「家の近くにアライグマがいる!」
「被害が出る前になんとかしたいけど、どうしたらいいかわからない……」
アライグマが近くにいたら、驚いてしまいますよね。家の近くで見つけたら、危害を加えられるかもしれないと不安になる方もいらっしゃると思います。
家の近くでアライグマを見つけたときは、早めに業者へ駆除の相談をすることがおすすめです。
アライグマを放置すると、フン尿や建物の破損、食害や感染症など、さまざまな被害につながるおそれがあるためです。
- 警察や自治体ではなく業者へ依頼したほうがいい理由
- アライグマの危険性と放置することのリスク
- 被害を防ぐ自分でできる対策
この記事を読めば、アライグマによる被害を広げることなく適切な対処をするための方法がわかりますよ。
ぜひ参考にしてください。
アライグマを見つけたら近づかない・自分で駆除しない|まずは害獣駆除業者に相談しよう
冒頭でもお伝えしたように、アライグマを見つけたら近づいたり自分で駆除したりしないことが大切です。
ここでは、具体的にどんなことをやってはいけないのか、またそのリスクをご紹介します。
ただ結論をいうと、自分でできることは基本的にありません。
そのためアライグマを見つけたら、まずは害獣駆除業者に相談するようにしましょう。
やってはいけないこととそのリスク
アライグマを見つけたら、以下のことをやらないようにしてください。
- 近づかない
- 触らない(フンも)
- 殺したり捕まえたりしない
なぜなら、以下のようなリスクがあるためです。
アライグマはかわいらしい見た目をしていますが、じつは気性の激しい性格をしています。
そのため身を守るために、人を攻撃したり襲ったりすることがあるのです。
興味本位で近づくとケガをするおそれもあります。
アライグマは野生動物なので、体やフンにはダニや寄生虫がいるなど不衛生です。
そしてそんな不衛生なアライグマからは、人に以下のような病気や感染症が移るおそれがあります。
【狂犬病】
狂犬病ウイルスを持った野生動物に、引っかかれたり噛まれたりすることで感染する病気です。
アライグマも狂犬病ウイルスを持っていることがあります。
狂犬病に感染すると、錯乱状態になったり高熱や全身けいれんを起こしたりして、最後は死んでしまいます。
治療法はなく、致死率はほぼ100%という非常に危険な病気です。
※参考 国立感染症研究所
【回虫】
アライグマには回虫と呼ばれる寄生虫がいます。
回虫は人に移ることで重度な神経障害を起こさせ、死に至らせることもあるのです。
日本国内では、人に移って実際に症状が現れたという報告はありませんが、アライグマに回虫がいることは確認されています。
※参考 国立感染症研究所
【SFTS(重症熱性血小板減少症候群)】
アライグマにはマダニがいることがあり、このマダニが人に移ることで感染する病気です。
SFTSに感染すると、発熱や消化器症状、また白血球や血小板が減少するなどさまざまな症状が現れます。
また、致死率が10%~30%程度とされており、危険な病気です。
※参考 国立感染症研究所
※参考 厚生労働省
アライグマはさまざま被害を及ぼす害獣で、外来生物法によって特定外来生物に指定されています。
特定外来生物とは
生態系や人、また農林水産業に被害を及ぼす外来種の生物のことです。
外来生物法によって、駆除や捕獲は可能とされています。
※参考 環境省
しかし、同時に鳥獣保護管理法によって存在が守られてもいるのです。
鳥獣保護管理法とは
野生生物と自然環境、また人の生活も守ることを定めた法律のことです。
※参考 環境省
そのため、アライグマを見つけたら法律に従った方法で対応する必要があり、自分で殺したり捕まえたり、また場所を移動させたりすることさえ違反になる可能性があるのです。
ちなみに、外来生物法と鳥獣保護管理法それぞれ違反した場合、以下のように罰せられることがあります。
外来生物法に違反すると
3年以下の懲役または300万円以下の罰金
※参考 環境省
鳥獣保護管理法に違反すると
1年以下の懲役または100万円以下の罰金
※参考 環境省
そのためアライグマを見つけたら、自分で勝手に手を出すのはやめるようにしましょう。
ここまで、アライグマを見つけたらやってはいけないことと、そのリスクをご紹介してきました。
アライグマとの接触は危険で、また法律におけるリスクがあることもわかっていただけたでしょう。
自分でできることは基本的にないので、アライグマを見つけたらまずは害獣駆除業者に相談するようにしてください。
【害獣駆除110番】にご相談ください
アライグマを見つけたら、【害獣駆除110番】にぜひご相談ください。
プロがアライグマに対応するので、しっかりと駆除することができます。
また対応するのはプロなので、安全と法律の遵守も徹底しています。
そのため、安心してアライグマへの対応をお任せいただけますよ。
なお【害獣駆除110番】では、アライグマの駆除に加えて、家に住み着かれているなら消毒や殺菌などの清掃、そして再発生の対策もおこなっています。
アライグマへの対応をまとめてお任せいただけますので、見つけたらまずはご相談ください。
ご相談とお見積りは無料※です。
またお問い合わせは24時間365日受け付けていますので、いつでもお気軽にお電話ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
警察や自治体への相談は確実かつスピーディーな解決にならない
アライグマを見つけたら、警察や自治体に相談することを考える方もいるかもしれませんね。
しかし結論、アライグマへの対応を確実かつスピーディーにやってもらうなら、害獣駆除業者に相談するのがベストです。
そもそも警察に関しては、基本的にアライグマへの対応をしていません。
警察がアライグマに対して動くのは、人の命にかかわる危険が及ぶといった、きわめて緊急性が高い場合などです。
また自治体については、捕獲器の貸し出ししているところもありますが、この場合は原則として狩猟免許を持ったうえで自分でアライグマを駆除しなければいけません。
さらに、自治体によっては委託業者を紹介してくれるだけというところもあるのです。
つまり、警察や自治体に相談しても基本的には直接アライグマを駆除するなどの対応はしてくれないということ。
そのため、アライグマへの対応を確実かつスピーディーにやってもらうなら害獣駆除業者に相談するのがベストなのです。
アライグマを見つけたら放置もダメ|いろんな被害が悪化する
アライグマを見つけたら、近づかないことと自分で駆除しないことが大切です。
ただ、放置することもいけません。
とくに家や庭で目撃したなら、放置することでアライグマによる被害が大きくなってしまうおそれがあります。
ここではアライグマの生態を確認したうえで、具体的な被害と対応が遅れるとどうなってしまうのかを見てみましょう。
なお、もし家や庭でアライグマを見つけたら、すでに被害が深刻なものになっていることも考えられるので、すぐに【害獣駆除110番】にご相談ください。
アライグマの生態
原産地 | 北アメリカ |
体長 | 70cm~90cm程度 |
体重 | 4kg~10kg程度 |
見た目の特徴 | 体は全体的に灰色の毛で覆われている 目の周りは黒色になっている しっぽが縞模様になっている |
アライグマの基本情報は、表のようになります。
なお、そんなアライグマの生態ですが、まず食性は基本的に雑食です。
そのため果物や野菜、また小型動物や昆虫なども食べます。
また、アライグマは夜行性で活動が活発になるのは夜になるので、この時間帯にエサを求めて動くことが多いです。
とはいえ、夜にしか動かないわけではなく昼でも動くことがあり、明るい時間帯で目撃されることもあります。
なお昼の時間帯は、木にできた穴や廃屋、また家の屋根裏などで休むことが多いです。
また、アライグマは身体能力が高いという特徴も持っています。
まずとても手先が器用です。
前足と後足のいずれも5本指となっていて、とくに前足ではスイカなどに穴をあけて中身をくりぬいて食べられるほど。
また木登りが得意で、ジャンプ力は1m程度もあるといわれています。
そしてバランス感覚も優れていて、針金の上をしっぽでバランスを取りながらわたることもできるのです。
さらにアライグマは、泳ぎも得意としています。
そして、繁殖力も高いです。
アライグマは一夫多妻制となっていて、1年に1回3頭~6頭程度を出産します。
アライグマの被害と対応が遅れるリスク
アライグマの生態を踏まえて、ここから実際の被害について確認していきましょう。
代表的なアライグマの被害は、以下のようになります。
- フン尿
- 建物の破損
- 農作物に加えペットなどを食べる
まず被害としてあげられるのが、フン尿です。
先ほどご紹介しましたが、アライグマは家の屋根裏などをねぐらにします。
そして、そこで排せつをするのです。
そのため、悪臭といった被害を及ぼします。
さらに、アライグマはため糞という同じ場所で排せつをする習性を持っています。
そのため、もし家の屋根裏に住み着かれていると、そこがフン尿まみれになってしまうこともあるのです。
なおこのことによって、ひどくなるとフン尿が天井からしみたり部屋に落ちてきたりすることも。
さらに、天井が腐って抜け落ちてしまうこともあるのです。
アライグマの被害としては、建物の破損もあげられます。
先ほどのフン尿によって天井へダメージが及ぶこともそうですが、他にもアライグマが住み着くことで爪あとができたり傷ができたりすることもあるのです。
さらに、アライグマが家に住み着いたら巣を作ろうとします。
そのときに、断熱材をちぎって材料とすることもあるのです。
先ほどお伝えしたように、アライグマの食性は雑食です。
そのため庭で果物や野菜を育てているなら、それらが食べられるという被害もあげられます。
また、雑食なのでペットが食べられてしまうなんてこともあるのです。
なお、すでにお伝えしているように、アライグマは見た目に反して凶暴な性格をしています。
そのため食べられるまではいかなくても、ペットはもちろん人も襲われるおそれはあるのです。
このように、アライグマはさまざまな被害を及ぼします。
そしてご紹介したように、対応が遅れるとフン尿によって天井が抜け落ちたり、断熱材がちぎられるなど生活するうえで深刻な建物の破損を引き起こしたり、またペットや人が襲われるリスクも高まるのです。
なお、ここでは触れていませんが、先ほどご紹介した病気や感染症にかかるリスクも高くなります。
アライグマの被害にあわないために|自分でできる対策方法
ここまでは、アライグマを見つけたらどうすべきか、そんなときの取るべき行動についてご紹介してきました。
しかし中には、近所でアライグマを見かけただけという方もいるかもしれませんね。
ただこの場合も、油断は禁物です。
家の近くでアライグマを目撃したということは、被害にあう可能性はあるということ。
そのため、アライグマの被害にあわないようにするため、対策はしておくようにしましょう。
ここでは、自分でもできる対策方法をご紹介します。
対策1侵入口を塞ぐ
アライグマの被害にあうのは、家に侵入されるためです。
そのため対策の基本となるのが、アライグマが家に入ってこれないように侵入口となりそうな場所を塞ぐことになります。
なお、アライグマは以下のような場所から家に侵入してきます。
- 屋根のすきま(増築したなら継ぎ目も)
- 縁の下の通気口
など
そのため、これらの場所を塞ぐようにしましょう。
なお、すきまの前に障害物を置く程度では、アライグマに移動させられるので効果的とはいえません。
金網などの頑丈なものでしっかり塞ぐようにしてください。
ただ、上記のようなアライグマが家への侵入口とする場所はあくまでも一例です。
実際には家によってさまざまな場所が考えられます。
また、侵入口を塞ぐといっても高所作業になって危険を伴うこともあるでしょう。
そのため、自分でアライグマの侵入口になりそうな場所を探したり実際に塞いだりすることが難しいようなら、プロに任せるようにしてください。
対策2エサになるものを外に置いておかない
アライグマのエサになるものを家の外に置いておかないことも、被害にあわないようにするための対策のひとつです。
エサがあるとアライグマが寄ってきて、家に侵入されて被害にあう可能性があります。
なお、お伝えしているようにアライグマは雑食です。
そのため基本的には何でもエサとしますが、とくに以下のようなものには注意しましょう。
- 生ごみ
- ペットのエサ
- 農作物(果物や野菜)
など
生ごみはごみとして捨てるものなので、家の外に置いてあるという方も多いでしょう。
しかし、アライグマはそんな生ごみもエサとします。
そのため、狙われないようにネットをかけたり、容器ならしっかり蓋をしたりするなどで対策をするようにしましょう。
集積場に出す場合には、回収日の前日や夜間ではなく、当日に出すことも大切です。
また雑食ということで、アライグマはペットのエサも食べます。
そのため、家の外にペットのエサが残っているようなら、片付けを忘れないようにすることも大切です。
なお、野生のネコに置きエサをすることもやめるようにしましょう。
そしてこれはすでにご紹介していますが、農作物、とくに庭で育てている果物や野菜もアライグマはエサとします。
収穫は早めにおこなうなどして、アライグマが寄ってこないようにしましょう。
アライグマを見つけたら【害獣駆除110番】へ
アライグマを見つけたら、近づかない・自分で駆除しない、まずはこの2点を守ってください。
アライグマとの接触は病気や感染症にかかったり、襲われたりしてけがをするおそれがあります。
また、勝手に手を出すと法律に違反して罰せられる可能性もあるのです。
ただ放置していても何も解決しないどころか、フン尿による悪臭や建物の破損などの被害が大きくなるおそれがあります。
そのため、自分では手を出さずに、速やかに害獣駆除業者に相談するようにしましょう。
なおその際には、【害獣駆除110番】にご相談ください。
アライグマの駆除・清掃・対策にまとめて対応
【害獣駆除110番】にご相談いただくと、以下のような流れでアライグマに対応します。
- 現地調査
・アライグマの被害状況やどうやって侵入したのかなどを調べます。 - 駆除
・安全な薬剤を使うなどの方法で駆除や追い出します。 - 清掃
・アライグマによって汚れた場所を殺菌や消毒などできれいにします。 - 再発生の対策
・アライグマの被害が再発しないように侵入口を塞ぐなどの対策をおこないます。
つまり、アライグマへの対応をまとめておこなうことができるのです。
なお、ご相談はもちろん、現地調査をおこなったうえでのお見積りは無料※となっています。
また、見積り金額確定後に追加料金がかかることはありません。
そのため、アライグマを見つけたらまずは【害獣駆除110番】にお電話ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
まとめ
アライグマを見つけたときの一番おすすめの対処法は、業者へ駆除を依頼することです。
警察では駆除などの対応をしておらず、自治体でも捕獲器の貸し出しや業者の紹介にとどまることが多いためです。
アライグマの発生を放置していると、フン尿や建物の破損、食害などの被害が広がるおそれがあります。
自分での対処法もご紹介しましたが、少しでも不安がある、すぐには対処できないというときは、早めに業者へ相談しましょう。
害獣駆除110番では納得してからご依頼いただけるよう、24時間365日無料の相談窓口を設置しております。ぜひお気軽にご相談ください。