窓から侵入する空き巣の手口に「三角割り」が多用されるのは、短時間で窓ガラスを割ることができ、音もほとんどしないためです。
「どう対策すればいいの?」
「強化ガラスや網入りガラスなら平気?」
正しい知識がないまま、無防備な状況となっているお宅はたくさんあります。
三角割りを始めとする窓からの空き巣を防ぐためには、防犯フィルムの導入や防犯性能の高いガラスへの交換が必要です。
さらに、空き巣を寄せ付けないための備えをおこなうことで、よりご自宅の防犯性を高めることができるでしょう。
空き巣の手口は年々進化しています。当記事を読んで万全の対策を整えてくださいね。
空き巣に対抗できるガラスは「防犯ガラス」のみ!強化ガラスやペアガラスはドライバーで簡単に割れますし、網入りガラスは飛び散りにくさから逆に好都合とも言われています。
当記事では空き巣に強い窓ガラスの解説と、今の窓ガラスのまま防犯性をアップさせる方法などもご紹介!特に防犯フィルムがおすすめですがDIYでは気泡やシワが入りやすく、ガラスとの相性もあるため、不慣れな方は業者に相談するのが安心です。
ガラス110番なら、お客様の窓のタイプやご要望をふまえた最適な対策をご提案できます!依頼費用や防犯窓についてのお問合せは、ご相談・見積り無料の弊社までお気軽にどうぞ。
目次
空き巣が窓を割る代表的な手口は3種類
空き巣の侵入経路としてもっとも多いのは玄関です。おもに無施錠のタイミングを狙われています。次に多いのが窓なのですが、窓の場合は施錠の有無は関係ありません。
無施錠は当然危険ですが、仮に施錠されていても窓の割り方さえ知っていれば比較的簡単に侵入されてしまうのです。窓を割る際に使われる代表的な手口は3種類あります。それが三角割り、打ち破り、焼き破りです。以下に、それぞれどのような方法で窓を開けるのかを解説します。
三角割り
三角割りは、マイナスドライバーを使用します。やり方は簡単で、ガラスと窓枠の隙間にマイナスドライバーを差し込んで、割りたい方向に力を加えるだけです。
上記の作業を、マイナスドライバーを差し込む場所を変えながら2~3回繰り返すと、ガラスに亀裂が入り静かに割れます。大きな音がしないので、周囲に気づかれにくいのが特徴です。
日本ではもっとも多く使われている手口で、手際がよければ30秒ほどで窓ガラスを割られてしまいます。必要なものもマイナスドライバー1本なので、上着などに隠して持ち歩けば周囲に怪しまれることもないのでしょう。
打ち破り
打ち破りは、バールでガラスを叩き割る方法です。もっとも単純で簡単な方法といえるでしょう。一般的なフロートガラスなら、一度叩くだけで簡単にガラスは割れてしまいます。
スピードはもっとも速く窓を割るだけなら一瞬の出来事ですが、ガラスが割れる際に大きな音がします。そのため、閑静な住宅街ではこの方法が使われることはほとんどありませんが、電車が走る線路沿いや駅の近くにお住まいの場合は注意したほうがよいでしょう。
焼き破り
焼き破りは、文字通りガラスを焼いて割る方法です。ガラスの一部分を急激に熱することで、ガラス内に大きな温度差が生じます。そして、熱くなったガラスは膨張していくいっぽうで、熱を加えていない部分は動きません。
そのため、動かない部分が徐々に膨張するガラスの圧力に耐えられなくなり、最後にはガラスが割れてしまうのです。これを熱割れといいます。焼き破りとは、このガラスの性質を使った窓割りの手段なのです。
焼き破りには火力の大きなガスバーナーを使われることが多いそうですが、ターボライターなどでも実行できてしまいます。
どのくらい熱すれば割れるかはガラスの種類や火力によって異なるので、割れるまでの時間はまちまちです。ただし、大きな音はしないので、周囲には気づかれにくい手口でしょう。
ご紹介した3種類の方法を駆使して、空き巣は住宅に侵入します。自分は大丈夫だと油断せず、しっかりと対策をしましょう。詳しい対策については【窓を割りにくくする3つの対策】で解説していますので、そちらを参考にしてください。
また、対策をおこなう前に被害に遭ってしまったという方は、ガラスの交換が必要です。業者に相談して、防犯性の高いガラスに交換しておきましょう。
業者を探す際には、弊社にご相談いただければすぐにお近くの業者を手配いたします。全国各地の加盟店から、お住まいの地域などを考慮して業者のご紹介をいたしますので、お気軽にお電話ください。
窓を割りにくくする3つの対策
窓が割られないようにするためにできる対策は、おもに3つあります。窓に防犯フィルムを貼る方法やシャッターの取り付け、ガラス交換です。詳しい効果や注意点はこれからご紹介します。
上記の対策は、どれも警察が空き巣など対策として推奨している方法です。それぞれの特徴を知って、自分に適した対策をおこないましょう。
防犯フィルム
防犯フィルムは、既存の窓ガラスに貼り付けて使用します。細部まで隙間なく貼るには業者に依頼したほうがよいですが、自分で貼ることも可能です。
ただし、窓の数が多いと時間や手間はかかるので、自分でおこなう場合はとにかく費用を抑えて対策をしたいという方におすすめします。
また、防犯フィルムは窓を割れにくくすることはできますが、窓自体の強度が上がるわけではありません。窓を割るための時間をかけさせることで空き巣が侵入を諦めるという時間稼ぎに効果的な方法です。それだけでは不安という方は、以下の2つの対策も検討してみましょう。
シャッターの取り付け
シャッターが閉まっているということは、一般的には家に誰もいないということです。何もないより、狙われやすくなるのではないかと思う方もいるでしょう。
しかし、強度がある気密性の高いシャッターなら、壊すことも隙間に道具を入れることも難しいため、人がいないことがわかる状態であっても効果的な対策になるのです。
窓が外から見えると、家の中の状況がうかがいやすい状態になります。人がいないことや家具の配置などを確認することができると、窓が割れてしまってときに空き巣が動きやすい状況になります。
そういった危険性を減らすためにも、空き巣対策としてシャッターを取り付ける方法もあることを頭に入れておきましょう。
ガラスを交換する
ガラスにはさまざまな種類がありますが、防犯性能の高いガラスは防犯ガラスだけです。網入りガラスや強化ガラス、ペアガラスなどが防犯にも有効だと思っている方がいますが、これらのガラスは災害に強いもので、防犯性能が高いわけではありません。
防犯ガラスとは、2枚のガラスの間に特殊なフィルムを挟んでつくられたガラスのことです。ガラス自体の強度が特別高いわけではありませんが、間のフィルムの効果によってヒビが入っても割れにくいつくりになっています。
ご紹介した3種類の手口を使っても簡単に窓を割ることはできないので、防犯性能が高いガラスとしておすすめなのです。
では、防犯性能が高いと思われやすい別のガラスは、なぜおすすめできないのでしょうか。誤った選択をしないために、上記の3種類のガラスの特徴についても解説します。
網入りガラスは、火災発生時にガラスが割れたり飛散したりしないように熱に強いつくりになっているのです。しかし、衝撃を与える三角割りのような方法にはあまり効果がありません。
強化ガラスは、ガラスそのものの強度が高い種類ではありますが、打ち破りのような手段を使えば比較的簡単に割れてしまいます。強化ガラスは割れてもケガをしないようにするという安全性の高さが特徴なので、防犯という点ではあまり効果がないのです。
そしてペアガラスは、複数のガラスの間に層をつくることで断熱性や遮音性を高めたガラスのことをいいます。快適な生活のためにはとても効果的ですが、強度が高いわけではないので防犯性能が高いとはいえないでしょう。
以上の理由から、空き巣対策としてガラスの交換をおこなう場合は防犯ガラスを選ぶことをおすすめします。ガラスの交換費用は約2万~6万5,000円が相場 です。詳しい金額はガラスの大きさや依頼する業者によって異なるので、見積りを取って確認しましょう。
弊社では、「見積りだけでも知りたい」というご相談にも対応しています。電話にてご相談内容を確認した上で適した業者をご紹介しますので、ぜひ一度ご連絡ください。
窓ガラス以外にできる対策
窓ガラスにおこなう対策以外にも、取り入れられるものがあります。それは、防犯ブザーやセンサーライト、防犯カメラの設置です。
空き巣にとって都合が悪いのは人目につくことなので、監視の目があることや見つかる危険性があるものを設置しておくのは効果的な対策になります。
防犯カメラは業者に設置を依頼しなくてはならないので、多少大掛かりな工事が必要になりますが、防犯ブザーやセンサーライトなら自分で簡単に取り付けられるでしょう。より安全性を高めるために、ぜひ取り入れてみてください。
ただし、上記のようなものはあくまでも追加でおこなうのがおすすめの対策です。窓ガラスへの対策がなくてもよいというわけではありません。
ガラスの対策もまだおこなっていないという方は、弊社にご相談ください。見積り依頼もガラス交換をすぐにでも依頼したいという方にも迅速に対応できるよう、24時間ご相談を受け付けています。空き巣対策は、早く始めるにこしたことはありません。迷っている方もまずはお電話をお待ちしております。
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