モグラって害獣?退治したほうがいいのかな……」
モグラはかわいらしいイメージを持たれていることが多いため、すぐに退治したほうがいいとは思わないかもしれません。
しかしモグラは害獣です。
モグラがいると地面が凸凹になり見栄えが悪くなる、作物がしっかりと育たない、植物の根が荒らされるなど、さまざまな悪影響がおこります。
そのため、モグラの発生に気付いたのであれば、正しい対策をすることが大切です。
- モグラが害獣といわれる理由
- 被害を防ぐために知っておきたいモグラの生態
- すぐにできる具体的な対策
この記事を読めば、モグラが害獣かどうかという疑問を解消し、被害が広がる前に対策ができますよ。ぜひ参考にしてください。
モグラは害獣!具体的な悪影響とは
小さくてかわいいイメージがあるモグラは、れっきとした害獣です。しかし、具体的にどんな悪影響があるのかイメージしにくいのではないでしょうか。この章では、モグラがどんな場所でどんな悪影響を及ぼすのかについてみていきます。
穴を掘られることによって見た目が悪くなる
モグラは特にガーデニングやゴルフ場など、芝生のある場所に大きな被害を与えます。モグラは土を掘りながら地下で生活しますが、そのせいで、せっかくきれいに整えた場所も凸凹になってしまうのです。
畑などに必要なミミズが食べられる
畑や田んぼの土を耕して栄養の豊富なよい土を作ってくれるミミズが、モグラに食べられてしまう被害もあります。畑の作物を直接食べられることはありませんが、間接的な影響は深刻です。
作物への被害が出る
モグラが作ったトンネルの中をネズミが移動して、作物を食べてしまうことがあります。モグラが偶然畑に向かって掘ったトンネルを、ネズミが有効活用している状況です。また、モグラによって土を掘り起こさせることで被害が出ることもあります。
地盤のゆるみの原因となる
畑にいるミミズなどを求めて地中にトンネルや穴を掘るため、それらが畑の地盤に大きく影響します。ひどくなると陥没してしまうおそれもあるので注意が必要です。また、水辺の土にモグラのトンネルが作られると、地盤がゆるくなって土砂崩れなどの原因となることもあります。
意外なことも多い!?モグラの生態に迫ります!
みなさんは、モグラはについてどのくらい知っていますか?敵を倒すにはまず相手の情報を知ることが大切ですよね。ここでは、モグラの生態について、改めて見てみましょう。
モグラの体長と身体的特徴
モグラの体長は10センチメートルから15センチメートルぐらいです。体全体は黒褐か茶褐色で、ふわふわした短い毛で覆われています。手足と鼻はピンク色をしています。
目はあるが視力が良くない
基本的に土の中で活動しているモグラは、視力がほとんどありません。地上に出たとしても、かすかに光を感じることができる程度しか目が見えないと言います。
前足が大きく、後ろ足は細長い
土の中で生活するモグラは、前足が大きく発達しています。土をかき分けやすいよう、大きな手のひらに鋭い爪がしっかりと生えています。大きな前足を使って、両サイドに押し広げるように土をかき分け進むのです。平泳ぎをイメージするとわかりやすいでしょう。
鼻先のアイマー器官でエサを感知する
視力が悪いモグラは、どのようにしてエサの場所や進む方向を感じ取っているのでしょうか。実は、モグラの鼻先にはアイマー器官というものがあり、そこから多くの情報を得ているのです。アイマー器官では細かい振動を感知することができ、ミミズなどのエサを探し出しています。
さらに、モグラは聴覚や嗅覚にもすぐれています。このため、目が見えなくても正しい方向へ進んだり、エサを確保したりすることができるのです。
泳ぐことができる
モグラは泳ぎも得意です。たとえ田んぼが水で満たされてしまっても、泳いで移動しエサをとることができます。モグラの体毛はふわふわとなめらかなビロード状に生えているので、毛が水をうまくはじき、水中でも不自由なく動くことができるのです。
トンネルだらけのモグラの巣
モグラの巣は、主に木の根や小さな丘の下につくることが多いです。そこを拠点にして以下のような場所をつくります。
- エサをとる場所(田んぼや畑など)
- エサを保管する貯蔵庫
- 水を飲むための場所
- 敵から身を守るために隠れる場所
これらは全てトンネルによってつながっています。エサをとるために何度もトンネルが掘られるため、モグラの巣はトンネルだらけなのです。
空腹になると餓死するほど大食い
モグラは雑食な動物です。主にミミズや昆虫、昆虫の幼虫などを食べて生活しています。しかもかなりの大食いで、1日に自分の体重の約半分もの量を食べるといいます。
また、モグラのなかにはエサを保管しておく場所を巣の中につくる種類があるほど、モグラにとって食事は重要です。モグラは12時間食事をとらないと餓死してしまうほどお腹が空きやすい生き物なので、たくさんエサを食べなければなりません。
モグラ撃退に効果抜群な対処法をご紹介!
モグラは害獣ですので、被害にあってしまったら対処が必要になります。モグラを撃退するにはどんな方法があるのか、効果的な対処方法をご紹介します。
市販の忌避剤で嗅覚・聴覚を刺激する
市販の忌避剤を使って撃退する方法です。モグラが嫌いなにおいを土にまいたり、モグラの嫌う音波を出す機械を設置したりします。スプレータイプのものや地面に置いて使うタイプ、巣穴に直接差し込むタイプなど豊富にあります。モグラが出現場所や巣の場所が明確であれば、直接設置して撃退しましょう。
トラップでの捕獲には許可が必要です!
捕獲用トラップを使用してモグラを捕獲する方法もあります。しかし、鳥獣保護法いう法律により、一般の方は無許可ではモグラを捕獲することができません。鳥獣保護法は、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科せられます。捕獲するにはお住まいの自治体から許可を得てから捕獲しましょう。
加えて注意したいのが、モグラのなかには、都道府県によっては希少鳥獣に指定されている種類が存在することです。ヒミズやヒメヒミズなどの小型のモグラです。傷つけたり殺したりするのはもちろん許されませんが、生きた状態で捕獲した場合は、すぐに自然に返してあげましょう。このとき、ほかの人の敷地の近くに放すと新たなモグラ被害につながりかねないので、人気のない自然豊かな場所に放すなどの対応をとるようにしましょう。
害獣退治のプロにまかせる
プロの業者に任せることのメリットは、確実に害獣を駆除してもらえることだけではありません。もうひとつ大切なのは「再発しないように対策してくれる」ということです。
モグラは土の中に生息していますが、すべての土地は地続きで繋がっています。たとえ1匹モグラを駆除しても、その場所にモグラにとって快適な環境が整っていると、別のモグラが移動してくることも十分あります。
やっとのことで1匹駆除しても、また別のモグラに入り込まれてしまったら、1回目の駆除の努力も水の泡です。畑には以前同様の被害が出るうえ、精神的なストレスもさらに大きなものとなることでしょう。その点で、害獣のトラブルの再発防止はとても重要なことなのです。
害獣駆除110番では、モグラ駆除・再発防止にも対応しております。お客様のご都合のよろしい日時に現地に赴き、無料※でしっかりと調査・見積りをおこないます。
お客様のご希望・ご相談事をくわしく伺いつつ、きちんとご納得いただけたうえで作業に取り掛かりますので、安心してご依頼ください。
相談窓口は24時間365日受け付けておりますので、モグラの駆除についてご質問があればいつでもお気軽にお問い合わせください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
まとめ
モグラは害獣の一種で、主に畑の作物に悪影響を及ぼします。土の中にいるため、都会で目にすることはなかなかないですが、不自然な穴を見つけたり畑や田んぼなどの地盤がゆるくなっていたりした場合は、モグラの被害を受けているかもしれません。
モグラの体にはさまざまな特徴があります。視力が良くない代わりに聴覚や嗅覚が発達しており、鼻についているアイマー器官によって小さな振動までキャッチしエサなどを発見します。ほとんど土の中で生活しているにもかかわらず、泳ぐことができるのも特徴的です。
モグラの被害がある場合は、なるべく早く対処することが大切です。市販の忌避剤や捕獲用トラップで捕獲する方法もありますが、再発防止を含めて確実に駆除したいのであれば、プロの業者に相談してみましょう。今いるモグラを駆除したあと、ほかのモグラがやってくるのを防ぐことで、はじめて十分に庭や畑を守ることができます。
害獣駆除110番では、年中無休でいつでもお客様からのお電話に対応しております。スピーディーな対応でモグラを駆除し、徹底的に再発を防ぎます。
納得してご依頼いただけるよう、ご契約前でしたらキャンセル費用はかかりません。無料※で現地調査や見積りをおこなうこともできますので、どうぞお気軽にご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。