ティフトン芝のお手入れ方法をご紹介|芝生管理は除草が大切
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天然芝ティフトンのお手入れや管理について
天然芝生であるティフトンは、ゴルフ場用芝の一種類として有名で、最近では一般家庭の庭に採用されることも増えています。
しかし、「ティフトン芝って、何がそんなによいの?」と気になっている方もいるかもしれません。
そこで今回は、そんな天然芝ティフトンについて、お手入れ方法や管理方法をご紹介していきたいと思います。庭に張る芝の種類に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ティフトン芝とは?
ティフトン芝とは、従来からある“バミューダ芝”を改良して生み出された新種の芝のことです。丈夫で、多少傷ついてもすぐに回復する力があることから、ティフトン芝はゴルフ場用の芝やサッカーグラウンド用の芝としてもよく使われています。
地面を這(は)うようにして伸びる“匍匐茎(ほふくけい)”を持っており、横方向への生長が早いのが特徴です。運動場や校庭など、広範囲に早く芝生を敷きたい場合に向いている芝生といえるでしょう。ただし種子ができないため、自然繁殖はできません。
ティフトン芝の一番のメリットは、“とにかく丈夫”ということです。損傷に強いのはもちろん、暑さや湿気にも耐久性があるのが強みといえます。
一方、“お手入れがやや面倒”というのがデメリットです。ティフトン芝は生長があまりにも早いので、かなりの頻度で芝刈りをおこなわなくてはなりません。
ティフトンのお手入れ方法
ティフトン芝は、他の芝と比べてとにかく伸びるのが早いので、きちんとメンテナンスをすることが大切です。ティフトン芝のお手入れは、工程別に以下の方法でおこないます。
・水やり
水やりは、週に2・3回はおこないましょう。特に夏の最盛期は、地面が乾燥しやすいのでできるだけ毎日おこなうようにします。ただし真冬の水やりは不要です。
寒い時期に水やりをしてしまうと固まってしまったり、霜ができて芝がダメになって春を迎えられなくなってしまいます。
・肥料
ティフトン芝がもっとも盛んに生長する真夏の時期には、しっかりと肥料を与えることが大切です。
なお肥料をたくさん与えると、浸透圧(しんとうあつ)によって根から水分が流れ出てしまう“肥料焼け”を起こしやすくなります。芝の水分がなくなってしまわないように、必ず水やりもセットでおこなうようにしてください。
・目土(めつち)
目土というのは、表面の凹凸をなくしたり、新芽や茎を踏まれないように保護したりするため、芝生に土をかぶせることをいいます。
ティフトン芝の目土は、冬が終わり春を迎える頃を見計らっておこなうとよいでしょう。夏の最盛期に向けて凹凸を直すことができるほか、春に芽吹いた新芽を損傷から保護することができます。
・芝刈り
ティフトン芝がもっとも生長する時期は、4月~9月頃になります。この時期、ティフトン芝はものすごいスピードで伸びていきますので、最低でも週に1回は芝刈りをおこなう必要があるでしょう。
最盛期を過ぎた後も、本格的な冬の時期以外は、月に2~3回程度は芝刈りをおこなうのがおすすめです。
・病害虫
ティフトン芝は葉が枯れてしまう“カーブラリア葉枯病(はがれびょう)”や、“ラージパッチ”と呼ばれる病気にかかりやすいといわれています。
その他、葉先にイボのようなぶつぶつができてしまう“サビ病”などにも注意が必要です。ホームセンターなどでこれらに有効な薬剤が販売されていますので、予防策としてあらかじめ散布しておくとよいでしょう。
また、“ヨトウムシ“や”コガネムシ“などの幼虫にも注意が必要です。せっかく育てた芝が食い荒らされてしまうこともあるので、害虫被害に気がついたら、専用の殺虫剤などで対策をおこないましょう。
ティフトン芝の増やし方
ティフトン芝は種子を作りません。よって、ティフトン芝を増やしたい場合は、一旦プラスチック製の容器(ポットやプランターなど)で芝苗を作ってから、それを地面に植えるという方法などを用いることになります。具体的な手順は以下のとおりです。
- まずはポットの中に土を入れ、水平になるように手でならす。
- ティフトン芝を用意し、根や茎ごと砕く。
- 先ほどのポットに、等間隔で3~4個程度のくぼみを作り、その中に粉砕したティフトン芝を植えていく。
- 手で土を押さえて定着させたら、水を撒き、日光浴をさせて、生長を待つ。
上記(1)~(4)の工程を大量のポットで同時におこなえば、一気にティフトン芝生の苗を増やすことができるでしょう。
なおティフトン芝は“ポット苗”の状態で販売されていることもあります。ポットで苗を育てるのが面倒という場合は、ホームセンターやネット通販などでポット苗を購入するとよいでしょう。
庭へ植え替える方法
ポット苗が用意できたら、お庭など、芝生を張りたい場所へ植え替えましょう。手順は以下のとおりです。
- 芝を張りたい場所の土を掘り起こし、そこへポットの中で育った芝を入れ込む。
- 入れ込んだ芝と、地面との間に空いた隙間を埋めるように土を詰めていく。
- 周囲の地面となじむように、詰めた土を軽く足で踏む。
ティフトン芝に興味があればプロに相談してみませんか?
「庭の芝生を丈夫な品種に変えたい」といった理由で、ティフトン芝に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。しかし芝は「植え替えれば終わり」というものではなく、その後もずっとメンテナンスを続ける必要があり、なかなか面倒なものです。
「ティフトン芝には興味があるけれど、ちゃんとメンテナンスできるか不安……」という方は、ぜひ一度プロにご相談ください。除草のプロなら、伸びやすいティフトン芝の芝刈りや雑草除去対策などを、スピーディかつキレイにおこなってくれます。
「どこの業者に依頼すればよいのかわからない」という場合は、弊社“草刈り110番”におまかせください。弊社では、芝刈りや除草作業を得意とする加盟店を全国に抱えておりますので、お客様のご要望に合った業者をご紹介することが可能です。
無料相談窓口は年中無休・24時間体制でお客様からのご相談を承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
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他にもあるお庭の芝生
芝生には、ティフトン芝以外にもたくさんの種類があります。ここでは、お庭に敷くのに向いている芝生をいくつかご紹介していきましょう。
おすすめな芝生の種類
芝生を大きく2つにわけると、西洋からきた“西洋芝”と、日本に昔からある“日本芝”があります。その中でもさらに細かな種類がいくつもありますので、ここでは特に庭用の芝としておすすめのものをご紹介していきましょう。
<西洋芝>
・バミューダ芝
暖地型の芝で、損傷に強いのが特徴の芝です。高温や乾燥にも適応できるので、真夏に強い芝生といえます。
・ブルー芝
寒地型の芝で、日本では東北以北で利用されることが多い芝です。伸びる速度がさほど早くないので、「芝刈りが面倒」という方にはおすすめです。
・フェスク類の芝
気温が高い地域でも低い地域でも、問題なく育つのがフェスク類の芝です。乾燥や踏み付けにも強いので、メリットが多い芝といえるでしょう。
<日本芝>
・高麗芝(コウライシバ)
暖地型であり、高温多湿な日本の夏に適応できる芝です。夏芝なので寒さには少し弱いかもしれません。見た目が美しいので、東北以南の地域では多くの家庭で庭用の芝として採用されています。
・姫高麗芝(ヒメコウライシバ)
高麗芝を改良した芝で、密度高く葉が生えるため、より美しい芝生を作りたい方におすすめです。葉が伸びるスピードはかなり速いので、芝刈りの回数は多くなります。
・野芝
暖地型の芝でありながらも、非常に高い耐寒性を持つのが野芝です。踏み付けや乾燥などにも強く、丈夫な芝といえます。ただし見た目は高麗芝ほど美しくはないので、「見た目よりメンテナンスが楽なほうがいい」という方におすすめです。
芝生の選び方
せっかく庭に芝を植えるのあれば、「失敗した!」と思いたくはないですよね。庭に植える芝生を選ぶときは、以下のポイントを押さえることが重要です。
・住んでいるエリアの気候を考慮する
芝生は種類によって、「寒さに強い/弱い」「湿気に強い/弱い」などの特徴があります。たとえばもし、住んでいる地域が北海道であるのに、寒さに弱い芝生を張ってしまうと、すぐに枯れてしまうこともあるでしょう。
こうした事態を防ぐため、庭に張る芝は住んでいるエリアの気候を考慮して選ぶことが大切です。
・庭をどういった形で利用したいかを考慮する
「庭を美しい景観にしたい」「子供が走り回れる庭にしたい」など、ご家庭によって庭の利用目的はさまざまです。芝には、「踏み付けに強いもの/弱いもの」「見た目が美しいもの/それほどでもないもの」がありますので、用途に合ったものを選ぶことが大切です。
・芝生のメンテナンスにかけられる時間やコストを考慮する
芝生には、芝刈りがつきものです。しかし芝の種類によっては「伸びるのが遅いので、芝刈りの頻度が少なくて済む」というものもあります。自分が芝のメンテンナンスにかけられる時間やコストを考慮し、どういった芝がよいのかを選ぶようにしましょう。
人工芝とは?
さてここまで天然芝についてご紹介してきましたが、実は芝の中には、“人工芝”というものもあります。ここでは、人工芝についてご紹介していきましょう。
・人工芝と天然芝の違い
人工芝はポリエチレンなどを原料として作られたフェイクの芝ですので、1年中枯れることがありません。いつでも青々としたキレイな芝生を保つことができます。しかしその反面、天然芝のように枯れたりすることもないので、四季に応じた変化を楽しむことは難しいでしょう。
費用面で比べてみると、初期コストは天然芝より人工芝のほうが高いのが一般的です。しかし芝張り後、芝刈りなどのメンテナンス費用がほとんどかからないことを考えると、総合的にみて人工芝のほうがお得な場合もあります。
・選び方
人工芝と一口でいっても、さまざまな種類のものが販売されているので、選び方に悩んでしまう方もいるかもしれません。人工芝は、【値段】【使用目的】【景観】をポイントに選ぶのがコツです。
【値段】
より価格を安く抑えたいのであれば、葉の丈が短い“ショートパイル”タイプの人工芝を選びましょう。丈が長めの“ロングパイル”タイプの人工芝よりは、平米あたりの単価が安くなります。
【使用目的】
子供が走り回れるような庭にしたいのであれば、丈夫なタイプの人工芝を選びましょう。
また人工芝は天然芝と違い、室内などにも張ることができます。室内インテリアとして使う場合は、カットなどの加工がしやすい人工芝を選ぶとよいでしょう。
【景観】
「よりリアルな芝生に見えるようにしたい」「草原のような芝生にしたい」など、どういった景観にしたいかによっても選ぶ人工芝は変わってきます。人工芝を購入する際は、それぞれの特徴をよく確認し、望んだとおりの芝生になるかどうかをよく検討するようにしましょう。
・お手入れ
人工芝は天然芝と違って生長することがないので、当然ですが芝刈りが必要ありません。ただ、どうしても土やホコリは溜まりますので、定期的に掃除機で汚れを吸い取ってあげるとよいでしょう。
屋外に設置した人工芝であれば、強力な送風機で土を吹き飛ばすだけでもOKです。「葉が全体的に潰れてきたな」と感じたら、デッキブラシなどで逆立ててあげましょう。再び草が立ち上がるはずです。
きれいな芝生を作るには除草作業も大切
人工芝はお手入れが楽ですが、やはり天然芝には天然芝のよさがあります。「四季折々の変化を楽しみたい」という方は、天然芝を選んだほうがよいでしょう。
しかし、天然芝においてきれいな芝生を作るためには、雑草の除草作業が必須となります。ここでは、天然芝生に生えやすい雑草の種類や、除草対策の方法についてご紹介しましょう。
・芝生に生える雑草の種類
芝生に生えやすい雑草としては、以下のものがあります。どれも生長が早く、気づくと生い茂ってしまうものなので、定期的な除草作業が必要です。
- スギナ
- スズメノカタビラ
- メヒシバ
- シロツメクサ
- ドクダミ
など
・雑草対策の方法
芝生に雑草が生えてしまったら、都度、根ごと引き抜いておきましょう。広範囲で雑草が生い茂ってしまっている場合は、除草剤を使用することもできます。
ただし除草剤を使う場合、液剤の種類によっては芝生へダメージを与えてしまうこともあるので、注意が必要です。芝生によって液剤の種類を使い分けるとよいでしょう。
ティフトン芝へ除草剤を散布する場合は、ティフトン芝へのダメージが少ない液剤を選んで購入するようにしてください。
お庭の雑草で困ったら?
「抜いても抜いても芝生に雑草が生えてしまう」「除草剤を使いたいけれど、芝生に影響がありそうで怖い」という場合は、ぜひプロに雑草対策を依頼しましょう。
プロの草刈り業者なら、芝生や雑草の種類に合わせた除草剤を選ぶことができますので、トラブルなく雑草対策をおこなうことが可能です。
中には芝のお手入れ方法などについてアドバイスをくれる業者もあるので、今後の参考にするためにも、一度相談してみてはいかがでしょうか。
弊社「草刈り110番」なら、お客様のご自宅近郊の草刈り業者をすぐにご紹介することが可能です。現地調査・お見積りは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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プロに依頼したときの費用と業者の選び方
芝の草刈りや雑草対策をプロに依頼する場合、費用が気になる方も多いでしょう。ここからは、プロに作業を依頼したときの費用相場についてご紹介します。また、より優良な業者の選び方についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
費用について
草刈り業者の費用相場は、【約50坪で7,500円~25,000円程度】です。この費用相場は、基本費と作業費を含んだものになります。ただしこれとは別に見積り費や出張費、調査費が上乗せされるケースもあるので、注意してください。
なお上記は「草刈りの範囲(面積)に応じて算出した金額」ですが、業者によっては「実際にかかった作業の時間で金額を算出する」という方法を採用している場合もあります。業者に依頼する際は、どちらの計算方法で金額を出すのか、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
また、費用が高いからといって、必ずしも充実したサービスを受けられるとは限りません。しっかりとサービス内容を確認し、納得のいく業者に依頼するようにしましょう。実際に複数社で相見積りをとってみると、自分が依頼したい草刈りの適正な金額、サービス内容を確認することができますよ。
優良業者はココが違う!
せっかくお金を支払って業者に草刈りを依頼するのであれば、できるだけ優良な業者にお願いしたいものですよね。より優良な業者を選ぶためには、以下のポイントをチェックすることが大切です。
- 見積り書がわかりやすい
- ホームページや口コミサイトに載っている評価が高い
- 作業内容を事前に説明してくれる
- こちらの要望や希望をきちんと聞いてくれる
- アフターケアが万全
- 受付対応がよい
- 対応が早い
- 知識や実績がある
- お手入れ法など相談にのってくれる、親切である
- 追加料金がない
なお「上記のような業者がなかなか見つけられない……」という場合は、ぜひ弊社「草刈り110番」までご相談ください。弊社が提携している加盟店は、上記ポイントをクリアしている優良な業者ばかりです。「初めて草刈りを業者に依頼する」という方にも、安心してご利用いただけます。
弊社の無料相談窓口では、年中無休・24時間体制でお客様からのご相談を承っております。ぜひ一度、ご連絡ください。
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