頑固な雑草の種類8選|しぶとい雑草を楽に除草する方法
雑草は繁殖力が高く、何度除去してもすぐに生えてきます。 ですが「頑固な雑草が何度も生えるのは、繁殖力が強いから」だけではなく、雑草を取る時期や方法が間違っているからかもしれないんです。 この記事で詳しく解説しますね!
また「草刈りをしたいけど、忙しくてムリ」「敷地が広いから草刈りがいつも大変…」とお困りのかたには除草剤、防草シートや砂利をオススメします。
それぞれの利点、注意点も同じく下で解説しますが「うちの場合、草刈りや防草シートはいくらぐらいになるの?」と気になるなら【草刈り110番】にご相談ください。 【草刈り110番】はご依頼いただいたら、無料の現地調査&無料見積もりからはじめる草刈り代行業者です。
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目次
1. 頑固な雑草を防ぐ有効な方法のメリット・デメリット
「何度も草刈り・草むしりをしたくない。けど、手間がかかるのはイヤ」少し無茶な願いに聞こえますが、可能です。 3つのしつこい雑草対策を確認しましょう!
除草剤をまく
頑固な雑草の根まで取る草むしりは意外と重労働…、しかし除草剤の中には根から雑草を処理するものもありとても楽です。
除草シートや砂利は1度草刈りをしてから設置しますが、草刈りなしで使える除草剤もあります。
除草剤には、顆粒タイプと液体タイプがあります。 タイプに合わせて使用すると、より効果的です。
【顆粒タイプ】
長期効果を発揮するタイプ。
地面に浸透して、根から植物を枯らす。
発芽前の雑草に向いており、まくと芽が出ない。
【液体タイプ】
即効性のタイプ。
根からは吸収されず、生えている雑草を枯らす。
すでに成長した雑草向き。
今回除草剤に関するアンケートを実施、「自宅で除草剤を使いたいかどうか?」を質問しました。
【アンケートで「絶対に使いたくない」と答えたかたの一例】
「大切な草花があるので、誤ってそれらを枯らさないため。(男性53歳)」
「ペットの猫やにわとりがいるので、危険な成分のものは絶対に使用できない。(女性52歳)」
【アンケートで「弊害が気になるので、なるべく使用したくない」と答えたかたの一例】
「子供がいるので子供に影響がないのか心配だから(男性34歳)」
※調査期間2021年4月23日 調査人数200人
大手メーカーの除草剤は、国から認可を受けているため適切に使用すれば問題ありません。
しかし使用法を誤ると人間、ペットや自然環境に悪影響を与えます。
使用する際にはしっかり注意書きを読み、周囲の安全を守りましょう。 除草剤が心配なら、砂利や防草シートなど健康や環境に影響が少ないものを選びましょう。
防草シートで被う
防草シートとは遮光性の高い布で地面を多い、日光を遮断して雑草が生えないようにするシートのことです。
公園や河川敷など広範囲に敷かれているものや、民家の外回りだけ敷いている小規模なものまでさまざまです。
おそらく街を歩けば公園や民家など、いたるところで見かけるでしょう。
防草シートは物理的に日光をさえぎるため、シートに問題がなければ数年間も草が生えません。
防草シートの耐久性は製品によって異なりますが、長いものなら10年以上使用できます。
しっかりとピンでとめれば、砂利と違い隙間から雑草が生えてくる心配もありません。
薬剤は使わないためペット、お子さんや環境が気になるかたにオススメです。
除草シートはホームセンターなどで購入できやろうと思えば個人でも設置可能です。
ただし設置前には一度草を刈るため範囲が広いとかなり重労働、大きなシートの端をピンでとめて歩くのも大変です…。
植木の周りや家庭菜園の周りなど狭い範囲は自分でおこない、庭や空き地など広い範囲は草刈り代行業者や造園業者などに相談するとよいでしょう。
防草シートを長期間使用しているとシートが破れる、シート上に放置したゴミに水がたまるなどの問題があります。
時々見回り、異変があればすぐに対応しましょう。
防草シートはかなり丈夫な素材でできていますが、経年劣化などにより穴が開くこともあります。
シートの破れ目から日光が入ると、再び頑固な雑草が成長をはじめます…。
また防草シートは通常「水を通して日光をさえぎる」仕組みです。 一時的に水がたまっても、時間が経てばゆっくりと下へ抜けていきます。
しかし落ち葉やゴミがあると、水たまりができ水はねや虫の発生などの別の問題が起きるんです。
定期メンテナンスをおこなえば、キレイな状態が数年間続くためたまに見回るとよいでしょう。
砂利を敷く
砂利を敷くと雑草が生えにくくなるほか、お庭の雰囲気に合わせた石を選択すれば見た目もぐっと華やかになります。
隣家や塀と家との間は、狭く草刈りが大変です…。
しかし砂利を敷けば見た目にきれいなだけでなく、人目に付きにくい場所でも足音がはっきり聞こえるため防犯にもなります。
砂利を敷く際には、ある程度砂利に厚みを持たせて敷いていきます。
しかし時間が経つと1か所による、踏まれて地面にめり込み次第に砂利が薄い場所ができます。
砂利が薄くなった場所からは雑草が生えやすくなり、砂利の隙間から結局雑草が生えることもしばしば…。
砂利の多い場所では、砂利が飛散する可能性があるため草刈りは使用できません。
解決法としては、防草シートの上に砂利を敷く方法があります。 防草シートを敷けば草が生えず、草刈りの心配がないからなんですね。
砂利を敷くなら花壇など小範囲の雑草は手でむしり、広範囲は防草シートを敷いてから砂利を敷くとよいでしょう。
どれがいいかわからないなら【草刈り110番】で無料現地調査を依頼!
1番手軽で手っ取り早いのは除草剤をまくことです。
でも「家庭菜園やガーデニングに悪影響がないか?子どもやペットに影響はないか?」不安ですよね。
除草剤が心配なかたは、防草シートや砂利がオススメです。
「防草シートと言われてもよくわからない。」「防草シートや除草剤を試したいけど、うちはいくらになるんだろう?」というかたは、一度専門業者に相談しましょう。
【草刈り110番】は民間の草刈り代行業者です。
「草刈り代行」ですが、ご依頼ただければ草刈りだけでなく防草シート張りや砂利敷きにも対応しています。
もしご依頼いただけたら、まずは無料で現地調査&無料見積もりを作成しそれから作業に入りますので、ご安心ください。
自分の家や敷地にどんな防草対策をしたらよいかわからない、なら【草刈り110番】にお気軽にご相談ください!
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2. 草むしりはいつやるの?頑固な雑草を防ぐ、意外と知られていない事実
自分で草むしりをしようと考えているかたにむけて、草むしりの新事実をまとめました。
草むしりのタイミング、芽吹いたらすぐおこなおう!
どんな雑草にもいえますが、生えはじめた小さなころに刈るのが鉄則です。
雑草は春と秋に発芽する植物が多いため、草むしりは年2回おこなうとよいですよ!
また除草剤にもよりますが、除草剤をまくのも春と秋がよいでしょう。
次の章で紹介していますが、雑草の中には数mを超えるかなり背の高い草もあります。
雑草は成長すると根を強く張り、どんどん抜けにくくなります…。
どんなに頑固な雑草でも生えはじめたばかりなら根の張りも浅く、簡単に抜けるため発芽したばかりがオススメです。
また時期を気にせずに、芽吹いた雑草は見つけ次第抜いておくとキレイなお庭が保てますよ。
さらに詳しく知りたい方のために、ちょっとだけ詳しく説明します。
植物には「多年草」と「一年草」の2種類があります。
多年草は「芽吹くと数年間、開花~種をつける」を繰り返す植物です。
ガーデニングだと、枯れても翌年の春に再び芽を出すチューリップの球根が有名です。
一年草は芽吹き、種を付け枯れるともう花を咲かせません。
ガーデニングだと、種を保管して新しい花を咲かせるヒマワリなどですね。
ちょっとややこしいのですが一年草には冬型一年草(越年草)という、秋に発芽して冬を越して翌年冬に枯れる「二年生植物」があります。
そのため「春に芽吹いても夏の長期休暇にまとめてやっちゃうから平気」と年に1回しかおこなわないと、秋に芽吹く雑草に対応できないんです…。 草むしりや除草剤の散布は春と秋がオススメです。
草むしりと草刈りは違う
草むしりと草刈りという言葉は、普段あまり意識せずに使っていますよね。
しかし、草刈り代行業や造園業者に「庭の草を取ってください」と依頼すると「草むしりか草刈りか?」を尋ねられます。
「草刈りは、切りやすい茎を刈ること」「草むしりは根ごと引き抜く、根の近くを切ること」なんです。
草刈りは切りやすい部分を切っていくため、草刈り機で切っても手でカットしても短時間で済みます。
しかし、草むしりは根ごと引き抜くため時間がかかります。
機械で土ごと根を切る方法もありますが、それでも時間がかかるんです…。
雑草の中には「根から数を増やすタイプ」や「根から毒を出しほかの植物の生育を邪魔するタイプ」があり、根からの除去も必要です。
雑草によっては時間をかけても草むしりのほうがよい、場合もあります。
業者に依頼すると「草むしりを依頼したつもりだったが、草刈りだけだった!」という誤解がよくあります。
依頼前に「草刈りか?草むしりか?」をしっかり確認しておくとよいでしょう。
家庭菜園は要注意!雑草は抜きすぎると土が固くなる
ここまでは草むしり全般の話をしてきましたが、ここでは家庭菜園やガーデニングに関係する草むしりの情報をお伝えします。
植物の根は土を耕し、土を植物の住みよい場所に変える力があります。
そのため家庭菜園やガーデニングをおこなう場合、草の抜きすぎはかえって土を悪くしてしまいます。
少しだけ詳しくお話ししますね。 草の根には植物に栄養を送るだけではなく、土を耕す役割があります。
時々街路樹がアスファルトを持ち上げ、割っているのを見かけますが植物の根にはそれだけパワーがあるんです。
また植物の根の周り「根圏」には植物の成長を助け、土をよくする力があります。
根圏には菌根菌というカビが生息し、カビは土の中の栄養を植物に送り土の中を植物が育ちやすい環境にします。
植物はカビのために光合成で作った栄養などを送り、互いに共生しているんです。
植物が枯れると根は土へと還り、次の植物を育てる栄養になります。
これが植物の根の働きです。
もしも草を取りつくし、その状態を維持すると土はどんどん固くなります。
しばらくするとカチカチの土でも育つ根の強い植物が芽吹き、なかなか抜けず草むしりが大変になります。
固い土で育つ野菜や草花は限られるため、家庭菜園やガーデニングもうまくいきません…。
「じゃあ、雑草はそのままでいいの?」と思いますよね。
邪魔な草を刈るときは茎のギリギリまで刈り取り、根を土に残すと土が固くなりにくくなります。
反対に地下茎で増える植物と球根で育つ雑草は、繁殖力が強く野菜やガーデニングに悪影響を及ぼすかもしれません。 ほかにも繁殖力が強く、すぐに増える植物は根から取っておきましょう。
具体的な植物の名前は、次の章でご紹介します。
3. しつこい雑草8種別、有効な除去方法
一口に雑草といっても、さまざまな種類があります。
根で増えるもの、多年生、一年生…。 よほどガーデニングに精通したかたでも、雑草の種類をすべて覚えている方は稀でしょう。
そこで!よくお庭や敷地に生えて厄介な雑草を8種類まとめました。
スギナ
別名 | ツギナ |
繁殖方法 | 胞子、地下茎 |
生育場所 | 畑や道端など日当たりのよいところ |
発芽時期 | 3月ごろ |
種類 | 多年草 |
春の風物詩、ツクシが成長した姿です。
スギナは地下茎でつながっており、一度取っても根が残っていれば再び成長します。
さらに地下茎で数を増やし、ツクシ時代の胞子でも繁殖する厄介な植物です。
チガヤ(茅)
別名 | チバナ、ツバナ |
繁殖方法 | 種子、地下茎 |
生育場所 | 河原、道端など |
発芽時期 | 4月ごろ |
種類 | 多年草 |
秋のススキと違い、ふわふわした穂は5~6月ごろに出はじめます。
冬になると葉は枯れはじめますが、根は枯れずに地面の中に残り、暖かくなれば再び繁殖をはじめます。
さらに種でも増えるので、穂が出る前に切り取ってしまいましょう。
ドクダミ
別名 | ドクダメ、ジュウヤクなど |
繁殖方法 | 種子、地下茎 |
生育場所 | 道端、人家など日陰 |
発芽時期 | 3月ごろ |
種類 | 多年草 |
ドクダミは、茎(根)を横へ横へと伸ばしながら生長していく雑草です。
ドクダミの背丈は0.3メートルと低いものですが、非常に生命力が強い植物です。
さらに独特なニオイを発して素手でつかむとニオイが残ります。 しつこい根とニオイ駆除のため、大変な労力がかかります。
セイタカアワダチソウ
別名 | セイタカアキノキリンソウ |
繁殖方法 | 種子、地下茎 |
生育場所 | 空き地や河原など |
発芽時期 | 4月ごろ |
種類 | 多年草 |
もともとは観賞用として輸入された植物です。
しかし大量繁殖し生態系を崩すため環境省の「生態系被害防止外来種リスト」に指定されています。
名前の通り背丈が高く、最大2~3メートル程度まで生長します。
根からの除去が必要、さらに花が咲くと種子を飛ばして繁殖もできるため思いがけない場所で増殖をはじめることも…。
ヨモギ
別名 | モグサ、チドメ |
繁殖方法 | 種子、地下茎 |
生育場所 | 道端や空き地など |
発芽時期 | 2月ごろ |
種類 | 多年草 |
団子などの材料として有名なヨモギは、ほかの植物の成長を邪魔する成分が根から出る厄介な植物です。
ヨモギは根部分に栄養を蓄積しており、葉っぱや茎を刈り取られてもたまった栄養を使ってすぐに再生します。
家庭菜園やガーデニングをおこなう場合は、増えないように徹底的に根まで刈り取り駆除しましょう。
クズ(葛)
別名 | ウマノボタモチ、カタクリ |
繁殖方法 | 種子、ほふく茎 |
生育場所 | 日当たりのよい荒地、河原、林など |
発芽時期 | 4月ごろ |
種類 | 多年草 |
クズはヨモギと同様に根に栄養分を蓄積する性質です。
ツル性の植物で、長く伸ばしたツルを縦横と広範囲に広げながら繁殖していきます。
非常に繁殖力が高く、1日で数十㎝メートルも伸びることも…。
長いツルや高いところに巻き付いたツルは、草刈りカマで切ろうとしても大変です。
ススキ
別名 | カヤ、オバナ |
繁殖方法 | 種子、地下茎 |
生育場所 | 道端などやせた土地でも繁殖する |
発芽時期 | 4月ごろ |
種類 | 多年草 |
お月見の際のお供え物としても有名な「ススキ」ですが、繁殖力が強くかなり広範囲に繁殖します。
ススキの根は地中でつながっており、そのつながっている部分を「株」といいます。
株が残っているとすぐに再生してしまうので、除草の際は株ごと引き抜きましょう。
スズメノカタビラ
別名 | スズメノテッポウ |
繁殖方法 | 種子 |
生育場所 | 野原、道端など日当たりのよい場所 |
発芽時期 | 4月ごろ |
種類 | 一年草 |
「スズメが着物(かたびら)を着ているよう」というかわいらしい名前とは裏腹に、庭などに群生する厄介な雑草です。
道端、庭やグラウンドなどいたるところに生息し、根は浅く簡単に引っこ抜けるものの数の多さと生息場所の多さからてこずる方が多いようです。
秋に発芽し冬を越す雑草のため、秋の草取りをおこないましょう。
しぶとい雑草は根からの除去大切!でも大変そう、なら【草刈り110番】に連絡して!
地下茎で増える植物は根からの除去が必要です。
しかし「引っ張ってもなかなか抜けない雑草は1本取るのに手こずるのに、庭中なんてムリ!」「忙しいのに手間のかかる草むしりなんて、やっていられない!」というかた、多いですよね。
除草剤という手もありますが、今すぐラクに草取りを終えたいなら【草刈り110番】がオススメです。
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4. 自分で草刈り・草むしりをおこなうときのコツ&お得情報
「狭い範囲だしパパっと自分でやりたい、どうしてもコストを抑えたい」方にむけて、草刈りのコツやお役立ち情報をまとめました!
草刈り機はレンタルできる
草が生え放題だと害虫が湧いたり、害獣の住処や通り道になったりと地域に損害を与えます。
損害を防ぐため、地域によっては草刈りを無償レンタルしている自治体もあります。
ですが「調べたけどうちの自治体は草刈りの貸し出しをやってくれなかった…」という地域もあるでしょう。
そんな地域にはホームセンターがオススメです。
たとえばホームセンターのカインズでは草刈り機を、1日1,500円と購入よりもうんと安い値段でレンタルできます。
ほかにも枝払いに便利なチェンソーや木を粉砕するガーデンシュレッダーなど、ちょっと手が出しづらい本格的な道具もレンタルできます。
「購入するほどでもないけど、試してみたい」と考えているならレンタルを試してみましょう。
根から引き抜くなら、地面が濡れているとき
ヨモギやスギナなどは地面がカチカチでも、繁殖する植物です。
根から引っこ抜こうにも茎でちぎれ、固い地面が掘れず苦労することもしばしば…。
地面がやわらかいと草は抜きやすくなるため、水をまいて少し待ってみましょう。
草が抜きやすく、地面が掘りやすくなりますよ。
ただし!雨が降った翌日なども草は抜きやすくなりますが、湿度が高いと体内の熱が外に逃げにくくなり熱中症のリスクが高まります。
気温が25度を超えると熱中症にかかりやすくなるため、湿度と気温が高い日は要注意! 熱中症のリスクに注意しながら草刈りをおこないましょう。
あれば便利!しぶとい雑草を根こそぎ取る道具
草刈りは素手でもできますが、道具があると格段にはかどります。
しかし慣れていないとどんな道具をそろえればいいか、わからないですよね。 カンタンに便利道具をまとめました。
「首長カマ」とも呼ばれ背の低い雑草を取るのに適したカマです。
地面を削るように使用するため、根も取りやすくなります。
くぎ抜きの要領で草を根からつかみ、引き抜く道具です。
道具自体は小さな物なので、植え込みなどの狭い範囲や手ではつかみにくい小さな草を抜くときに使います。
根が深いヨモギなどの雑草を根元から掘り起こせる便利な道具です。
立ったまま使えるため、力がこめやすく固い土でも掘り起こせます。
ほかにもコケをはがす、ブロックと地面の間の草取りにも便利です。 道具の使用後は草の汁や泥をキレイに水で落とし、ぞうきんで水気を取っておきましょう。 サビによる劣化が防げますよ。
草刈り機の使い方を知っておこう
草刈り機は手軽にレンタルもできる身近な道具です。
しかし回転する刃を持って広範囲を移動する危険な道具でもあります。
正しく利用し、ケガや事故を防ぎましょう。 草刈りの注意点は以下の通りです。
- 借りても購入しても、草刈り機の取扱説明書を必ず確認してから使う
- 作業前には刃の緩み、飛散カバーの異常などがないか点検する
- 作業に適した服装でおこなう。
- 作業着などの長袖長ズボン、ゴム長靴、フェイスガードなどを着用する
- 作業をはじめる前に石や空き缶などのゴミを取り除き、ブロックなどの突起物の場所を確認する
- キックバック(刃が木などに当たって跳ね返ること)に注意しながらおこなう
- 異常を感じたら、必ずエンジンを止めてから確認する
- 周囲に人がいないことを確認。複数人でおこなうときは間隔をあけて、呼びかけは離れた場所から笛や鏡などを使う
- 大きく振り回すと危険!歩幅程度に右から左に動かし少しずつ刈っていく
- 使用後エンジンを止めたら、汚れを取り除き、草刈り機に異常がないか確認。説明書に従い適切に保管する。
参考:消費者庁[刈払機(草刈機)による事故に注意しましょう!-手指の切断、目の負傷などの事故が発生しています-]
熱中症は危険!対策と注意点
熱中症は例年5万人以上の人が倒れ、救急車で運ばれる危険な事故です。
先の章で草刈りは春と秋におこなうとよいと書きました。
しかし近年では熱中症の危険ライン25度以上になる春や秋の日が、多々あります。 草取りをおこなうときには、以下のことに気を付けましょう。
- 帽子や日よけで直射日光を避ける
- 休息所でこまめに休憩をとる
- のどが渇いていなくても水分と塩分補給
- ひとりで作業せず、声を掛け合って作業する
5. 雑草を抜いた後の処理3選
雑草を抜いても、そのまま放置すると根を張って再生する可能性があります。
ビニールシートの上にならべ、日光で完全に乾かしてから処理するようにしましょう。
雑草を乾燥させれば水分が抜けて軽くなるため、大量の雑草を運ぶときにも楽になります。
では、乾かした雑草はどう処理したらよいか?まとめました。
地面に埋める方法
雑草を地面に植えれば自然に還して土の栄養分にするため、環境に負担がかかりません。
ただし、埋めるときはできるだけ深く穴を掘ってください。 浅い場所に埋めてしまうと根を張って再生してくることがあります。
目安としては約30から40㎝の深さに埋めるのがオススメです。
燃えるゴミに出す方法
暑い夏に草刈りや除草をおこなうと、穴を掘るのはとくに大変な作業…。
農地ならまだしも、庭に穴を掘るのは結構大変ですよね。
手間を省きたいなら燃えるごみとして、処分しましょう。
体積を減らすため、草をよく乾かし泥や砂を払ってください。
堆肥(たいひ)にする方法
堆肥(たいひ)とは、畑などの土に混ぜて使う肥料です。
堆肥を土に混ぜておくと、そこに植えた植物や野菜が育ちやすくなります。
雑草をうまく腐らせると堆肥になるため、家庭菜園やガーデニングをおこなっているかたにオススメです。
堆肥を作る場合は、以下の割合で材料をそろえてください。
雑草…6~7割程度
米ぬか…ごく少量(0.3割程度)
材料を用意したら、少量の水を加えながら上記の材料をよく混ぜます。
あらかた混ぜ終わったら混ぜたものの上から土をかぶせて、そのまま屋外に放置します。
あとは1ヶ月単位で掘り起こして、空気を含ませていきましょう。 繰り返すうちに雑草は分解されていき、半年程度経ったころには立派な堆肥となるはずです。
ちなみに造園業者や草刈り代行業者では、草刈りだけでなく草や木の枝の処分もおこなっています。
草の量は範囲が狭くても、背が高いとかなりの量になります。
セイタカアワダチソウやススキなど背の高い雑草でお悩みなら、業者に依頼するのも手ですよ。
5. まとめ
除草は雑草の性質に合わせておこなうことが重要です。
しつこい雑草でも根まで取り除けば、しばらく草が生えないどころか来年も草が育ちにくくなるかもしれません。
除草した後の草は、十分に乾燥させ適切に処理しましょう。
また、その後の除草作業を楽にするためにも、除草剤、防草シートや砂利などを活用してみてください。
「草刈りも、そのあとの防草シート張りも、草の処分も全部まとめて誰かにやってもらいたい!」なら【草刈り110番】がオススメです。
【草刈り110番】では、無料の現地調査と無料見積もりの作成からおこないます。
追加料金が見積もり後に料金は増えないので、はじめてのかたでも安心ですよ。草刈りの費用がいくらか気になるかたは、お気軽にご相談ください。
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