「庭の手入れをしようと、伸びた雑草をかき分けたら蛇が出てきた!」
ビックリして、どうしたらよいかわからずお困りではないですか?
自宅の庭に蛇が突然出たらとても怖いですよね。
いつ咬まれるかわからないし、家の中にもしも入ってきたら……と思うと安心して眠れなくなることもあるでしょう。
日本の蛇の多くは臆病な性格をしているため、刺激を与えなければ攻撃してくることはありません。
しかし遭遇したのが毒を持った「マムシ」などの毒蛇だった場合、咬まれれば命の危険もあります。
蛇を庭などで見つけた際はなるべく早く対策したほうがよいでしょう。
この記事では、蛇を寄せ付けないようにする3つの対策や、蛇に遭遇してしまったときの正しい対処法を解説していきます。
記事を読めば、蛇に遭遇しても慌てずに対処・予防でき、安心してまた元の暮らしを送れるようになるでしょう。
庭に蛇が出て困ったときはぜひ参考にしてください。
蛇が出没するのには理由がある
蛇は餌があり、身を隠せる場所を好みます。
蛇が敷地内に出没するなら、家の周りに蛇が好む環境があるということです。
例えば家の周りに以下のような場所はありませんか?
- 伸びた雑草
- 草むらのやわらかい土の穴
- 木の根元の穴
- 石垣の隙間
このような場所があるなら、蛇の格好の隠れ家になっている可能性が高いです。
また、蛇は餌となるネズミやカエルが生息する場所も好むため、近くに下水溝や水田がある場合も注意が必要です。
蛇よけをするためには、蛇にとって過ごしやすい環境を作らないことが大切です。
キホンの蛇よけ対策3つ
蛇を寄せ付けないようにするためには、以下の3つの方法が有効です。
- 蛇が身を隠せないように除草する
- 蛇が入り込めない環境を作る
- 蛇の餌となるものを寄せ付けない
ここからは蛇よけの対策を詳しく解説していきます。
蛇が身を隠せないように除草する
草刈りはこまめにおこないましょう。
庭の草が伸びていると、蛇が身を隠すのに絶好の場所になるからです。
ただし、草刈り中に蛇に遭遇してしまう可能性もあります。
草刈りをする際は長袖長ズボンを着用し長靴を履くなど、体を防護する恰好で作業してください。
蛇が入り込めない環境を作る
蛇が敷地内に入ってこないよう、蛇の嫌いなニオイの忌避剤を散布しましょう。
忌避剤には固形タイプ・顆粒タイプ・液体タイプなどさまざまな種類があります。
おすすめの市販忌避剤をタイプ別に3つご紹介しますので、散布したい場所に合わせて試してみてください。
タイプ | 固形タイプ |
価格(税込) | 1,890円 (楽天) |
内容量 | 400g |
効果持続期間 | 60日 |
特徴 |
|
※価格は2022年11月29日時点のものです。
タイプ | 顆粒タイプ |
価格(税込) | 853円 (楽天) |
内容量 | 900g |
効果持続期間 | 30日 |
特徴 |
|
※価格は2022年11月29日時点のものです。
タイプ | 液体タイプ |
価格(税込) | 1,480円 (楽天) |
内容量 | 500ml |
効果持続期間 | 60日 |
特徴 |
|
※価格は2022年11月29日時点のものです。
忌避剤散布の他にも、蛇が好む木の根元の穴や石垣の隙間を埋めたり、塀を設置したりすれば蛇の侵入を防ぐことができます。
また、蛇が家の中に侵入するのを防ぐために、壁の穴や隙間はしっかりと塞いでおきましょう。
蛇の餌となる生き物を寄せ付けない
蛇は動物食で、ネズミやモグラ、カエルなどを捕食します。
蛇の餌となる動物が敷地内にいる場合は駆除をして、蛇の餌場にならないように対策しましょう。
また、蛇は木登りも得意です。
庭木に鳥の巣があると、卵やヒナを狙って蛇が侵入してくるおそれがあります。
しかし、卵やヒナがいる鳥の巣は「鳥獣保護管理法」により許可なく撤去できません。
巣の中の卵やヒナが育って、巣立ってしまえば巣の撤去は可能ですので、それまでは木の周りに蛇の忌避剤を散布するなどの対策をおこないましょう。
蛇に遭遇してしまったときの正しい対処とは
蛇が出たときは慌てず、落ち着いて正しい対処をしましょう。
対処のポイントは以下の3つです。
- 咬まれないことを最優先に行動する
- 立ち去らなければ、ホースの水で追い出す
- 毒蛇を見つけたら通報を!
次で詳しく解説していきます。
咬まれないことを最優先に行動する
蛇に遭遇してしまったときは、刺激を与えずに静かにその場所から離れましょう。
蛇は臆病な生き物といわれているため、こちらから刺激を与えなければ攻撃してくる可能性は低いです。
通常は、しばらくそっとしておけば餌を求めて別の場所へ移動します。
咬まれないことを最優先に考え、蛇がいなくなるまでそっとしておくのが安全です。
また、蛇に遭遇しそうな場所では、棒などで音を立ててこちらの存在をアピールしながら進めば蛇が避けてくれるでしょう。
立ち去らなければ、ホースの水で追い出す
蛇がなかなか立ち去らない、どうしてもすぐに追い出したい場合は、遠くからホースの水をかけて追い出しましょう。
蛇は水に驚いて逃げていくのがほとんどですので、ぜひ試してみてください。
また、蛇用の忌避剤を蛇の近くに散布するのも効果があります。
ただし、刺激すると襲いかかってくることもあるので十分に注意し、不安を感じたときには蛇駆除の専門業者へ依頼しましょう。
蛇を追い出す方法は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
関連記事:蛇の駆除を安全にする方法|毒があるかの見分け方とすぐにできる対策
毒蛇の駆除は業者に依頼する
マムシやヤマカガシなどの毒蛇を見つけても、別の場所に移動するまでそっとしておくのが一番です。
もしも、どうしても毒蛇を駆除したい場合は、駆除業者へ依頼してください。
自力で駆除しようとするのは、大変危険なのでやめましょう。
「市役所に相談したら駆除してくれないのかな?」と考える方もいらっしゃると思いますが、自治体では蛇の駆除や捕獲は対応していないことがほとんどです。
例外として、沖縄に生息するハブは、各市町村のハブ対策担当課へ連絡すれば捕獲してもらえますが、その他の蛇の駆除は業者に依頼しましょう。
※参考:ハブについて(沖縄県)
蛇駆除の業者探しでお困りでしたら、当サイト害獣駆除110番にご相談ください。
害獣駆除110番は、お客様のご相談内容に合わせ、最適な業者をご紹介するサービスをおこなっております。
全国に加盟店があるため、すぐに駆けつけることができる業者をご紹介し、スピード対応可能です。
ご依頼、ご相談は24時間365日受け付けておりますので、お困りの際はいつでもお電話ください。
また、ご紹介する業者はお見積りを無料※でお出ししております。
お気軽にご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積り・キャンセルに費用をいただく場合がございます。
蛇って危険!嫌われる理由はずばりコレ
我々人間のなかには「蛇が嫌い」な人はとても多いです。
なぜ蛇がそこまで嫌われるのかというと、人間の「本能」と「学習」が理由としてあげられます。
人間が樹上で生活していた時代に、蛇は唯一の天敵でした。
そのため、蛇の姿に素早く危険を察知するよう脳が進化して、今でも本能的に蛇に嫌悪感や恐怖を抱くようになったといわれています。
蛇の情報を見聞きしたり、怖い体験をすることで学習し、蛇のことが嫌いになる説です。
蛇には人間を死に至らしめるほどの毒を持つ種類がいること、獲物を絞め殺したり丸呑みにすることなどを、いろいろな形で学習します。
そういった「蛇=怖い」と学習しているため、蛇は嫌いな人が多いのです。
実際に毒を持つ蛇は全体の1/4ほどですが、無毒の蛇でも破傷風菌を持っている場合があり、咬まれると危険な生物です。
家の周辺で蛇を見つけた際には、すぐに蛇よけ対策をおこないましょう。
まとめ
蛇は運気を上げる動物として信仰の対象になる一面もありますが、実際に遭遇すると怖いものです。
日本に生息する蛇は臆病な性格をしているものが多いため、もし見つけても不用意に刺激せずにその場を静かに離れましょう。
蛇を寄せ付けないために、こまめに庭の雑草を刈るなどの対策をおこなうことも大切です。
蛇にとって好都合な環境にならないようにしましょう。
「安全に追い出したい」「確実に駆除したい」という方は、蛇の駆除業者への依頼をおすすめします。
業者探しでお困りの際は、当サイト害獣駆除110番にご相談ください。
すぐに駆けつけられる業者をご紹介いたします。