アライグマはもともとカナダの南部に生息していた外来種の野生動物です。その愛らしい見た目から、動物園や家庭で飼育されるために多くの個体が日本に輸入されました。
しかし、その後は野生化し、畑を荒らす害獣として知られるようになってしまいました。
その被害は住宅にも及び、わずかな隙間を器用な手でこじあけて家の中に侵入すると、食べ物を食い散らかしたり、糞をまき散らしたりして家をボロボロにしてしまいます。
アライグマからの被害を防ぐためには、家にある外とつながる隙間をすべて塞ぐ必要がありますが、初心者では難しいのが現状です。
こうしたアライグマの被害に手を焼いている方は、【害獣駆除110番】までお問い合わせください。
ご連絡いただければ、アライグマの追い出しから侵入経路の封鎖まで、アライグマに関する被害の原因をすべて取り除きます。
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アライグマはどこから来た?特定外来生物が日本に来た経緯
近年畑を荒らしたり、住宅に住み着いたりして被害をもたらすアライグマは、もともとは日本には生息していませんでした。アライグマは北米が原産でアメリカ、カナダ南部に生息していましたが、日本には輸入されて動物園などで飼育されるようになりました。※1
その可愛らしさからペットとしての人気が非常に高まり、多い年では年間1,500頭ものアライグマが輸入されていました。
アライグマの生態は日本の野生環境での生息・繁殖に適していた
しかし、アライグマは手先が器用なため檻から脱走する個体も多かったといいます。また、飼い主により山に返された場合も多くあったようです。
さまざまな動植物をエサとできる雑食性、さらに繁殖力が強いアライグマは、日本の環境に適応してその数を増やしていったのです。そのほかカナダにはいたコヨーテやオオヤマネコなどアライグマの天敵が日本にはいなかったことも、その数を増やす原因となりました。※2
2005年には特定外来生物に指定され、アライグマの飼育、譲渡、輸入は禁止されました。しかし、すでにアライグマはもともと日本に生息している生物と思われるほど身近に生息する野生動物となっています。
害獣としてのアライグマが与える影響|農作物への被害・感染症
アライグマは農作物に被害をもたらすだけでなく、感染症のキャリア動物でもあるため接触により人間へ病気を感染させる可能性があります。アライグマを見かけたら絶対に近寄らないように気を付けましょう。
家の中のアライグマを見つけるには?侵入経路の特徴とその対策
人間の無責任な行動が起こした結果だといえますが、やはり被害をもたらす場合には駆除せざるを得ません。屋根裏や軒下での気配を感じた場合にはすみやかに調査、駆除を行う必要があります。
この章ではアライグマの侵入経路や駆除対策について解説していきますので「最近アライグマが家の中に入ってきてしまって困っている」という方はぜひ参考にしてください。
侵入する場所は屋根裏や床下が多い
アライグマが侵入する場所で非常に多いのが屋根裏です。屋根は周囲にちょっとした隙間も多く、アライグマにとっては侵入しやすい場所です。
アライグマは手先が器用なため、ブリキなどの屋根材を無理やりこじあけて侵入してしまうこともあります。こうした隙間は金網などで塞いでおくことで侵入を防ぐことが可能です。
また、アライグマは床下に侵入することもあります。おもな侵入口は通気口です。屋根裏の侵入対策同様、金網やカバーを設置しておくなど、入られないための工夫をしておくと被害を防げます。
侵入経路の特定はプロでないと難しい
ただ、屋根や住宅の基礎にあるわずかな隙間をすべて見つけて塞ぐことはプロでないと非常に難しいです。一か所でも隙間があれば、そこからアライグマが侵入してくる可能性があります。
害獣駆除110番までご連絡いただければ、侵入経路の特定から封鎖まですべておまかせいただけます。ぜひご利用ください。
アライグマ対策の注意点!捕獲は法律で禁止されている
じつは、アライグマの駆除は勝手にすることができません。アライグマは鳥獣保護管理法と呼ばれる法律で守られているからです。この鳥獣保護管理法は、アライグマやハクビシン、イタチなどの野生動物の捕獲などを禁じています。※3
こうした野生動物を駆除するためには国の許可を得る必要があるのです。害獣駆除は専門的な知識を持つ業者などに依頼することで、安全・迅速に駆除することができます。
害獣駆除110番なら、お近くのアライグマの駆除・対策が可能な業者をスピーディにご紹介可能です。アライグマが汚した場所の清掃まで承っておりますので、アライグマの被害でお困りの方は今すぐお電話ください。