みなさんは、強化ガラスという名称のガラスを聞いたことはあるでしょうか。強化ガラスは、通常のガラスに比べて耐久性が非常に高いため、さまざまな場面で使用されています。私たちが、普段よく利用するスマホにも強化ガラスが利用されていることがあるのです。また、住宅のインテリアや窓のガラスを、安全対策の一環で強化ガラスにするという方もいらっしゃいます。
このコラムでは、そんな強化ガラスの値段や特徴などをご紹介していきます。お家のガラスの交換を検討しているとい方は参考にしてみてください。
目次
強化ガラスの値段|交換する前に知っておきたいこと
お家のガラスを強化ガラスにする場合は、基本的に業者に交換を依頼することになると思います。そこで、業者に強化ガラスの交換を依頼する場合の注意点をご紹介していきます。ガラス交換の依頼をする際の参考にしてみてください。
強化ガラスは基本的にオーダーメイド
住宅の窓やインテリアのガラスを強化ガラスにする場合は、それらのサイズや形・用途に合わせた強化ガラスを用意する必要があります。そのため、業者に強化ガラスの交換依頼をする場合は、ひとつひとつのガラスがオーダーメイドとなることが多いです。
強化ガラスの厚みは5mmや6mmといった薄めのものから、10mmや12mmといった厚みのある種類まであるため、好みの厚みをつくることができます。
納品に時間がかかる
強化ガラスは通常の窓とは違い、基本的に注文を受けてから加工をおこなうため、納品に時間がかかりやすいです。加工内容や発注数にもよりますが、1週間以上かかることもあります。
そのため「ガラスが割れてしまったから、修理ついでに強化ガラスに交換したい」というのは難しいかもしれません。ガラスを強化ガラスに交換したいとお考えの方は、割れてからではなく前もって業者に相談するようにしましょう。
強化ガラスの値段は高め
強化ガラスは、普通のガラスに比べて加工の手間がかかります。そのため、強化ガラスの値段は基本的に高めです。強化ガラスのサイズや加工内容によっても変動しますが、住宅の窓ガラスを強化ガラスに交換する場合は、ガラス代と施工代を合わせて1枚当たり2~5万円が値段の相場になってきます。
窓ガラスの交換を業者に依頼する場合は、ガラス110番をご利用ください。ガラス110番では無料の見積りも実施しているため、料金を確認してからガラス交換をすることもできます。また、不意の事故で窓ガラスが割れてしまった際の応急処置などもおこなっているため、窓が割れてお困りの際はぜひお電話を。
窓ガラスを強化ガラスにするメリット・デメリット
強化ガラスは、強度が通常のガラスに比べて高いという以外にも特徴があります。ここでは、強化ガラスのメリットとデメリットについてそれぞれ触れていきます。
【メリット】別名「安全ガラス」と呼ばれるほど安全
強化ガラス最大のメリットは、その安全性にあります。通常のガラスは強い衝撃がかかると、力に耐えられなかった一部分だけが割れます。そのため、ガラス片が鋭い破片状になり、不用意に触れてしまうとケガを負ってしまいかねません。
一方、強化ガラスは割れる際に一部分だけでなく、ガラスの全面が粉々に砕けます。全面が粉々に砕けることによりガラス片は粒状になるため、万が一触れてしまってもケガをしにくいのです。このことから、万が一割れてしまっても大丈夫な「安全ガラス」とも呼ばれており、子供がいるご家庭や学校などでも安心して利用することができます。
【デメリット】防犯性はない
強化ガラスは、普通のガラスに比べて耐久性が高くて割れにくいです。そのため、「空き巣などにベランダや二階の窓ガラスなどを割られて侵入されることを防げる」と考える方もいるかもしれません。しかし、強化ガラスは構造上一点に集中的にかかる力に弱いという特徴があります。ハンマーやバールなどでガラスの一点に力を集中させるように叩けば、簡単に割ることができてしまうのです。
空き巣の侵入手口のうち、3~4割ほどがガラス破りによるものであることを考えると、ハンマーやバールなどを使えば割りやすい強化ガラスには、防犯性がないといえます。住宅の窓ガラスの防犯性を上げたい場合は、強化ガラスではなく防犯ガラスを利用したり、窓に防犯フィルムを貼ったりすることをおすすめします。
ガラス交換はプロにお任せ!
お家のインテリアや屋根やベランダで使用する窓ガラスを、安全性の面から強化ガラスに変えたいという方もいらっしゃると思います。しかし強化ガラスは通常のガラスと違い、強度を上げるために特殊な加工が施されているため、DIYをおこなう際に不用意に手を加えたことで粉々に割れてしまうかもしれません。
そのため、強化ガラスの交換は業者に依頼するようにしましょう。ガラス110番では、24時間365日いつでもご相談を受け付けているため、いつでも対応可能です。また、防犯ガラスを取り扱っている加盟店の手配も可能なため、住宅の窓ガラスの防犯性を上げたいという場合でも、ぜひ一度ご相談ください。
強化ガラスの用途
強化ガラスは、その耐久性と万が一割れた時の安全性からさまざまな場面で利用されています。ここでは、そんな強化ガラスの用途をいくつか見ていきましょう。
一般家庭で使われる場所
耐久性が高くて万が一割れても比較的安全ということから、一般家庭ではインテリアに強化ガラスが使われることが多いです。一例を挙げると、棚やテーブル、天板などがあります。このほかには、バスルームやシャワー室の扉、屋根に取りつける天窓、階段のフェンスガードなどで利用されていることもあります。
オフィス等で使われる場所
オフィスでは、外側に面しているガラスをはじめとして、扉や部屋の仕切り・ホワイトボードなどに利用されていることが多いです。オフィス内の見通しをよくするために、オフィスインテリアを強化ガラス製のものにするケースもあります。
強化ガラスを取り入れるメリット
ここまでお話ししてきたとおり、強化ガラスの最大の長所は耐久性と安全性の高さです。とくに、お子様のいるご家庭では強化ガラスを取り入れることによって、万が一の際の被害を最小限に抑えることができます。また、ガラス製のインテリアを家の中に取り入れると、今風でおしゃれなだけでなく、室内を明るく開放的なお部屋にすることができます。
強化ガラスの施工はプロに相談!
ガラス110番では一般のご家庭だけでなく、オフィスや店舗などの窓ガラスのお悩み相談も受け付けております。学校や企業で窓ガラスを強化ガラスにしたいという場合は、ぜひ一度無料の相談窓口からお電話ください。強化ガラスの施工をプロに依頼して、ご家族や従業員のみな様が安全に過ごせる空間づくりをしましょう。
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